日誌

柔道部の活動

合同練習会を通して得るもの【柔道部】

 栃農柔道部では、競技力向上のみならず、柔道を通した生徒交流を深めるため、他校との合同練習等を積極的に実施しています。当然のことながら、新型コロナウイルス感染症対策についてガイドライン等を厳守し、それに基づいた活動を実施しています。

 5月8日(土)には、県立宇都宮高等学校において、県立高校を中心に県内各校が集まり合同練習会が開催されました。十分な新型コロナウイルス感染症対策のもと、親睦交流を兼ねたトレーニングで心身をほぐし、実践的な稽古を行いました。

 なお、この日以外にも、今年に入り定期的に同校に出向いています。そこに集う学校それぞれに、様々な事情がありますが、同じ志をもって定期的に活動を続けています。柔道で鍛えた技と体はこれから先も十分に役立つことでしょうし、なによりも柔道で培った心と友情はいつまでたっても無くなることはないでしょう。

 最後になりましたが、会場等の準備をしていただいている県立宇都宮高等学校の皆さんに心から感謝申し上げるとともに、参加された各校の皆さんに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

県総体優勝・第3位・第5位に入賞!【柔道部】

 5月1日(土)~2日(日)、栃木県武道館において、栃木県高等学校総合体育大会柔道競技(関東高等学校柔道大会栃木県予選会)が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 栃木県の高校柔道界は、新型コロナウイルス感染拡大によって、昨年度1月に開催予定であった全国高校柔道選手権大会栃木県大会が中止となり、新人大会以来、実に半年ぶりの大会となりました。

 さて、栃農柔道部は、男子団体戦においては石橋高との合同チーム出場、女子団体戦においては烏高との合同チーム出場(第5位)、男子個人戦においては第3位・第5位入賞、女子個人戦においては優勝という成果を収めました。

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、各種ガイドラインを厳守しながら、地道に校内外での活動に取り組んできました。今大会は関東大会の予選を兼ねていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関東大会自体の縮小開催が決定されており、個人戦においては入賞しても上位大会にはつながらない大会となりました。しかしながら、日ごろ取り組んでいる成果を十分に発揮できた生徒や、自分自身の階級を大幅に超える選手を投げて勝利する選手など、多くの自信を得ることができた大会となりました。これらの経験を糧に、次の大会に向け活動を進めていきたいと思います。

 最後になりましたが、今大会は栃木県高等学校体育連盟柔道専門部の先生方をはじめ、関係する先生方の叡知を結集し、安全に最大限配慮した大会運営により、無観客試合ではあったものの、安心して大会に参加することができました。この場を借りて関係者の皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

2021年度のスタートにあたって【柔道部】

 2021年度の活動がスタートし、早くも1ヶ月が過ぎました。栃農柔道部は新たな新入生を迎え、昨年度にも増して活気ある活動が行われています。

 さて、昨年度から続いている新型コロナウイルス感染症によって、柔道競技は大きな制限をせざるを得ない状況となりました。本校においても例外ではなく、他のスポーツにおいて大会や練習が再開されるなか、各種ガイドラインを厳守しての活動をしてきました。

 今年度においても、生徒の安全を第一に置きつつ、各種ガイドライン等を遵守し、効果的で効率的な活動に取り組んでおります。また、柔道の実技やトレーニングのみならず、柔道を通した交流や、柔道を通した社会貢献等にも取り組んでおります。なお、本年度の活動については、後日ホームページに詳細を掲載いたします。

 今年度も伝統ある県立栃木農業高等学校柔道部がさらに飛躍できますよう、卒業生の皆様をはじめ、関係の皆様には、御指導と御鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

今だからこそできることがあるでしょ!【柔道部】

 本県の緊急事態宣言は解除されましたが、依然として各種制限が設けられている柔道競技。しかしながら、本校柔道部は同じ道場で稽古する剣道部とともに、コロナ禍だからこそできる活動を実施しています。

 緊急事態宣言中も、歩みを止めたり、後退することなく、少しでも前進すべく活動を行ってきました。トレーニング内容を柔道部・剣道部それぞれで計画したり、柔道部・剣道部を超えた各学年で計画して実践するなどしてきました。今回はその様子を一部御紹介いたします。

 

 緊急事態宣言中は、ガイドラインに則り、相手と組み合う稽古は一切しませんでした。しかしながら、柔道特有の動きに関しては、一人打ち込みや一人投げ込みによって稽古を重ねました。マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、それでも柔道の稽古はできることを再認識しました。

 

 左の写真はトレーニングの様子です。単調なトレーニングであっても、皆で取り組むことにより、体力向上はもとより、チームワーク形成に役立ちました。右の写真はミラーというトレーニングです。相手の動きをまねするだけのトレーニングですが、とっさの判断や動きが求められ、瞬発力が必要な柔道・剣道競技には最適です。

 

 左の写真はスクワットの様子です。帯を利用して距離をとり、リズムをとりながらスクワットをすることによって、辛いトレーニングも楽しく取り組むことができます。右の写真は何を隠そう「オタ芸」です。ランニングトレーニングも実施してますが、これも全力でやるとすさまじいトレーニング効果があります。

 以上はホンの一部ですが、コロナ禍でふさぎ込みがちな毎日を吹き飛ばすかのごとく、楽しさの要素を取り入れながら活動をしています。また、生徒自身が考えて活動できるように配慮しており、安全や衛生のポイントを互いに確認しつつ、頭脳的な要素をも磨けるような効率的かつ効果的な活動ができています。

 実戦練習自体はままならない状況ではありますが、各種ガイドラインを遵守し、コロナ禍でも活動できる内容を工夫しながら、今後も活動を継続していきたいと思います。これからも柔道部の活動に御指導と御声援のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

トレーニングを通して学ぶ~学校周辺は学びの宝庫~【柔道部】

 緊急事態宣言が発令され、本県においても厳しい部活動制限が課されましたが、本校柔道部においては、さらに各種ガイドラインを遵守したうえで、安全を最優先にして、効率的な活動を実施しています。

 以前、本校は太平山麓に位置することから、トレーニングには最適の地であることを紹介しましたが、それもさることながら、学びの宝庫でもあります。今回は、(緊急事態宣言発令前に実施した)感染リスクを配慮して行ったトレーニングにおける学びを紹介します。

 まずは太平山です。言わずと知れた場所ではありますが、寺社仏閣はもちろんのこと、遠くは富士山や筑波山を望むことができます。また、台風19号の爪痕が至る所に残っていますが、一方ではそれらの復旧が行われています。
 
 

 次に錦着山です。高さこそないものの、歴史ある場所であるとともに、春から初夏にかけてのツツジは非常に有名です。また、近くには永野川緑地公園が整備されています。

 まだまだ学校周辺は学びの場所がたくさんあります。普段であれば気にならないようなことであっても、このような状況下で活動するにあたって新たな発見をすることが多くなってきました。コロナ渦において先の見えない状況が続いていますが、安全に配慮し、様々な工夫をしながら、できることを最大限行っていきたいと思います。