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2020年6月の記事一覧
生産機械科3年「自動制御実習」1週目
生産機械科実習紹介
本日6/29(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「自動制御実習」1週目の様子をご紹介します。
2年生の「制御実習」ではプロコン(プログラミングコンソール)を使用してシーケンス制御を行いましたが、3年生ではPLCラダーサポートソフト「GX Works2」というパソコンソフトを使用しシーケンス制御を行います。
パソコンを使用した様子
2年生と同じくPLC制御機器と制御実習装置とを配線します。(写真にはプロコンも写っていますが使用しません。)
配線作業の様子
2年生のプロコンではラダープログラムと呼ばれる回路から「ニモニック」というリストプログラムに読み替えて入力する必要がありましたが、3年生の「GX Works2」ではラダープログラムの状態で入力することができます。
AND・OR回路から始まり、自己保持回路、タイマ回路、カウンタ回路と基本的な制御実習を行います。
AND・OR回路
タイマ回路
カウンタ回路
来週はサイクル動作の制御実習を行います。「自動制御実習」2週目は7/6(月)にて掲載予定です。
次回は6/30(火)生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。
飛沫防止パーテーションの寄贈
真岡東中学校に飛沫防止パーテーション寄贈
6月26日、建設科の生徒が製作した飛沫防止パーテーション6個を真岡東中学校に寄贈しました。製作した生徒の中には真岡東中学校の卒業生もおり、本校で学んだ技術を生かし母校に恩返しができ、自己有用感を高めることができました。
これまでに、真岡中学校に1個寄贈し、真岡小学校に2個寄贈予定です。

真岡東中学校 会議室にて


6月27日付の下野新聞で掲載していただきました。
6月26日、建設科の生徒が製作した飛沫防止パーテーション6個を真岡東中学校に寄贈しました。製作した生徒の中には真岡東中学校の卒業生もおり、本校で学んだ技術を生かし母校に恩返しができ、自己有用感を高めることができました。
これまでに、真岡中学校に1個寄贈し、真岡小学校に2個寄贈予定です。
真岡東中学校 会議室にて
6月27日付の下野新聞で掲載していただきました。
生産機械科1年「旋盤作業実習」1週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日6/26(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
これまで各学年で行う実習内容について概要を説明してきましたが、今回からはひとつの実習テーマを3・4週にわたってご紹介していきたいと思います。実習が行われるごとに成長していく生徒の様子にも注目です。
今回は「旋盤作業実習」1週目の様子をご紹介します。どの実習も1週目は必ず実習装置の基本的な取り扱い、及び基礎知識の説明から始まります。旋盤作業実習では、まず初めにハンドル操作を覚えます。説明を終えると、生徒は各自割り当てられた旋盤を使って実際に動かす練習をします。
※なお旋盤実習1週目では旋盤を回転させないため、安全に十分留意した上で、熱中症予防のため半袖での実習をおこなっております。

基礎知識 説明の様子
ハンドル操作の説明の様子

ハンドル操作の練習風景
ハンドルを使って旋盤を動かすことができたら、次はチャック(材料をくわえる部分)の説明とチャックハンドルの取り扱いについて学びます。本校では安全対策として写真(上)のような安全装置を設けており、チャックハンドルが定位置に戻されないと旋盤が動作できないようになっています。しかしながら危険意識の低下に伴うヒューマンエラー(人的要因による事故)は防ぎきれないため、生徒の危険意識向上を目的として徹底した安全指導を行っています。

安全装置
(チャックハンドルが戻されないと旋盤が動かない)
チャック部分の説明の様子
続いて回転数の変更方法とバイトのセンタ合わせについて説明を受け、練習していきます。センタ合わせが難しく、苦戦している様子でした。練習を重ねていくと作業が正確に、素早くなっていきます。今後の生徒の成長に期待が高まります。

回転数変更の練習

バイトのセンター合わせの練習
来週はいよいよ旋盤を回転させての実習になります。「旋盤作業実習」2週目は7/3(金)にて掲載予定です。
次回は6/29(月)生産機械科3年生の実習(1週目)をご紹介いたします。
本日6/26(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
これまで各学年で行う実習内容について概要を説明してきましたが、今回からはひとつの実習テーマを3・4週にわたってご紹介していきたいと思います。実習が行われるごとに成長していく生徒の様子にも注目です。
今回は「旋盤作業実習」1週目の様子をご紹介します。どの実習も1週目は必ず実習装置の基本的な取り扱い、及び基礎知識の説明から始まります。旋盤作業実習では、まず初めにハンドル操作を覚えます。説明を終えると、生徒は各自割り当てられた旋盤を使って実際に動かす練習をします。
※なお旋盤実習1週目では旋盤を回転させないため、安全に十分留意した上で、熱中症予防のため半袖での実習をおこなっております。
基礎知識 説明の様子
ハンドル操作の説明の様子
ハンドル操作の練習風景
ハンドルを使って旋盤を動かすことができたら、次はチャック(材料をくわえる部分)の説明とチャックハンドルの取り扱いについて学びます。本校では安全対策として写真(上)のような安全装置を設けており、チャックハンドルが定位置に戻されないと旋盤が動作できないようになっています。しかしながら危険意識の低下に伴うヒューマンエラー(人的要因による事故)は防ぎきれないため、生徒の危険意識向上を目的として徹底した安全指導を行っています。
安全装置
(チャックハンドルが戻されないと旋盤が動かない)
チャック部分の説明の様子
続いて回転数の変更方法とバイトのセンタ合わせについて説明を受け、練習していきます。センタ合わせが難しく、苦戦している様子でした。練習を重ねていくと作業が正確に、素早くなっていきます。今後の生徒の成長に期待が高まります。
回転数変更の練習
バイトのセンター合わせの練習
来週はいよいよ旋盤を回転させての実習になります。「旋盤作業実習」2週目は7/3(金)にて掲載予定です。
次回は6/29(月)生産機械科3年生の実習(1週目)をご紹介いたします。
生産機械科2年「制御実習」
生産機械科実習紹介
本日6/23(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は「制御実習」を紹介します。
自動制御実習では下図のような制御装置を用いて、ボタン押下時のLED点灯や、コンベアの動作ついて学習します。
制御実習装置
この制御はシーケンサという制御機器を用いることで、LEDの点灯・コンベアの動作を順次に行うことができる「シーケンス制御」と呼ばれる制御方法で、信号機や自動洗濯機などにも使用されている技術です。
3年次にもパソコンソフトを使用したシーケンス制御を行いますが、2年次では下図のような「プログラミングコンソール」と呼ばれるコントローラを用いてプログラムの書き込みを行います。
プログラミングコンソール
プログラミングコンソールを操作している様子
生産機械科では以下のように3年間かけて基礎から技能検定のレベルまでシーケンス制御について学習します。
1年次:リレーという装置を用いたシーケンス制御
2年次:制御装置におけるプログラミングコンソールを用いたシーケンス制御(今回)
3年次:制御装置におけるパソコンソフトを用いたシーケンス制御
「ものをつくる技術」と一緒に「ものを動かす技術」も学ぶことができます。
今回は生産機械科2年生の「制御実習」について紹介しました。次回は6/26(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
生産機械科3年「材料・計測実習」
生産機械科実習紹介
本日6/22(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今日は前回の「自動制御実習」に続いて「材料・計測実習」を紹介します。
材料・計測実習は、多くの機械に使用される金属の性質を学ぶ実習で、顕微鏡を使用し金属の組織を観察したり、数種類の硬さ試験を実施するなど座学「機械工作」で学んだ内容を実際に経験をとおし身につけることができます。
今回は、機械仕上実習にて製作した4号試験片を使用し、万能試験機にて引張試験を実施しました。

万能試験機(以前2学年の溶接紹介でも掲載しました)

①4号試験片の直径を測定します。

②原標点距離をけがきます。

③試験片を万能試験機にセットします。


④試験片の中央がくびれています。

⑤試験片が破断しました。

破断前

伸びている途中

破断後
このように金属であっても伸びて、細くくびれ、破断してしまいます。

試験結果から荷重と伸びの関係を示す『応力-ひずみ線図』が得られます。

実習の様子
今回は生産機械科3年生の「材料・計測実習」について紹介しました。次回は明日6/23(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
本日6/22(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今日は前回の「自動制御実習」に続いて「材料・計測実習」を紹介します。
材料・計測実習は、多くの機械に使用される金属の性質を学ぶ実習で、顕微鏡を使用し金属の組織を観察したり、数種類の硬さ試験を実施するなど座学「機械工作」で学んだ内容を実際に経験をとおし身につけることができます。
今回は、機械仕上実習にて製作した4号試験片を使用し、万能試験機にて引張試験を実施しました。
万能試験機(以前2学年の溶接紹介でも掲載しました)
①4号試験片の直径を測定します。
②原標点距離をけがきます。
③試験片を万能試験機にセットします。
④試験片の中央がくびれています。
⑤試験片が破断しました。
破断前
伸びている途中
破断後
このように金属であっても伸びて、細くくびれ、破断してしまいます。
試験結果から荷重と伸びの関係を示す『応力-ひずみ線図』が得られます。
実習の様子
今回は生産機械科3年生の「材料・計測実習」について紹介しました。次回は明日6/23(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
県民の歌Web特別演奏会の動画について
”とちぎ未来大使” である12名の音楽家の演奏による「県民の歌Web特別演奏会」が公開されています。「県民のうた」は本校でも清掃の時間に放送しましたが、一味違う美しいハーモニーを、どうぞお楽しみください。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/tib/5ch/kyoiku/r2001.html
面談用飛沫防止パーテーションの製作
面接用飛沫防止パーテーションの製作!!
建設科3年の課題研究で、廃材を利用した飛沫防止パーテーションを製作しました。15日から面談旬間が始まり、対面で行われる面談時の感染症対策として設置しました。
生産機械科の日常
生産機械科3年 機械製図検定(一次)を受検
生産機械科3年生が機械製図検定を受検しました。
生産機械科では、科目「製図」を1年次から3年次にかけて、計6単位学習しています。その集大成ともいえる検定試験をこの度受検しました。
生徒達は高校生活最後となる資格試験に向け、放課後や帰宅後の時間を有効に使い、全員合格を目指し学習を続けてきました。



全力で取り組む姿に、来年以降の社会人として取り組む姿勢を垣間見ることができた気がします。
頑張れ!!努力は決して裏切らないと信じています。
生産機械科3年生が機械製図検定を受検しました。
生産機械科では、科目「製図」を1年次から3年次にかけて、計6単位学習しています。その集大成ともいえる検定試験をこの度受検しました。
生徒達は高校生活最後となる資格試験に向け、放課後や帰宅後の時間を有効に使い、全員合格を目指し学習を続けてきました。
全力で取り組む姿に、来年以降の社会人として取り組む姿勢を垣間見ることができた気がします。
頑張れ!!努力は決して裏切らないと信じています。
工業技術基礎実習
工業技術基礎実習実施中!!
機械科1年生の工業技術基礎実習が始まりました。
初めて体験することばかりで少し緊張していましたが、生徒達は楽しそうに実習に取り組んでいました。

機械加工 普通旋盤作業 溶 接 ガス溶接作業

手仕上げ トラック文鎮の製作 電気実習 センサーカー製作
機械科1年生の工業技術基礎実習が始まりました。
初めて体験することばかりで少し緊張していましたが、生徒達は楽しそうに実習に取り組んでいました。
機械加工 普通旋盤作業 溶 接 ガス溶接作業
手仕上げ トラック文鎮の製作 電気実習 センサーカー製作
飛沫防止パーテーションを寄贈 建設科
真岡中学校に飛沫防止のパーテーションを寄贈
真岡中学校から「飛沫防止パーテーションの製作依頼」をいただき、建設研究部の生徒が製作し、相談室へ設置してきました。

真岡中学校 相談室
真岡中学校から「飛沫防止パーテーションの製作依頼」をいただき、建設研究部の生徒が製作し、相談室へ設置してきました。
真岡中学校 相談室
生産機械科2年「溶接実習」
生産機械科実習紹介
本日6/16(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。
今日は前回の「機械仕上実習」に続いて「溶接実習」を紹介します。
溶接実習では金属を溶かして接合する技術・技能について学習します。

ガス溶接とは、酸素とアセチレンの混合ガスを使用し、母材となる金属を溶かします。溶けた母材に溶接棒を溶かし合わせることで複数の部材を結合する方法です。溶接には、その他にアーク溶接や半自動溶接があり、課題研究などのものづくりを行う時に使用しています。生産機械科の生徒は、2年次の冬にガス溶接技能講習を受講し、全員資格を取得します。


ガス溶接の様子と溶接後の材料
溶接後の材料を、万能試験機で引っ張ることで溶接の善し悪しがわかります。
金属が破断する時に生じる音の大きさに生徒達は必ず驚きの声を上げてしまうほどです。

万能試験機
実習後は、結果を報告書にまとめる作業に移ります。ひとり一人丁寧に当日の作業内容を報告書にまとめています。

実習結果をまとめる様子
今回は生産機械科2年生の「溶接実習」について紹介しました。次回は6/19(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
本日6/16(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。
今日は前回の「機械仕上実習」に続いて「溶接実習」を紹介します。
溶接実習では金属を溶かして接合する技術・技能について学習します。
ガス溶接
ガス溶接とは、酸素とアセチレンの混合ガスを使用し、母材となる金属を溶かします。溶けた母材に溶接棒を溶かし合わせることで複数の部材を結合する方法です。溶接には、その他にアーク溶接や半自動溶接があり、課題研究などのものづくりを行う時に使用しています。生産機械科の生徒は、2年次の冬にガス溶接技能講習を受講し、全員資格を取得します。
ガス溶接の様子と溶接後の材料
溶接後の材料を、万能試験機で引っ張ることで溶接の善し悪しがわかります。
金属が破断する時に生じる音の大きさに生徒達は必ず驚きの声を上げてしまうほどです。
万能試験機
実習後は、結果を報告書にまとめる作業に移ります。ひとり一人丁寧に当日の作業内容を報告書にまとめています。
実習結果をまとめる様子
今回は生産機械科2年生の「溶接実習」について紹介しました。次回は6/19(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
生産機械科1年「板金・溶接作業実習」
生産機械科工業技術基礎紹介
本日6/12(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
今回は、前回の「電気作業実習」に続いて「板金・溶接作業実習」の中から「板金作業」を紹介します。板金作業とは、金属の板を切ったり、曲げたり、削ったりして加工していく作業を言います。生産機械科1年生では板金作業と溶接作業により、生徒のイニシャルが入ったペン立てを製作します。
イニシャル入りペン立て
初めは図面通りに材料を切り出し、ヤスリがけまでを行います。切り出しはあくまでも荒加工で、図面寸法に近づけるための作業です。このままでは角張ってしまうほか、バリ(加工後の突起)も残り危険なのでヤスリを使用して図面寸法まで削っていきます。
図面 材料の切り出し後
正面の板には生徒のイニシャルを入れるために、ボール盤で穴を開け、タガネを使用して余分なところを落とした後、ヤスリがけを行いました。
イニシャル製作(加工途中) タガネでの作業風景
ヤスリがけの作業風景 イニシャル製作(完成)
生徒達は良いものを作ろうと真剣な顔つきで作業していました。作業を通して「ものづくり」に対する姿勢を育むことができるのも工業高校ならではだと思います。
今回は生産機械科1年生の「板金・溶接作業実習」について紹介しました。次回は6/15(月)に生産機械科3年生の実習について紹介します。
生産機械科学校緑化計画
生産機械科の学校緑化計画現在の状況報告
平成30(2018)年に栃木トヨペット様よりアジサイの苗を頂きました。
殺風景だった実習棟の前に生産機械科の当時3年生が植樹をし、
今年見事に大輪の花を咲かせましたので報告します。
以下に当時の記事を紹介します。
アジサイ10株植栽 (2018/5/21)投稿文
この度、栃木トヨペット株式会社様が主催する第43回ふれあいグリーンキャンペーンにてアジサイの苗木を頂きました。機械工場の前に、10株の苗木を植栽することができ、緑豊かな校内での教育活動が期待されます。

2年後の現在のアジサイの様子です。


苗木自体はまだまだ小さいですが、これから立派に成長し、生徒と共に将来たくさんの花を
咲かしてくれることを願っています。
平成30(2018)年に栃木トヨペット様よりアジサイの苗を頂きました。
殺風景だった実習棟の前に生産機械科の当時3年生が植樹をし、
今年見事に大輪の花を咲かせましたので報告します。
以下に当時の記事を紹介します。
アジサイ10株植栽 (2018/5/21)投稿文
この度、栃木トヨペット株式会社様が主催する第43回ふれあいグリーンキャンペーンにてアジサイの苗木を頂きました。機械工場の前に、10株の苗木を植栽することができ、緑豊かな校内での教育活動が期待されます。
2年後の現在のアジサイの様子です。
苗木自体はまだまだ小さいですが、これから立派に成長し、生徒と共に将来たくさんの花を
咲かしてくれることを願っています。
コロナ対策!!
建設科による飛沫防止パーテーションの製作!!
建設科の建設研究部の生徒が、コロナ対策として余った木材を活用して飛沫防止のパーテーションを製作しました。


グループで実習を行う時の飛沫防止や、図書館の貸し出し用窓口、職員の打合せの時などに様々な場面で活用できます。
パーテーション製作に関しての質問は学校までお問い合わせください。

実習の様子 図書館での貸し出し
図書室の設置例 科職員打合せの様子
建設科の建設研究部の生徒が、コロナ対策として余った木材を活用して飛沫防止のパーテーションを製作しました。
グループで実習を行う時の飛沫防止や、図書館の貸し出し用窓口、職員の打合せの時などに様々な場面で活用できます。
パーテーション製作に関しての質問は学校までお問い合わせください。
実習の様子 図書館での貸し出し
図書室の設置例 科職員打合せの様子
生産機械科2年「機械仕上実習」
生産機械科実習紹介
本日6/9(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。
今日は前回の「MC実習」に続いて「機械仕上実習」を紹介します。
機械仕上実習では機械系のものづくりの中でも重要な「切削加工」を行います。
旋盤とは、上図のように材料を回転させて刃物(バイト)で外周を削りとる加工です。先週から3週に渡り、旋盤を使用して技能検定3級 旋盤作業の課題を製作しています。
下図右側の材料を旋盤で切削加工し、左側の作品に仕上げます。
今回は「テーパ加工」と呼ばれる、角度を付けて斜めに削り出す工程を行いました。下図左の赤丸の部分について右図のような計算によって角度を求め、斜めに削ります。
課題の図面 テーパ角度の計算
この「テーパ加工」を用いてドリルのシャンクと呼ばれる柄の部分などが作られています。テーパ加工を行うことでドリルを確実にまっすぐに取り付けることができます。
機械加工に用いる工具や道具もまた、機械加工によって製作されています。
ドリル(全形) ドリルシャンク(柄)部
このように、工業製品に用いられている機械的な技術を生産機械科で学ぶことができます。
今回は生産機械科2年生の「機械仕上実習」について紹介しました。次回は6/12(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
生産機械科3年「CAD実習」
生産機械科実習紹介
本日6/8(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今日は前回の「機械仕上実習」に続いて「CAD実習」を紹介します。
CADとは、コンピュータを使用し様々な図面を作製することで、図面の管理や作業の省力化、効率を高めることができ生産性を向上することができるため多くの企業で採用されている設計製図の道具です。


CAD実習
生産機械科では、生徒一人1台のパソコンを使用しコンピュータ上で品物の図面を描く実習を行っています。
使用するソフトはAuto CAD、SOLIDWORKSです。2次元の図面から3次元の図面まで描くことができ、基本的な形状から応用的な製品にいたるまで描くことのできる力をこの実習で身に付けます。


Auto CADで作製した図面
Auto CADでは、画面上にX,Y座標を設けその値を入力して図面を作製していきます。


Solid Worksにて作製した図面
SOLIDWORKSでは、立体に描いた図形をもとに図面を作製していき、多くの部品を一つに集めてお互いの干渉具合や色合いなども確認しながら作業を進めることができます。両者ともに、先日2年生の実習で紹介したMC(マシニングセンタ)などの数値制御機器にデータを送ることで製品の加工ができる優れた設計製図の道具です。


缶 フタ

組合わせた缶とフタ
今回は生産機械科3年生の「CAD実習」について紹介しました。次回は明日6/9(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
本日6/8(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今日は前回の「機械仕上実習」に続いて「CAD実習」を紹介します。
CADとは、コンピュータを使用し様々な図面を作製することで、図面の管理や作業の省力化、効率を高めることができ生産性を向上することができるため多くの企業で採用されている設計製図の道具です。
CAD実習
生産機械科では、生徒一人1台のパソコンを使用しコンピュータ上で品物の図面を描く実習を行っています。
使用するソフトはAuto CAD、SOLIDWORKSです。2次元の図面から3次元の図面まで描くことができ、基本的な形状から応用的な製品にいたるまで描くことのできる力をこの実習で身に付けます。
Auto CADで作製した図面
Auto CADでは、画面上にX,Y座標を設けその値を入力して図面を作製していきます。
Solid Worksにて作製した図面
SOLIDWORKSでは、立体に描いた図形をもとに図面を作製していき、多くの部品を一つに集めてお互いの干渉具合や色合いなども確認しながら作業を進めることができます。両者ともに、先日2年生の実習で紹介したMC(マシニングセンタ)などの数値制御機器にデータを送ることで製品の加工ができる優れた設計製図の道具です。
缶 フタ
組合わせた缶とフタ
今回は生産機械科3年生の「CAD実習」について紹介しました。次回は明日6/9(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
工業技術基礎実習
工業技術基礎実習が本日(6/5)より始まる
~ 電子科 新型コロナウイルス感染症対策実施 !!~
本日より実習のオリエンテーションも終わり、本格的に工業技術基礎の実習が始まりました。初めての実習とあって初々しい手つきで、感染対策用の手袋をしてハンダ付けの練習をしました。
初めてのハンダ付に戸惑いながらも真剣に取り組む生徒たち
生産機械科1年「電気作業実習」
生産機械科工業技術基礎紹介
今日は、生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。1年生は「旋盤加工実習」「板金・溶接作業実習」「制御・マイコン実習」「電気作業実習」の4テーマに分かれて実施します。
旋盤加工実習 板金・溶接作業実習
(※写真は工具取付作業のみのため半袖で実施)
制御・マイコン実習 電気作業実習
本日は「電気作業実習」について紹介します。
電気作業実習では、ミニマイコンカーを作る過程で電子機器部品の基礎について学び、はんだ付けの技術や歯車の基礎、ボール盤の操作などを習得します。
ミニマイコンカー
「マイコン」とはマイクロコンピュータのことで、身の回りの家電製品には必ずと言えるほど使用されている電子機器部品です。生徒たちはミニマイコンカー製作キットを実際に組み立てながら電子機器部品の知識と取り扱いについて学んでいきます。完成したミニマイコンカーは実際に動かして動作を確認した後、制御マイコン実習時に実際に各自が製作したミニマイコンカーを制御する内容に挑みます。
ミニマイコンカー製作キット 組立の様子
はんだごて 試走の様子
今回は生産機械科1年生の「電気作業実習」について紹介しました。なお、次回は6/8(月)に生産機械科3年生の実習について紹介します。
生産機械科実習服
生産機械科の実習服紹介
平成30(2018)年度より実習服を変更し、今年度1年生から3年生まで全て同じ色の実習服になりました。


上記写真の左が上着着用時、右がポロシャツ着用時になります。その日の気温や行う実習の内容に合わせて選択しながら実習に取り組んでいます。
平成30(2018)年度より実習服を変更し、今年度1年生から3年生まで全て同じ色の実習服になりました。
上記写真の左が上着着用時、右がポロシャツ着用時になります。その日の気温や行う実習の内容に合わせて選択しながら実習に取り組んでいます。
生産機械科3年 「課題研究」
生産機械科3年 課題研究が始まります!
本日は生産機械科3年生 課題研究の授業においてグループ分けを行いました。
課題研究では3年生が5名~7名程度の班に分かれて、1年間を通してそれぞれのテーマについて研究し、報告書作成・発表会を行います。
今年度の生産機械科において研究するテーマは以下の通りです。(表右:昨年度の研究テーマ)
例年より遅いスタートとなり、各種大会の中止も決まっていますが、短い時間でも工夫して研究を行い、成果をあげていきます。
なお、次回は6/4(木)に生産機械科の実習服について紹介します。
本日は生産機械科3年生 課題研究の授業においてグループ分けを行いました。
課題研究では3年生が5名~7名程度の班に分かれて、1年間を通してそれぞれのテーマについて研究し、報告書作成・発表会を行います。
今年度の生産機械科において研究するテーマは以下の通りです。(表右:昨年度の研究テーマ)
今年度のテーマ | 昨年度のテーマ |
動力を必要としないロボットの製作 | 動力を必要としないロボットの製作 |
ロボットアームの製作・制御 | 防災リアカーの製作 |
マイコン制御ロボットの製作・制御 | マイコンカーの製作・制御 |
マイコンカーの製作・制御 | アルミニウム缶の有効活用 |
溶接組立・ゴム動力自動車の製作 | フラワースタンドの製作 |
企業研究・資格取得 | アイデアロボットの製作・制御 |
例年より遅いスタートとなり、各種大会の中止も決まっていますが、短い時間でも工夫して研究を行い、成果をあげていきます。
なお、次回は6/4(木)に生産機械科の実習服について紹介します。
生産機械科2年「MC実習」
生産機械科実習紹介
今日は、生産機械科の2年生で実習が行われました。2年生は「機械仕上実習」「溶接実習」「制御実習」「MC実習」の4テーマに分かれて実施します。


機械仕上実習 溶接実習


制御実習 MC実習
本日は「MC実習」について紹介します。
「MC」とは「マシニングセンタ」(写真右)のことで、回転する工具(ドリルやエンドミル)で穴を開けたり、溝を掘ったりすることができる工作機械です。加工したい図形からX-YーZ座標を取り、パソコン上でシュミレーションを行います。(写真左)
さらに、パソコン上のソフトで作成したデータをMCに送信することで複雑な形状の加工も容易に行うことができます。また、「使用するドリルなどの工具が自動で交換できる!」というメリットもあります。


シュミレーション画面 マシニングセンタ
最終的には生徒の自由な発想で作品を製作します。曲線や細かい図形など、加工するのが難しいものもありますが、頑張って作った作品はどれも素敵です。

MCで製作した作品1 MCで製作した作品2
今回は生産機械科2年生の「MC実習」について紹介しました。なお、次回は6/5(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
今日は、生産機械科の2年生で実習が行われました。2年生は「機械仕上実習」「溶接実習」「制御実習」「MC実習」の4テーマに分かれて実施します。
機械仕上実習 溶接実習
制御実習 MC実習
本日は「MC実習」について紹介します。
「MC」とは「マシニングセンタ」(写真右)のことで、回転する工具(ドリルやエンドミル)で穴を開けたり、溝を掘ったりすることができる工作機械です。加工したい図形からX-YーZ座標を取り、パソコン上でシュミレーションを行います。(写真左)
さらに、パソコン上のソフトで作成したデータをMCに送信することで複雑な形状の加工も容易に行うことができます。また、「使用するドリルなどの工具が自動で交換できる!」というメリットもあります。
シュミレーション画面 マシニングセンタ
最終的には生徒の自由な発想で作品を製作します。曲線や細かい図形など、加工するのが難しいものもありますが、頑張って作った作品はどれも素敵です。
MCで製作した作品1 MCで製作した作品2
今回は生産機械科2年生の「MC実習」について紹介しました。なお、次回は6/5(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
生産機械科3年「機械仕上実習」
生産機械科実習紹介
本日6/1(月)より生産機械科の実習について紹介していきます。
今日は、生産機械科の3年生で実習が行われました。3年生は「機械仕上実習」「CAD実習」「自動制御実習」「材料計測実習」の4テーマに分かれて実施します。

機械仕上実習

CAD実習

自動制御実習

材料計測実習
本日は「機械仕上実習」について紹介します。
生産機械科では、旋盤加工、ホブ盤加工、平面研削盤を使用し各自で歯車の文鎮を製作します。

歯車文鎮
旋盤加工では、金属を機械に固定し、回転させながら刃物を近づけ切削(削る)していく加工です。(写真上)文鎮の正面にある穴もこの旋盤で加工しました。(写真下)


今回は生産機械科3年生の「機械仕上実習」について紹介しました。その他のテーマについても毎週掲載したいと考えています。なお、次回は明日6/2(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
それぞれの学年ともに週1回の授業になりますので、その都度HPに掲載し紹介していきますので宜しくお願いします。
本日6/1(月)より生産機械科の実習について紹介していきます。
今日は、生産機械科の3年生で実習が行われました。3年生は「機械仕上実習」「CAD実習」「自動制御実習」「材料計測実習」の4テーマに分かれて実施します。
機械仕上実習
CAD実習
自動制御実習
材料計測実習
本日は「機械仕上実習」について紹介します。
生産機械科では、旋盤加工、ホブ盤加工、平面研削盤を使用し各自で歯車の文鎮を製作します。
歯車文鎮
旋盤加工では、金属を機械に固定し、回転させながら刃物を近づけ切削(削る)していく加工です。(写真上)文鎮の正面にある穴もこの旋盤で加工しました。(写真下)
今回は生産機械科3年生の「機械仕上実習」について紹介しました。その他のテーマについても毎週掲載したいと考えています。なお、次回は明日6/2(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
それぞれの学年ともに週1回の授業になりますので、その都度HPに掲載し紹介していきますので宜しくお願いします。
電気・電子研究委員会より (関電研)
令和 6 年度の電気電子研究委員会に
おいて、今年度も真岡工業高校が事
務局となります。
よろしくお願いいたします。
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