環境デザイン科の活動

環境デザイン科日誌

栃木市役所庭園&文学館管理実習【環境デザイン科】

穏やかな日ざしに、春の訪れを感じる季節のなりました。

卒業した3年生が、1年間取り組んできた栃木市役所庭園のリニューアル作業ですが、今回は、春に向けて植物を定植しました。秋に定植した植物も厳しい冬の寒さを乗り越え、これから花を咲かせる予定です。
3年生が卒業したので、2年生のグリーンデザインコースの生徒6名で作業を行いました。2年生にとって初めての市役所庭園管理実習でしたが、無事に終えることが出来ました。


また、4月にオープン予定の栃木市立文学館の石碑周辺の植栽依頼を受け現地調査を行ってきました。文学館は、旧栃木町役場庁舎を改修し、資料館として活用する場所です。職員の方々から要望等をヒアリングし、調査結果と合わせてデザインを考える予定です。


体育館前をリガーデン

 3/1に環境デザイン科1期生が卒業しました。とてもステキな卒業式で、1期生として素晴らしい姿を見ることができました。
 そんな晴れの卒業式に合わせて、環境デザイン科の有志生徒と職員で体育館前にある滝組と池をリメイクして、新学科1期生の卒業にふさわしい意味を込めました。
        
        
  写真の右半分は滝から流れ出る栃農のこれまでの歴史を表現するように和の雰囲気と雑木を植栽しました。その流れを受け継いだ新学科とこれからの栃農を表現するように左半分に洋風の雰囲気を創り出しました。
 4本の六方石は各学科が勢いよく飛躍する様子を、4本のオタフクナンテン(お多福南天)は卒業生も含め、これから遭遇する困難なことも幸福に転じるようにと願いを込めました。卒業生の皆さんのご活躍をお祈り申し上げます。
           
          

環境デザイン科ポスター発表会

 1/21(金)に環境デザイン科3年生が課題研究についてポスター発表会を実施しました。1年間を通して取り組んできたテーマについて班ごとにポスターを作成して発表しました。
今年の3年生のテーマは『棚田・ビオトープ製作』『太平山の自然歩道整備』『市役所庭園のリニューアル』『校内植物を使った苔玉・リース製作』の4班です。
聴衆は環境デザイン科の1年生が参加して、先輩の取り組みに耳を傾け、これから本格化していく専門的な学習のイメージを湧かせる機会となりました。2年後にはきっとより良い発表をしてくれることでしょう!
 3年生の皆さんまとめるのに、試行錯誤していましたが良い発表会となりました。お疲れ様でした。

環境デザイン科から季節のお便り

12月に入り、2021年も残りあとわずかとなりました。2学期は緊急事態宣言からスタートし、日誌の更新が遅れがちでしたが、自然はそれに関係なく様々な姿を見せてくれました。環境デザイン科の周りで見せてくれた自然環境の変化をまとめてお伝えします。
  
 9月にはため池周辺にきれいなヒガンバナが咲いていました。自生しているアケビも結実し始めていました。どちらも鮮やかな色合いですね。

        
 10月上旬は気持ちよい秋晴れと少しずつ色づき始めた木々の様子がありました。10月中下旬につれて、紅葉も段々と進んできた様子がわかります。朝には鳥の声もよく聴こえました。

    
11月に入る一気に紅葉が進み、栃農祭の頃には鮮やかな紅葉を見ることができました。校内のイチョウもきれいな黄色に染まっていました。
    
そして12月山の木々の葉も落葉してすっかり冷え込むようになりました。課題研究で製作してきたビオトープ池にも氷が張っています。
四季の変化で楽しませてくれる自然を守る大切さとそれを学ぶことの重要性を改めて認識しますね。

栃木市役所庭園リニューアル【環境デザイン科】

11月27日・28日の2日間にわたって、栃木市役所4階にある屋上庭園のリニューアルを行いました。
この庭園は、農業土木科の頃から関わっている庭園で、環境デザイン科の1期生である3年生がこの4月からデザインを考えてきました。市役所に合ったデザインにするべく、栃木市の魅力が伝わる庭園づくりを試行錯誤しながら完成させることができました。



これから寒くなる季節のため、植物は本校の温室で育てています。来年の春に庭園の見頃を迎える予定ですので、栃木市役所に訪れた際は、ぜひご覧ください。