環境デザイン科の活動

2019年4月の記事一覧

総合実習【環境デザイン】

  1年「総合実習」では3班に分かれて様々な分野について学習しています。
 今回、総合実習の初回ということもあり「種まきと発芽」について学びました。
 生徒たちは、実際にトウモロコシやオクラなど数種類の種の様子をルーペや
 カッターを使って断面を観察しました。種の大きさや形、品種によっては
 コーティングされているものもあり、品種や目的による特徴や違いを
 学ぶことができたと思います。
        

測量【環境デザイン】

  今回、測量の実習で「歩測」による距離測量を行いました。
 まず初めに、10歩歩いた距離から1歩の距離を求め、その距離を基にして
 四角形ABCDの距離を歩測で求めました。歩幅をなるべく同じにして歩くことで
 各区間の距離を歩いた歩数と歩幅で距離を求めました。
  各班によって誤差の大小はそれぞれですが、「歩測」による距離測量の
 難しさを経験できたのではないかと思います。
  

測量(実習)【環境デザイン科】

  今年度1年生にとって初めての「測量」の授業となりました。
 初回の授業では、授業や実習の注意事項、測量とは何かについて学びました。
 初めての測量を学ぶために、日本の地図を作成した「伊能忠敬」に倣い
 「歩測」による測量実習を行いました。
  江戸時代に伊能忠敬は、歩幅を約70cmに歩くようにして測量を行った
 そうです。今では、便利な測量器械がありますが測量による正確な位置を
 知ることの大切さを学べるよう歩測を行いました。
  歩測では、10歩歩いて歩幅の平均値を求めました。回数を重ねて
 それぞれの歩幅の平均値を求めました。次回の実習では、この結果を基に
 歩測による距離測量を実施する予定です。
  

環境デザイン科がスタートしました!

 4月9日。環境デザイン科として最初の授業は「農業と環境」でした。そして、翌日に行われた記念すべき一発目の
実験・実習も「農業と環境」。単独農業高校で専門的な環境学を学び、地域や社会に還元することを目的に創設された学科
としては、この上ない始まりと言えます。
 セイヨウアブラナの観察・スケッチを元に、花の特徴を自分なりにまとめていくという内容でしたが、植物図鑑やインターネット
の情報が加わると、生徒達の見える世界が変わってきます。「知識を得たからこそ見える」「知らないということは見えないこと
と同じ」という、理論学習と実験・実習を並行する、【実学】としての農業の学び方を肌で感じてくれていたようです。
 後半は、グループワーク(KJ法)による班ごとのまとめや発表を行い、和やかな雰囲気の中で、素晴らしいスタートを切ること
ができました。来週からは、作業着を着ての実習も始まります。1期生の皆さん、頑張っていきましょう!