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食品科学科の日誌

地域/学科間連携!

 今年度からはじめた「新たなレモンの産地宇都宮から「宮レモン」活用した商品開発!~地域活性化と地産地消食育プロジェクト!」が第5回「全国高校生農業アクション大賞」の認定グループとして選出され、認定証と記念品が事務局より届きました。
 11/2(火)宇都宮市内の宮レモン農家を流通経済科の研究班と共に訪れ、収穫及び商品開発を行っている「宮レモンパン」の試食会やパッケージの相談を行いました。
  
 11/12(金)白楊祭(校内公開)には、「宮レモンパン」試作品のプレ販売会を実施しました。パッケージには「宮レモンパン」のアイコンとなるような流通経済科が作成したシールが添付されています。また裏面表示にGIGAタブレットで作成したQRコードからアクセスできるアンケートを添付し、ここで得たご意見をもとに商品開発を進めていきたいと思います!
 

食品科学科・食品製造【リンゴジャム製造実習】


 「食品製造」の実習で【紅玉】を使用して『リンゴジャム製造』を行いました。
  

 まずは、リンゴの洗浄やカットなどの調整を行いました。
 芯の部分や皮を除去した後に5ミリ幅にカットしていきます。皮などの異物混入をしないように注意を払いながら、また、リンゴの褐変が進まないよう各班で協力して手早く作業を進めていました。
  

 調整後に“クエン酸”や“ペクチン”、“砂糖”などを添加し、アクを丁寧に除去しながら煮詰めていき、殺菌済ビンに手早く充填していきました。
   

 その後、殺菌・冷却を行いました。
  

 今後の実習でラベル貼りの工程を行い、校内販売にむけて製品にしていきます。

食品科学科・総合実習【食品化学】


 前回に引き続き、2年生の「総合実習」の授業風景です。
 今回の「食品化学」では、『中和滴定法』の実験を行いました。
 『中和滴定法』とは中和反応を利用し、食品中に酸がどれくらい含まれているかなどを調べる実験方法です。
 今回は”食酢”を試料としました。
  

 班ごとに手順を確認しながら滴定を行い、どれくらいの酢酸が含まれているかを求めていきました。
   


 今回の実験では、基本的な器具の操作方法や使用する薬品の取り扱い法などを学習しました。

食品科学科・総合実習【微生物利用】


 前回に引き続き、2年生の「総合実習」の授業風景です。
 今回の「微生物利用」では、『納豆菌について』の実験を行いました。
 実験の目的や納豆菌について、培地調整方法の説明を聞いてから、班ごとに実験を開始します。
 はじめに培地の調整・溶解・滅菌の工程を行い、滅菌シャーレに分注し”平板培地”を作成します。
   

 そして平板培地に《納豆菌》や、抗菌作用があると言われている《ワサビ・ショウガ・ニンニク》を”白金耳”と言う器具を使用して塗抹(培地に塗り広げること)しました。
    

 その後は一定の温度で培養し、2~3日後にどのように変化しているかの観察を行います。
 今回の実験では、培地の調整方法や分注の仕方、器具の基本的操作などを学習しました。

食品科学科・農業と環境【ハクサイ管理実習】


 1年生の「農業と環境」の実習を行いました。
 今回の実習内容は『ハクサイの追肥・土寄せ・除草』です。
 まず、現在の葉数がどれくらいなのか、色はどうなのかなどの変化を観察しました。
 その後、追肥に使用する肥料はどのような成分なのか、追肥・土寄せで注意する事は何かなどを確認してから作業開始です。

 追肥をする場所を確認しながら肥料を撒き、立ち鎌で土寄せをしていきます。
 葉に肥料や土が乗らないよう、注意を払いながら丁寧に作業を進めて行きます。
 また、除草も行いとてもきれいな圃場になりました。
   

   
 
 定植をしてから約2週間が経過し、葉数も順調に増加しています。
 このまま順調に生長し、収穫時期には立派な作物が収穫出来るよう、今後も管理実習を定期的に行っていく予定です。
  

食品科学科・総合実習【食品製造】


 食品科学科2年生「総合実習」の授業は、「食品製造」「食品化学」「微生物」の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ内容を実験や実習を通して体験的に学ぶ科目です。
 今回の「食品製造」の実習では、『ブルーベリージャム製造』を行いました。

 ブルーベリーに”砂糖”・”クエン酸”・”ペクチン”などを添加し、丁寧にアク取り作業をしながら煮詰め具合を調整・確認し、その後、手早く殺菌済のビンに充填していきます。
   

 充填後ふたを締め、ビン周りの拭き取りや異物混入の有無を目視で確認後、殺菌・冷却を行います。
   

 今後の実習では、最終検品・ラベル貼りの実習を行い、校内販売に向けての製品にする予定です。

食品科学科・農業と環境【秋冬野菜作付け実習】


 9月14日(火)に1年生が「農業と環境」の圃場でハクサイの定植と、ダイコンの播種(種まき)を行いました。
 品種はハクサイは《黄ごころ65》、ダイコンは《おでん大根 味福》です。
  
 
 ハクサイは夏季休業中に食品科学科職員が播種を行い、本葉が5枚ほどに生長した苗を定植しました。
 植え付けの深さや、ペーパーポットを外す際に根を切らない等を注意して、定植を行いました。
 ダイコンの種子は小さいため、各自の場所以外に落とさないよう確認をしながら丁寧に播種作業を行いました。
   
   
    
 2学期がスタートし最初の圃場での実習でしたが、周囲と協力しながら実習に取り組んでいました。

 今後の圃場での実習は、追肥や間引き・除草などを行う予定です。収穫時期に立派な作物が出来るよう、全員で協力して実習に取り組んでいきましょ!!

食品科学科・農業と環境【トウモロコシ収穫実習】


 先週に続いて1年生の「農業と環境」で春夏野菜として作付けをした『トウモロコシの収穫実習』を行いました。
 トウモロコシは4月中旬に播種をし、間引きや追肥・除房・除草などの管理実習を定期的に行いながら栽培してきました。

 収穫時期のトウモロコシは、どの様に変化しているのか?どんな風になったら収穫適期なのか?などの観察を行ってから『収穫実習』を開始しました。

   
  
 2m以上に生長したイエローポップ

 収穫を行う際、生徒たちは「収穫出来て嬉しい!!楽しい!!」気持ちのようで、満面の笑みでトウモロコシ収穫に取り組んでいました。
 収穫後のゴールドラッシュは各自持ち帰り、イエローポップはハウス内で乾燥させてから、ポップコーン実習に使用する予定です。

   
 収穫後のゴールドラッシュ  収穫後のイエローポップ

食品科学科・農業と環境【ジャガイモ収穫実習】


 1年生の「農業と環境」で、春夏野菜として作付けをした『ジャガイモの収穫実習』を行いました。
 ジャガイモは4月中旬に作付けをし、追肥や除茎・土寄せ・除草などの管理実習を行い、無事に収穫時期をむかえました。

 各自の場所を掘り起こすと、土中から次々とジャガイモが出てきて、生徒たちは”ジャガイモがたくさん!!”、”大きなジャガイモだよ!!”などの声をあげながら、収穫を行っていました。
   
  

 生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、管理実習を行ったりして収穫が出来た喜びを感じながら、笑顔で収穫を行っていました。

食品科学科・農業と環境【春夏野菜観察実習】


 1年生の「農業と環境」の実習を行いました。
 今回は、ジャガイモ・トウモロコシの『観察実習』を行いました。
 春夏野菜として、《植付け・播種(種まき)》をしてから1ヶ月半ほど経過し、現在の生育状況の確認として、草丈や葉齢などの計測、茎や葉の形・花色などの特徴の観察とスケッチを行いました。
   

 ジャガイモは可愛らしい紫色の花が咲きはじめました。
 トウモロコシは、草丈約60~70センチ、葉齢7.5~8ほどに生育しています。
   

   
               生徒たちのレポート

 ジャガイモもトウモロコシも、順調に元気に生育しています!!
 収穫時期に立派な作物が収穫出来るよう、今後も管理実習を定期的に行っていく予定です。