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アメリカ研修 報告書 7日目(3/30)

 

 今朝のボストンは3℃と冷え込んでいましたが、日中は17℃まで上がり小雨が降っていましたがボストンに来て一番暖かい一日となりました。

 今日は語学学校での研修5日目で最終日となります。今朝も集合時間の8時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。8時前に2組の生徒から地下鉄が混んでいていつもの電車に乗れなかったため集合時間に間に合わないかもしれないとの連絡がありましたが、余裕をもって出発していたため遅れることなく学校には到着することができました。余裕を持って行動することの大切さを生徒は改めて認識しました。

 金曜日はプログラムを終了する生徒のためにGraduation(修了式)が行われるため午前中の英語クラスは通常よりも早く終わります。各クラスではこれまでのようにレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。生徒達は毎日のディスカッションを通して他国の留学生ともだいぶ打ち解けられるようになり、なかにはジョークを言い合える関係までにもなった生徒もいました。休み時間には今日が最終日となるため生徒は留学生と写真をとったり連絡先の交換をしたりなど交流を深めていました。英語というツールが彼らの間にあった国境の壁をなくし、またお互いを認め合う手段にもなることを生徒たちは経験することができました。

 レッスンが終わるとすぐに全スタッフと生徒全員がロビーに集まり盛大にGraduation(修了式)が行われました。そこでは各講師から生徒一人一人に修了証が渡され最後に講師から各生徒へ激励のメッセージが送られました。また生徒も最後のスピーチをする機会が与えられ、そこでは生徒が堂々と自分の言葉で感謝の気持ちやこれからの意気込みをみんなの前で英語で発表していきました。

 午後は語学学校が用意してくれたピザを食べ、生徒達は班別自由行動の集合場「Downtown crossing駅」近くのフードコートへと向かいました。今朝最終版の計画表を各班に提出してもらいましたが、日本出発前に作成したものとは変わっていて、この一週間の滞在が生徒達にとって色々考えるきっかけになったことは確かです。

 各班で別れる前に全員に班別自由行動での注意事項と班長には責任をもって集合時間の17時に全員が無事に元気に戻ってくるように伝えました。最後までこの計画表を考えていた生徒たちにとってこの班別自由行動は成長と自信につながることは確かです。

 集合時間の17時までにはなんとすべての班が問題なく戻ってくることが出来ました。班によっては17時の集合時間に余裕をもって戻れるよう訪問時間を短くしたり、訪問場所を削ったりと各班が班長を中心に話し合い臨機応変にその場で対応していたことが分かりました。それでも生徒達はそれぞれが満足した様子で、この研修を通しての彼らの「やる気」と「成長」を実感することができました。

 全員が集合した後、ボストン市内中心にあるボストンコモンズ(公園)の広場でこの研修の集大成として全員がみんなの前で決意表明をすることになりました。これまでたくさんの経験をさせてもらったボストンという大舞台と将来の自分に向けて一人一人が大声で叫び「自分の殻」を最後に思いっきり破ってもらいました。

 最後のホテルではこの研修の振り返りとして最後のミーティングを開きました。そこでは生徒それぞれが学び得たものを共有すると同時にそれをどうやって学校に還元していくのかもとことん話し合いました。 

明日が帰国日となります。 皆それぞれ、いろいろな想いを胸に帰国する事と思います。学校での再会を、ぜひ楽しみにお待ち下さい。これで現地からの報告を終了とさせていただきます。

アメリカ研修 報告書 6日目(3/29)

 今朝のボストンは6℃で日中は気温も12℃まで上がり天気も良くまた春の到来を感じさせる一日となりました。

 今日は語学学校での研修4日目となります。今朝も集合時間の時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。生徒はバスと地下鉄を使っての通学もだいぶ慣れてきたようで朝の通学途中にランチを買ってくるなど遅れないよう自分たちでプランを立てて行動する自信もでてきています。

 午前中の英語クラスでは各クラスがここまでの習熟度を確認するためのテストを行いました。ただしテストはクラスのレベルに合わせたものになっていて、筆記(文法)だけのテストを行うクラスもあれば、リスニングとスピーキング(面接)を中心にテストを行ったクラスもありました。やはりリスニングとスピーキングのテストは生徒は「難しかった」と言っていましたが、初日とはまったく違うのは「聞き取れる」「話せる」量が初日と比較すると確実に増えていて、それを生徒がしっかりと実感していたことでした。テストの後は今までのようにレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。毎日のディスカッションを通して生徒たちは他国の生徒と自信をもって英語でコミュニケーションがとれるようになり、今では英語で会話する楽しさを味わったのか自分たちから先に質問していくなど積極的にクラスに参加していました。 

 午後は全員でハーバード大学に向かいました。そこでは日本人学生の王さんがキャンパスツアーをして下さいました。施設を回りながらハーバード大学がなぜ常に世界ランキングの上位に入っているのかなど説明して頂き、最後には大学の食堂(教会)の一角を使って座談会を設け、限られた時間ではありましたが東大合格に向けての高校時代の勉強方法から、なぜハーバード大学を選んだのかなど自分たちの将来に活かせるヒントを得ようと積極的に質問をしていました。今回王さんのご友人で世界最高峰のイギリスオックスフォード大学に在籍中の角田さんも特別参加してくださりイギリスの大学についても話してくれました。

王 青波(おう せいは)さん

東京大学で理学部生物情報科学科を卒業後

2016年よりハーバード大学にて生物情報数学の博士課程に在籍中

DNAに含まれた「暗号」の読解に取り組む。

 

角田 貴大(つのだ たかひろ)さん

東京大学で物理工学科を卒業後

2016年よりオックスフォード大学(UK)にて物理学量子コンピューターの博士課程に在籍中

近未来のパソコン開発に取り組む。

 

 明日が語学学校での研修最終日となります。また午後には班別自主行動も予定しています。他国の留学生との交流も明日が最後です。そして班別自由行動は12時半に語学学校を出発して戻りは17時になります。安全管理を徹底させると同時に最後のボストンを全員が楽しめるようにサポートいたします。

これで本日の報告を終了いたします。





アメリカ研修 報告書 5日目(3/28)

 今朝のボストンは4℃で日中は気温も11℃まで上がり天気も良くようやく春の到来を感じさせる一日となりました。

 今日は語学学校での研修3日目となります。今朝も集合時間の時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。実は8時前に1組の生徒からバスが遅く来たため集合時間に間に合わないかもしれないとの連絡がありました。実際生徒は冷静に対応して遅れることなく学校には無事到着しましたが、生徒の意識には何かイレギュラーなことがあったらすぐに連絡する意識が徹底されていることが再確認できました。

 午前中の英語クラスでは今日もクラスのレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。クラスによっては「前置詞」の使い方など文法に重点を置いた英語表現を小グループに分かれて実際に会話の中で使って習得していくなど生徒にとっては学校ですでに習っていることもあり簡単に感じたようでしたが、逆に他国の留学生は初めての知識のため使い方に苦戦していたようでした。また他のクラスではリスニングで流れてくるある場面の会話について自分だったらどう考えて行動するのかを小グループに分かれてディスカッションをしていきましたが、他国の留学生は会話を聞き取れていましたが、逆に大高の生徒は会話が聞き取れなくディスカッションに参加できず苦戦している様子でした。この3日間の英語レッスンを通して生徒があらためて自覚したのは日本と他国の英語力の違いです。日本は語彙力や文法力は他国の生徒より勝っていますが、逆にスピーキング力やリスニング力は他国の生徒より劣っているということでした。 

 午後は日本人企業家の松川原氏をお招きしての講演を行いました。松川原氏からは「学校と社会の違い」をテーマに学校で学べることと学べない事、そして社会で学べることと学べない事を生徒目線で分かり易く説明して頂きました。松川原氏からはとにかく「トライ&エラー(失敗&挑戦)」が生徒達を成長させることだとの熱いメッセージを頂きました。生徒達は真剣にメモを取るなど貪欲に聞いている生徒がほとんどでした。また講演後の質疑応答では昨日のミーティングを通して質問することの大切さを理解した生徒たちが限られた時間の中疑問に思ったことを我こそはと質問していました。

 その後全員で古代から現代まで世界中の美術品が500,000点以上も貯蔵されているボストン美術館を訪問しました。今回ボストン美術館へは初めてグリーンライン(地下鉄)を利用して向かいます。土曜日の班別自主行動に向けてもこの経験と知識が必要となります。ボストン美術館に到着すると限られた時間のなかで生徒達は興味または魅力を感じた展示エリアを自由にめぐり、自分独自の感性を磨いていました。

 午前中の語学学校では休憩中に他国の留学生と交流するために日本から持参したお菓子やグッズを配り、午後の講話ではこれまで以上に質問をする生徒が出てきていて、そして日記のなかではホストファミリーとの会話に積極的にチャレンジしている様子も見えました。昨日のミーティングが生徒達の殻を破るきっかけになったことは確かです。でもここで決して満足することなくあと日間生徒がもう一歩前に進みあたらしい自分の可能性を実感してもらえるよう、我々も生徒たちに他に何ができるのかを先生と一緒に考えサポートしていきたいと思います。

これで本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 4日目(3/27)

今朝のボストンは1℃と冷え込んでいましたが日中は気温も7℃まで上がり天気も良く昨日に引き続きこれまで以上に暖かく感じる一日となりました。

今日は語学学校での研修2日目となります。今朝も集合時間の8時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。時間厳守のもと生徒たちはバスや地下鉄のイレギュラーな時刻表にも対応できるようになり彼らの成長が実際に目に見えるようになってきています。

午前中の英語クラスでは今日もクラスのレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。テーマは例えば「結婚」や「運転中にしてはいけないこと」などの生活に関わる内容を中心に人1組の場合から組の小グループまでクラスの中で様々な価値観を共有していく内容でした。でもここでは自分の意見や考えを主張するだけではなく相手の意見にも耳を傾けて理解することが常に求められます。そういった環境のなか生徒が初めて気づくことは英語はコミュニケーションの道具であってネイティブのように完璧に話せなくてもお互いがきちんと理解し合えるということです。また日本人は文法や単語の知識ははるかに他国の留学生よりも勝っているが発信力(積極性)が劣っているということです。

 午後は見聞を広げるアクティビティーでMIT(マサチューセッツ工科大学)を訪問しました。そこでは宇宙工学を専攻している鵜飼さんがキャンパスツアーをして下さいました。鵜飼さんは丁寧に生徒目線で説明して下さり、生徒たちは鵜飼さんの周りに群がるように集まりこの貴重な機会を最大限に活かそうとくいいるように説明を聞いていました。最後質疑応答では勉強方法や英語の習得について聞いている生徒がいるなど生徒達は限られた時間の中鵜飼さんから大きな刺激を受けていました。

 

鵜飼 貴也(うかい たかや)さん

東京大学で薬学科を卒業後、東京大学大学院にて薬学系研究科有機薬科学専攻。

パデュー大学にて航空宇宙工学修士課号を取得。

2017年よりマサチューセッツ工科大学航空宇宙工学博士課程に在籍。

 

今日が研修の折り返し地点(半分)となったこともあり、この研修をより意味のあるものに作り上げていくためMITでミーティングを開きました。残り半分のこの研修をより充実させるためには何が必要なのか、そしてここまでそれぞれが直面している課題をどう乗り越えていけば良いのかを生徒たちととことん話し合いました。

このミーティングを通して彼らが得たものが何だったのか明日以降の彼らの行動に期待しています。引率の先生も日々真剣に生徒たちと向き合って頂いています。同時に我々も生徒一人ひとりに向き合いながら「何か」を必ずつかんで帰ってもらおうと思っています。

これで本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 3日目(3/26)

今朝のボストンは−2℃と冷え込んでいましたが日中は天気も良く風がなかったせいかこれまで以上に暖かく感じる一日となりました。

今日から語学学校での研修が本格的にスタートいたします。今朝は集合時間の8時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。昨日集合時間に遅れてしまったペアは今朝絶対に遅れないように、遅れてしまった原因であったバスについて、一本早めのバスを利用するなど昨日の失敗をさっそく活かしていました。

全員がそろったところで生徒たちが一番気になっていたクラス分けが発表されました。今回は特別に通常初日に行われるプレイスメントテストを生徒が初日からレッスンに参加できるよう日本で事前に受けてもらっていました。生徒はそれぞれの英語力に合わせて10レベルがあるなかの3つのレベル(6,4,3)のクラスに別れてレッスンを受けていきます。それぞれのクラスの規模は15名程度で各クラスには将来の夢を実現するために英語を勉強しにきている様々な国(フランスやコロンビア、ブラジル、ロシア、中国、韓国、ベトナムなど)の留学生がいて、そこにはグローバルな空間が広がっています。レッスンは主にディスカッションで進められレベルによってテーマは変わりますが生徒にはそれぞれの意見や考えを発表することが求められます。午前中のレッスンは時から13時までと途中休憩が回入りましたが終わった後の生徒には疲れた様子は全くなく逆に「楽しかった」と興奮気味に言ってくれていました。

 午後は見聞を広げるアクティビティーになります。初日の今日はボストンの魅力をより知ってもらうためにボストンの歴史を巡るフリーダムトレイルへと向かいました。生徒たちを案内してくれたのは同じ語学学校で勉強しているロシアから来ているエリアさんです。エリアさんはロシアで大学を卒業し月からボストンの大学でビジネスの修士課程を始めるためいまは英語力を向上させるために勉強しています。最初に訪問したのはボストンのランドマークの1つであり、金色のドームが象徴的なマサチューセッツ州議事堂です。ここは今でも州議事堂として使われており、会議が開かれていない平日には無料で上院、下院など、建物の内部が見学できます。1798年に建てられた建物はいったん中に入ると古代ギリシャ風の円柱が並び、またアメリカの独立に関わった初代大統領のジョージワシントンや建国の父の一人であるサミュエル・アダムスといった有名な人物の像や肖像画が展示されています。次はボストン市内で最も古くまたアメリカで最も高級な住宅街でもあるビーコンヒルを訪問しました。小高い丘を切り開いてできたこのエリアには、通りは細く、歩道にはレンガが敷かれていて、赤レンガの建物はいまでもイギリス古風の世界観を保ちボストンらしい景観を楽しめる人気スポットになります。生徒は最後にチャールズストリートにある地元でとても人気のあるCafé(Tatte Bakery)にも寄ってBostonian(ボストン市民)になってセレブな空間を一時味わっていました。

 ホストファミリーとも少しずつではありますがコミュニケーションが取れてきているようで、毎日書いている日記にはホストファミリーとの会話や食事の様子が詳細に書かれていました。明日がもうこの研修の折り返し地点となります。引き続き先生と一緒に生徒達をサポートしていきます。

 本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 2日目(3/25)

今朝のボストンは0℃と朝から雪が舞っている冬の天気となっていました。

昨晩遅くにホテルに到着した生徒たちではありましたが集合時間の50分までには全員がきちんと朝食を済ませ遅れることもなく集まることができました。ホテル内にはジムも設置されており生徒の中には出発前に一汗流していた生徒もいるなどホテルでの時間を満喫している様子でした。

今日生徒は最初にホストファミリー宅へと送迎バンで移動して昼食をホストファミリーと済ませてから明日からの通学練習も兼ねてボストン南駅に14時に集合してもらいます。生徒にはホストファミリーとの初対面ではしっかりと元気に挨拶することと集合時間に遅れる場合は必ず連絡するよう伝え、生徒たちは台のバンにわかれてホテルを出発しました。

集合場所の南駅は語学学校の最寄りの駅で通勤電車や地下鉄の各鉄道が集まるボストン市内最大のターミナル駅になります。また駅構内にはレストランやフードコートもあり生徒たちが平日ランチで利用することもできます。集合時間の14時には組だけが遅れてしまいましたが、全員が自力でバスと地下鉄を利用して来ることができました。時間前には集合できていた生徒もいたり初めてのボストンでの通学は予想以上に簡単だったようでとても安心しました。ただし遅れてきた組は遅れる連絡がなかったことで周りが心配していたことを改めて伝え連絡することの重要性も一緒に伝えました。

全員がそろったところで駅構内に設置されているテーブルを使って明日からのスケジュール確認と連絡事項を伝えました。特に安全管理についてここは日本ではなくアメリカであることをしっかりと理解さたうえで貴重品の管理から身の回りの安全確認までの意識の徹底を周知いたしました。その後語学学校へと向かい場所の確認もしてもらいました。

今日は夕食までに生徒はホストファミリー宅に帰ることになっています。各ファミリーの夕食は6時または時とのことだったので帰宅までにまだ2,3時間ほど時間があったため全員一緒に徒歩でボストンで一番にぎやかで楽しいクインシーマーケットへと向かいました。クインシーマーケットは金曜日の班別自主行動の訪問予定に入れている班もいるほど人気スポットです。この寒い天気のせいか、普段とても混み合っているのに今日は人混みは少なく生徒たちは1時間半ほど自由行動をとり散策してもらいました。

最後はすべての路線バスの時刻表が設置されているパークステーション駅へ全員一緒に地下鉄を使って行き、それぞれが明日から利用するバスの時刻表をきちんと取ってもらい今日は解散といたしました。

 今日からホストファミリーとの生活も本格的に始まり、また明日から語学学校の研修もスタートします。ここからが生徒にとって本当の研修となります。挑戦と失敗を繰り返していくことで生徒たちは成長していくことになります。引き続き先生と一緒に生徒達をサポートしていきます。

 本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 1日目(3/24)

 いよいよ待ちに待ったアメリカ研修の初日を迎えることができました。天気にも恵まれ生徒全員が集合時間の11時半にそろったところで出発式を行いました。そこでは校長先生からこのアメリカ研修実施への熱い想いと教頭先生をはじめ鈴木教務主任からも生徒たちへ熱いエールを送っていただきました。そして最後には生徒1名が代表としてこの研修にむけての意気込みを校長先生に発表してもらい学校を出発しました。高速道路はとくに渋滞もなく途中友部SAでトイレ休憩をとり成田空港には予定より30分程早い14時半に無事到着しました。空港内は人混みもまったくなくチェックインもスムーズに終えたため、生徒には1時間ほど自由時間を取り成田空港内を散策してもらいました。
飛行機は定刻通り成田空港を出発し経由地デトロイトには予定通り16時半には到着しました。そこには生徒たちの最初の関門である入国審査が待っていました。審査官とは主に行先や目的、滞在期間などについての質疑応答がありましたが全員が問題なく通過することができました。通常2時間ほどかかる入国心査も今日は人混みが少なかったこともあり全員が審査を終えるまでにたったの30分ほどでした。
デトロイト空港ではボストン行の飛行機まで約4時間の待機時間があったため、それまでは生徒達は自由行動としました。生徒達には空港内ではあるけれどもここはアメリカなので決して油断をせずに特に荷物の管理には注意するよう伝えてから解散しました。ここからすべて英語の環境になり生徒たちは早速ドルを使って食事をしたり買い物をしたりと英語を使って空港散策をしていました。
目的地のボストン空港には予定通り22時過ぎに到着しました。約15時間の移動と時差から疲れが見えた生徒もいましたが、全員が元気にボストンの地に足を踏み入れることができました。荷物を受け取り今晩滞在するホテルへはシャトルバスを利用して向かいました。ホテルに全員が到着したのは23時を過ぎておりそこでは長時間の移動からの疲れもあるため明日の連絡事項を簡単にすませ解散といたしました。
 明日から生徒たちの研修が本格的にスタートいたします。今晩はしっかり休んで明日からの研修に全力で挑んでもらいます。短いようであっという間に過ぎていくこの残り8日間が、たくさんの挑戦と失敗、そして小さな成功に彩られた研修となるよう全力でサポートして参ります。
 本日の報告を終了いたします。

献血に協力しました

 3月19日、1年生、2年生、教職員合わせて約100名が献血に協力しました。2年生は、昨年も献血に協力した生徒も多く余裕の表情でしたが、1年生はほとんどの生徒が初めてで、はじめは緊張した様子でした。しかし献血終了後は、献血センターからお礼にもらったクリアファイル等を手に、来年の献血の協力を誓っていました。献血の重要性を改めて学んだ一日でした。
  
  
  

研究施設見学会

12月26日、希望者を対象に研究施設見学会を行いました。
今回の訪問先は国立科学博物館と埼玉県和光市の理化学研究所でした。
理化学研究所では、研究者が普段実験を行っている研究室まで見せてもらうことができました。
和光の理研は原子番号113番のニホニウムがつくられ確認された場所であり、
研究の最前線を体感することができました。
  
 理化学研究所の概要説明

 
 サイクロトロンの前で、本校OBで理化学研究所科学技術ハブ推進室長の鈴木隆さんと

わくわくどきどきサイエンス

12月23日、大田原市内の小学校5・6年生を対象に、
理科教室「わくわくどきどきサイエンス」を行いました。
大田原高校科学部の生徒が先生役になり、科学工作や
小学校ではできない実験を体験してもらいました。
参加した児童からは
「身近なものでいろいろなものが作れてよかった」
「わくわくどきどきサイエンスで理科がとても好きになった」
といった感想が聞かれました。
大高生にとっても、大学レベルの知識を調べて易しく伝えるなど、
たいへん勉強になりました。
 万華鏡づくり
 ミクロの世界
 液体窒素のふしぎ

第2回 読書会

12月15日、図書委員と有志による読書会を行いました。
今回は芥川龍之介の『魔術』を取りあげました。
1920年に『赤い鳥』で発表された児童文学作品ですが、
高校生の視点で読んでみると、様々な謎が浮かび上がり、
参加した生徒は活発に意見を交換・発表していました。
  

学校保健委員会開催

  学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方、またPTA会長にご参加いただき、学校保健委員会を開催することができました。その中で「定期健康診断の結果」「新体力テストの結果」等の報告を行いました。
  また学校保健委員会には、目的の1つに「学校における健康問題を研究協議し、健康教育を推進する」とあります。このことを踏まえ、保健委員会では今年度の大田原高校の健康問題を『けがが多い』と捉らえ、そこから『けがと視力の関係』を中心にアンケートを実施し、結果を発表しました。大田原高校の結果としては、『視力の良い生徒の方がけがをする割合が高い』となりました。保健委員会としては、『視力が良い生徒は動きが活発で、視力が悪い生徒は慎重に行動するのでは』と意見が出されました。
  その他、『けがはサッカーやバスケットなど接触プレイをするスポーツに多い』『登校中のけがが多い』等改めて気づくことがたくさんありました。
  多くの先生方の感想やご意見をいただき、生徒たちも大変勉強になりました。
  

理科出前授業「KEKキャラバン」が行われました

  平成29年12月8日(金)、第2学年物理選択者95名を対象に、講師として高エネルギー加速器研究機の橋本省二氏をお招きし、出前授業「高エネルギー加速器で探る素粒子・宇宙」を実施しました。
 参加生徒からは「物理学でまだまだわからないことがたくさんあることに驚いた」「将来、自分も物理の研究をしたい。」などの感想があり有意義な講義となりました。
 

防災避難訓練

 11月14日(火)、防火避難訓練が行われました。当初の予定では、校庭への避難後に学年毎に「煙体験」「初期消火訓練」「救助袋体験」を行う予定でしたが、あいにくの雨模様のため、体育館への避難のみとなりました。
 急な変更であったにもかかわらず、また、避難経路の混雑にもかかわらず、生徒職員共迅速に避難対応が出来、消防署のかたからは、大人としての対応が出来たとの好評をいただくことが出来ました。
  

授業公開

10月27日(金)、5時間目と6時間目は本校の授業公開でした。
保護者の方々をはじめ、近隣高校の先生方なども多数来校されました。全学年全クラスに渉っての公開でしたが、本校は近年、アクティブラーニングに力を入れており、生徒が主体的に積極的に授業に取り組んでいる様子を見ていただけたのではないかと思います。
  
  

校内球技大会

去る10月18日(水)、校内球技大会が行われました。
当初予定していた11日が雨で延期になったものの、この週も雨続き。週間予報で唯一傘マークの付いていないこの日に急遽実施が決まり、開催されました。当日は、秋晴れの下、生徒達の大歓声が一日中校内に響き渡っていました。
  
  
  
 

キャリア教育座談会

 10月17日(火)、キャリア教育座談会が行われました。講師には、本講のOBで、現在は京都大学大学院医学研究科准教授の笹沼博之氏をお迎えし「高校生からキャリアパスの考え方と大学(院)の選び方」という演題で講話をいただきました。
 ご自身の経歴から始まり、高校時代の思い出や現在の研究内容、そして大高生へのメッセージと進んで行くお話は、人柄がにじみ出るような穏やかな中に信念を感じる口調で進み、生徒達はあっという間に引き込まれていきました。中でも「明けない夜は無い」という事を85キロ強歩の経験で実感したと言うくだりは、特に生徒達の印象に残ったようでした。
 講演後には座談会も開かれ多くの生徒達が足を運んでいました。
 

大学出前授業

 10月10日(火)、大学の先生方を本校に招いての出前授業が行われました。今回で3回目を数えるこの授業に、今年も12名の先生方が足を運んでくださり、大学さながらの授業を行ってくださいました。
 生徒達は、最初は難しいと思っていた大学レベルの内容も、授業を聞いている内に自然に聞き入り、最後には満足な様子をみせていました。
 生徒の感想としては、難しい内容であったけどわかりやすく説明してくれたよかった、大学でもっと深く学びたいなどといった感想が見られました。大学の先生方からも、生徒の反応が良くて楽しかった、生徒の学力の高さに驚いたといった感想を頂きました。
 大学出前授業が生徒の進路選択の一助となり、進学に対する意識が高まれば幸いです。
  

校内課題研究発表会

 9月26日、校内課題研究発表会が行われました。今回の発表会は2年生の発表を、1、2年生全員が聞くという形で行われました。
 2年生にとっては2回目の発表会でしたので、発表内容、態度共に成長した姿を見ることができました。昨年度の発表では調べ学習の延長のようなものだったものが、今回は各グループ共に、外部団体へアンケート調査をしたり、フィールドワークに出かけていったりと趣向を凝らした発表となっていました。
 ただ発表を聞いた生徒の批評を見ると、まだまだ研究不足、発表の態度に改善の余地があるなど厳しい中にも今後に期待する意見が見られました。
 今回の発表をもって2年生の課題研究は一区切りをつけますが、今後も探究心を深め、何事にも興味関心を持ってくれることを期待したいところです。