最新情報

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アメリカ研修⑤ 英語クラス、フリーダムトレイルツアー

 研修3日目、今日から英語クラスが始まりました。昨晩のうちに、プレイスメントテストの結果によって分けられたクラスが、スマホアプリで確認できるようになっていました。これを見て、同じ授業を受けるメンバーと教室の場所を確認し、開始時間までに教室に入りました。

 1クラス15名程度のうち、日本人が2人しかいないクラスもあれば、半数位のところもあり、メンバーは様々なようです。
初授業の感想は、「かなり難しかった・・・」という声に混ざって、「結構楽しかった」という生徒もおり、善戦・健闘した様子が言葉から感じられました。

 

 午後のアクティビティーは、アメリカ独立・建国の史跡を巡る「フリーダムトレイルツアー」でした。2名のクティビティリーダー(女性)の引率で、ボストンダウンタウンに向かいました。天気予報では夕方5時頃から雨が降り始める予報でしたが、実際にはかなり早く、午前中の英語クラスの終わるころから、黒い雲が低い空に広がり始めました。そして、生徒がタフツ大学から歩き始めて10分程、地下鉄の最寄駅DEVISに向かう道半ばで、突然大雨が降り始めました。

 雨の勢いはなかなか衰えず、フリーダムトレイルツアー開始場所のパークストリート駅に着くころには、さらに雷も加わり激しくなってきました。とりあえず、アメリカ最古の公園で、今は市民の憩いの場となっているボストンコモン、金色のドームが壮観な州議事堂、建国の勇士が眠るグラナリー墓地を足早に歩き、それぞれ簡単な説明を聞きました。

 しかし、その後もさらに雨脚は強くなり、予定していたポイントを全て廻ることは断念しました。とりあえず、雨を避けられるファニュエルホールとクインシーマーケットに駆け込み、屋内で自由見学・散策としました。フリーダムトレイルツアーはアメリカの歴史的な建造物、史跡を辿るアクティビティーであり、「土曜日の自主研修の行程を変更し、時間をかけてじっくり見学したい」という班も出てくるほど、魅力的なポイントが多かったようです。


 夜のアクティビティーは、雨を想定して「ジムでの運動」「ビンゴ・トランプゲーム」「絵画」「Spa(ネイルやペイント、アクセサリー作り等女子向きの活動)」を1つ選択して実施しました。ジムやビンゴ大会が多かったのですが、何故かSpaを選択してしまった4名の生徒たちは、多くの女子生徒の中で、身の処し方にチョッと困っていました。

 

 明日で研修の前半が終わることから、先生と生徒全員でミーティングを行い、前半部分の動きを振り返り、反省点と課題を明確にしたうえで、後半に向けての各自の目標を改めて確認しました。他の人と比べるのではなく、一人一人が自分の目標を達成し、思い描いた成長を遂げる場として、この研修を十二分に活用して欲しいと願っています。
カフェテリアでの交流風景 カフェテリアでの交流風景② フリーダムトレイルツアアー① フリーダムトレイルツアアー② イブニングアクティビティ(カードゲーム) イブニングアクティビティ(ビンゴ)

アメリカ研修④ ハーバード大学見学

 更に日差しが強くなった昼食後、ハーバード大学キャンパス見学に向かいました。タフツ大学から最寄りの地下鉄駅Devisまで、片道15~20分かけて歩いていきます。85キロ強歩を経験している生徒たちですが、長旅の疲れが残る寝不足の体にはきつかったようです。

 

 ハーバード大学では、水曜日に講演をしていただく松川原氏が、ハーバード大学に関して、観光ガイドには乗っていない説明をしながら、主にOld Yard, Harvard Yardを中心に主要な場所を見学しました。松川原氏の話は、日本とアメリカの大学の違い、授業のスタイルや受け方、生徒の学ぶ姿勢等を中心としており、生徒たちは自身の大学進学と併せて考えることで、日米それぞれの大学の良さを理解できたと思われます。

 水曜日の講演までの宿題として、「自分が将来、ハーバードやMITに留学したと仮定し、そこで、全く太刀打ちできないようなとんでもない天才がいたらどうするか?」という事を考えて来るように指示がありました。その答えは講演の中で触れて頂けるとのことですが、それぞれどんな答えを発表するのか楽しみです。

 見学後、「ハーバードって憧れですよね…」と嬉しそうに話してくれた生徒がいました。文系・理系もまだ決めていないそうですが、是非今回の訪問をきっかけに、ハーバードも含めた高い目標をもって進路選択をしてれば嬉しく思います。

 

 このプログラムでは、夕食後もアクティビティが行われます。本日は、アメリカの文化を学ぶCulture Clubと野外での簡単なゲームが行われ、今週Summer Schoolに参加しているほぼ全員の生徒が一堂に会しました。Culture Clubでは、昼間の授業とは異なり、笑い声の上がるリラックスした雰囲気で、アメリカ最大の国民的娯楽である”Baseball”を取り上げ、”Take me out to the ballgame”を歌うなどして楽しみました。

 

 明日から英語クラスが始まります。今日は少し大人しく、遠慮気味に見えた大田原高校生でしたが、明日からは気持ちを切り替え、より積極的に他国生と交流し、プログラムに取り組むことを期待したいです。

地下鉄でチケットを購入 改札を通過 ハーバード大学キャンパス見学① ハーバード大学キャンパス見学②
J.ハーバード像の前で集合写真

アメリカ研修③ オリエンテーション、プレイスメントテスト

アメリカ研修③ オリエンテーション、プレイスメントテスト

 前日の解散が24時近くで、全員が遅刻なく集合できるか心配でしたが、時差ボケの影響があり、早い時間から目が覚めてしまう生徒が多かったようで、10分以上前に全員集合していました。中国のグループ40名、ベネズエラの生徒数名、秋田高校の28名とともにスタッフの引率で食堂へ向かいました。緑豊かな丘の上に建つタフツ大学のキャンパス内には、朝の爽やかな風が吹き、リスや野ウサギが走り回っていました。

 巨大カフェテリアにはたくさんの団体の生徒が来ていました。ベルギーから来たグループのカメラマン2人に相席を勧めて、同じテーブルに座ってもらった生徒がいました。日誌には、「昨日の乗り換え空港でも色々な人に話しかけて練習をしていた」と書かれていました。

 食後はすぐに大教室に移って、オリエンテーションとプレイスメントテストが行われました。今日から始まる授業を受ける生徒が、このサマースクールのルール、タイムテーブルなどの説明を受けました。プレイスメントテストは、各自のスマホを用いたオンラインテストまたは従来のマークシート形式で行われました。筆記試験の最中に一人一人呼び出され、英語講師と一対一でスピーキングテストも行われました。筆記は「どちらかと言うと簡単」、一方、スピーキングは「単語が出てこなくて詰まってしまった」という感想がありました。

 テストは11時過ぎに終わり、スタッフの案内によるキャンパスツアーを行い、教室棟、アクティビティの広場、教会や図書館、ブックストアなど、この一週間の生活に必要な施設の位置関係を把握しました。ツアーはカフェテリアで終わり、そのままランチになりました。
朝食会場でベルギー人と オリエンテーション キャンパス見学① キャンパス見学②

第100回全国高校野球選手権栃木大会三回戦

7月16日(日)3回戦はベスト8をかけて白鷗大足利高校と対戦です。気温はさらに上昇し37℃!しかし、応援団、吹奏楽部、生徒会、有志生徒の約100名で大声援を送りました。結果は残念ながら私立の壁は厚く0-4で負けてしましましたが、随所に気迫みなぎるファインプレーがあり、終盤までは互角の戦いでした。野球部のみなさん、お疲れ様でした。感動をありがとうございました。
 

 

第100回全国高校野球選手権栃木大会二回戦

7月14日(土)本日は2回戦。灼熱の清原球場…最高気温は35℃を超えています。対黒磯南高校。序盤から劣勢で7回終わって0-4で負けていました。しかし、應援團の「学生注目!」からの大高ストーム。想いが伝わり8回に一気に追いつき、延長12回6-5でサヨナラ勝ちをおさめました。おめでとう!大高野球部。次も頑張れ!
 

 

第100回全国高校野球選手権栃木大会一回戦

7月11日(水)第100回全国高校野球選手権栃木大会1回戦を壬生高校と戦い、16対1で勝利しました。とても暑い夏ですが、野球部の快進撃を祈り、スタンドも全力で盛り上げています。頑張れ!大高野球部!!
 

 

献血

毎年3月に実施していた献血ですが、3年生から、在学中にもう一度協力したい!という熱い申し出があり、部活を引退し、エネルギーが有り余っている?この時期に実施することにしました。   
当日は、3年生中心に93名が献血することができました。
卒業してからもぜひ献血に協力してください。
2年生、1年生は3月に先輩に負けないよう協力してください。
 

 

人権教育

7月12日(木)7時間目に、3年生対象に体育館で人権教育を行いました。DVDを視聴しながら、人が生活するにはお互いの権利を守らなければいけないことを改めて学びました。卒業後は地元だけでなく、全国各地また世界の人と出会う機会があります。その出会いを素晴らしいものにするためにも、学んだことを生かしてほしいと思います。
 

アメリカ研修② ボストン、タフツ大学到着

アメリカ研修②  ボストン、タフツ大学到着

 ミネアポリスの出発が40分遅れたことから、到着も予定より40分遅れ、22時過ぎにボストン空港に到着しました。学校を出発してから、24時間以上が経過し長旅の疲れは見られますが、体調を崩す生徒はおらず、全員元気です。

 生徒たちは時間厳守で動きが早く、班長を中心に人数確認も素早く、ここまでの動きは集団として非常に良い感じです。(添乗員:明山さん談)

 東京・ミネアポリスは猛暑でしたが、ボストンは21度と秋風を思わせるような、涼しい風が吹いており過ごしやすそうな気候です。

 タフツ大学では、センター長のエリザベスさん、スタッフの方が23時過ぎにもかかわらず待っていて、生徒達を歓迎してくれました。早速、明日の朝までに必要な最小限のオリエンテーション、部屋割りや鍵の使い方の説明がありました。疲れている中でも、集中してしっかり聴き理解が出来ていたようです。

 オリエンテーションの後は、夕食(夜食?)が用意されており、アメリカンサイズのピザとコーラを、皆元気においしそうに食べていました。明日の朝食から、他国生に話しかけて一緒に食事をしたい、と言っていた生徒もおり、どの様な動きをしてくれるか楽しみです。
 
 日付が変わる頃、食事が終わった生徒から部屋に戻り、就寝となりました。時差ボケと到着した高揚感もあるのか、1時を過ぎても寝つけず起きている生徒もいるようです。明日は7:45集合、朝食・クラス分けテストとオリエンテーションが行われます。
オリエンテーションの様子 大学の寮の居室

アメリカ研修① ミネアポリス経由、ボストンへ

アメリカ研修①

 経由地のミネアポリスへは、定刻よりも約20分早く到着しました。 体調不良などなく、全員元気です。入国審査に思いのほか時間がかかりましたが、乗継手続の終了後、次の搭乗開始まで約2時間余裕があるため、搭乗口付近で解散し自由時間としています。

 「ここってもうドルですよね?」
 初めての買い物でドルを使うことで改めてアメリカに入国したことを実感しています。

 ボストンへの飛行機は空港混雑のため、定刻より40分遅れで出発する見込みです。正確な到着時間はまだ発表されておりませんが、タフツ大学の寮に入寮完了するのは、24時を過ぎた頃になりそうです。

壮行会

7月5日(木)7時間目、生徒会立会演説会終了後に水泳部の壮行会が行われました。水泳部は平成30年7月21日(土)~23日(月)に横浜国際プール(神奈川県横浜市)で行われる関東高等学校選手権水泳競技大会兼第86回日本高等学校選手権水泳競技大会の関東地区予選会へ出場します。それぞれのベストを尽くせるよう、頑張ってください。
 

 

生徒会立会演説会

7月5日(木)7時間目に生徒会立会演説会が行われました。これからの大高を引っ張っていくリーダーを決める選挙です。各立候補者ともに自分の熱い想いを語り、自らリーダーとなってどのように尽力していくかを公約しました。7月6日(金)は投票日で、各学年それぞれの投票所で、朝、昼、放課後に時間を決め各自投票に向かいました。
 

 

 

道の里親清掃

6月29日(金)期末テスト最終日の放課後に、3年生が校外で清掃活動をしました。大高は大高前の通りの里親になっています。いつもお世話になっている地域のために少しでも貢献できればと、暑い中、一生懸命にゴミ拾いをしました。
 

部活動生激励会

6月29日(金)期末テスト最終日の放課後に、部活動に入部している生徒に対して激励会が行われました。校長、特別活動部長、進路指導部長からお話をいただきました。文武両道は大高生としての使命であること、部活をやることの意義など話がありました。生徒のこれからの活躍に期待したいと思います。
 

 

かわいい訪問者

中庭にノウサギ発見。学校の周囲の状況を考えると、どこから来たのか不思議です。近づいて写真を撮ろうとしたら、さすがに野生のウサギだけあって警戒心が強く、逃げて行ってしまいました。朝からほのぼのとした光景でした。
 

教養講話

6月21日(木)7時限目に3年生対象に教養講話がありました。本校のスクールカウンセラーである丸山 隆先生を講師にむかえ「高校生のメンタルヘルス~大学受験を控えた3年生の進路実現に向けて~」と題したお話をいただきました。人の思考や行動の背景を分かりやすくご説明いただき、これからの受験に向けて自分自身とどう向き合っていくのかのヒントをいただきました。手を組んだときどちらの親指が上に来るか、その場合どういう性格かなど面白い話の入り方で、生徒も楽しく話に入ることができ、さらに分かりやすいご説明でこれからの受験の参考になりました。
 

薬物乱用防止講話

6月21日(木)7時間目に2年生を対象に、なでしこ薬局の小西 理恵先生をお迎えして薬物乱用防止に関する講話をいただきました。薬物の種類や摂取したときの怖さなど分かりやすくご説明いただきました。生徒は薬物の危険性についてよく考え聞いていました。
 

夏の野球応援練習

夏の野球応援に向けて毎日昼休みに練習中です。これまで体育館で練習していましたが、今日は中庭での練習です。応援団、委員会、吹奏楽、そして野球部の1年生が一丸となって練習しています。他の生徒もベランダからその様子を見ていました。
 

 

課題研究

6月19日(火)7時限目、1年生対象に進路指導部よりポートフォリオの説明がありました。「ポートフォリオ」とは、もともと「紙ばさみ」を意味する言葉ですが、転じて教育においては「学習・スキル・実績を実証するための成果を、ある目的のために組織化、構造化してまとめたもの」と解され、近年注目されたいます。新しい大学入試に備えて「思考力」「判断力」「表現力」を養い、3年間の高校生活での学習・部活・その他の活動において目的をもって「主体的」に過ごすために活用します。その1つとして課題研究への取り組みがあります。具体的に何をするかを明確にし、そのために用意することやすべきことを考え取り組み、データなどから見えることを判断し、発表会で表現することを求めます。さらに、先生方から指示されるのではなく、自ら率先して学んでいくことが大切です。
 

キャリア教育座談会

6月14日(木)7時間目に、大田原高校を卒業して約10年目になる4名の先輩に来ていただいて、キャリア教育座談会を実施しました。先週実施した学部学科説明会は講師である教育実習生から、主に大学進学とキャンパスライフについてお話いただきましたが、今回の座談会では社会に出て働くということについてお話をいただきました。就職前の職業のイメージと、実際に働いてからのイメージのずれ、仕事のモチベーションを保つためにどうしているか、仕事のやりがいは何かなどQ&A形式でお答えいただきました。座談会終了後、各教室にて分科会が開かれ、全体会では聞けなかった詳細な質問が多く上がり、先輩方も気さくにお答えいただきました。生徒にとって将来に想いをいたすよい機会となりました。
 

 

グリーンカーテン

今年も理科棟南側にグリーンカーテンを育てます。ゴーヤ、スズメウリ、フウセンカズラを植えました。
 

主権者教育

6月12日(火)7時間目、全学年対象に主権者教育が行われました。講師として栃木県選挙管理委員会の玉巻様をお招きしてご説明いただきました。選挙権年齢が「満18歳以上」に引き下げられたことにより、本講座を通して選挙制度等への理解を深め、選挙の大切さを伝えるとともに、主権者として選挙への主体的な参加を促していくことが目的です。講話内容は、18歳選挙権の意義や選挙の情報の集め方、さらに特別な選挙制度を動画などでわかりやすくご説明いただきました。生徒も熱心に拝聴し、主権者になるということの意義や重要性、そして責任を改めて自覚しました。
 

 

学部学科説明会

6月8日(金)放課後に学部学科説明会が行われました。教育実習生が自身の受験体験や勉強の仕方、文理の選択、大学生活の面白さなど、生徒に対して熱心に語ってくれました。全体会の後は分科会が行われ、より細かく具体的な質問が飛び交っていました。卒業して間もない先輩の貴重な意見を聞くことができ、生徒への良い刺激となりました。
 

 

生活安全講話・交通講話

6月8日(金)7時間目
全校生徒を対象に、大田原警察署生活安全課・交通課の警察官を講師としてお招きして生活安全および交通をテーマとして講話をいただきました。生活安全講話では、身近なスマホの危険とLINEの乗っ取りから詐欺被害の怖さを通じて、被害に遭った際の対策をご説明いただきました。また、交通講話では、自転車は車両であり、並進運転やスマホなどの操作は絶対にしてはいけないことと、起こりうる事故を想定して運転しなければいけないことを改めて学びました。
 

 

課題研究への取り組み

原発事故後の汚染状況や変化が気になり、課題研究のテーマとして、取り上げた生徒達の活動です。和楽池の複数の地点で線量を測定しました。池の底には長年の堆積した落ち葉があり、水がよどんでいるところは線量が高めに出ていました。


栃高教研数学部会

6月5日(火)に本校で栃高教研数学部会総会・研究大会が開催されました。1時限目は公開授業を実施しました。その後は、会議室で、総会、研究大会が行われ、本校の数学の現状についての説明の後、以下のタイトルの4本の研究発表がありました。「大学入試問題と数学教育」「アクティブラーニングの効用」「主体的に考え学ぶ姿勢の育成についての取り組み」「那須の地形を見る-数学を活用して地形の成り立ちを分析する-」
 午後は、帝京大学経済学部教授の小島寛之氏から「生徒が解く気になる問題の探し方」と題した講演をいただきました。先生は、学習者のレベルと関心をA~Fの6パタンに分類され、それぞれに応じた具体的な例題について解説されました。生徒の深い学びにつながる面白い内容で、大変参考になりました。全県下から集った80名近くの数学の先生方にとって充実した一日となりました。


性に関する講演会

5月31日(木)7時限目
講師に「しんたくレディースクリニック」の産婦人科医である新宅 芳行 先生をお招きして、1年生対象に「高校生の性について考える」をテーマにご講話いただきました。デートDVや避妊、性感染症などについての説明の中で、素敵な男性のあり方や、男としての責任などわかりやすく問いかけていただき、この講話の中で社会に出て大切な多くのことを学びました。
 

 

職場見学報告会

5月31日(木)7時限目
昨年度、職場見学会に参加した3年生の代表生徒が、2年生の前で発表を行いました。OBが勤務するIHI航空宇宙事業本部、東芝、海洋研究開発機構、理化学研究所、警視庁、栃木県庁など赴き、体験したことや学んだことを発表しました。
 

進路講演会

5月26日(土)
3学年対象に進学講演会が行われ、駿台予備学校大宮校校舎長 吉井素子様にご講話いただきました。受験に向けた学習計画の見直し方や、学習に支障をきたすことが多いスマホをどう扱うか、夏休みの有効な過ごし方、さらには子どもとどう接していくのがよいかなど保護者向けの説明もいただきました。
 

福祉講演会

5月26日(土)
2学年対象に福祉講演会が行われました。NPO法人障害児・者トータルサポートセンターの鈴木庸一様より「受傷から社会参加までの体験談―障害者としての体験を障害者権利条約の視点から考えた場合の問題点―」と題したご講話をいただきました。参加した生徒からは、福祉の現状がわかりこの講話をきっかけに社会福祉に興味をもつようになったという意見や、障害は身体にあるのではなく社会や環境にあるということがわかったという意見などが聞かれ、福祉について深く考える機会となりました。
 

1年生対象課題研究ガイダンス

5月22日(火)7時限目
外部講師として国際医療福祉大学医療福祉・マネジメント学科副学科長である山本康弘様をお招きして、1年生対象の課題研究ガイダンスを実施しました。研究の意義や進め方、また事例紹介などわかりやすくご説明いただき、課題研究を実施させるための多くのヒントを得ました。
 

 

台湾の生徒との交流会

 平成30年5月10日(木)に、台湾の南投縣五育高級中學の生徒33名と引率教員等が来校しました。高級中學とは、日本の高等学校にあたります。
正面玄関で生徒会役員と与一くんがお出迎えをし、歓迎会が行われる第1体育館へと案内しました。体育館では校長と生徒会長による歓迎のあいさつを行い、その後、應援團による歓迎の演舞が行われました。大田原高校の男らしさを伝えることができたのではないかと思います。
次に高級中學の代表の先生によるあいさつ、代表生徒によるあいさつがあり、台湾の生徒は、ダンスを披露してくれました。ダンスは台湾伝統のもので、かわいらしく心温まるダンスでした。最後に、お互いの学校から記念品の交換が行われ、歓迎会は終了しました。
続いて、五育高級中學の生徒には、大田原高校の英語の授業を体験してもらいました。クラスは2年生の文系クラスです。初対面ということもあり、なかなかコミュニケーションをとることが難しい部分はありましたが、身振りや手ぶりを使い、あまり得意とは言えない英語で意思疎通を図りました。わずか30分間という短い時間でしたが、お互いとても刺激になり、良い経験になったのではないでしょうか。
次に、交流会が行われました。3月の海外短期研修に参加した生徒、ディベート同好会、生徒会役員が中心になり、台湾の生徒と交流しました。最初に、パワーポイントを使いディベート同好会の生徒が、大田原高校について流暢な英語で紹介しました。次に、五育高級中學の学校紹介DVDを拝見しました。お互いの学校についての理解を深めた後、本校生3人・台湾の生徒3人の6人で1つのグループを作り、自由に話をする時間を設けました。やはり緊張もあり、なかなか話は盛り上がりませんでした。しかし、紙を使って筆談したり、スマートフォンのアプリを駆使したりすることで、次第に打ち解けていきました。一緒にお弁当を食べながら話をすることで、堅かった表情も和らぎ、笑顔で交流を行うことができました。生徒たちのコミュニケーション能力の高さを感じましたし、その場に合わせて柔軟に対処できて素晴らしかったと思います。最後に送別会を行い、正面玄関で記念撮影をし、大高ストームでお見送りをしました。
言葉の壁を乗り越え、有意義な時間を過ごせたと思いますし、台湾と日本の関係がより一層深まれば良いと思います。また、このような体験を多くの生徒に経験させることで、異文化交流の大切さに気づき、海外に目を向けグローバルな視点に立って、世界を舞台に活躍できる生徒を育てていきたいと思います。

生徒の感想
 ①事前の連絡で、台湾の高校生が33名来校し、その中に女子が17名もいらっしゃるという話を聞いていたので、気合を入れて臨みました。男子校に通う私たちにとって、女性と会話する機会はほとんど無いので、いざ対面すると、とても緊張しました。しかし、台湾の高校生は気さくに話しかけてくれたので、私も思い切って話すことができました。会話は英語でしたが、自分の伝えたいことが思うように伝えられず、自分の英語力の無さを痛感しました。別れ際には台湾のお土産を頂き、大高ストームで見送りました。このような貴重な体験ができたことに感謝するとともに、学んだことを自分に活かしていこうと思います。

 ②交流会ではお弁当を食べながらお互いの学校生活について話をし、一緒に写真を撮りました。最初は緊張していて会話が弾みませんでしたが、スマートフォンの翻訳アプリを使い言語の違いを補い、ジェスチャーも交えてコミュニケーションをとることで、だんだんと打ち解けてお互いに仲良く交流することができました。貴重な体験ができ、台湾の高校生と楽しい時間を過ごすことができました。

 
           歓迎会                       英語の授業

 
           交流会                       送別会

 
          記念写真                       お見送り

前期生徒総会・壮行会

5月10日(木)7時限目に前期生徒総会が行われ、行事や予算などの話し合いが行われました。学校をよりよいものにするために、生徒一人一人が意識を持って参加しました。生徒総会終了後、ソフトテニス部と剣道部の関東大会出場の激励のための壮行会が開かれました。応援団による大高ストームは圧巻でした。
 

  

平成30年度 救急救命講習について

5月7日(月)15時35分~16時50分
本校体育館において、教職員、保健委員の生徒を対象に、救急救命講習を実施しました。那須地区広域消防組合から2名の職員の方が講師として来校し、エピペンやAEDの使用等、様々な実習を行いました。
 

情報教育

4月26日(木)7時限目に1、2学年対象に情報教育が実施されました。
講師はNTT docomo創造特販課 渡邉ゆか様 をお迎えしました。起こりうるネットトラブルやその対策などわかりやすくご説明いただきました。
 

創立記念式典並びに芸術鑑賞会

  4月19日(木)、多くのご来賓のご臨席を賜り、第116回創立記念式典が開催されました。
 三森校長は祝辞の中で、初代校長尾河鉄太郎先生が定めた校訓「質素堅実」に触れ、この意義は現代社会においても不易であること、紫塚で学ぶことに誇りを持つことなどを生徒に向けて語りかけました。増渕同窓会会長は、創立記念日を「明るい、新しい歴史をスタートさせる日」にと祝辞を述べられました。
 式典の後は、旭化成株式会社常勤監査役の小林友二様(高23回卒)の『大田原市と宮崎県椎葉村ー那須家に係わる歴史的な縁の話』『企業研究 旭化成株式会社』のご講演がありました。どちらもとても興味深い話で、生徒は熱心に聞いていました。
 午後は那須野が原ハーモニーホールに移動し、ミュージカル「Hospital Hospital」を鑑賞しました。実話をもとにした人間賛歌のドラマであり、大いに楽しむことができました。

式辞を述べる三森校長 祝辞を述べる増渕同窓会会長 講師の小林友二先生

新任式

4月10日(火)に新任式がありました。新たな先生方を迎え、平成30年度の大田原高校が本格始動します。

始業式・離任式・対面式

4月9日(月)から新年度が始まりました。この度の異動で離任される先生方をお見送りしました。2~11年と長短はありますが、昨年度まで本校の発展に尽力してくださった先生方です。また、2・3年生と新入生との対面式が行われました。
 

入学式

4月6日(金)に入学式が行われ、230名の新入生が入学しました。これからの学校生活での活躍を期待しています。
 

アメリカ研修 報告書 7日目(3/30)

 

 今朝のボストンは3℃と冷え込んでいましたが、日中は17℃まで上がり小雨が降っていましたがボストンに来て一番暖かい一日となりました。

 今日は語学学校での研修5日目で最終日となります。今朝も集合時間の8時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。8時前に2組の生徒から地下鉄が混んでいていつもの電車に乗れなかったため集合時間に間に合わないかもしれないとの連絡がありましたが、余裕をもって出発していたため遅れることなく学校には到着することができました。余裕を持って行動することの大切さを生徒は改めて認識しました。

 金曜日はプログラムを終了する生徒のためにGraduation(修了式)が行われるため午前中の英語クラスは通常よりも早く終わります。各クラスではこれまでのようにレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。生徒達は毎日のディスカッションを通して他国の留学生ともだいぶ打ち解けられるようになり、なかにはジョークを言い合える関係までにもなった生徒もいました。休み時間には今日が最終日となるため生徒は留学生と写真をとったり連絡先の交換をしたりなど交流を深めていました。英語というツールが彼らの間にあった国境の壁をなくし、またお互いを認め合う手段にもなることを生徒たちは経験することができました。

 レッスンが終わるとすぐに全スタッフと生徒全員がロビーに集まり盛大にGraduation(修了式)が行われました。そこでは各講師から生徒一人一人に修了証が渡され最後に講師から各生徒へ激励のメッセージが送られました。また生徒も最後のスピーチをする機会が与えられ、そこでは生徒が堂々と自分の言葉で感謝の気持ちやこれからの意気込みをみんなの前で英語で発表していきました。

 午後は語学学校が用意してくれたピザを食べ、生徒達は班別自由行動の集合場「Downtown crossing駅」近くのフードコートへと向かいました。今朝最終版の計画表を各班に提出してもらいましたが、日本出発前に作成したものとは変わっていて、この一週間の滞在が生徒達にとって色々考えるきっかけになったことは確かです。

 各班で別れる前に全員に班別自由行動での注意事項と班長には責任をもって集合時間の17時に全員が無事に元気に戻ってくるように伝えました。最後までこの計画表を考えていた生徒たちにとってこの班別自由行動は成長と自信につながることは確かです。

 集合時間の17時までにはなんとすべての班が問題なく戻ってくることが出来ました。班によっては17時の集合時間に余裕をもって戻れるよう訪問時間を短くしたり、訪問場所を削ったりと各班が班長を中心に話し合い臨機応変にその場で対応していたことが分かりました。それでも生徒達はそれぞれが満足した様子で、この研修を通しての彼らの「やる気」と「成長」を実感することができました。

 全員が集合した後、ボストン市内中心にあるボストンコモンズ(公園)の広場でこの研修の集大成として全員がみんなの前で決意表明をすることになりました。これまでたくさんの経験をさせてもらったボストンという大舞台と将来の自分に向けて一人一人が大声で叫び「自分の殻」を最後に思いっきり破ってもらいました。

 最後のホテルではこの研修の振り返りとして最後のミーティングを開きました。そこでは生徒それぞれが学び得たものを共有すると同時にそれをどうやって学校に還元していくのかもとことん話し合いました。 

明日が帰国日となります。 皆それぞれ、いろいろな想いを胸に帰国する事と思います。学校での再会を、ぜひ楽しみにお待ち下さい。これで現地からの報告を終了とさせていただきます。

アメリカ研修 報告書 6日目(3/29)

 今朝のボストンは6℃で日中は気温も12℃まで上がり天気も良くまた春の到来を感じさせる一日となりました。

 今日は語学学校での研修4日目となります。今朝も集合時間の時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。生徒はバスと地下鉄を使っての通学もだいぶ慣れてきたようで朝の通学途中にランチを買ってくるなど遅れないよう自分たちでプランを立てて行動する自信もでてきています。

 午前中の英語クラスでは各クラスがここまでの習熟度を確認するためのテストを行いました。ただしテストはクラスのレベルに合わせたものになっていて、筆記(文法)だけのテストを行うクラスもあれば、リスニングとスピーキング(面接)を中心にテストを行ったクラスもありました。やはりリスニングとスピーキングのテストは生徒は「難しかった」と言っていましたが、初日とはまったく違うのは「聞き取れる」「話せる」量が初日と比較すると確実に増えていて、それを生徒がしっかりと実感していたことでした。テストの後は今までのようにレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。毎日のディスカッションを通して生徒たちは他国の生徒と自信をもって英語でコミュニケーションがとれるようになり、今では英語で会話する楽しさを味わったのか自分たちから先に質問していくなど積極的にクラスに参加していました。 

 午後は全員でハーバード大学に向かいました。そこでは日本人学生の王さんがキャンパスツアーをして下さいました。施設を回りながらハーバード大学がなぜ常に世界ランキングの上位に入っているのかなど説明して頂き、最後には大学の食堂(教会)の一角を使って座談会を設け、限られた時間ではありましたが東大合格に向けての高校時代の勉強方法から、なぜハーバード大学を選んだのかなど自分たちの将来に活かせるヒントを得ようと積極的に質問をしていました。今回王さんのご友人で世界最高峰のイギリスオックスフォード大学に在籍中の角田さんも特別参加してくださりイギリスの大学についても話してくれました。

王 青波(おう せいは)さん

東京大学で理学部生物情報科学科を卒業後

2016年よりハーバード大学にて生物情報数学の博士課程に在籍中

DNAに含まれた「暗号」の読解に取り組む。

 

角田 貴大(つのだ たかひろ)さん

東京大学で物理工学科を卒業後

2016年よりオックスフォード大学(UK)にて物理学量子コンピューターの博士課程に在籍中

近未来のパソコン開発に取り組む。

 

 明日が語学学校での研修最終日となります。また午後には班別自主行動も予定しています。他国の留学生との交流も明日が最後です。そして班別自由行動は12時半に語学学校を出発して戻りは17時になります。安全管理を徹底させると同時に最後のボストンを全員が楽しめるようにサポートいたします。

これで本日の報告を終了いたします。





アメリカ研修 報告書 5日目(3/28)

 今朝のボストンは4℃で日中は気温も11℃まで上がり天気も良くようやく春の到来を感じさせる一日となりました。

 今日は語学学校での研修3日目となります。今朝も集合時間の時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。実は8時前に1組の生徒からバスが遅く来たため集合時間に間に合わないかもしれないとの連絡がありました。実際生徒は冷静に対応して遅れることなく学校には無事到着しましたが、生徒の意識には何かイレギュラーなことがあったらすぐに連絡する意識が徹底されていることが再確認できました。

 午前中の英語クラスでは今日もクラスのレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。クラスによっては「前置詞」の使い方など文法に重点を置いた英語表現を小グループに分かれて実際に会話の中で使って習得していくなど生徒にとっては学校ですでに習っていることもあり簡単に感じたようでしたが、逆に他国の留学生は初めての知識のため使い方に苦戦していたようでした。また他のクラスではリスニングで流れてくるある場面の会話について自分だったらどう考えて行動するのかを小グループに分かれてディスカッションをしていきましたが、他国の留学生は会話を聞き取れていましたが、逆に大高の生徒は会話が聞き取れなくディスカッションに参加できず苦戦している様子でした。この3日間の英語レッスンを通して生徒があらためて自覚したのは日本と他国の英語力の違いです。日本は語彙力や文法力は他国の生徒より勝っていますが、逆にスピーキング力やリスニング力は他国の生徒より劣っているということでした。 

 午後は日本人企業家の松川原氏をお招きしての講演を行いました。松川原氏からは「学校と社会の違い」をテーマに学校で学べることと学べない事、そして社会で学べることと学べない事を生徒目線で分かり易く説明して頂きました。松川原氏からはとにかく「トライ&エラー(失敗&挑戦)」が生徒達を成長させることだとの熱いメッセージを頂きました。生徒達は真剣にメモを取るなど貪欲に聞いている生徒がほとんどでした。また講演後の質疑応答では昨日のミーティングを通して質問することの大切さを理解した生徒たちが限られた時間の中疑問に思ったことを我こそはと質問していました。

 その後全員で古代から現代まで世界中の美術品が500,000点以上も貯蔵されているボストン美術館を訪問しました。今回ボストン美術館へは初めてグリーンライン(地下鉄)を利用して向かいます。土曜日の班別自主行動に向けてもこの経験と知識が必要となります。ボストン美術館に到着すると限られた時間のなかで生徒達は興味または魅力を感じた展示エリアを自由にめぐり、自分独自の感性を磨いていました。

 午前中の語学学校では休憩中に他国の留学生と交流するために日本から持参したお菓子やグッズを配り、午後の講話ではこれまで以上に質問をする生徒が出てきていて、そして日記のなかではホストファミリーとの会話に積極的にチャレンジしている様子も見えました。昨日のミーティングが生徒達の殻を破るきっかけになったことは確かです。でもここで決して満足することなくあと日間生徒がもう一歩前に進みあたらしい自分の可能性を実感してもらえるよう、我々も生徒たちに他に何ができるのかを先生と一緒に考えサポートしていきたいと思います。

これで本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 4日目(3/27)

今朝のボストンは1℃と冷え込んでいましたが日中は気温も7℃まで上がり天気も良く昨日に引き続きこれまで以上に暖かく感じる一日となりました。

今日は語学学校での研修2日目となります。今朝も集合時間の8時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。時間厳守のもと生徒たちはバスや地下鉄のイレギュラーな時刻表にも対応できるようになり彼らの成長が実際に目に見えるようになってきています。

午前中の英語クラスでは今日もクラスのレベルに合わせたテーマに沿ってディスカッションが行われていきました。テーマは例えば「結婚」や「運転中にしてはいけないこと」などの生活に関わる内容を中心に人1組の場合から組の小グループまでクラスの中で様々な価値観を共有していく内容でした。でもここでは自分の意見や考えを主張するだけではなく相手の意見にも耳を傾けて理解することが常に求められます。そういった環境のなか生徒が初めて気づくことは英語はコミュニケーションの道具であってネイティブのように完璧に話せなくてもお互いがきちんと理解し合えるということです。また日本人は文法や単語の知識ははるかに他国の留学生よりも勝っているが発信力(積極性)が劣っているということです。

 午後は見聞を広げるアクティビティーでMIT(マサチューセッツ工科大学)を訪問しました。そこでは宇宙工学を専攻している鵜飼さんがキャンパスツアーをして下さいました。鵜飼さんは丁寧に生徒目線で説明して下さり、生徒たちは鵜飼さんの周りに群がるように集まりこの貴重な機会を最大限に活かそうとくいいるように説明を聞いていました。最後質疑応答では勉強方法や英語の習得について聞いている生徒がいるなど生徒達は限られた時間の中鵜飼さんから大きな刺激を受けていました。

 

鵜飼 貴也(うかい たかや)さん

東京大学で薬学科を卒業後、東京大学大学院にて薬学系研究科有機薬科学専攻。

パデュー大学にて航空宇宙工学修士課号を取得。

2017年よりマサチューセッツ工科大学航空宇宙工学博士課程に在籍。

 

今日が研修の折り返し地点(半分)となったこともあり、この研修をより意味のあるものに作り上げていくためMITでミーティングを開きました。残り半分のこの研修をより充実させるためには何が必要なのか、そしてここまでそれぞれが直面している課題をどう乗り越えていけば良いのかを生徒たちととことん話し合いました。

このミーティングを通して彼らが得たものが何だったのか明日以降の彼らの行動に期待しています。引率の先生も日々真剣に生徒たちと向き合って頂いています。同時に我々も生徒一人ひとりに向き合いながら「何か」を必ずつかんで帰ってもらおうと思っています。

これで本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 3日目(3/26)

今朝のボストンは−2℃と冷え込んでいましたが日中は天気も良く風がなかったせいかこれまで以上に暖かく感じる一日となりました。

今日から語学学校での研修が本格的にスタートいたします。今朝は集合時間の8時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。昨日集合時間に遅れてしまったペアは今朝絶対に遅れないように、遅れてしまった原因であったバスについて、一本早めのバスを利用するなど昨日の失敗をさっそく活かしていました。

全員がそろったところで生徒たちが一番気になっていたクラス分けが発表されました。今回は特別に通常初日に行われるプレイスメントテストを生徒が初日からレッスンに参加できるよう日本で事前に受けてもらっていました。生徒はそれぞれの英語力に合わせて10レベルがあるなかの3つのレベル(6,4,3)のクラスに別れてレッスンを受けていきます。それぞれのクラスの規模は15名程度で各クラスには将来の夢を実現するために英語を勉強しにきている様々な国(フランスやコロンビア、ブラジル、ロシア、中国、韓国、ベトナムなど)の留学生がいて、そこにはグローバルな空間が広がっています。レッスンは主にディスカッションで進められレベルによってテーマは変わりますが生徒にはそれぞれの意見や考えを発表することが求められます。午前中のレッスンは時から13時までと途中休憩が回入りましたが終わった後の生徒には疲れた様子は全くなく逆に「楽しかった」と興奮気味に言ってくれていました。

 午後は見聞を広げるアクティビティーになります。初日の今日はボストンの魅力をより知ってもらうためにボストンの歴史を巡るフリーダムトレイルへと向かいました。生徒たちを案内してくれたのは同じ語学学校で勉強しているロシアから来ているエリアさんです。エリアさんはロシアで大学を卒業し月からボストンの大学でビジネスの修士課程を始めるためいまは英語力を向上させるために勉強しています。最初に訪問したのはボストンのランドマークの1つであり、金色のドームが象徴的なマサチューセッツ州議事堂です。ここは今でも州議事堂として使われており、会議が開かれていない平日には無料で上院、下院など、建物の内部が見学できます。1798年に建てられた建物はいったん中に入ると古代ギリシャ風の円柱が並び、またアメリカの独立に関わった初代大統領のジョージワシントンや建国の父の一人であるサミュエル・アダムスといった有名な人物の像や肖像画が展示されています。次はボストン市内で最も古くまたアメリカで最も高級な住宅街でもあるビーコンヒルを訪問しました。小高い丘を切り開いてできたこのエリアには、通りは細く、歩道にはレンガが敷かれていて、赤レンガの建物はいまでもイギリス古風の世界観を保ちボストンらしい景観を楽しめる人気スポットになります。生徒は最後にチャールズストリートにある地元でとても人気のあるCafé(Tatte Bakery)にも寄ってBostonian(ボストン市民)になってセレブな空間を一時味わっていました。

 ホストファミリーとも少しずつではありますがコミュニケーションが取れてきているようで、毎日書いている日記にはホストファミリーとの会話や食事の様子が詳細に書かれていました。明日がもうこの研修の折り返し地点となります。引き続き先生と一緒に生徒達をサポートしていきます。

 本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 2日目(3/25)

今朝のボストンは0℃と朝から雪が舞っている冬の天気となっていました。

昨晩遅くにホテルに到着した生徒たちではありましたが集合時間の50分までには全員がきちんと朝食を済ませ遅れることもなく集まることができました。ホテル内にはジムも設置されており生徒の中には出発前に一汗流していた生徒もいるなどホテルでの時間を満喫している様子でした。

今日生徒は最初にホストファミリー宅へと送迎バンで移動して昼食をホストファミリーと済ませてから明日からの通学練習も兼ねてボストン南駅に14時に集合してもらいます。生徒にはホストファミリーとの初対面ではしっかりと元気に挨拶することと集合時間に遅れる場合は必ず連絡するよう伝え、生徒たちは台のバンにわかれてホテルを出発しました。

集合場所の南駅は語学学校の最寄りの駅で通勤電車や地下鉄の各鉄道が集まるボストン市内最大のターミナル駅になります。また駅構内にはレストランやフードコートもあり生徒たちが平日ランチで利用することもできます。集合時間の14時には組だけが遅れてしまいましたが、全員が自力でバスと地下鉄を利用して来ることができました。時間前には集合できていた生徒もいたり初めてのボストンでの通学は予想以上に簡単だったようでとても安心しました。ただし遅れてきた組は遅れる連絡がなかったことで周りが心配していたことを改めて伝え連絡することの重要性も一緒に伝えました。

全員がそろったところで駅構内に設置されているテーブルを使って明日からのスケジュール確認と連絡事項を伝えました。特に安全管理についてここは日本ではなくアメリカであることをしっかりと理解さたうえで貴重品の管理から身の回りの安全確認までの意識の徹底を周知いたしました。その後語学学校へと向かい場所の確認もしてもらいました。

今日は夕食までに生徒はホストファミリー宅に帰ることになっています。各ファミリーの夕食は6時または時とのことだったので帰宅までにまだ2,3時間ほど時間があったため全員一緒に徒歩でボストンで一番にぎやかで楽しいクインシーマーケットへと向かいました。クインシーマーケットは金曜日の班別自主行動の訪問予定に入れている班もいるほど人気スポットです。この寒い天気のせいか、普段とても混み合っているのに今日は人混みは少なく生徒たちは1時間半ほど自由行動をとり散策してもらいました。

最後はすべての路線バスの時刻表が設置されているパークステーション駅へ全員一緒に地下鉄を使って行き、それぞれが明日から利用するバスの時刻表をきちんと取ってもらい今日は解散といたしました。

 今日からホストファミリーとの生活も本格的に始まり、また明日から語学学校の研修もスタートします。ここからが生徒にとって本当の研修となります。挑戦と失敗を繰り返していくことで生徒たちは成長していくことになります。引き続き先生と一緒に生徒達をサポートしていきます。

 本日の報告を終了いたします。

アメリカ研修 報告書 1日目(3/24)

 いよいよ待ちに待ったアメリカ研修の初日を迎えることができました。天気にも恵まれ生徒全員が集合時間の11時半にそろったところで出発式を行いました。そこでは校長先生からこのアメリカ研修実施への熱い想いと教頭先生をはじめ鈴木教務主任からも生徒たちへ熱いエールを送っていただきました。そして最後には生徒1名が代表としてこの研修にむけての意気込みを校長先生に発表してもらい学校を出発しました。高速道路はとくに渋滞もなく途中友部SAでトイレ休憩をとり成田空港には予定より30分程早い14時半に無事到着しました。空港内は人混みもまったくなくチェックインもスムーズに終えたため、生徒には1時間ほど自由時間を取り成田空港内を散策してもらいました。
飛行機は定刻通り成田空港を出発し経由地デトロイトには予定通り16時半には到着しました。そこには生徒たちの最初の関門である入国審査が待っていました。審査官とは主に行先や目的、滞在期間などについての質疑応答がありましたが全員が問題なく通過することができました。通常2時間ほどかかる入国心査も今日は人混みが少なかったこともあり全員が審査を終えるまでにたったの30分ほどでした。
デトロイト空港ではボストン行の飛行機まで約4時間の待機時間があったため、それまでは生徒達は自由行動としました。生徒達には空港内ではあるけれどもここはアメリカなので決して油断をせずに特に荷物の管理には注意するよう伝えてから解散しました。ここからすべて英語の環境になり生徒たちは早速ドルを使って食事をしたり買い物をしたりと英語を使って空港散策をしていました。
目的地のボストン空港には予定通り22時過ぎに到着しました。約15時間の移動と時差から疲れが見えた生徒もいましたが、全員が元気にボストンの地に足を踏み入れることができました。荷物を受け取り今晩滞在するホテルへはシャトルバスを利用して向かいました。ホテルに全員が到着したのは23時を過ぎておりそこでは長時間の移動からの疲れもあるため明日の連絡事項を簡単にすませ解散といたしました。
 明日から生徒たちの研修が本格的にスタートいたします。今晩はしっかり休んで明日からの研修に全力で挑んでもらいます。短いようであっという間に過ぎていくこの残り8日間が、たくさんの挑戦と失敗、そして小さな成功に彩られた研修となるよう全力でサポートして参ります。
 本日の報告を終了いたします。

献血に協力しました

 3月19日、1年生、2年生、教職員合わせて約100名が献血に協力しました。2年生は、昨年も献血に協力した生徒も多く余裕の表情でしたが、1年生はほとんどの生徒が初めてで、はじめは緊張した様子でした。しかし献血終了後は、献血センターからお礼にもらったクリアファイル等を手に、来年の献血の協力を誓っていました。献血の重要性を改めて学んだ一日でした。
  
  
  

研究施設見学会

12月26日、希望者を対象に研究施設見学会を行いました。
今回の訪問先は国立科学博物館と埼玉県和光市の理化学研究所でした。
理化学研究所では、研究者が普段実験を行っている研究室まで見せてもらうことができました。
和光の理研は原子番号113番のニホニウムがつくられ確認された場所であり、
研究の最前線を体感することができました。
  
 理化学研究所の概要説明

 
 サイクロトロンの前で、本校OBで理化学研究所科学技術ハブ推進室長の鈴木隆さんと