真岡工業高校NEWS

生産機械科1年「電気」実習1週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日9/11(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気」実習の1週目の様子をご紹介します。

 この実習ではミニマイコンカーを製作しながら、モータとギヤの関係、ハンダ付けなどの電気機器組立に必要な技術・知識を習得していきます。1週目である今回は、ミニマイコンカー製作キット中のギヤボックス製作キットを使用してモータとギヤの関係について学びながらギヤボックスを組み立てていきます。

         ギヤボックス製作キット


   モータとギヤの関係
   
ギヤボックスの組立は細かい作業になりますが、生徒は集中して取り組んでいました。完成したギヤボックスはモータが2個接続でき、左右の軸をそれぞれ別々に回転させることができるというものです。このギヤボックスを使用して、ミニマイコンカーを製作していきます。

   組み立てている様子

   完成したギヤボックス

2週目ではミニマイコンカーの基盤に抵抗やコンデンサなどをハンダ付けしていく作業を行います。

次回投稿は9/14(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。

生産機械科2年 「MC実習」1週目

生産機械科2年 実習紹介


 本日は生産機械科2年生の「実習」から「MC実習」の1週目についてご紹介します。

 「MC実習」のMCとは「マシニングセンタ」の略称で、回転する切削工具を用いて材料を切削する工作機械のことを指します。似たような工作機械にフライス盤というものがありますが、マシニングセンタは以下の3点についてフライス盤と異なります。
 
 1 使用する切削工具の交換を自動で行う。
 2 切削工程をプログラムすることで自動で切削を行う。
 3 閉鎖された空間で自動切削を行うので周囲を汚さない。

 このようにプログラムによって自動で切削加工を行うことができるため、同じ部品をいくつか作成したい時や、複雑な形の部品などの加工に適しています。


 マシニングセンタ


 今回の実習では、板材の中央に穴を開けることを想定したプログラムを作成しました。まずは、板材の寸法から、穴の位置を計算によって求めます。この時に、原点の位置によってX軸-Y軸における数値が変わってくるので、原点からの距離をよく考えながら作業を行いました。


 板材の簡単な図面

 計算を元に考えた座標をプログラムにして入力します。


 プログラムを作成する様子
 
 次週のMC実習では、直線や円弧などの「図形」を形取ることを想定したプログラムについて学習していきます。

 さて、次回は9月11日(金)生産機械科1年 工業技術基礎について紹介します。

建設業仕事説明会

令和2年度 建設業仕事説明会を実施しました!!

 令和2年9月4日(金)、栃木県建設業協会芳賀支部主催の建設業仕事説明会が建設科1年生および保護者の方(希望者23名参加)を対象に実施されました。
 建設業協会芳賀支部 理事河原恵治 様 のご挨拶に始まり、土木の仕事について 松栄建設株式会社 茅嶋利夫 様 より、建築の仕事について 大瀧建設株式会社 大瀧武志 様 より講話をいただきました。現場の一線で働く方の貴重な話を聞くことができ、建設業の魅力、資格の重要性、今学ぶことの大切さ、そして仕事の大変さなどを知り、関心を高めるとともに理解を深めることができました。

  

  

生産機械科1年「板金・溶接作業」3週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日9/4(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接作業」実習の3週目の様子をご紹介します。

 今回は前回に引き続き、ペン立てを作成するためのイニシャルと外形の仕上げを行っていきます。生徒はバリや突起が残らないよう、手触りが滑らかになるまで何度もヤスリで削っていきます。

         金ヤスリで削る様子①


   金ヤスリで削る様子②

コツを掴んでくるとあまり力を入れなくても金属が削れるようになっていきます。こうして生徒達は物作りの技術を身につけていきます。


   完成したイニシャル

完成したイニシャルと他3枚の板は「板金・溶接作業」実習の後半で実際に溶接を行い、自分だけのペン立てへと組み上げていきます。

次回は9/8(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

飛沫防止パーテーション贈呈式

のざわ特別支援学校に飛沫防止パーテーションを寄贈しました!!
 のざわ特別支援学校の久保田幹雄校長先生が来校し、本校校長室で飛沫防止パーテーションの贈呈式が行われました。
 建設科3年の田川君と吉澤君が出席し、「人に役立つものづくりができて良かった。コロナ感染予防のパーテーションを一つ一つ丁寧に作ったので大切に使ってもらいたい。」と報告していました。
 また、久保田校長先生からは、「高校生の力はすごい。大切に使わせていたたぎたい。」と感謝の意を頂きました。