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環境デザイン科日誌
環境デザイン科1年 コース選択現場見学研修
10/25(火)に環境デザイン科1年生が校外研修に行ってきました。内容は2年生からコースごとに分かれる専門的な学びに向けた現場見学です。行き先は日比谷公園と首都圏外郭放水路(地下神殿)でした。
学校出発後午前中は日比谷公園で「日比谷ガーデニングショー2022」に出品されているステキな作品を見学し、その作品の良さや意図を学びました。どれも素晴らしい作品で中には同じ高校生の作品もあり、これからの学習にとても刺激を受けている様子でした。
たくさんのアイディア・デザインに触れ、「こんな方法もあるのか」と「きっとこういうことを表現したいのだと思う」など想像を膨らませながら、自分たちにもできることがないか考える機会になりました。
午後には埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路「防災地下神殿」で見学をしました。地下に降りる前は、芝生が広場広がる下に巨大な構造物があるなんて想像できませんでしたが、調圧水槽内にご案内いただいて、そのスケール感に圧倒されました。
土木構造物の意義や治水・利水といった水循環に関することなどを学ぶことができ、土木技術を学ぶ意欲を高めることができたのではないでしょうか。
お忙しい中ご案内いただいた日比谷ガーデニングショー2022事務局、首都圏外郭放水路見学会事務局の皆様、普段より朝早い出発の研修でしたがご協力いただいた保護者の皆様のお陰で有意義な研修とすることができました。ありがとうございました。
思索の森 ビオトープ実習【環境デザイン科】
先日、環境デザイン科1年生、2年生を対象に思索の森ビオトープ実習を実施しました。
講師にはNPO法人 自然史データバンクアニマnetの皆さんにご来校いただき、学校内にある思索の森の中で学習しました。内容は身近にある生態系サービスに探す、気づく、感じるワークショップ型の授業です。本校の旧農業土木科OBである渡邊秀昭様が代表理事の同法人は、里山を守るための活動や地域の生物調査、環境教育の啓発などに取り組まれています。そのノウハウを本校環境デザイン科の生徒に体験を通して教えていただきました。
このような貴重な学習経験を活かして、今後は私たちも地域に自然環境の豊かさ、守る意義を伝える活動に取り組んでいきたいと思います。
とちぎグリーンフェスタ2022 ガーデニングコンテスト銅賞!!【環境デザイン科】
現在、壬生町のわんぱく公園でとちぎグリーンフェスタ2022 ガーデニングコンテストの作品が展示されています。
環境デザイン科から3年生~1年生までの2チーム「栃農の匠」(作品名:輪廻転生)と「arcana(アルカナ)」(作品名:古城)が出品しました。
9月30日に審査があり、「栃農の匠」チームが銅賞を頂くことができました
10月16日(日)まで作品が展示されていますので、お時間ある方は是非足を運んで探してみてください
インターンシップに向けて【環境デザイン科】
9/29(木)にインターンシップに向けた安全講習会を実施しました。
建設業労働災害防止協会栃木県支部 五月女様を講師にお迎えし、建設現場に潜む危険やインターンシップに臨むにあたっての心構えなどを分かりやすくお話しいただきました。
テストが終わるとすぐにインターンシップに行きますが、間近に迫ってきたことを実感し、気持ちを新たにしているところです。
また、測量器械の取り扱い方も実習の中で復習をしてインターンシップで少しでも有意義な学びにできるよう準備をしています。
各事業所の皆様宜しくお願い致します。
平板測量競技会 ~全国大会にむけて~【環境デザイン科】
8月9日(火)に行われた学校農業クラブ平板測量競技会県予選で、本校の3年生4人が出場し最優秀賞となりました。
10月25~27日に行われる第73回日本学校農業クラブ全国大会 北陸大会 に出場します。
全国大会に向けて夏休みから練習を始め、放課後や休日も練習をしています。栃木県の代表として全力で臨みたいと思います。
残り1ヶ月、気合いを入れて練習に励みましょう!
栃農祭に向けて ~グリーンデザインコースの授業風景~【環境デザイン科】
2学期が始まり、グリーンデザインコース2年生・3年生が栃農祭で販売する苔玉を協力して製作しています。
実習の様子です。何種類か苗木を変えながら苔玉を製作しています。どんな種類の苗木かは当日のお楽しみです。
これから温室で養生して良い状態で販売当日を迎えられるよう管理していきます。乞うご期待!!
ブロッコリーの定植【環境デザイン科】
1年4組「農業と環境」の実習の様子です。
今回の実習はブロッコリーを定植しました。
まず、マルチの穴空け作業から始めていきました。一学期はすべてのマルチに穴が空いていたので、今学期は自分たちで株間を測り、穴を空けるという流れです。
今学期に育てる野菜はすべて株間が違うことを学習し、
育てる野菜によって株間や条間が変わることを理解した上で、集中して行ってくれました。
その後は、夏休み中に播種し葉が3.4枚まで育ったブロッコリーを1人5苗定植しました。
最後に殺虫剤を株元に散布し終了!
大きく立派なブロッコリーが育つよう管理していきましょう!
環境デザイン科 2学期始動!!
1学期、夏休み中に結果が出た資格試験について報告します。
測量士補2名、建築CAD検定3級2名・4級12名、計算技術検定3級35名の合格でした
新学期がスタートしましたが、2学期には2級土木施工管理技術検定(3年)、2級エクステリアプランナー試験(3年)、基礎製図検定(2年)、計算技術検定(1年)、全商ビジネス文書実務検定(1年)、日本農業技術検定(1年)と多くの目標があります
環デ科では、クラスメイトと一緒に頑張れる学習環境があります。目標に向かって計画的に努力する能力を身につけ、希望を叶える仲間がいます。皆さん頑張りましょう!!
学校行事も盛りだくさんの2学期、これからも楽しい話題をアップしていきたいと思います。
環境デザイン科3年 先進産業現場見学研修
7月7日(木)に環境デザイン科3年生が埼玉県にある石坂産業(株)様に見学に行ってきました。同社は全天候型の産業廃棄物処理工場を持つ企業で、日頃学習する土木に関連した建設現場から発生する産業廃棄物の処理について学習しました。廃棄物処理そのものだけでなく電気を使った重機や雨水を利用して地域を汚さない工夫、壁面緑化による防音など様々な取り組みを拝見しました。従業員の方々にはお仕事中にもかかわらず非常に丁寧なご対応頂き、生徒も感動していました。
さらに持続可能な社会に向けた取り組みを多く実施している企業で、工場周辺で管理している里山も見学・散策しました。その後はくぬぎの森環境塾にて、五感の「体験」共有や学生と社会人の価値観の違い、ホスピタリティマインドといった内容でワークショップを行いました。
日頃の専門的な学習の理解を深めることはもちろんのこと、企業の方々から近い距離感でお話ししたことで進路に向けて自分の足りない部分やこれまでの学校生活を通して得た手応えを整理することができたのではないでしょうか。
お忙しい中ご対応頂いた石坂産業(株)の皆様ありがとうございました。
林業セミナー開講【環境デザイン科】
7月6日(水)に、環境デザイン科2年生を対象に森林・林業に関する講話を頂きました。毎年開講しており、とちぎ環境・みどり推進機構の大輪様をはじめ、栃木県県南環境森林事務所の田村様、小平建設の皆様にお越し頂きました。
本校の卒業生も、毎年林業分野に就職する生徒がいるので、進路選択の1つとして貴重な機会になりました。
林業は栃木県を支える産業の1つです。今回の講話の中でも紹介がありましたが、【植える→育てる→伐採する】の循環は、今後の持続可能な社会でも大切なものだと感じました。
今後も、専門的な学習を行い、自分の将来について考えていきたいと思います。
林業セミナーにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
環デ科の学びの一コマ ~測量実習~【環境デザイン科】
今年度が始まって早2ヶ月。1年生も入学して慣れてきた頃でしょうか。
環境デザイン科1年生の授業の様子をお知らせします。
1年次には専門的な学習の1つに「測量」があります。中間テストまでは測量の基本となる心構えや概要、距離測量について学びました。
6月に入り水準測量に取り組み始めました。初めて触る測量器械も丁寧に学び、先日は昇降式による測量を実施しました。
初めてのことに戸惑う生徒もいますが、今年の1年生もチームワークよくお互いに教え合いながら積極的に学んでいます。今後が楽しみですね。
栃木市役所庭園管理実習【環境デザイン科】
5月23日(月)に3年生9名で栃木市役所庭園の管理実習を行いました。
春になり、植物の成長が活発になったので、除草作業と植栽の手入れを中心に行いました。また、雨風の影響で竹を使った枠組みが外れることが多かったため、工具を持ち込み改修作業も行いました。
前回の管理実習では、「ユキヤナギ」や「ジンチョウゲ」などを定植しましたが、今回はあらたに「カルミア」と「アジサイ」を定植しました。5・6月も鮮やかに彩ってくれると思います。
次回は、夏休み明けに管理作業を検討しています。四季に合わせてこれからも栃木市役所を鮮やかに彩りたいと思います。
ナス苗の定植
1年4組「農業と環境」の実習の様子です。
今回の実習は「ナス苗のプランター定植」を行いました。
1人1人がプランターでナスを育てていきます。
まずは苗選び!
葉の緑が濃く、葉脈は鮮やかな紫色で病害虫がない
幹が太く・根がしっかり張っているもの
と、いい苗の選び方を学びました。
皆、真剣にナス苗選びをしてくれました。
次にプランターに土を入れ、根鉢を崩さないように注意しながらポットから取り出し、いざ、定植!!
今回は、病害虫対策として植え穴に農薬を散布し、
「コンパニオンプランツ」としてネギを一緒に植え付けました。
これから仕立て方や管理方法を学んでいきます。
日々の水やりや観察もしっかり行っていきましょう。
環境学習~植樹苗づくり~【環境デザイン科】】
今年の3月に、当時の1年生が「農業と環境」で、ドングリの苗づくりを行いました。校内で秋に落ちたドングリと落ち葉を集め、牛乳パックに詰めました。
ドングリは「ブナ科」の実の総称で、コナラやクヌギの木の下に落ちています。秋に実が落ち始め、寒い冬を越えて春に芽が出てきます。
以下の写真は、3月に植えたドングリの5月現在の様子です。
栃木市立文学館植栽スペースの施工実習【環境デザイン科】
4月27日(水)に栃木市立文学館がオープンします。それに合わせて文学館脇の石碑周辺の植栽スペースのデザインをご依頼を頂いて、昨年度から取り組んできました。
特に今年度は4月5日(火)、4月16日(土)、4月25日(月)の三回に分けて現場で施工しました。
かつての栃木町役場の建物である栃木市立文学館の雰囲気と調和した枕木とレンガ、花壇の植栽スペース、すぐ横を流れる県庁堀や巴波川へ注ぎ込むようにイメージした敷き砂利ゾーン、自然豊かな太平山と情緒ある蔵の街の融合させたゾーンなどイメージして製作しました。ぜひお時間のある方はご覧ください。
栃木市役所庭園&文学館管理実習【環境デザイン科】
卒業した3年生が、1年間取り組んできた栃木市役所庭園のリニューアル作業ですが、今回は、春に向けて植物を定植しました。秋に定植した植物も厳しい冬の寒さを乗り越え、これから花を咲かせる予定です。
3年生が卒業したので、2年生のグリーンデザインコースの生徒6名で作業を行いました。2年生にとって初めての市役所庭園管理実習でしたが、無事に終えることが出来ました。
また、4月にオープン予定の栃木市立文学館の石碑周辺の植栽依頼を受け現地調査を行ってきました。文学館は、旧栃木町役場庁舎を改修し、資料館として活用する場所です。職員の方々から要望等をヒアリングし、調査結果と合わせてデザインを考える予定です。
体育館前をリガーデン
そんな晴れの卒業式に合わせて、環境デザイン科の有志生徒と職員で体育館前にある滝組と池をリメイクして、新学科1期生の卒業にふさわしい意味を込めました。
4本の六方石は各学科が勢いよく飛躍する様子を、4本のオタフクナンテン(お多福南天)は卒業生も含め、これから遭遇する困難なことも幸福に転じるようにと願いを込めました。卒業生の皆さんのご活躍をお祈り申し上げます。
環境デザイン科ポスター発表会
今年の3年生のテーマは『棚田・ビオトープ製作』『太平山の自然歩道整備』『市役所庭園のリニューアル』『校内植物を使った苔玉・リース製作』の4班です。
聴衆は環境デザイン科の1年生が参加して、先輩の取り組みに耳を傾け、これから本格化していく専門的な学習のイメージを湧かせる機会となりました。2年後にはきっとより良い発表をしてくれることでしょう!
3年生の皆さんまとめるのに、試行錯誤していましたが良い発表会となりました。お疲れ様でした。
環境デザイン科から季節のお便り
9月にはため池周辺にきれいなヒガンバナが咲いていました。自生しているアケビも結実し始めていました。どちらも鮮やかな色合いですね。
10月上旬は気持ちよい秋晴れと少しずつ色づき始めた木々の様子がありました。10月中下旬につれて、紅葉も段々と進んできた様子がわかります。朝には鳥の声もよく聴こえました。
11月に入る一気に紅葉が進み、栃農祭の頃には鮮やかな紅葉を見ることができました。校内のイチョウもきれいな黄色に染まっていました。
そして12月山の木々の葉も落葉してすっかり冷え込むようになりました。課題研究で製作してきたビオトープ池にも氷が張っています。
四季の変化で楽しませてくれる自然を守る大切さとそれを学ぶことの重要性を改めて認識しますね。
栃木市役所庭園リニューアル【環境デザイン科】
この庭園は、農業土木科の頃から関わっている庭園で、環境デザイン科の1期生である3年生がこの4月からデザインを考えてきました。市役所に合ったデザインにするべく、栃木市の魅力が伝わる庭園づくりを試行錯誤しながら完成させることができました。
これから寒くなる季節のため、植物は本校の温室で育てています。来年の春に庭園の見頃を迎える予定ですので、栃木市役所に訪れた際は、ぜひご覧ください。
《のうくっく》は本校卒業生が制作