真岡工業高校NEWS

生産機械科2年「制御実習」 1週目

生産機械科実習紹介
 本日7/21(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回から、3週間に渡って「制御実習」を紹介します。
 制御実習では下図のようなプログラミングコンソールを用いて制御装置のLEDを制御(シーケンス制御:順次制御)します。

 
   プログラミングコンソール

シーケンス制御は基本的に下図のボードに記したように
①制御分析:タイムチャート(時間ごとの装置の動作を図にしたもの)を用いて”何を” ”どのように”制御を行うか分析します。
②配線:I/O割付表(入力装置と出力装置に番号を割り当てたもの)を用いて制御装置と入出力装置を配線します。
③ラダープログラムの作成:電気や信号の流れをわかりやすく図にするために、ラダープログラムというプログラムを作成します。
④ニモニックに変換:ラダープログラムをプログラミングコンソールに入力する際、ニモニックという言語に変換します。
⑤PLCへ転送:最後にPLCという装置に転送して、動作を確認します。
このような手順で制御を行います。


  制御の手順について

本日は1週目ということで基本的な3つの回路を作り、LEDを点灯させました。

①AND回路(論理積回路):ボタン1とボタン2を同時に押すことでLEDが点灯します。
②OR回路(論理和回路):ボタン1とボタン2のどちらか一方を押すとLEDが点灯します。
③NOT回路(否定回路):ボタン1を押すとあらかじめ点灯しているLEDを消灯します。


  制御したLEDの動作確認


 今回は生産機械科2年生の「制御実習」について紹介しました。次回は7/28(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。

飛沫防止パーテーション寄贈 (真岡西小、茂木中)

飛沫防止のパーテーションを寄贈してきました!

 建設科建設研究部で製作した、飛沫防止パーテーションを7月13日に真岡西小学校に6個寄贈し、ことばの教室などに設置してきました。

 設置の様子 真岡西小学校 ことばの教室

 7月17日には、茂木中学校に卒業生の建設科3年 平賀君、建設科2年 澤村君、西宮君がパーテーションを5個寄贈してきました。
生徒達も母校に貢献できて良い経験になりました。

     寄贈の様子 茂木中学校

生産機械科3年「自動制御実習」3週目

生産機械科実習紹介

 本日7/20(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「自動制御実習」3週目の様子をご紹介します。

 今回は、前回実習で行ったサイクル動作(工程回路)という「決められた順序で動作を行うための回路」の復習から入りました。
 
 その後、
 「非常停止」非常停止ボタンが押されたら作動が停止する回路
 「スタート条件(AND回路)」決まった位置でリミットスイッチが押されていないとスタートボタンを押しても作動しない回路
 「動作中のランプ点灯」そのままの意味で、回路が動作している間は表示ランプが点灯している回路

 以上3つを新たに勉強し、先週の復習で作成したラダープログラムに順に追加していきました。

 
ラダープログラム
 最終的にできあがったラダープログラム


「自動制御実習」4週目は8/3(月)にて掲載予定です。

次回は7/21(火)生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。

剣道部 通常練習


剣道部 稽古を再開

剣道部は6月の学校再開から、「新型コロナウイルス感染症防止対策」の一環として、対人の稽古や生徒同士が接触する練習は禁止しておりました。
約1ヶ月間はラントレーニングや、ラダートレーニングなどの基礎体力作りを行いましたが、7月からは、連盟から提示されたガイドラインに沿った形での稽古を再開しました。





手ぬぐいやマスクを着用して行う稽古は、熱中症のリスクもありますが、時間を短くしたり、こまめに休憩を取るなどして対策を講じていきます。

生産機械科1年「板金・溶接作業」1週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日7/17(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接作業」実習の1週目の様子をご紹介します。

 「板金・溶接作業」実習の1週目ではペン立てを作るため材料(鉄板)に罫書きを行い、帯ノコ盤を用いて切断していきます。鉄板のような硬い物を加工する際、力みすぎてケガをしやすいので注意をしながら慎重に作業を行っていきます。また、回転を伴う工作機械では巻き込み事故などにも注意が必要なため、軍手などの巻き込まれやすいものは着用しないようにします。


  使用する材料(鉄板)


  材料の罫書きを行う様子


 ハイトゲージでケガキを行う様子


  帯ノコ盤で鉄板を切断する様子


  粗加工が終わった材料

初めて使う工作機械に苦戦しながらも、金属を自分の手で上手に加工していく生徒の様子を見ることができました。

材料の粗加工(大まかな加工)ができあがったところで、生徒一人一人のイニシャルを入れるため、センタポンチで材料に印をつけ、ボール盤を用いて孔開け加工をしていきます。イニシャルに沿って孔開けできたところで1週目の作業が終了となります。イニシャルはそれぞれ違うので自分専用のペン立てが出来上がります。完成がとても楽しみです。


  センタポンチで印をつける様子


  ボール盤で孔開けする様子

2週目(7/31)では粗加工を行った材料の削りと、イニシャル部分の加工を行っていきます。

次回は7/20(月)生産機械科3年生の実習をご紹介いたします。