食品科学科の活動

食品科学科日誌

総合実習【食品科学科】

1~3時間目に2年生の総合実習がありました。
食品製造ではうどんの製造、食品化学では香気成分の合成、微生物では手指の細菌検査を行いました。

食品製造では中力粉、塩、水でうどんを製造しました。
コシのあるうどんにするためにしっかりと足で踏みました。
均等に2㎜幅に切るのが難しく苦戦していましたが、おいしいうどんが完成しました!


食品化学ではアルコールとカルボン酸の脱水縮合により得られるエステルで果物の香りの合成に挑戦しました。
アルコール類とカルボン酸類を1つずつ選び、生成したエステルの香りを確認して連想できる果物を考えました。
各々で組み合わせを考えながら、楽しく香りを作ることができました!
好きな果物の香りを合成するのにみんな悪戦苦闘していました。


微生物では肉汁寒天培地を使用して、手に付いている細菌に対する手洗いやアルコール消毒の効果を調べました。
今回は①何もしない状態②水洗い③石鹸で手洗い④アルコール消毒と4段階で検証します。
培地は30℃で2~3日間培養するので、結果は後程わかります。
2~3日後にどんな結果になっているのか楽しみです!

クリームパンの製造【食品科学科】

2・3年生の食品生産という授業でクリームパンを製造しました。

今月は「栃農夏のパンまつり」と題して、

第1週はクリームパン、第2週はカレーパン、第3週はあんパンを製造する予定です。

夏休みまでの3週にわたって、ひたすらパンを製造します。


2年生にとっては初めてのクリームパン製造でしたが、上手に成型が出来て生産ロスを0にすることが出来ました。

3年生の実習では生産ロス0はもちろんのこと、素早く綺麗に製造することが出来ました。

製造したパンは職員や生徒に販売し、ご好評につき即完売となりました!

ご購入いただいた皆様ありがとうございました!

 

いちご収穫【食品科学科】

2年生の総合実習でイチゴジャムの原料となるいちごの収穫を行いました。
毎年お世話になっている谷中農園さんにて「スカイベリー」と「とちあいか」を収穫しました。
生徒たちは真剣な眼差しでいちごを選別し、真っ赤ないちごを見つけると、嬉しそうに報告してくれました。
生徒たちの頑張りもあり、合計約200kgのいちごを収穫することが出来ました。
谷中農園さん大変お世話になりました!

収穫後は3年生がヘタ取り・糖漬けを行い、冷凍保存してイチゴジャムの製造時に使用します。
今回収穫したいちごを使用して製造するイチゴジャムは栃農祭でも販売する予定です。
生徒たちが収穫から製造まで携わったイチゴジャムをぜひご購入ください!

2年生総合実習【食品科学科】

2年生の総合実習が始まりました!

本校の総合実習は食品科学科の三本柱である
食品製造」「食品化学」「微生物」の3つに分かれて実験実習を行います。

今回は食品製造についてご紹介します。
本日の実習テーマは「イチゴジャムの製造」

ジャムは果実中のペクチンが糖と酸の作用によってゼリー化したものです。
ペクチン、糖、有機酸の量が一定の割合を保つことで、ペクチンが凝固してゼリー化します。
そのため、「ペクチン」「」「有機酸」をゼリー化の三要素といって、
ジャムを製造する上で重要な役割を担っています。

今回は原料であるイチゴの重量に対して、
ペクチンが0.8%、砂糖が60%、クエン酸が0.3%の割合で製造しました。
プレザーブスタイル(ジャムの中に形が残った果実や果肉が入っているもの)の
イチゴジャムを製造したため、食べ応えのある美味しいジャムが出来ました!

今年も味噌づくりの季節がやってきました!

食品科学科毎年恒例の味噌づくりを行いました。

栃農祭でも大好評だった味噌は毎年1年生~3年生および職員一同が作業を分担し、

食品科学科一同で協力しておいしい味噌が出来ることを目指して製造しています。

今年度は

1年生が米の洗浄・浸漬、切り返し

2年生が大豆と米麹の混合~樽詰め

3年生が米の蒸煮、種付け

職員が切り返し、大豆の蒸煮を担当しました。

認定こども園さくらさんとの交流【食品科学科】

食品科学科の2年生が認定こども園さくらさんとの交流を行いました。

今回は「黒大豆を使った味噌づくり」

年中組のみなさんと一緒に次の作業を行いました。

①蒸した黒大豆を手でつぶす。

②①に米麹(蒸したお米に麹菌を種付けし、繁殖・発酵させたもの)を加えてよく混ぜる。

③②に塩を加えてよく混ぜる。

④全体がよく混ざったら味噌玉を作り、たるに投げ入れる。

園児のみなさんはつぶしたり混ぜたりするのが楽しかったようで、

大豆や米麹の手触りを肌で感じながら、元気よく一生懸命混ぜていました。

実際に手で触って味噌づくりを体験できたことが食育に繋がればいいなと思います。

高校生にとっても園児たちとの交流は毎回刺激になっており、

今後とも継続してやっていきたいと思います!

認定こども園さくらの先生方、年中組のみなさんありがとうございました!!

パウンドケーキ製造【食品科学科】

発酵食品流通コース2年生の食品生産という授業でパウンドケーキの製造を行いました。

今回で3回目の製造になるので、慣れた手つきで上手に作業することができました!

 

美味しくできたパウンドケーキは校内で販売を行い、

販売開始から 約30分で完売しました。

購入いただいた皆様ありがとうございました!

デコレーションケーキ製造【食品科学科】

12月中旬~下旬にかけて各学年でデコレーションケーキの製造を行いました。
今年は1年生がIFC調理製菓大学校、2年生がTBC学院テクニカル宇都宮校より講師を招き、
プロの技術を学びながらお手本を真似して製造しました。
3年生は各々のイメージで思い思いのケーキを自由に製造しました。

1・2年生はプロの技術を目の前にして感嘆の声をあげており、
3年生は自分の思い描く理想のケーキを製造することができて満足気でした。

  

  

  

ソーセージ製造【キャリア形成支援】

3年生のキャリア形成支援事業を実施しました。

今回は肉加工講習会として、下野市の精肉店「ダンケ」の松岡様をお呼びしてソーセージを製造しました。

 

挽肉を羊腸に詰める作業に苦戦していましたが、何回も挑戦していくうちに段々と上手に出来るようになり、最終的には商品のようなソーセージを作ることが出来ました。

普段はスーパーで購入するソーセージを自分達の手で作るという貴重な経験ができました。

ダンケの松岡様大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

季節の果物を使った加工品製造

秋は色々な果物が旬を迎える季節。本校では、ブドウジュースやブルーベリージャム、リンゴジャムの製造をしています。

ブドウジュースは栃木市産のベリーAを使って、濃縮タイプのジュースを製造、ブルーベリーは鹿沼市産を使用しています。

フレッシュな果物そのものを味わうのは格別ですが、加工品にして、秋の味覚を長く楽しむのもまたいいものです。ジャム類は11/18の栃農祭でも販売しますので、楽しみにしていてください!