日誌

2021年5月の記事一覧

県ジュニア第5位入賞!【柔道部】

 5月15日(土)、栃木県武道館において、栃木県ジュニア柔道体重別選手権大会(関東ジュニア柔道体重別選手権大会栃木県予選会)が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 この大会は、15歳から20歳のジュニアを対象とした大会(U-20)で、出場選手も非常に高いレベルであり、栃農柔道部は日ごろの腕試しを兼ねて出場しました。栃農柔道部は、男子においてはすべての選手が初戦敗退であったものの、女子においては第5位入賞という成果を収めました。

 この大会は先にも述べたとおり、出場選手のレベルが非常に高いため、県内の強豪私学高校が多くを占めています。そのような中で戦うこと自体が大きなプレッシャーであり、試合前の控室やウォーミングアップのプレッシャーはそれ以上となります。さらには、荷物の管理も含めた身の回りのこともすべて自分たちで行わなければなりません。

 そのような中でしたが、誰から指示を受けたわけでもなく、生徒自身の行動によって、日ごろ合同練習を行っている県立宇都宮高等学校の選手とともに、ウォーミングアップや荷物の管理、試合の応援などをしている様子が見られました。競技力向上だけに主眼をおくのではなく、他校との交流を通して心の成長も図ることを主眼とした練習会の成果が少しずつ現れてきたように思います。先日の県総体の成果もそうですが、この練習会の中から、今大会においても強豪私学選手に勝利し、第4位(関東大会補欠)に入賞した選手も誕生しました。試合成績のみならず、それらすべての行動は大変微笑ましい光景でした。

 最後になりましたが、今大会の開催自体が非常に困難を極めたにもかかわらず、栃木県柔道連盟安全委員会・強化委員会・競技委員会の先生方を中心に運営が行われました。また、出場選手の負傷の際は栃木県柔道整復師会の先生方による的確な処置をしていただきました。この場を借りて関係者の皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

合同練習会を通して得るもの【柔道部】

 栃農柔道部では、競技力向上のみならず、柔道を通した生徒交流を深めるため、他校との合同練習等を積極的に実施しています。当然のことながら、新型コロナウイルス感染症対策についてガイドライン等を厳守し、それに基づいた活動を実施しています。

 5月8日(土)には、県立宇都宮高等学校において、県立高校を中心に県内各校が集まり合同練習会が開催されました。十分な新型コロナウイルス感染症対策のもと、親睦交流を兼ねたトレーニングで心身をほぐし、実践的な稽古を行いました。

 なお、この日以外にも、今年に入り定期的に同校に出向いています。そこに集う学校それぞれに、様々な事情がありますが、同じ志をもって定期的に活動を続けています。柔道で鍛えた技と体はこれから先も十分に役立つことでしょうし、なによりも柔道で培った心と友情はいつまでたっても無くなることはないでしょう。

 最後になりましたが、会場等の準備をしていただいている県立宇都宮高等学校の皆さんに心から感謝申し上げるとともに、参加された各校の皆さんに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

県総体優勝・第3位・第5位に入賞!【柔道部】

 5月1日(土)~2日(日)、栃木県武道館において、栃木県高等学校総合体育大会柔道競技(関東高等学校柔道大会栃木県予選会)が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 栃木県の高校柔道界は、新型コロナウイルス感染拡大によって、昨年度1月に開催予定であった全国高校柔道選手権大会栃木県大会が中止となり、新人大会以来、実に半年ぶりの大会となりました。

 さて、栃農柔道部は、男子団体戦においては石橋高との合同チーム出場、女子団体戦においては烏高との合同チーム出場(第5位)、男子個人戦においては第3位・第5位入賞、女子個人戦においては優勝という成果を収めました。

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、各種ガイドラインを厳守しながら、地道に校内外での活動に取り組んできました。今大会は関東大会の予選を兼ねていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関東大会自体の縮小開催が決定されており、個人戦においては入賞しても上位大会にはつながらない大会となりました。しかしながら、日ごろ取り組んでいる成果を十分に発揮できた生徒や、自分自身の階級を大幅に超える選手を投げて勝利する選手など、多くの自信を得ることができた大会となりました。これらの経験を糧に、次の大会に向け活動を進めていきたいと思います。

 最後になりましたが、今大会は栃木県高等学校体育連盟柔道専門部の先生方をはじめ、関係する先生方の叡知を結集し、安全に最大限配慮した大会運営により、無観客試合ではあったものの、安心して大会に参加することができました。この場を借りて関係者の皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

2021年度のスタートにあたって【柔道部】

 2021年度の活動がスタートし、早くも1ヶ月が過ぎました。栃農柔道部は新たな新入生を迎え、昨年度にも増して活気ある活動が行われています。

 さて、昨年度から続いている新型コロナウイルス感染症によって、柔道競技は大きな制限をせざるを得ない状況となりました。本校においても例外ではなく、他のスポーツにおいて大会や練習が再開されるなか、各種ガイドラインを厳守しての活動をしてきました。

 今年度においても、生徒の安全を第一に置きつつ、各種ガイドライン等を遵守し、効果的で効率的な活動に取り組んでおります。また、柔道の実技やトレーニングのみならず、柔道を通した交流や、柔道を通した社会貢献等にも取り組んでおります。なお、本年度の活動については、後日ホームページに詳細を掲載いたします。

 今年度も伝統ある県立栃木農業高等学校柔道部がさらに飛躍できますよう、卒業生の皆様をはじめ、関係の皆様には、御指導と御鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。