食品科学科の活動

食品科学科日誌

ソーセージ製造【キャリア形成支援】

3年生のキャリア形成支援事業を実施しました。

今回は肉加工講習会として、下野市の精肉店「ダンケ」の松岡様をお呼びしてソーセージを製造しました。

 

挽肉を羊腸に詰める作業に苦戦していましたが、何回も挑戦していくうちに段々と上手に出来るようになり、最終的には商品のようなソーセージを作ることが出来ました。

普段はスーパーで購入するソーセージを自分達の手で作るという貴重な経験ができました。

ダンケの松岡様大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

季節の果物を使った加工品製造

秋は色々な果物が旬を迎える季節。本校では、ブドウジュースやブルーベリージャム、リンゴジャムの製造をしています。

ブドウジュースは栃木市産のベリーAを使って、濃縮タイプのジュースを製造、ブルーベリーは鹿沼市産を使用しています。

フレッシュな果物そのものを味わうのは格別ですが、加工品にして、秋の味覚を長く楽しむのもまたいいものです。ジャム類は11/18の栃農祭でも販売しますので、楽しみにしていてください!

あんパン製造

みなさんは[あんパン]の飾りに何を連想しますか?ゴマ、ケシ、桜の塩漬け……色々ありますよね。どれもあんパンらしさを象徴する飾りですが、本校では、あんパンに[桜の塩漬け]を使用しています。

校外で販売の機会もあるあんパン。今回の実習では、1年生が入学後初めてチャレンジしました!製パンは何度か実施しているので、分割•丸めは段々と要領を得て来た1年生。

予め丸めておいたあんこを生地に包んでいきます。数をこなすうちに、段々と上手になっていきます。今回は販売品ではありませんでしたが、販売の際には桜あんパンならではの風味を楽しんでくださいね花丸

 

 

食パン製造

まだまだ蒸し暑い日が続いていますね。こんな日こそ、酵母は元気に活動します!

2年生の授業で食パンを製造しました。数量限定のため外部に販売する機会は少ないですが、人気の一品です。

本校では、3斤の型に入れて焼成しています。

 

 

 

 

焼きたてパンの匂いは格別! 食欲をそそります!

2学期も、実習や実験等の様子を紹介していきますので、お楽しみに!

 

 

出前講座【食品科学科】

食品科学科の1年生が出前講座を受けました。
今回は東京農業大学オホーツクキャンパスから佐藤先生をお迎えして
「美味しさと香り~香りの不思議な世界~」というテーマで
食物の美味しさに関わる要因の1つである「香り」の重要性や
食品香料(フレーバー)と香粧品香料(フレグランス)について講演していただきました。

数種類の香気成分を混ぜてリンゴの香りに調香したり
砂糖とクエン酸で味付けした水に香料を加えて美味しいジュースを作ったりと
実際に体験することで香りが食品に及ぼす影響を肌で感じることができました。
美味しさと香りの関係について楽しみながら学ぶことができる貴重な時間となりました!



HACCP講習を受けました!

食品の安全に関する普及啓発事業の一環として、
栃木県生活衛生課から講師を招いて「HACCP」についての講習を受けました。

HACCPとは?
⇒「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略で、
 直訳すると「危害要因分析重要管理点」という意味です。
 食品事業者が食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、
 原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために
 特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保する衛生管理の手法です。

平成30年6月に食品衛生法が改正されたことにより、
全ての食品事業者に「HACCP」に基づく衛生管理が義務付けられました。
今回は実際に食品事業者が実施する衛生管理について、
講義やグループワークを通して学ぶことができました。

コピー食品作りに挑戦!!

1学年の食品化学の授業でコピー食品作りに挑戦しました。
今回は架橋反応について学ぶため、人工いくらを作りました!

架橋反応とは?
⇒分子鎖(分子が鎖状に長くつながったもの)の間にけるように
 他の種類の分子がつながる反応のこと

今回の実験ではアルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムを反応させて、
カルシウムイオンがアルギン酸同士を橋渡しすることを利用。

今回はアルギン酸ナトリウム溶液に食用色素を入れて着色しました。
1班2色(1色は赤色、1色は自由に選ぶ)で着色を行いました。
用意した色は赤色、黄色、青色。
限られた色素の中で色を混合するなど試行錯誤しながら
各班でオリジナルな色を作り出していました。

 

 

イチゴ収穫

イチゴジャムの原料を収穫するため、栃木市内の谷中農園にお邪魔しました。みんなで協力しながらとちおとめを中心に収穫し、約180キロ収穫しました!採ったイチゴは、すぐにヘタ取り•洗浄。イチゴの色素は水溶性のため、色が抜けないよう素早く作業します。最後に、糖漬け後、冷凍しました。今年の栃農祭でも販売予定です!谷中農園さん、ありがとうございました。

ジャムの季節

更新を心待ちにして下さっていた方、お待たせしました、今年度初投稿です!

食品科学科では、4月〜5月にかけて、季節の果実をジャムに加工しています。今年度も、国産甘夏をマーマレードに、栃農産とちおとめをいちごジャムに加工する[食品製造実習]が始まりました。これらのジャムは、生徒はもちろん、[栃農の顔]として学校行事に関連する手土産贈答品として使われます。

 

今年も、栃農マルシェや栃農祭で販売予定です!お楽しみに

味噌製造

 食品科学科では1月から2月にかけて味噌実習を行っています。この時期に仕込み、11月頃から栃農祭や栃農マルシェで販売、また近隣小学校の給食(栃農給食DAY)や栃農収穫祭の味噌汁等にも活用されています!!!

 

〇材料〇

県内産大豆(栃農産大豆も使用)、栃農産米、塩、種麹

 

(1)米麹造り

(2)切り返し

(3)煮大豆、米麹、塩を混ぜ合わせる

(4)丸めて樽に詰める

(5)ふた塩し、重石をのせて約10か月程熟成させる

 

(1)(2)米を蒸し50℃くらいに冷めたら麹菌と混ぜ合わせる。熱々のお米に混ぜると麹菌が熱により死滅してしまう為。

最初は塊でしたが切り返しを行うことで、パラパラになっていく様子に生徒も驚いていました。

 

(3)煮大豆は前日に浸水することで約2倍くらいに大きくなります。しっかり潰した後米麹、塩を加え均等になるよう混ぜます。

 

 

(4)ソフトボール大に丸め樽に詰めていきます。

 

(5)ふた塩をすることでカビの発生を防ぎます。味噌の重量に対して30%の重石をのせアルコールを噴きかる

 

 完成が楽しみです。機会がありましたらぜひ栃農産味噌をご賞味下さい!!!