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7月22,23日にみずほの自然の森公園で開催されたパワフルアグリフェアに私たちが担い手支援課のブースで宮れもんパウンドケーキを販売しました。活動を紹介するパネル展示やアンケートも実施し、販売だけではなく農家の方々と意見交換など交流をもつ有意義なイベントとなりました。
販売の様子
7月13日(金)に、3年生で菓子製造講習会を行いました。
今回は、国際TBC調理・パティシエ専門学校の雨笠先生に講師をお願いし、4名の学生の方にもご指導いただきながら『スフレチーズケーキ製造』を行いました。
雨笠先生のデモンストレーションを見学しながら作業工程やポイント、注意点などを細かく教えていただきました。生徒たちはプロの技術を目の前で見られるということで、真剣な表情で見入っていました。
各班で作業を行う際には、学生の方から機械の使用方法や工程の細かいポイントを優しく・丁寧に教えていただきながら取り組んでいました。
〈実習の様子〉
オーブンで焼成の間には、雨笠先生から原材料の特徴やレシピ開発についての失敗やおもしろさ、チャレンジする楽しさなどを実体験も交えながらお話をしていただきました。
生徒たちは授業実習だけでは得られない様々な事を、見て・感じて・学ばせていただき、とても有意義な講習会となりました。
お忙しい中、雨笠先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。
1年生の「農業と環境」で、春夏野菜として作付けをした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習』を行いました。
ジャガイモ・トウモロコシともに4月中旬に植付け・播種をしてから84日程経過し、無事に収穫の時期をむかえました!
両作物とも、追肥や除茎・土寄せ・間引き・除草などの管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず、立派に生長しました!!
ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々にジャガイモが出てくることに驚き、トウモロコシ収穫では、自分の身長ほどに生長した茎から子実をもぎ取るたびに、収穫が出来る嬉しさに声を上げていました。
〈ジャガイモ収穫の様子〉
〈トウモロコシ収穫の様子〉
生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、日々の管理実習を行ったりした作物の収穫が出来た喜びを感じながら、実習に取り組んでいました。
食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、どでかピーマンを活用したオリジナルレシピを開発しました!以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきたいです!
https://tohokuseed.co.jp/recipe/dodekapeperoncino.html
どでかピーマンを使った和風ペペロンチーノ
食品科学科3年食品製造分会宮れもん班が、7/4(火)、3年ぶりの開催となった第19回栃木県米粉食品普及推進協議会での試食会に栃木県産米粉を使用した「宮れもんパウンドケーキ」を出展しました。試食した会員の方々から「米粉なのにしっとりしている」や「甘すぎずレモンの風味がさわやかでおいしい」など大変好評でした!様々な米粉食品も試食し、交流を通して多くのことを学びました。今後の活動に活かしていきたいです!
試食会(宮れもんパウンドケーキの説明)
前回に引き続き、2年生の総合実習の授業風景です。
今回の「食品微生物」では、『手指細菌について』の実験を行いました。
実験の目的や培地調整方法の説明、手指細菌についての説明などを聞いてから、実験を開始しました。
はじめに培地の調整・溶解・滅菌の工程を行い、滅菌シャーレに分注して”平面培地”を作成し、生徒自身の[洗浄無し]・[水のみで洗浄]・[石鹸で洗浄]の手指を培地に押し当てました。
〈授業実験風景の様子〉
その後は一定の温度で培養し、どのように変化をしているかの観察を行います。
今回の実験では、培地の調整方法や分注の仕方、器具やクリーンベンチの基本的操作などを学習しました。
前回に続き、2年生の総合実習の授業風景です。
今回の「食品化学」の実験は『有機酸の定量実験」を”中和滴定法”を用いて行いました。今回は《食酢》を試料として使用しました。
同じ班の生徒同士で手順を確認しながら滴定を行い、どれくらいの酢酸が含まれているのかを求めていきました。
〈授業実験風景〉
中和滴定法の原理や使用する薬品の取り扱い方、器具の使用方法なども実験を通して学習しました。
「総合実習」とは、「食品製造」「食品化学」「食品微生物」の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ基本的内容を実験実習を通して体験的に学習する科目です。
今回の「食品製造」の実習は、『菓子パン製造実習(あんパン・クリームパン)』を行いました。
あんパン製造では包む際にあんこが出ないよう丁寧に成形していき、クリームパン製造では発酵後の生地を麺棒でのばし、その上にクリームをのせ丁寧に成形し、スケッパーで切り込みを入れクリームパン特有の形にしていきました。
〈製造実習の様子〉
天板に並べ発酵させた後オーブンで焼き上げ、その後冷却、販売製品にするための包装を行いました。
〈焼成前のクリームパン・包装して完成!〉
焼成中の甘い香りが製造室からしていて、”パンの製造実習をしているんだね!”などと他学科の生徒や職員から声をかけられている様子も見られました。
1年生「食品化学」の授業で『タンパク質の定性実験』を行いました。
「食品化学」という科目は、食品成分についての知識や役割、栄養成分の基礎、分析実験の基本操作などを学ぶ科目です。
今回の実験の目的や使用する器具・試薬の取り扱い方法、注意事項などの説明を受けてから実験を開始しました。
各班で実験内容や手順を確認し合い、協力しながら真剣に取り組んでいました。
反応が出た試験管を各班で観察しながら、含まれている成分について話し合ったり、色の変化を比較したりして、結果をレポートにまとめていました。
食品科学科1年生の「農業と環境」で『トウモロコシの間引き・追肥』と『観察・スケッチ』実習を行いました。
”間引き(まびき)”とは、複数発芽した株の中から良い株(病害虫の被害が無い、茎が太いなど)を残し、生長が良くない株を引き抜く作業です。2粒播種しているので、今回は間引きをして1株にします。
どのような手順で行うのか、注意するポイントはどのようなことかなどの説明を受けてから実習を開始しました。
残す株をどちらにするのか、各自で葉や茎の状態を良く観察しながら作業を進めていきました。他にも追肥や除草作業も行い、圃場全体がとてもきれいになりました!
〈間引きの様子〉
〈間引く前・後の株〉
その後、作物の観察・スケッチを行いました。葉の枚数を数えたり、茎の太さ、草丈、色を確認したり、クラスメイトの株と比較したり…と、各自で良く観察をし、作物の特徴や気になったことなども記録していました。
〈観察の様子〉 〈ジャガイモも順調!〉
〈生徒のスケッチ〉
トウモロコシもジャガイモも、日々順調に生長しています。
収穫に向けて、今後もしっかりと管理実習に取り組んでいきましょう!!