UK-Days/宇工デイズ

IoT実習の教材研究 その②

 M5Stackにセンサを接続して、自宅の温度,湿度,気圧をインターネット上のサーバにデータを転送しています。そのデータを、学校のパソコンでグラフとして可視化できるようになりました。今後は、校内で実験・実習ができる環境を整えていきます。
 

メインエントランスに飾られた「ガラスアート」

 本校の来賓玄関の壁面には作家の藤原郁三氏による蛍硝子の作品が飾られています。
 藤原氏は、日本で著名な陶壁作家で、陶及び異素材を組み合わせたレリーフやモニュメント等を製作しており、これまで栃木県庁や栃木県博物館等の建築空間にも用いられています。来校の際は螺鈿のように美しいガラスアートをぜひご覧ください。
 

新型コロナウイルス除け「黄ぶな」展示

 新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を願って、事務室入口に「黄ぶな」を描いた張り子を展示しました。この張り子は、本校職員のご家族に作成していただきました。
「黄ぶな」は宇都宮市の郷土玩具でよく知られています。「黄ぶな」には『昔疫病が流行った時に、黄色い鮒(ふな)が市中心部の田川で釣れ、病人がその身を食べたところ治癒した』という伝説があります。
 新型コロナウイルスの沈静化と皆さんの健康、学校の再開を願っています。
 

新型コロナウイルス感染防止対策「コツコツ消毒&非接触体温計導入」

 3つの密を避けるため、定期的なドアや窓の開放は欠かせません。その時に手が触れる場所を毎日コツコツ消毒しています。高いところも低いところも分担しながら消毒しています。
 消毒と併せて、非接触の体温計も導入できました。職員も毎朝検温しながら健康管理に努めています。
  

【機械科・電子機械科】第二種電気工事士(上期)試験中止について

 令和2年5月31日(日)に実施予定でした第二種電気工事士(上期)筆記試験は、中止となりました。そのため、(下期)へ振り替え受験となります。詳細については、電気技術者試験センターのホームページで確認してください。

 

・令和2年度第二種電気工事士(下期)筆記試験 10月4日(日)

建築デザイン系1年生 「家の骨組って?」

 建築デザイン系1年生のみなさん、「柱」や「土台」や「梁(はり)」などの言葉を聞いたことはありますか?これらの言葉は、家の骨組に使われている部材の名前になり、それぞれに大切な役割があります。家の骨組は、人間に例えると「骨」に相当します。骨が無いと私たちは歩くこともできなくて・・・だから、とっても重要ですよね!
 下の木造住宅の骨組の模型写真を見てください。家の骨組のひとつに「筋かい」という斜めに使う部材があります。この筋かいの役割ってどんな役割があると思いますか?
 みなさん、「建築構造」の教科書を開いて、筋かいの役割を考えてみてください!
  

「今年度、着任した若手の先生」(機械科)

 今年度、新たに機械科の職員が加わりました。益子先生、滝澤先生です。
 新型コロナウイルス感染症対策に伴い、現在休校中ですが、学校再開に向けて、
ベテラン職員の指導の元、若手職員が技術向上に励んでいます。
 職員一同、一日でも早くコロナウイルスが終息し、学校が再開する日を望んでいます。

【1年生の実習内容:溶接】
 
     【 練習風景 】              【 製作課題 】

【2年生の実習内容 :フライス盤作業】
 
     【 練習風景 】             【 製作課題 】

IoT実習の教材研究

 本校は、令和元(2019)年度より3年間、文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」を受けています。そのなかのテーマの一つに『M2Mに関する知識及び技術の向上』があり、今年度から全ての学科でIoTに関する実習を展開します。
 『M5Stack』を利用した実習を検討するために、実際にセンサを接続し、スケッチ(プログラム)を打ち込んで動かしています。湿温度センサや気圧センサから取り込んだデータを表示させたり、そのデータをアナログのメータのように表示したりできます。さらに、それらのデータをWi-Fi経由でパソコンやスマートフォンで確認することができます。また、サーモグラフィカメラを接続すると温度を色で見ることができます。
 実習での導入を目指して教材研究をすすめ、研修会を開催して先生方のスキルアップを図っていきます。生徒のみなさんは、どのような実習になるか楽しみにしていてください。
 
 

今日は98回目の創立記念日

  今日は宇工98回目の創立記念日です。本来なら本日創立記念式典を行う予定でしたが、臨時休業中のため実施できませんでしたので、本校の歴史を振り返り、本校の誕生日を祝いたいと思います。

 本校は大正12年に創立し、土木科、建築科、木工科の3科で始まりました。三角形をモチーフとした校章の角は当時の3科を象徴していると伝えられています。その後幾多の学科改編が行われ、平成23年度には新しいタイプの工業高校「科学技術高校」として新たに開校し、同年9月から現在の雀宮校舎へ移転し、現在に至ります。

 創立記念日に際し、校庭に面して悠々と宇工生の活動を見守る初代校長 安 美賀(やす みよし)先生の胸像について紹介します。

 教訓「一人は一校を代表す」を残された安 美賀先生の胸像は、昭和18年の創立20周年に当時の京町校舎の正門に創建されました。その後、校舎の増改築等により、東門に移し京町校舎のシンボルとして愛されてきましたが、雀宮校舎への移転を機に同窓会の多大なるご支援により現在の位置に移設されました。

 これまで輩出した三万余名を超える卒業生は、安先生の教訓を胸に秘め県内外の産業界で活躍しております。これまでの多くの諸先輩が築かれた歴史と伝統に深く敬意と感謝の意を表したいと思います。
 
       開校当時              昭和初期当時

 
       京町校舎               雀宮校舎


    安 美賀先生の胸像