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食品科学科の日誌

食品科学科・1年農業と環境【ハクサイ管理・観察実習】

 1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の管理実習』として、ハクサイの追肥・中耕・土寄せを行いました。

 追肥に使用する肥料はどのような成分なのか、追肥・土寄せで注意する事は何かなどを確認してから作業を開始しました。

 追肥をする場所を確認しながら肥料をまき、立ち鎌で中耕・土寄せをしていきました。葉に肥料や土が乗らないよう注意を払いながら丁寧に作業を進めて行き、また、除草も合わせて行ったのできれいな圃場となりました。

  

   〈立ち鎌で中耕・土寄せをしています〉

   

    〈順調に生長しています!圃場もきれいになりました!〉

 

 その後、ハクサイとダイコンの観察とスケッチも行いました。

 播種・定植実習をしてから40日程経過し、現在の葉数がどれくらいなのか、葉の形状・大きさはどうか、色はどうなのかなどの変化や特徴などを観察しながらスケッチをしていました。

 ハクサイは結球が開始している株も見られ、順調に生長している様子を生徒たちは良く観察していました。

   

      〈観察・スケッチの様子〉

    

        〈生徒たちのスケッチ〉

 収穫時期には立派な作物の収穫が報告できるよう、頑張って実習に取り組んでいきましょう!

 

食品科学科・地域種苗会社訪問!圃場施設見学と打ち合わせを実施!

 食品科学科食品製造分会では、地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、今年度から野菜を活用したオリジナルレシピの開発を行っています!

 10月3日(火)に実際に圃場や施設を訪問し、実際に品種開発(品種育種)の様子を見学させていただきました。

 新たな品種が生み出される過程や家庭用野菜と業務用野菜の違いなど詳しく教えていただきました。また、今後のレシピ開発の打合せも行いその方向性を話し合いました。

  

  品種育苗圃場見学     レシピ開発打合せ

食品科学科・うつのみや食育フェア参加!

 10月1日(日)宇都宮城址公園で開催された「第18回うつのみや食育フェア」に参加してきました。

 製造したクリームパンとあんぱん、宮れもんパウンドケーキは開始1時間弱で完売し、雨天にも関わらず大好評でした。地域の食に関するブースも多数出ており、栄養や地産地消について学ぶことも多かったです。

 また、食品科学科生徒3名がボランティアとして宇都宮市食生活改善推進協議会ブースの補助として活躍しました。

 クリームパンやあんぱんは、11月18日(土)の学校祭でも販売予定です。お待ちしております。

  

   製造品販売     ブース補助ボランティア

 

食品科学科・2年総合実習【食パン・菓子パンの製造】

 総合実習「食品製造」で、食パン・菓子パン(あんぱん/クリームパン)の製造を実施しました。衛生管理を徹底し、製造原理や工程を理解しながら授業を展開しています。

今回行ったパンの製造実習の流れを説明します!

一次発酵を終えた生地を分割し丸めた後、ベンチタイムを経てそれぞれ成形・包餡を実施

します。

        食パンの分割・丸め 成形(型詰め)

成形後の生地は、ホイロに入れ最終発酵を行います。

あんぱんのごま付け        クリームパンの成形

最終発酵後、オーブンで焼成し袋詰めして完成です!

 焼成前の食パン       袋詰め

 食品科学科2年総合実習は12~13名程度の少人数で実験実習を展開しています。

 10月1日(日)うつのみや食育フェアや11月18日(土)学校祭でも販売を予定しています!

お待ちしております!

食品科学科・商品化打ち合わせを実施!

 食品科学科では、農業経営科が生産したトマトの規格外品を活用してうどんの開発をすすめてきました。今年度は宇都宮市城山地区で本校OBが生産される小麦(里のそら)を使用し、トマトの配合について実験を行いオール宇都宮のうどんが商品化に向けて動き出しました。

 9月26日(火)に宇都宮市中里町にある株式会社オニックス様を訪問し、商品化に向けてその形状や量等の最終打合せを実施しました。パッケージについては、デザイナーさんと打ち合わせを実施し流通経済科の研究班を中心にすすめています。

  

 うどんコンセプト説明    試食・打ち合わせ

 

食品科学科・農業と環境【秋冬野菜作付け実習】

 9月15日(金)に、1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の作付け実習』として、ダイコンの播種(はしゅ:種をまくこと)、ハクサイの定植を行いました。

 今年度の品種は、ダイコンは《三太郎》、ハクサイは《きらぼし》です。

 ダイコンの種子は小さいので播種の場所以外に落とさないよう気を付け、ハクサイは植え付ける深さや間隔、ペーパーポットを外す際に根を切らないなど様々な事に注意をしながら、生徒たちは丁寧に作業をすすめていきました。

  

         〈今年度の品種〉

   

            〈播種・定植実習の様子〉

  

     〈播種・定植後の圃場の様子〉

 播種・定植後は、ジョウロでかん水をしたり使用道具の整頓をしたりと、生徒たち同士で協力しながら最後まで一生懸命取り組んでいました。

 今後の圃場での実習は「追肥・間引き・土寄せ・除草」などの管理を行う予定です。

 立派な作物が収穫できるよう、全員で協力して実習に取り組んでいきましょう!!

食品科学科・2年生関連上級学校(国際テクニカル調理製菓専門学校)見学を実施しました!

 9月6日(水)に2年生が関連上級学校見学で、「TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校」に伺い、見学・調理実習を行いました。

 調理実習では西洋料理「牛肉のハンバーグステーキ~シャンピニオンソース・ポテトリヨネーズ添え~」と、製菓「カスタードプリン」の2種類を調理しました。

 講師の小口伸考先生と阿久津沙季先生によるデモンストレーションを全員で見学し、調理工程や使用器具の扱い方などのお話をお聞きしてから調理実習を開始しました。

 学生のみなさんにアシスタントとして各班に入っていただき、わからない工程や大切なポイントを優しく教えていただきながら調理を進めていきました。

   

   

              〈調理実習の様子〉

 小口先生からは『ハンバーグに使用する調味料の役割』や『調理中の音を良く聞く大切さ』などを、阿久津先生からは『盛り付ける際の彩りのバランス』など、調理を行う際にとても重要なアドバイスも教えていただきました。

   

       〈出来上がりました!〉

 ハンバーグとプリンの盛り付けが完成し、生徒たちは笑顔で試食をしていました。

 本格的な設備が整う中で調理実習を行うことが出来、生徒たちにとってはとても有意義な時間となりました。今後の進路選択や学校生活にも活かしていきたいです。

 お忙しい中、校長の小林先生、講師の小口先生、阿久津先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。

 

食品科学科・第22回JAグループ栃木 パワフルアグリフェア 参加

 7月22,23日にみずほの自然の森公園で開催されたパワフルアグリフェアに私たちが担い手支援課のブースで宮れもんパウンドケーキを販売しました。活動を紹介するパネル展示やアンケートも実施し、販売だけではなく農家の方々と意見交換など交流をもつ有意義なイベントとなりました。

      販売の様子

食品科学科・3年生【菓子製造講習会】を実施しました!

 7月13日(金)に、3年生で菓子製造講習会を行いました。

 今回は、国際TBC調理・パティシエ専門学校の雨笠先生に講師をお願いし、4名の学生の方にもご指導いただきながら『スフレチーズケーキ製造』を行いました。

 雨笠先生のデモンストレーションを見学しながら作業工程やポイント、注意点などを細かく教えていただきました。生徒たちはプロの技術を目の前で見られるということで、真剣な表情で見入っていました。

 各班で作業を行う際には、学生の方から機械の使用方法や工程の細かいポイントを優しく・丁寧に教えていただきながら取り組んでいました。

    

   

                    〈実習の様子〉

 オーブンで焼成の間には、雨笠先生から原材料の特徴やレシピ開発についての失敗やおもしろさ、チャレンジする楽しさなどを実体験も交えながらお話をしていただきました。

 生徒たちは授業実習だけでは得られない様々な事を、見て・感じて・学ばせていただき、とても有意義な講習会となりました。

 お忙しい中、雨笠先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。

  

 

食品科学科・1年生農業と環境【春夏野菜収穫実習】

 1年生の「農業と環境」で、春夏野菜として作付けをした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習』を行いました。

 ジャガイモ・トウモロコシともに4月中旬に植付け・播種をしてから84日程経過し、無事に収穫の時期をむかえました!

 両作物とも、追肥や除茎・土寄せ・間引き・除草などの管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず、立派に生長しました!!

 ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々にジャガイモが出てくることに驚き、トウモロコシ収穫では、自分の身長ほどに生長した茎から子実をもぎ取るたびに、収穫が出来る嬉しさに声を上げていました。

   

            〈ジャガイモ収穫の様子〉

   

             〈トウモロコシ収穫の様子〉

 生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、日々の管理実習を行ったりした作物の収穫が出来た喜びを感じながら、実習に取り組んでいました。