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植物科学科日誌
土壌医検定の放課後補習【植物科学科】
植物科学科2年生の今年度の資格取得は、12月12日に「日本農業技術検定」を受験し、この後、2月14日に「土壌医検定」と2月21日に「全経簿記能力検定」を受験する予定です。
次の受験は、土壌医検定ですが、この資格は「農作物生産と土づくり」について理解を深めることができます。本科の選択授業のひとつに「栽培環境」という授業があり、この授業は土壌を中心に学習する授業になっています。
よって、授業で学習した専門性をさらに高め、その力試しとして土壌医検定を受験しています。
生徒の中には、普通科目を履修している生徒もいるため、その生徒を対象に毎週木曜日の放課後に、これまで16回の補習を行ってきました。
また補習では、栽培環境の授業を受けている生徒でも自主的に勉強したい生徒も参加し、お互いにわからない問題を教え合いながら、みんなで学習しています。
土壌医検定まであと10日!
これまでやってきたことをすべて出し切れるように、合格を目指して頑張りましょう!
メロン栽培の準備【植物科学科】
栽培予定の温室は土耕温室です。先週、植物科学科2年生が温室の土を掘り起こし、その後、1年生が元肥(カニ殻、魚粉、米ぬか、本校産堆肥など)を施しました。
そして、今週(本日)は、温室内のコンクリート枠に土を戻す作業をしました。
〇温室北側の作業風景(新2年生で土地利用コースの予定の生徒たち)
〇温室南側の作業風景(新2年生で園芸植物コースの予定の生徒たち)
〇土を戻し終わった土耕温室
この後、管理機で何回か耕うんをして土をなじませます。
そして、かん水チューブやマルチを設置すれば、あとは苗の定植です。
現在、特色選抜入試や一般選抜入試と「入試モード」になっていますが、次年度に向けて着々と畑の準備が進んでいます!
こちらは動物科学科が使用していた「農業と環境」の畑で、黒い山は堆肥です。
露地野菜の畑の準備も進んでいますよ!
防風林の管理【植物科学科】
岩舟農場には風を防ぐため水田と果樹園との間に多数の防風林があります。
近年、水田一部は防風林下で朝日が入らず、光が入らない事が起こっています。
植物に光が当たらないことにより、徒長している1つの原因と考えました。
この日は剪定を前もって先生方で部分的に切っておき、生徒実習にて枝の片付け作業を行いました。
細かく枝を分断し、チッパーという機械で粉砕。
枝の跳ね返りや機械への巻き込まれなど、実習を行う際の危険性・注意点をしっかりと認識させ行いました。
MS培地の作製(継代培養用)【植物科学科】
培地とは、植物の細胞などを人工的に育てるための栄養を含んだ土のことで、成長に必要なすべての養分が含まれています。
培地にはたくさんの種類がありますが、植物の組織培養用に開発され、現在最も広く用いられている培地がMS培地です。
MS培地作製の手順は次の通りです。
まずは、ホールピペットやメスピペットを使い、5種類の溶液を一定量はかり取ります。
その後、スクロース(ショ糖)を入れ、混ぜ合わせます。
次にpHの調整を行います。簡易pHメーターを使ってpHを計測し、水酸化ナトリウムや塩酸を使ってpH5.8±0.1に調整しています。
次にゲランガムという培地を固まらせる固化剤を入れ、ガスバーナーで加熱しながら透明になるまで溶かします。
培地が完全に透明になったら、培養容器に一定量ずつ分注していきます。最後に、アルミでふたをし、日付と班番号を記入します。
最後にオートクレーブに入れて滅菌を行います。
完成したMS培地がこちらです。しっかり固まりました♪
次回は、完成した培地を使って、これまで栽培してきたケイトウとヘリクリサムの継代培養を行います!
フラワーアレンジメント実習【植物科学科】
ボックスフラワーは、箱を開けた時の感動やサプライズギフトとして人気の高いアレンジメントです。
箱の中にオアシスを入れ、バラ・カーネーション・ガーベラ等をバランス良く指していきます。
1時間という短い時間でしたが、全員完成することができました。
麦踏み【植物科学科】
1/12日(火)
1年生総合実習にて麦踏みの実習を行いました。
麦踏みは、ローラーなど今は機械でやる事が主流になっていますが、昔ながらのやり方で足で踏圧しました。
麦踏みをすることによって、根張りをよくし霜柱による根の浮き上がりを防止します。
また分げつの増加や倒伏を防止するなどの効果もあります。
年前に2回行い、今日は3回目の麦踏み。
あと1回程度行います!!!
また次年度の準備として、ハウスのビニールの張り替えを行っています。
この日は、サイドのビニールの取り外しを行いました。
上下のパッカーを外し、ビニールを回収してたたみました。
この後、新しいビニールを取り付けて次年度の育苗管理に備えます!!
イチゴの収穫開始【植物科学科】
植物科学科の1年生が始業前に登校して7:40頃から作業しています。
有志で参加している生徒たちです。意欲がありテキパキと作業しています。
月・水・金が収穫日ですが、毎回4~6人の生徒が参加しています。
また、イチゴ温室では、IPM(総合的病害虫管理)の一環として天敵製剤を導入しています。
害虫であるハダニを食べるチリカブリダニとミヤコカブリダニを放飼しています。
(画像:有限会社サギサカのHPより引用 左:ハダニ 右:チリカブリダニ)
放飼して、すぐ効果が現れるわけではありませんので、長期的なスパンで観察していきます。
ちなみに天敵となるカブリダニは、このような容器に入っています。
培養物の観察(無菌播種)【植物科学科】
今日は、年内最後の授業でした。
班のメンバーで話し合いながら、これまでの実験結果をレポート用紙にまとめました。
10月27日(月)に無菌播種をしたケイトウ(左)とヘリクリサム(右)は、約2ヶ月でこんなに大きくなりました!!
大きく成長したのはいいのですが…ちょっと窮屈そうにも見えますよね?
培養物をこのまま培地に入れて放置してしまうと、培地の栄養がなくなり、栄養不足で枯死してしまいます。
そのため、1月からは、養分を補うために新しい培地に植えかえる「継代培養(けいだいばいよう)」を行う予定です♪
今後の成長も見守っていきましょう!
農業科課題研究発表会【植物科・農業科】
聴取者として植物科学科2年生が出席しました。
2年生は、次年度の課題研究の専攻班(作物・果樹・野菜・草花)を決定するという目的もあります。
話は変わりますが、明日19日(土)は、本校を会場にして危険物取扱者試験が行われます。
2学期に入ってから植物科学科1年生は、放課後に補習を受けて対策をしてきました。
丙種、乙種4類ともに受験者は合格を目指して最後まで頑張ろう!
水田内の土の採取【植物科学科】
岩舟農場にて、植物科学科1年生が水田内の土を採取しました。
採取したサンプルは土壌診断にかけられ、その結果をもとイネに必要とされる肥料成分がわかります。これにより、翌年の施肥計画を立てることができるのです。
まずは土の採取です。1田区につき5カ所、移植ごてを使って表層1cmを取り除き、その下の層15cm程度採取しました。
土はとてもゴロゴロしていて硬く、掘ることが大変。
採取した土を細かく砕きます。水分も多くなかなか細かくなりませんでした。
この後、ハウス内でさらに土を乾燥させ、パサパサの状態にします。
乾燥させたものを土壌診断にかけ、その結果を見て肥料過多や不足をデータとしてみて、次年度の肥料散布計画に役立たせます。
植物栽培に重要な「土づくり」を学んでいます!!!
ベジタブルプラント今福の見学【植物科学科】
レタスの植物工場として、下野新聞に記事が掲載され(2019.11.26)ずっと気になっていた企業です。
敷地面積は35坪ほどで、整理整頓されたきれいな環境でレタスが栽培されています。
たねまき後、約40日で収穫できるとのことで施設の能力を最大限に発揮し、限られた空間で効率よく生産することの重要性を再確認しました。
収穫・袋詰めしたレタスは、品質を2週間保つことができると聞き、驚きました。
お忙しい中、見学させていただき代表の長山様、そしてベジタブルプラント今福の皆さま、ありがとうございました。
栃木西中学校出前授業(フラワーアレンジメント)
本日、植物科学科1年生アレンジメント3人娘は栃木西中学校へ出前授業にいってきました。中学2年生17名を対象に、ボックスフラワーアレンジメントについて授業を行いました。
ボックスフラワーとは、箱の中に花をアレンジメントした人気の高いフラワーギフトです。
使用した花材は、本校で栽培したトルコギキョウと千日紅、カーネーション、カスミソウです。大きい花トルコギキョウ➫カーネーション➫千日紅➫カスミソウの順番にさしていきます。
はじめは、緊張しているせいかなかなかお花をさせませんでしたが、徐々にコツをつかむとみなみさん上手にアレンジすることができまた。
栃木西中学校のみなさん、ありがとうございまいた。
麦の播種【農業科・植物科学科】
播種時は非常に雨が少なく乾燥した土だったため、3年生が播種を行う際には足下の土がかなり緩く、うまく播くことができませんでした。
一度機械で締め固め翌日1年生で再チャレンジ!
締め固めた効果もあり、1年生ではうまく播くことができました。
前の人が歩いた後のマーカーを目印にして、前の人を追うようにして歩きました。
機械を持って歩くと、播種→覆土→沈圧と播種機が自動で行ってくれます。
「ちょっと曲がった」とか「播種機使って播けて楽しかった」と生徒の声。
2週間後、3年生・1年生で発芽している状況を確認しました。
またこの日は改めて播種した面積も計測しました。
この後、生育調査やその後の管理について学んでいきます!
ケイトウとヘリクリサムの観察(無菌播種)【植物科学科】
約1ヶ月でこんなに成長しました!(左の二つがケイトウ、右の二つがヘリクリサムです。)
下の写真のように雑菌に汚染されてしまったもの(カビが生えてしまったもの)もありましたが、全体の8割くらいは成功することができました!
播種したものは、このような培養室で温度や照度を一定に保ち、管理しています。
今後もすくすくと成長することを期待しましょう♪
いちごfarmo設置【植物科学科】
「いちごfarmo」を設置しました。
アプリをインストールしてセンサーを登録すると・・・
気温、クラウン(いちごの株元)の温度、地中温度、CO2濃度
湿度、日射量、飽差(水蒸気の空き容量)、土壌水分量
がわかります。
またアプリで「気温30℃以上」になると、お知らせが入るように
していますので、温室を見に行く回数(時間)がぐっと減ります。
ぐっと減るといいましても、必ず朝夕はイチゴとミツバチの状態を
観察・確認していますよ

本校水田にて(稲刈り・脱穀)【農業科・植物科学科】
10月初旬に2、3年生を中心にして稲刈り実習を行いました。
岩舟農場では機械による収獲、本校では鎌を使っての刈り取り実習でした。
「機械を使った方が早い」「収獲できて良かった」と、生徒は機械と手刈りの
どちらも経験し、労力や作業時間の違い等を学びました。
また、天日干ししておいた稲の脱穀実習が先日より始まりました。
脱穀すると穂(籾)と茎にわけられます。
生徒達は足踏み脱穀機を使用して、稲株を回しながら脱穀しました。
回転速度、稲株の量など生徒同士で考えながら実習を行いました。
この後、選別・調製作業を行い、収穫祭に使用する予定です!!!
植物科学科2年生インターンシップ代替行事【植物科学科】
下都賀地区の4Hクラブの方々をお招きし、働くことの意義や地域貢献、経営する大変さやこれまでの経験などについて話していただきました。
内容としては・・・
「イチゴのことは父親に聞くことができるため、私は普通科の高校に進学し、経営について研究するため都心の大学に進学しました。」「海外派遣研修を利用して、14か月間、海外の農業について学びました。今は英語が話せますが、高校時代の英語の成績はさんざんだったんですよ。」
などなど、今日に至るまでの経緯を生徒にわかりやすく赤裸々に語っていただきました。
生徒の感想では・・・
「農業はつらく、お金が稼げないイメージでしたが、工夫ひとつで農業は変わることがわかりました。」「海外の農業は耕地面積や農業機械が大きく圧倒されました。」「人生のターニングポイントについて話しを聞くことができました。このことをいかして自分の進路を実現したいと思いました。」
今回の行事によって、今後の高校生活や進路実現について、これまで以上に前向きに取り組もうとする生徒の様子がみられました。
4Hクラブ、下都賀農業振興事務所の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
土性の判定【植物科学科】
11月に入り作物の栽培管理が一時的に落ち着いてきたことから、
植物科学科1年生の「農業と環境」では、土壌について学習しています。
土壌は・・・
母材(岩石が風化を受け、小さな粒となったものや火山灰など)と
腐植(動植物など遺体が分解され、さらに微生物によって再合成されたもの)
によってできています。
地域によって土の特性はさまざまで、粒子についてみると、
その直径によって粘土・微砂(シルト)・細砂・粗砂と分類されます。
これらのさまざまな大きさの土の粒子が
どのような割合で混ざっているかを示したものを「土性」といいます。
(実教出版 農業と環境新訂版 より引用)
今日は、土性について判定試験を行いました。
サンプルは・・・
A:露地栽培の畑の土壌
B:ガラス室内(施設栽培)の土壌
C:本校水田の土壌(開墾して8か月)
の3つです。
グループに分かれて、生徒ひとりひとりがそれぞれの土壌を細長くしていきます。
その後、グループ内でA・B・Cのうちどの土壌が一番細くできたか、
できなかったかを確認しました。
来週の授業では「なぜ、このような差が現れたのか」について
検討する予定です。
ちなみに、一番細長くできた生徒は・・・こんな感じでした。
指先にあるのは比較として置いたシャーペンの芯です。
さて、来週の検討会が楽しみです
無菌播種の実験【植物科学科】
今回、実験に使用した植物は、ケイトウとヘリクリサムです。
無菌操作を行うため、クリーンベンチを使い、小さな種子を試験管内の培地に播種しました。
繊細な作業のため、緊張して手が震えてしまう生徒もいましたが、無事に終えることができました!
先週播種したヘリクリサムががこちらです。1週間でこんなに大きくなりました!今後の成長が楽しみです♪
ロックウール温室でのトマトの誘引作業【農業科・植物科】
『園芸植物コース(野菜・草花)』に分かれて学習します。
その中の野菜では、土壌の代わりにロックウールという資材を使ってトマトの栽培をしています。
今日は、農業科の3年生がトマトの誘引作業を行いました。
誘引のヒモを引っかけるパイプ(梁)よりもトマトが伸びています。
トマトの成長点を適当な高さまで下げて右側にスライドさせます。これを繰り返していきます。
黄色い紙を中心に見て、左の一列が誘引作業後、右の一列が誘引作業前です。
トマトの植物体の表面にはワックスのような成分があります。
管理作業後は指先がこのようになります。頑張った証ですね

また、今日は栃木地区の中学生が授業参観に来ました。
高校生の熱心に取り組む姿が中学生に伝わったことでしょう

《のうくっく》は本校卒業生が制作