動物科学科の活動

動物科学科日誌

専門学校連携授業⑦【動物科学科】

先日2023年最後の連携授業が開催されました!

 

今回はつくば国際ペット専門学校より山内先生&アンチョビ・蛯名先生・栃農卒の専門学生&パートナードッグにご来校いただきました。

 

2年生を対象に、コマンドとハンドサインの教えかたについて本校犬・パートナードッグたちとトレーニング実習を行っていただきました。

 

コマンドとは、【お座り】【伏せ】【待て】などの言葉の合図のことで犬にとっては聴覚情報となるものです。

 ハンドサインとは、指文字やジェスチャーによる合図のことで視覚情報となるものです。

 この2つの手順とポイントを復習しながら授業の後半は、犬が人に合わせてついて歩く脚側行進のトレーニングを行いました!

 

 

 

誘導する手の位置が高く、手のおやつを狙ってシュガーが飛んでしまいました。

 

だんだん上手に隣を歩けるようになってきたティアラちゃん

 

専門学生さんのパートナードッグをお借りして、脚側行進の体験をさせていただきました!大型犬と接する機会が少ないので、貴重な体験となりました!

 

 これからも脚側行進の練習を続けていきたいと思います!!

 

今回は2年生を対象とした連携授業でしたが、お時間を作っていただき前回3年生の連携授業の際に教えていただいた芸の特訓成果を発表させていただきました!

 

この機会で3年生の連携授業は最後になります。2年間ご指導ありがとうございました!!

 

専門学校連携授業⑥【動物科学科】

先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より、多田先生にご来校いただきました。

 

今回は動物の寄生虫について授業を行っていただきました!

 

寄生虫には動物の皮膚表面に寄生する外部寄生虫と、体内に寄生する内部寄生虫の2種類がいるそうです。

 

授業の前半では、専門学校よりお持ちいただいた外部寄生虫の標本を顕微鏡や目視で観察させていただきました。

 

※画像は実際に観察させていただいたノミです。苦手な方ごめんなさい。

 

後半では、内部寄生虫の観察に加え、実際に本校の犬たちの糞を使用し寄生虫の検査体験を行わせていただきました。

 

寄生虫はいませんでしたが、糞便中の内容物の観察をすることができました!

 今回で3年生はTBC学院との連携授業は最後となります。2年間大変お世話になりました!!

専門学校連携授業⑤【動物科学科】

 中間試験が終わり、社会動物コースの10月最初の実習は連携授業で始まりました!


 今回は、つくば国際ペット専門学校より北川先生・蛯名先生にご来校いただき、3年生を対象に、アニマルセラピーについて授業を行っていただきました!

 

 動物が人に与える効果は

①  心理的影響:リラックス効果や自己肯定感・自尊感情の回復

②  生理的・身体的効果:血圧や心拍の低下・ストレスホルモンの低下

③  社会的効果:社会とつながるきっかけとなり、社会的潤滑油になる。

の三つがあることが分かっているそうです。

このような効果を期待して、治療やレクリエーションなど様々な目的に合わせたアニマルセラピーの活動が行われているそうです。

 

また実際にアニマルセラピーを行う場合には、良い効果だけに目を向けるのではなく、動物と人がかかわることで起こりうる危険性を予想してリスクマネジメントを行うことの大切さも学ばせていただきました。

 

授業の後半では、本校の実習犬に対してしつけ技能テストと動物の活動適正テストを行わせていただきました。

しつけ技能テストは、座れ・待て・伏せ・来いなどの基本的なしつけができるか、また人に慣れているかの評価を行います。

 

 

活動適正テストは、様々な状況の中で犬がストレス反応(吠える・震えるなど)を示さないか、体中を触ったり車いすに乗せたりして評価しました。

 

 

テストの結果により、様々な課題を発見することができました。

 

本校でも、動物とともに交流活動を行うことがあるので今回の結果を踏まえて準備等進めていきたいと思います。

北川先生・蛯名先生お忙しいなかありがとうございました。

 

 

牛洗い

2年生の総合実習で牛の体を洗いました!

 牛洗いを行うと、暑さで上がってしまった体温を水浴びによって下げることができます。

実際に体を濡らしてあげると、冷たい水が気持ちいいのかうっとりした顔を見せてくれました。

また、水にぬれて毛が寝るため体形のチェックや皮膚の観察などが行いやすくなります。

 

 

かわいらしい表情を見せる牛たちのために、びしょびしょになりながらも楽しそうに体を洗ってあげていました。

 

最後に少しだけ散歩して、牛舎に戻りました。

専門学校連携授業④【動物科学科】

先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より、碓井先生、亀井先生、久我先生にご来校いただきました。

 

今回は、2年生を対象に本校の実習犬【オレオ】と【ティアラ】のグルーミング実習を行っていただきました!

爪切り、耳掃除、ブラッシング、シャンプーなどの全身のお手入れのことをグルーミングといいます。

  

授業の最初では爪切りの方法からご指導をいただきました。

犬の爪には血管と神経が通っているため、傷つけないように爪の様子をよく観察しながら切り進めていきます。

切りすぎると出血させてしまうため、真剣に取り組んでいました。

 

 

次に、耳掃除を行いました。耳掃除には耳毛抜きと耳垢の拭き取りの二つの工程があります。どちらも鉗子を使って行うため、まずは持ち方から確認して耳掃除に入ります。

 

 

 

 

 

ブラッシングをして、次はシャンプーに入ります。

 

 

あっという間に作業が進んでいきます。

シャンプー前のオレオちゃん

シャンプー後のオレオちゃん

まるでぬいぐるみのようですね!!

 プロの先生方により手早く作業が進んでいく様子を見て生徒たちは驚いていました。

 

碓井先生、亀井先生、久我先生

お忙しい中ご来校いただきありがとうございました!!

 

動物管理基礎実習①【動物科学科】

夏休みが明け、最初の実習を行いました!!

 今回は、モルモットの保定とシリンジを使用して薬を飲ませる実習でした。健康な子たちに行うので、今回の実習では薬ではなく青汁を使用して行いました。

 

青汁を使用するもう一つの理由として

小動物は臆病な性格であることが多いため、初めて見るものには警戒してしまいます。強引にシリンジで薬を飲ませようとすると暴れて飲めないことがあるので、健康なときから青汁や果実ジュースなどを使用してシリンジに馴らしておくと、緊急時でもすんなり薬を飲んでくれるようになります。

 

この実習で初めてシリンジを見るつむじちゃんです。

やはり最初は警戒して暴れてしまったため、ゆっくり口元にシリンジを近づけて青汁の味を確認させていきます。味を確認し、安全だと分かれば後は簡単です。

 

保定の練習もかねて、このまま薬(青汁)を少しずつ動物のペースに合わせて飲ませていきます。

この保定ができるようになると爪切りや健康観察に役立ちます。ちらっと見えるおなかがかわいいですね。

 

青汁が気に入って必死にシリンジにかじりつくパンダちゃんです。馴れてきた子は催促までしちゃいます。草食動物なので苦い青汁でもおいしいみたいです。

 

実際に動物が体調を崩してしまったときには生徒のみなさんにもやってもらうので、しっかり覚えてくださいね!

 

 

夏休みのシャンプー実習!【動物科学科】

夏休みでも、もちろん動物たちのお世話は通常営業です!!

社会動物コースを選択した2.3年生たちは、当番制で毎日実習に来てくれています。

ケージの掃除に、給餌、ブラッシングや曇りの日にはお散歩も欠かさずに行っています。

 

それ以外の実習として犬舎と小動物舎の大掃除、希望者のみにはなりますが犬たちのシャンプー実習も行いました。

 

今回は夏休み中のシャンプー実習についてご紹介させてください!

少人数の希望した生徒で行うため、2人で1匹もしくは1人で1匹を仕上げてもらいました。

 

毛のもつれや毛玉をほぐしながら【ブラッシング】をかけていく様子です。

 

先生から毛玉がないかチェックを受けた後は、いよいよ【シャンプー】に入ります。

 

 

 その後はドライヤーでしっかり全身を乾かしていきます。

 

 

さらさらふわふわに仕上がりました!

 

 

希望者生徒のみなさん、2時間近くの実習お疲れさまでした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

専門学校連携授業③【動物科学科】

先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より鈴木先生にご来校いただきました。

 

今回は、3年生を対象に【犬の歯磨き・健康チェック】について授業と実習を行っていただきました。

 

実習に入る前に、犬の歯の構造や、歯周病とその予防について説明していただきました。

なんと、日本で飼われている成犬の約8割は歯周病(もしくは歯周病予備軍)といわれているそうです。

 また、歯周病が進むと頬に穴が開いてしまうことや顎の骨折のリスクが高まるそうです。想像するだけでもとても恐ろしいですね。

本校にも3歳以上の実習犬がいるので、積極的に歯磨きを行い予防していけたらと思います。

 その後は、お持ちいただいたガーゼや様々なブラシを使って歯磨きに挑戦しました。

犬用歯磨き粉の味が気に入ったのか、犬たちも楽しそうに歯磨きをすることができました。

 

 

授業の後半では、健康チェックの実習を行いました。

体重測定や体形の評価方法に加え、血圧の測定やバイタル測定などを行わせていただきました。

 

最後に保定法のひとつである【横臥位(オウガイ)】を体験しました。動物病院では、この保定法で看護師さんが犬を抑え、レントゲンや傷の処置などを行うそうです。

 いつもは大暴れのティアラちゃんも鈴木先生の技術でこの通りおとなしく保定されています!

生徒たちも苦戦しながらもなんとか成功できました!!

鈴木先生、お忙しい中ご来校下さりありがとうございました!!

 

専門学校連携授業②【動物科学科】

先日、連携授業が行われました!

 今回はつくば国際ペット専門学校より、山内先生、蛯名先生にご来校いただき、犬のトレーニングについて授業していただきました。

そしてなんと!つくば国際ペット専門学校ドッグトレーナーコースの2年生がパートナードッグとともに授業のサポートに来てくださいました!実はこの専門学生さん、動物科学科の卒業生なのです!

 

授業の前半にはトレーニングの手順と、犬に新しく特技を教える際のポイントについて説明していただきました。

また、山内先生と、パートナーであるアンチョビちゃんが去年の授業のおさらいもかねて【停座(お座り)】や【脚側行進(つけ)】を実演してくださいました。

 

本校の実習犬たちは【停座(お座り)】の合図で座ることはできますが、【解除(よし)】の合図をする前に立ち上がってしまうため、まずは基本の【停座(お座り)】の練習を継続的に行っていくようにアドバイスをしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

授業の後半には、生徒が話し合って決めた【教えてみたい特技】を山内先生、蛯名先生と卒業生にサポートしていただきながらチャレンジしてみました!!

 

 今後も継続的にトレーニングを行い、栃農祭等の発表に向けて生徒たちが頑張ります!

これからもご指導のほどよろしくお願いします!!

本校の実習犬がチャレンジしている特技については後日、練習風景と合わせてご紹介させていただきます。

 

 

 

★新しい仲間が増えました②★

先日5月25日に本校のヤギ【モア】が出産しました!

 

黒白の赤ちゃんが女の子、茶色の赤ちゃんが男の子でした。

 

前日の【モア】のおなかです。この時はまさか次の日に生まれるとも思っていませんでした。

 

 

出産後の【モア】のおなかです。

二匹出産しているので当たり前ですが、だいぶすっきりほっそりしてしまいました。

赤ちゃんにミルクを飲ませるために、出産前よりもお乳が張っていますね。

 

 

今後の成長が楽しみですね!!

【モア】ちゃん、お疲れさまでした!!