植物科学科の活動

植物科学科日誌

とちぎものづくりフェスティバル《フラワー装飾》出場【植物科学科】


10月24日(土)に栃木県央産業技術専門校にて、植物科学科2年生大類なずなさん、若菜亜海さんが出場してきました。10月から計10回、放課後に練習してきました。
競技内容は、バスケットアレンジメントとブートニアです。バスケットアレンジメントでは、30分間でドーム型のアレンジメントを作成していきます。
県内の農業高校計8名が出場しました。

《バスケットアレンジメント》競技時間30分
  

《ブートニア 》競技時間20分
  

競技を終えて・・・

《大類なずなさん》
先週、私はフラワー装飾の大会に若菜さんと出場してきました。
大会の練習は一ヶ月ほど前から始め、お花の組み合わせやバランスなど何度も練習しました。
当日は、とても緊張しましたが、納得のいく作品ができたので満足しています。他の選手の作品は、非常に完成度が高く驚きました。練習期間から大会当日までとても良い経験ができました。
来年度も是非フラワー装飾に挑戦したいと思っています。指導して下さった先生に感謝したいです。

《若菜亜海さん》
練習している時は、決められた長さにカットしたり、花の配置に苦戦しまし時間内に完成するか不安でしたが、毎日練習することで少しずつ上達することができました。
本番では、周りの雰囲気に圧倒され、少し焦りましたが時間内に終わらせることができました。貴重な体験をすることができました。
来年度は、さらに練習して入賞できるように取り組んでいきたいと思います。

イチゴのマルチ張り【農業科・生工科・植物科】

本日は、課題研究(農業科3年・生物工学科3年)の授業にて、イチゴのマルチングを行いました。


定植は9月24日(木)に植物科学科2年生で作業を完了させています。
あれから1か月が経ち、根がしっかりと活着して植物体として成長が安定してきたため本日実施しました。


このあと花芽の発生にあわせて温室内にミツバチを導入します。

畑の途中報告【植物科学科】

植物科学科1年生が「農業と環境」の授業で、9月になってからダイコンの種まきやハクサイ苗などの定植作業を行いました。

あれから1か月から1か月半が経ち、小さかった植物体がそれらしい野菜のかたちになってきました。

手前や中ほどはダイコン。奥はサトイモ。


ハクサイ、ブロッコリー、レタスなど。


昨日(10/18)、男体山が初冠雪でした。季節が少しずつ冬に移り変わっていますね絵文字:雪

オーストラリアへのイチゴ輸出プロジェクト1【生工科・植物科】

7月17日の生物工学科のページに下野新聞社の取材について掲示しました。その続きになります。

このプロジェクトは、日本のイチゴをオーストラリアに輸出するための栽培管理マニュアルを作成することが目標です。

そして、オーストラリアのお客様が「購入され、召し上がり、体調を崩さない」という品質保持や食中毒防止についても調査・研究をしています。

露地栽培のイチゴは、オーストラリアは輸入しません。このことを想定して本校敷地内の温室で試験区(10月9日に定植)を設定し、生育調査を行っています。


現在、品質保持について果実の硬度ついて注目し、プランターごとに肥料成分の差をつけて調査しています。


実現まで数年はかかる見通しです。コツコツと頑張っていきましょう。

シャインマスカットの収穫【植物科学科】

植物科学科2年生の実習でシャインマスカットの収穫をしました。

袋の中のブドウが病害果の少ないもの、粒の形がいいものなどの確認をし収穫。


今年は7月の長雨と8月の猛暑により病気も多く出てしまいましたが、その中でもよい房を収穫しようと一生懸命作業に取り組みました。

実習の後半には自分たちで収穫したシャインマスカットを試食。


小さい粒、黄色の粒で味の違いが出るのかを確認しながら試食しました。
それぞれ好みが分かれたようですが、美味しいとの声が多く聞こえてきました。

作物部報告【農業科・植物科学科】

最近の作物部の実習内容について紹介します。

岩舟農場にて3年生による酒米・山田錦の稲刈りが始まりました。


3年生はコンバインに初めて乗車。先生の指示の下、刈り取り作業を行いました。


本校で手刈り実習を経験した事もあり、
「機械での収穫は早いですね。」
「怖かった。けど楽しかった。」
と生徒の声。とても良い収穫体験になりました!!!
酒米については収穫・調整後、例年通り飯沼銘醸株式会社様に納品。
栃農産酒米を使った日本酒になる予定になっています。


1年生の実習では精米について学びました!
玄米を精米すると、白米と糠にわかれます。
この日は精米を行い、白米の袋詰めを行いました。


白米を袋に入れ計量。その後蝶結びに縛りました。
「縛るのが難しい。けど慣れてきてうまくなってきた。」
「計量一回でぴったりになった。」
などと、生徒の声。楽しくまた正確に実習を行いました。


無事完成!!!
綺麗にできました!!!

水田完成!【植物科学科】

4月から取り組んできた本校での水田作りが、約半年という月日をかけてようやく完成しました。入水口や排水口の設置では、農業土木科の生徒に協力してもらい学科の枠を超えた活動になりました。

 

新型コロナウイルス対策による休校期間中は、教職員が水田の枠作りから水口作りまでを行いましたが、その後の田植えからの調査・管理は農業科3年作物専攻生・植物科学科2年土地利用コース選択生で行いました。収穫まで残り2週間、多くの生徒・教職員の協力によって今日に至ります。心より感謝申し上げます。

イチゴの定植【植物科学科】

植物科学科の2年生が野菜の授業でイチゴの定植を行いました。

生食の他加工品に使っても甘みと酸味のバランスが良いとの理由で今年度も「とちおとめ」を栽培していきます。



朝夕や授業などで栽培管理を行っていき、良いイチゴを作っていけるように頑張りたいと思います!!
また並行してJGAPの維持にも取り組んでいきます。

無菌操作の実技テスト【植物科学科】

9月14日(月)2年1組の「植物バイオテクノロジー」の授業で無菌操作の実技テストを実施しました。

植物バイオテクノロジーの授業でよく使うのが、下の写真にあるクリーンベンチという実験装置です。
このクリーンベンチは、操作台内にきれいな空気を流すことで、菌のいない無菌環境を作り出すことができます。
植物バイオの多くの実験では、雑菌が混入しないよう正確な無菌操作が求められます。今後の実験に向けて、無菌操作の手順を学ぶことができました!

  
実験器具の殺菌                  ガスバーナーの準備    

ハクサイの定植【植物科学科】

9月9日(水)1・2時間目の「農業と環境」の授業で、植物科学科1年生がハクサイの苗を定植しました。

セルトレイから苗を取り外し、根鉢を崩さないようにしてひとつひとつ丁寧に作業しました。少しヒョロッとした徒長ぎみの苗は、子葉の下まで土を盛って今後の成長を促します。


苗を運ぶ生徒、植え付ける場所にあらかじめ穴を掘る生徒、定植後の苗にジョウロやホースでかん水する生徒など、役割分担をして作業することができました。


クラスメイト同士で力を合わせて約400株を定植しました。また、この日はダイコンのたねまきから一週間後です。生徒たちがしっかりと朝のかん水を行った結果が現れました。


今後も管理作業が続きますが、粘り強く取り組んでいきましょう!