真岡工業高校NEWS

生産機械科2年 機械仕上実習 1週目

生産機械科2年 実習紹介

 本日より3日間、生産機械科2年生の「実習」から「機械仕上実習」について3週間分ご紹介します。今回は1週目に行う実習の様子についてです。

 まず、機械仕上実習とは旋盤やフライス盤などの工作機械を用いて、下図右のような鋼の材料を下図左のような製品に加工する実習です。
 特に旋盤やフライス盤などで行う加工は「切削加工」といい、機械系においては主の加工法となります。


  材料と完成品

 1週目となる今回は丸い材料の直径を決める「外径切削」を行いました。この外径切削には大きく「荒加工」と「仕上げ加工」の2つの工程があり、この2つの工程を行って外径の仕上げまで行いました。
 荒加工とは、大まかな寸法を出すために行う加工で、切り込み量(削り代)を大きく取り、切削を行います。
 仕上げ加工とは、図面通りの最終的な寸法を出すための加工で、切り込み量は小さくし、高速で材料を回転させて切削することによって綺麗な表面にできます。
 

  旋盤加工の様子


 次回は明日8/18(火)に今回の続きとして生産機械科2年の「機械仕上実習 2週目」について紹介します。

真岡鐵道沿線駅舎清掃活動

 真岡鐵道沿線駅舎清掃活動 
 8月5日終業式終了後に、本校1年生の真岡鐵道を利用している生徒や希望生徒22名が真岡鐵道沿線駅舎清掃活動を実施しました。
 通学の足として利用している真岡鐵道に感謝の気持ちを持ち、暑い中、生徒は一生懸命取り組んでいました。
  
      清掃の様子 北真岡駅             清掃の様子 北真岡駅
  
      清掃の様子 西田井駅              清掃の様子 西田井駅
  
       清掃の様子 西田井駅             清掃の様子 西田井駅

建設科(建築)課題研究の取り組み

簡易テニスコート避難小屋新築工事プロジェクト

 私たち建設科建築コースの課題研究では、テニス部員のために、簡易的な避難小屋を設置することにしました。テニス部員を雷雨や豪雨から身を守り、休憩や荷物置き場にも活用してもらおうと考えプロジェクトを立ち上げました。

 これから、定期的にプロジェクトの進行をHPにアップしていきたいと考えています。

施工前

テニス部顧問の蒔田先生の立会いで、敷地の確認を行いました。
 

測点測量設置完了

トータルステーションを使って、角度と距離を正確な測点を設置しました。
 
丁張り設置状況

等間隔に杭を打ち、トータルステーションで測量しています。
 

丁張り設置完了

全員で力を合わせて完成させることができました。

これからの予定は、根切り工事、基礎、建方を行っていきます。

 

第1学期終業式を迎えました。

 本日8月5日、本校の第1学期終業式が行われました。
 新型コロナウイルス感染防止のための休業期間があり、授業時間確保のために夏休みが短縮になりました。また新型コロナウイルス感染防止・熱中症防止のため、終業式の校長式辞等は校内放送で行われ、生徒は各ホームルーム教室で終業式に参加する形式となりました。その後、学習指導部長、進路指導部長、生徒指導部長からの諸注意を頂きました。
 夏休みが短縮された中で、やるべきことを取捨選択し、新型コロナウイルス感染のほか、交通事故、水難事故などに遭わずに有意義な夏休みとするように過ごしてほしいと思います。

 

生産機械科2年 「制御実習」 3週目

生産機械科実習紹介
 本日8/4(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は前回の続きとして「制御実習」を紹介します。
 今回はサイクル動作(工程回路)について学習しました。
 サイクル動作とは入力された信号を内部補助リレーに置き換えてから出力することによって複数の出力機器を順番に出力させる回路です。
 
 
サイクル動作(行程回路)の説明

 今回の実習では、上図のように「ボタンを押すとランプ1が点灯し、2秒後にランプ2が点灯、さらに2秒後にすべて消灯する」という内容の制御を行いました。
 前回学習した「タイマ回路」「自己保持回路」を応用したもので、ボタン押下の信号を自己保持し、2つのタイマを用いて点灯、消灯を行うものです。


フリッカ回路(ランプの点滅)の説明

 さらにこの制御を応用して、上図のように自動でランプを点滅させることができます。この回路をフリッカ回路といいます。3年生の自動制御実習では「サイクル動作」「タイマ回路」「フリッカ回路」等を応用してコンベアの動作を制御します。


ランプ点灯の様子

 次回は9/4(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。