食品科学科の活動

食品科学科日誌

キムチ製造【食品科学科】

まだまだ寒い日が続きます、そんな日には熱々でピリ辛なキムチ鍋が食べたくなりませんか?

食品科学科では毎年冬野菜を使用してキムチも製造しています!! 今年は食品科学科2年生の畑で収穫した 『白菜、大根、人参、ネギ』を活用しました。その他にも 粉末唐辛子、生姜、にんにく、アミの塩辛、イワシのエキス、昆布茶、ザラメ、白玉粉(とろみ付け) たくさんのうまみ成分が入っています。

 

(1)白菜の下付け

白菜に2.5%の塩をぬり上から重石をのせ3日程漬ける。その後天地返しをする(上下変えること)

(2)具をつくる

野菜は千切りにし、調味料は全て混ぜ合わせる。

(3)糊を作る

白玉粉を水によく混ぜ火にかけの糊状にする

(4)つけ込み・熟成・保存

具と糊を混ぜ合わせる(アン)→白菜の水気を切り1枚ずつアンをはさんでいく→2日位涼しい場所に置き完成。すぐ食べたくなる気持ちを抑え、2日程熟成することによってうまみが白菜全体に染み込みおいしい栃農キムチの出来上がり!!

 

   

  

 

 

 

  

たくあん作り【食品科学科】

1年3組「農業と環境」の実習の様子です。

今回の実習は、2学期に栽培していたダイコンを使いたくあん作りを行いました。

まず、ヌカに、食塩、香りづけの為のゆずの皮、旨味を出すための昆布・鰹節・ザラメを入れて混ぜ合わせます。

                

その後、樽にヌカ→ダイコン→ヌカ→ダイコン→ヌカと重ねていき重石を乗せ終了!

時々ヌカの様子を確認しながら、1カ月ほど漬け込んでいきます。

食品化学実験(有機酸の定量)【食品科学科】

1月30日(月)総合実習にて食品化学実験(有機酸の定量)を行いました。身近な食品(食酢、ジュース、ヨーグルト)を使用して、有機酸の含有量を測定しました。

※有機酸とは、食品の中では、酸性を示す物質であり、一方では除菌・抗菌・消臭・防カビなど期待される物質もあります。身近なものだと、梅干しやレモンなどに含まれる「クエン酸」、食酢に含まれる「酢酸」などがあります。

生徒達は、初めて使用する安全ピペッターやビュレットに苦戦しながらも、色の変化に注意しながら実験に取り組んでいました。

ボイラー取扱技能講習会実施【食品科学科】

1月23日、24日の2日間、日本ボイラー協会主催のボイラー取扱技能講習が本校視聴覚室において実施され、食品科学科2年生35名が受講しました。2名の講師の先生から、ボイラーにおける基礎知識や法律など細かく丁寧に教えていただきました。学校でも、ジャム製造に使用する二重がまや味噌製造に使用する蒸器などボイラーが使用されているので、興味・関心を持つよい機会になったと思います。

      講習会の様子

さくら保育園 味噌製造交流【食品科学科】

1月20日 さくら保育園の園児さんたちと2年3組で味噌の仕込みを行いました。

栃木市の名産物黒大豆を使用しました。豆は前日に親指と小指でつぶせるくらいまで柔らかく煮込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒大豆を潰す→米麹と塩を加え混ぜる→団子を作り樽に詰めて一年熟成させる。

今回さくら保育園に提供した味噌は去年の物になります!!!味噌実習の他にも味噌になるまでの工程を説明しました。生徒も改めて理解し楽しく交流できた時間となりました。

さくら保育園さんありがとうございました。

 

 

 

 

秋ジャガイモの収穫【食品科学科】

1年3組『農業と環境』の実習の様子です。

今回の実習は秋ジャガイモの収穫を行いました。

1学期にジャガイモの収穫を経験しているので、生徒たちは手際よく収穫をしてくれました。

    

収穫したジャガイモは、来週行われる収穫祭で使用されます。

【品種:デジマ(オレンジコンテナ)、ニシユタカ(青コンテナ)】

 

製パン実習【食品科学科】

 食品科学科では、年間を通じて様々な種類の製パン実習があります。

メロンパンやクリームパンをはじめとする販売用のパン製造実習では、皆同じ規格の製品に仕上がるよう注意しながら製造しています。実習を重ねるに連れ、皆上達していきます!生徒同士教えあう姿も見られ、同じゴールに向かって協力し合う姿に成長を感じます!

 

国体おもてなし製品について【食品科学科】

今更ながら…先月の記事ですが、ご報告です。 

10月は、本県において「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が開催され、本校生徒も運営ボランティアに携わりましたが、本校食品科学科も「おもてなし製品製造・提供」を通じて地元開催を盛り上げるべく尽力しました。

授業・部活動で製品を考案。地元の農産物を使用した「オリジナル焼き菓子」を目指し、課題研究地域連携班、農業環境部食品科学班が、知恵を絞りました。「地産地消・地域PR」をコンセプトに製品開発し、県内外に地域をPRする機会の1つとし、会期前にはNHK宇都宮放送局様により取材・関東圏内に放映されました。

    

 

配布までの半年間、製品の考案から試作においては様々な課題がありましたが、製造した200セットをマルワアリーナ前にて配布し、県外から訪れた選手・応援の方々、地域の方々に日頃の学習成果を披露することができました。おもてなし製品制作にあたり、栃木市役所の皆様、大変お世話になりました。

今年も...大福製造が始まりました!!【食品科学科】

10月中旬から毎週のように大福製造を行っています!栃農祭でより良い生産物を販売できるよう練習しております。

 

まずはもちベース、砂糖、お水を加え混ぜ、綿状に形成しせいろへ敷き詰めていきます。

 

 

その後40分蒸していきます。蒸し上がったらもち粉を加えさらに混ぜます。

 

出来上がったモチは熱い為、生徒は手を氷水に冷やしながら機械へと移していきます。大変至難の技です...汗・焦る

 

粒あんとモチを機械によって包んでいきます。比率は栃農の企業秘密です...?!

 

 出来上がった大福は生徒が1つずつ丁寧に丸めて成形しパック詰めをしていきます。昔ながらの懐かしい味わいの大福が完成ですキラキラ栃農名物で栃農祭では毎年大盛況をいただいており、地域の方々にも愛されている栃農生産品の1つです。機会がありましたら是非ご賞味下さい。

 

 

 

 

ダイコンの間引き 【食品科学科】

1年3組「農業と環境」の実習の様子です。

今回の実習は、市内の小中学校の給食用として栽培しているダイコンの間引きを行いました。

1カ所に2粒まきしたので、2株発芽している所を1株にする作業です。

   

間引きする基準として、

・虫食いがある

・生育が悪い

・茎葉の色が悪い(病気にかかってる)

このことを実習前に確認しました。

 

ダイコンの葉のチクチクに悪戦苦闘しながらも一生懸命作業を行ってくれました。