清陵日誌

「協栄産業」訪問の報告

1月17日 本校生徒会役員6名はペットボトルのリサイクルを行っている
協栄産業株式会社を訪問しました。

今回の企画は高校生エコ・アクション・プロジェクトの活動の一環で
高校生が環境問題に取り組んでいる企業を訪問し、環境問題について
学ぶために企画されました。

協栄産業株式会社は日本で唯一のペットボトルからペットボトル原料の再生を
行っている企業です。そのようなすばらしい企業が栃木県にあるとは知りませんでした。

協栄産業株式会社代表取締役社長の古澤栄一さんより長時間にわたり
ペットボトルのリサイクルのしくみや現在のリサイクルの現状について
詳しくお話を伺いました。また、鹿沼と小山にある工場を見学させて
いただき、最先端の設備により高純度のペットボトルのリサイクルが
行われている様子を学ぶことができました。
 

本校の生徒会役員も熱心に話を聞き、積極的に古澤社長に質問を
することができました。本校ではペットボトルのキャップを集め、
ポリオワクチンなどの寄付を行っています。今回の訪問を通して
ペットボトルのキャップがどのようにしてワクチンになるのかを知ることが
できました。また、ペットボトルのリサイクルの大切さを知り、環境問題について
理解を深めることができました。

今後本校の生徒にこのことを伝え、環境問題への関心をもってもらえるよう
努力したいと思います。

協栄産業の古澤社長にこの場をかりまして御礼申し上げます。
また、このような機会を与えてくださった。高校生エコ・アクション・プロジェクト
実行委員会の関係の皆様に御礼申し上げます。



3学期始業式


 本日より、平成26年度第3学期がスタートしました。

 表彰伝達式では、女子テニス部で
 県高校1年生チーム対抗戦 女子団体準優勝で表彰されました。

 
         代表 福島さん

 校長式辞では、「清陵美学」についてのお話がありました。

 
 生徒指標は一流を目指すもの。一流とは地位や名声ではなく、人間として
 どうあるべきかに焦点を定め生きる人生であり、力とともに人格も備え、誠
 実で謙虚さを有するもの。「清陵美学」はその前提となるものである。
 「身だしなみ」と「挨拶」を意識し、自分を律することのスタートである。努力
 の中でこそお金で買えない人格が備わる。心から実践し、人のため社会の
 ためを考えることができる人になってほしい、と述べました。
 最後に、大きく成長できる一年間にして下さいと締めくくりました。

応接室の太陽光発電システム

 応接室の窓際に太陽電池パネルが置いてあります。その先には充電コントローラとインバータ(直流12Vを交流100Vに変換する装置)が組み込まれた充電装置が置かれています。太陽電池の出力は50Wです。直接電気製品を動かすにはお天気に左右され不安定です。そこでバッテリーに充電してから利用します。この装置の出力には、応接室の液晶テレビが接続してあります。電気代ゼロ円でテレビが映ります。また災害時、携帯電話の充電などの利用も想定しています。

 この装置は平成14年度・15年度にかけて、本校がエネルギー教育推進事業の指定をうけたときに購入した機器です。平成24年度に原子力・エネルギー教育推進事業の指定をうけて、最新型の装置に切り替わっています。現在教材としての役目を終えて、応接室で第2の人生を送っています。
 10年前に購入した太陽光発電機は1台155000円でした。現在同じ性能の物を自作したところ2万円でおつりが来ました。
 科学技術リテラシー教育を推進している本校には、この様な装置がたくさんあります。機会があったらまた紹介します。

第2学期終業式

 本日、平成26年度 第2学期終業式が行われました。

 賞状伝達式では、以下の表彰が行われました。
  ①漢字検定合格者 準2級5名、 3級2名
  ②ヤマハ新人部員募集コンテスト2014 都道府県別トップ賞
  ③県学生音楽コンクール 管楽器部門 金賞
  ④日本音楽部会秋季発表会 優良賞
  ⑤下野教育書道展 奨励賞 14名
  ⑥県高体連中部支部夏季バレーボール大会 男子4位
  ⑦とちぎの高校生人権劇場事業 優秀賞

  
      ① 代表 中村君              ② 代表 山口さん

  
      ③ 塩澤さん                 ④ 代表 齋藤さん 

  
      ⑤ 代表 長谷川さん            ⑥ 代表 荒井君

 
      ⑦ 代表 若森さん

  校長式辞では、学ぶことについての話がありました。「勉強はすればするほど、夢が
 大きくなる」「学びは、青年のもっとも崇高な権利である」
 
  現在、校長先生は1年生全員と個人面談を行っています。2学年においては各クラス
 で、1時間ずつ講話をして回っています。その中で話されたかもしれませんが、学ぶ
 ことの大切さ、高校時代が、悔いなき人生を送るための準備の時期であることを意識し
 て欲しいこと。また、3年生については、しっかり目の前の壁を乗り越えて欲しいと話さ
 れました。
 
  生徒部からの話では、冬休みの生活について、「自分だけの安易な判断で行動しな
 いこと」「情報機器の取り扱いを含め、事件事故に巻き込まれないようにすること」など
 注意がありました。
  
  学習部からは、「我慢」と「辛抱」の違いは?という問いかけがあり、辛抱は目的が先
 にあり、成長させる辛さであること、と説明されました。また、学年ごとに学習に関する
 評価がありました。今年度、授業心得で「克己」をスローガンに掲げています。一人で
 はなく、みんなでがんばれる集団となって欲しいと話されました。

本校で物理の研究授業がおこなわれました

11月19日 本校で県内の物理の先生方が集まり研究授業が行われました。
光波の長さを干渉を利用して求める実験の授業です。
レーザー光線を利用しました。
レーザー光線
清陵高校には、他校では1つぐらいしかないレーザー光線が16台もあります。
干渉縞
2本の隙間(ダブルスリット)を通過したレーザー光線は干渉して明るい・暗いの干渉縞が出来ます。
スリット
光の干渉で利用するダブルスリットも自作して利用しました。
プリント
科学技術リテラシー教育を実践している清陵高校ならではの物理の授業です。

エコ・イルミネーション点灯

 今年も清陵高校ではイルミネーションが点灯しています。

 太陽光発電を利用したもので、科学技術棟の前と、今年
 から正面玄関横で暗くなるとピカピカと輝いています。
 
 科学研究部の生徒が作成しました。まだ作成途中ですので、この先も期待していてください。

 
 こちらは、正門前からも見ることができます。

サイエンスワークショップ

 12月9日より3日間、清陵高校ではサイエンスワークショップとして
 NTT東日本さんに来ていただいて、1年生対象に光通信について
 講義・実習を実施しました。

 講義では光ケーブルの特徴や技術、またサービスを説明していただき、
 実習では、光ケーブルの融着接続とメタルケーブルの接続を一人ひとり
 体験しました。
  
  
  
 体験した生徒からは、「通信の仕組みがわかった。」「セキュリティーの
 大切を知った。」「楽しく体験できて良かった。」などの感想があり、科学
 技術に対して興味関心が深まったようで有意義なものとなりました。

第1回 学力向上推進委員会


 11月28日 第1回学力向上推進委員会が行われました。

 その名の通り、本校生の学力向上を図るための学習指導部長を中心に、
 先生方が集まり、学校ができる取り組みについて意見を紙に書いていく
 ブレイン・ランニング、KJ法で進められました。

  

  

 出された意見やアイデアは、今後検討され、実践していきます。

第2回 防災避難訓練

 本日、今年度2回目の防災避難訓練が実施されました。
 地震発生後(偶然にも午前中に起こりましたが)火災が発生した
 という設定で、生徒はグラウンドに避難しました。

 その後、消防隊員のご指導の下、水消化器を使用した消火訓練
 も行われました。
 

 講評では、消防隊員の方からは「災害はいつ起こるか分からない」
 校長先生からは「危機管理意識をもって日頃から行動するように」
 とありました。
 災害に備え、訓練の必要性を感じました。

キャリア教育講演会

本日7時限目に 総合的学習の授業にてキャリア教育講演会を行いました。
本校の1・2年生が作新学院大学経営学部長太田正氏より
キャリア形成の考え方と進め方-「なりたい自分」から「なれる自分へ」
という演題で貴重なお話をうかがいました。

太田先生は親しみやすい語り口でキャリアプランの形成の考え方について
お話しくださいました。生徒も質問するなど積極的な姿勢で講演会に
参加しました。





この講演会で学んだことを今後の進路選択に役立てて欲しいと思います。

産業技術センター見学


 本日は2年生の理系クラスが産業技術センターへ見学に行きました。
 産業技術センターは、清陵から5キロメートルほど離れた場所にある県の施設です。
 地域産業の技術支援機関として、県内中小企業のサポートを行っています。
 本日は、さまざまある施設・機器の中からいくつか見せていただきました。

  
 大型電波暗室は電子機器から放射される不要電磁波を測定する施設です。

  
 第一機器分析室には走査型電子顕微鏡が配置されています。

  
 発酵プロセ実験室では、「みそ」と「日本酒」の製造行程を説明していただきました。

  
 非破壊試験室では、X線CTスキャンを使ってUSBの断面を見せていただきました。

 身の回りの製品が、このように検査を受けていたり研究されていることを知り
 勉強になりました。また将来の進路決定にも参考になりました。
 施設の皆様、ありがとうございました。

福祉教育講演会

 本日、佐野短期大学の山田昇教授を講師に迎え、
 福祉教育講演会が実施されました。
 
 「福祉、町、人」をテーマに、わかりやすくお話して下さいました。
 「福祉」については、サッカーと同じで組織で行うもの、人から人へつなげていく
 ものである。支えあい、信頼、犠牲、そしてプレー。思いと願いがあっても行動に
 移さなくてはならない。
 福祉とは「地域社会の中で、誰もが普通に暮らす、幸せを追求する」ことである。
 「町」については、よく見直すと矛盾が見えてくる。信号の設定などは健常者を考
 え設計されている。また、点字ブロックの上に自転車が止めてあったりもする。
 「人」については、「何があっても家族の力で解決」できないこともある。福祉は
 他人ごとではない。地域の助けが必要である。

 「気づく心、学ぶ心、実行する勇気」が大切だと教えてくれました。
 
 山田先生、ご講演ありがとうございました。

新生徒会役員任命式

本日の昼休み 校長室において
新生徒会役員任命式が行われました。

会長および副会長は9月に行われた生徒会役員選挙で選ばれており、
本日は一般役員の任命が行われました。

校長先生より呼名されしっかりと返事をした新役員たちは
任命証を受け取りました。代表の生徒より
生徒会役員としての決意が述べられました。

校長先生より学校を良くするためにがんばってほしい
との訓辞がありました。

任期は来年9月までです。生徒の代表として活躍してくれることを期待します。

   

平成26年度第1学年帝京サイエンスキャンプ

本日、帝京大学さんのご協力を得て、
第1学年のサイエンスキャンプを実施しました。
 

興味・関心のある理系分野を大学内の施設・設備で体験できる
ということで、生徒もとても楽しみにしている様子でした。
紙飛行機を設計 完成しました!
自動車整備模擬授業 タイヤの交換作業中です
-196℃の世界 液体窒素の実験
人型ロボット 2足歩行ロボット

生徒たちには、今回の体験を今後のよりよい進路選択や
進路決定の一助としてほしいと思います。

高大連携事業

本日、作新学院大学にて、太田周学長と本校校長・白相寛との間で、
作新学院大学及び作新学院大学女子短期大学部と本校における
高大連携教育事業に関する協定書を交わしました。



これまでも、隣接している利便性を活かし、様々な教育活動において
御協力を頂いておりましたが、今回の高大連携事業の締結によって、
より円滑な連携を築くことができますことは、大変心強い限りです。

太田学長をはじめとする作新学院大学、作新学院大学女子短期大学の
皆さまには、今後ますますお世話になると思いますが、生徒ともども
宜しくお願いいたします。

1学年保護者会・進路講演会


 本日は、1学年の保護者会および進路講演会が行われました。
 保護者会では、生徒の生活や学習に関する概況や類型選択の説明がありました。
 進路講演会では、ベネッセコーポレーションの陸田氏を講師に招き、進路選択の
 ポイントやデータを基にした目標設定、学習方法について話していただきました。

 

 参加された保護者の皆様、お忙しい中、ありごとうございました。

修学旅行4日目

修学旅行も最終日になりました。
ホテルを出発した後、バスの中でビンゴゲームをしながら
太宰府天満宮に行きました。
参拝やお土産購入をした後、福岡空港より帰路につきました。
羽田空港で解散式を行い、バスにて栃木に戻りました。
保護者の皆様ご協力ありがとうございました。

 

 

平成26年度第1学年井頭公園遠足

本日、第1学年の井頭公園遠足が行われました。
天気にも恵まれ、往復約14kmの道のりを歩きました。
 

井頭公園に到着し、各クラスで集合写真を撮った後、
PTAの皆さんが用意してくださった豚汁をただきました。
 

豚汁をおいしくいただいた後、生徒たちは笑顔で帰路につきました。


交通指導や昼食の準備等でお世話になった保護者の皆さん、
ご協力いただきありがとうございました。

修学旅行3日目


本日はクラス別研修です。午前中は九十九島クルーズなどに行きました。
海の無い栃木県では体験できない美しい景色が見られました。
午後は福岡にあるマリンワールド海の中道という水族館へ行きました。
生徒たちはイルカのショーなどを見て楽しみました。
明日は最終日となります。