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2020年6月の記事一覧
生産機械科3年「自動制御実習」1週目
生産機械科実習紹介
本日6/29(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「自動制御実習」1週目の様子をご紹介します。
2年生の「制御実習」ではプロコン(プログラミングコンソール)を使用してシーケンス制御を行いましたが、3年生ではPLCラダーサポートソフト「GX Works2」というパソコンソフトを使用しシーケンス制御を行います。
パソコンを使用した様子
2年生と同じくPLC制御機器と制御実習装置とを配線します。(写真にはプロコンも写っていますが使用しません。)
配線作業の様子
2年生のプロコンではラダープログラムと呼ばれる回路から「ニモニック」というリストプログラムに読み替えて入力する必要がありましたが、3年生の「GX Works2」ではラダープログラムの状態で入力することができます。
AND・OR回路から始まり、自己保持回路、タイマ回路、カウンタ回路と基本的な制御実習を行います。
AND・OR回路
タイマ回路
カウンタ回路
来週はサイクル動作の制御実習を行います。「自動制御実習」2週目は7/6(月)にて掲載予定です。
次回は6/30(火)生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。
飛沫防止パーテーションの寄贈
真岡東中学校に飛沫防止パーテーション寄贈
6月26日、建設科の生徒が製作した飛沫防止パーテーション6個を真岡東中学校に寄贈しました。製作した生徒の中には真岡東中学校の卒業生もおり、本校で学んだ技術を生かし母校に恩返しができ、自己有用感を高めることができました。
これまでに、真岡中学校に1個寄贈し、真岡小学校に2個寄贈予定です。
真岡東中学校 会議室にて
6月27日付の下野新聞で掲載していただきました。
6月26日、建設科の生徒が製作した飛沫防止パーテーション6個を真岡東中学校に寄贈しました。製作した生徒の中には真岡東中学校の卒業生もおり、本校で学んだ技術を生かし母校に恩返しができ、自己有用感を高めることができました。
これまでに、真岡中学校に1個寄贈し、真岡小学校に2個寄贈予定です。
真岡東中学校 会議室にて
6月27日付の下野新聞で掲載していただきました。
生産機械科1年「旋盤作業実習」1週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日6/26(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
これまで各学年で行う実習内容について概要を説明してきましたが、今回からはひとつの実習テーマを3・4週にわたってご紹介していきたいと思います。実習が行われるごとに成長していく生徒の様子にも注目です。
今回は「旋盤作業実習」1週目の様子をご紹介します。どの実習も1週目は必ず実習装置の基本的な取り扱い、及び基礎知識の説明から始まります。旋盤作業実習では、まず初めにハンドル操作を覚えます。説明を終えると、生徒は各自割り当てられた旋盤を使って実際に動かす練習をします。
※なお旋盤実習1週目では旋盤を回転させないため、安全に十分留意した上で、熱中症予防のため半袖での実習をおこなっております。
基礎知識 説明の様子
ハンドル操作の説明の様子
ハンドル操作の練習風景
ハンドルを使って旋盤を動かすことができたら、次はチャック(材料をくわえる部分)の説明とチャックハンドルの取り扱いについて学びます。本校では安全対策として写真(上)のような安全装置を設けており、チャックハンドルが定位置に戻されないと旋盤が動作できないようになっています。しかしながら危険意識の低下に伴うヒューマンエラー(人的要因による事故)は防ぎきれないため、生徒の危険意識向上を目的として徹底した安全指導を行っています。
安全装置
(チャックハンドルが戻されないと旋盤が動かない)
チャック部分の説明の様子
続いて回転数の変更方法とバイトのセンタ合わせについて説明を受け、練習していきます。センタ合わせが難しく、苦戦している様子でした。練習を重ねていくと作業が正確に、素早くなっていきます。今後の生徒の成長に期待が高まります。
回転数変更の練習
バイトのセンター合わせの練習
来週はいよいよ旋盤を回転させての実習になります。「旋盤作業実習」2週目は7/3(金)にて掲載予定です。
次回は6/29(月)生産機械科3年生の実習(1週目)をご紹介いたします。
本日6/26(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
これまで各学年で行う実習内容について概要を説明してきましたが、今回からはひとつの実習テーマを3・4週にわたってご紹介していきたいと思います。実習が行われるごとに成長していく生徒の様子にも注目です。
今回は「旋盤作業実習」1週目の様子をご紹介します。どの実習も1週目は必ず実習装置の基本的な取り扱い、及び基礎知識の説明から始まります。旋盤作業実習では、まず初めにハンドル操作を覚えます。説明を終えると、生徒は各自割り当てられた旋盤を使って実際に動かす練習をします。
※なお旋盤実習1週目では旋盤を回転させないため、安全に十分留意した上で、熱中症予防のため半袖での実習をおこなっております。
基礎知識 説明の様子
ハンドル操作の説明の様子
ハンドル操作の練習風景
ハンドルを使って旋盤を動かすことができたら、次はチャック(材料をくわえる部分)の説明とチャックハンドルの取り扱いについて学びます。本校では安全対策として写真(上)のような安全装置を設けており、チャックハンドルが定位置に戻されないと旋盤が動作できないようになっています。しかしながら危険意識の低下に伴うヒューマンエラー(人的要因による事故)は防ぎきれないため、生徒の危険意識向上を目的として徹底した安全指導を行っています。
安全装置
(チャックハンドルが戻されないと旋盤が動かない)
チャック部分の説明の様子
続いて回転数の変更方法とバイトのセンタ合わせについて説明を受け、練習していきます。センタ合わせが難しく、苦戦している様子でした。練習を重ねていくと作業が正確に、素早くなっていきます。今後の生徒の成長に期待が高まります。
回転数変更の練習
バイトのセンター合わせの練習
来週はいよいよ旋盤を回転させての実習になります。「旋盤作業実習」2週目は7/3(金)にて掲載予定です。
次回は6/29(月)生産機械科3年生の実習(1週目)をご紹介いたします。
生産機械科2年「制御実習」
生産機械科実習紹介
本日6/23(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は「制御実習」を紹介します。
自動制御実習では下図のような制御装置を用いて、ボタン押下時のLED点灯や、コンベアの動作ついて学習します。
制御実習装置
この制御はシーケンサという制御機器を用いることで、LEDの点灯・コンベアの動作を順次に行うことができる「シーケンス制御」と呼ばれる制御方法で、信号機や自動洗濯機などにも使用されている技術です。
3年次にもパソコンソフトを使用したシーケンス制御を行いますが、2年次では下図のような「プログラミングコンソール」と呼ばれるコントローラを用いてプログラムの書き込みを行います。
プログラミングコンソール
プログラミングコンソールを操作している様子
生産機械科では以下のように3年間かけて基礎から技能検定のレベルまでシーケンス制御について学習します。
1年次:リレーという装置を用いたシーケンス制御
2年次:制御装置におけるプログラミングコンソールを用いたシーケンス制御(今回)
3年次:制御装置におけるパソコンソフトを用いたシーケンス制御
「ものをつくる技術」と一緒に「ものを動かす技術」も学ぶことができます。
今回は生産機械科2年生の「制御実習」について紹介しました。次回は6/26(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
生産機械科3年「材料・計測実習」
生産機械科実習紹介
本日6/22(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今日は前回の「自動制御実習」に続いて「材料・計測実習」を紹介します。
材料・計測実習は、多くの機械に使用される金属の性質を学ぶ実習で、顕微鏡を使用し金属の組織を観察したり、数種類の硬さ試験を実施するなど座学「機械工作」で学んだ内容を実際に経験をとおし身につけることができます。
今回は、機械仕上実習にて製作した4号試験片を使用し、万能試験機にて引張試験を実施しました。
万能試験機(以前2学年の溶接紹介でも掲載しました)
①4号試験片の直径を測定します。
②原標点距離をけがきます。
③試験片を万能試験機にセットします。
④試験片の中央がくびれています。
⑤試験片が破断しました。
破断前
伸びている途中
破断後
このように金属であっても伸びて、細くくびれ、破断してしまいます。
試験結果から荷重と伸びの関係を示す『応力-ひずみ線図』が得られます。
実習の様子
今回は生産機械科3年生の「材料・計測実習」について紹介しました。次回は明日6/23(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
本日6/22(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今日は前回の「自動制御実習」に続いて「材料・計測実習」を紹介します。
材料・計測実習は、多くの機械に使用される金属の性質を学ぶ実習で、顕微鏡を使用し金属の組織を観察したり、数種類の硬さ試験を実施するなど座学「機械工作」で学んだ内容を実際に経験をとおし身につけることができます。
今回は、機械仕上実習にて製作した4号試験片を使用し、万能試験機にて引張試験を実施しました。
万能試験機(以前2学年の溶接紹介でも掲載しました)
①4号試験片の直径を測定します。
②原標点距離をけがきます。
③試験片を万能試験機にセットします。
④試験片の中央がくびれています。
⑤試験片が破断しました。
破断前
伸びている途中
破断後
このように金属であっても伸びて、細くくびれ、破断してしまいます。
試験結果から荷重と伸びの関係を示す『応力-ひずみ線図』が得られます。
実習の様子
今回は生産機械科3年生の「材料・計測実習」について紹介しました。次回は明日6/23(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
電気・電子研究委員会より (関電研)
令和 6 年度の電気電子研究委員会に
おいて、今年度も真岡工業高校が事
務局となります。
よろしくお願いいたします。
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