環境デザイン科の活動

環境デザイン科日誌

第3回地域デザイン演習(渡良瀬遊水地での環境学習)

7月15日(木)に第3回地域デザイン演習として環境デザイン科2年生が渡良瀬遊水地で校外学習を実施しました。
はじめに、渡良瀬遊水地の歴史や役割・機能、流域の治水や利水などについてご講義頂きました。2年生になりコースに分かれて専門的な学習を深めてきましたが、その学習が実社会にどのように繋がっているか学ぶことができました。

  

その後、フィールドに出て2班に分かれて、渡良瀬遊水地史跡ゾーンで動植物の特徴や渡良瀬遊水地の史跡などについて丁寧にご説明頂きました。

   

短い時間でしたが、実際に現場に出て学ぶことの大切さを感じる時間になりました。もうすぐ夏休みですが、2学期以降にこの学びの経験を活かしましょう!
一般財団法人 渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団 専務理事 牛膓様をはじめご指導頂きました皆様、貴重なお時間を頂戴し誠にありがとうございました。

第2回地域デザイン演習

 環境デザイン科の1ヶ月ぶりの更新・・・すっかり遅くなってしまいました。
7月12日(月)に第2回の地域デザイン演習として、森林・林業への理解及び就業促進に関する説明会を実施しました。公益社団法人 とちぎ環境・みどり推進機構 大輪様、栃木県県南環境森林事務所 村田様にご来校頂いて、林業の魅力や栃木県の林業・製材業、森林・環境などの現状などについてご講演頂きました。



 自分たちが専門的に学ぶ環境に関わる職業や地域の自然環境について学びました。面白く、そして分かりやすく興味が湧くような内容でお話頂いたので、今後の進路選択や専門的な学習を深めていく良い機会となりました。
 ありがとうございました。

ビオトープ・棚田づくり

 課題研究で3年生が取り組んでいるビオトープ・棚田づくりの近況報告です。
4月から課題研究がスタートして早2ヶ月が経ちました。2年生の時から作業を体験していましたが、本格的にスタートして現在はさらに2枚の水田を掘り、最後のビオトープ池までの水路づくりに取り組んでいます。
   
途中では、ビオトープや棚田について調べ学習をして、意義を把握し、さらに地域デザイン演習で課題について意見を出し合い、目標を共有しながら、取り組んできました。
この日はビオトープ池の漏水の原因を解決するために新たに防水シートを張る作業をしました。試しに水を溜めたところ、うまくいった様子。いろいろな生き物たちが棲みつくのが楽しみです。
  

第1回地域デザイン演習(最新の建設現場・測量技術)【環境デザイン科】

本年度第1回目の地域デザイン演習として、潮田建設(株)様と(株)TP測量設計様による特別授業を2年生対象に実施しました。事前に学校内でドローンやレーザースキャナを使っての測量を行っていただき、そのデータを基に切土量の計算や点群データによって3次元化した図面をご説明頂くなど、最先端技術を実際の現場で使用している様子を学ぶことができました。

   

また、データに基づいて動く建設機械の様子を実際に操縦する視点の映像として現場とリモートでつないで体験したり、スマートグラスの体験もしました。

   

災害復旧から河川工事についてのお話もあり、地域のインフラ整備をする上での最新の技術を学ぶ貴重な経験となりました。今後の専門的な学習や進路に活かしていきます。潮田建設(株)様、(株)TP測量設計様ありがとうございました。

栃木市役所屋上庭園管理作業【環境デザイン科】

3年生の「課題研究」で、栃木市役所屋上庭園の管理作業を行いました。今回は除草と竹の撤去を行いました。
前回から2ヶ月ほど空いていたので雑草の量が多く大変でしたが、きれいにすることが出来ました。竹は分枝が多くなったので梅雨前に撤去しました。



今年はデザインのリニューアルを予定しています。生徒達が栃木市の魅力について考え、市役所にあったデザインを制作中です。今は竹やモミジを撤去したので寂しい庭になっていますが、リニューアルを楽しみにして頂けると嬉しいです。

測量Ⅱ【実習】

2年生の「測量Ⅱ」の授業で角測量を行いました。
今回はより現場で使われている方法で実習を行いました。環境デザイン科では実習の先生の指導のもと、「実践力」を身につけるために現場で使える技術を学ぶことができます。



実習はチームワークです。初めての方法に戸惑いながらも、メンバー同士で話し合い、測量することができました。今後もチーム環境デザイン科で頑張っていきましょう!

測量Ⅱ【実習】

2年生の「測量Ⅱ」の授業で実習を行いました。
今回は角度を測る器械を使って、実技試験を行いました。角度は建物を建てるときや、道路を作る時に重要な要素になります。2年生はインターンシップを控えているため、精度を高める実習をしています。



自分たちの生活に欠かせないインフラを支える技術であるため、今後も頑張っていきましょう!

測量Ⅰ【実習】

皆さんこんにちは。今年度も環境デザイン科が始動しました。
今回は1年生の「測量Ⅰ」の授業で実習を行いました。測量は距離・角度・高さを測り、物の位置関係を明らかにする技術です。環境デザイン科では測量の授業を通して、庭のデザインや構造物の設計に必要な情報を測る技術を学んでいきます。

今回は『歩測』という方法で距離を測りました。この方法は、初めて日本地図を作った伊能忠敬が地図を作る際に用いた方法です。歩幅と歩数でおおよその距離を求めることができます。




実習ではチームワークが大切になります。1年生は高校生活が始まって2週間ですが、これから絆を深めて、チーム環境デザイン科として頑張っていきましょう!

パスタブリッジコンテスト【環境デザイン科】

 2年設計の時間に、1年間施工や設計を学んだ振り返る位置づけとしてパスタブリッジコンテストを実施しました。これまで学んだ構造力学の知識を生かして、パスタを部材として一番荷重に耐えられ、デザイン性が高い橋を各班で競い合いました。トラス橋や桁橋などの構造が多く、最も強い橋を作った班は5kg以上の荷重に耐えることができました。また、デザイン性も審査を行い優秀な橋を参加生徒で決定しました。今回のパスタブリッジコンテストを通じて、生徒たちは学習を振り返るとともに楽しく構造について学ぶことができました。
  

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 1年「農業と環境」は、今年度最後の実習となりました。今まで学んできたトウモロコシや白菜などの栽培や収穫について、各生徒でプリントにポスターにしてまとめました。また来年度に圃場が使えるように、圃場全体の除草などの管理作業を行いました。1年生は、1年間の中で数多くの野菜を栽培・収穫・販売を行ってまいりました。生徒たちには、農業と環境で学んだ知識や技術を次年度の授業や校外活動に生かしてほしいと思います。また、実習の最後には圃場内で栽培されている巴波桜を背景に集合写真を撮りました。
  

棚田の施工進行中【環境デザイン科】

 現在、棚田の施工が進行中です。今日は、農業土木科の3年生が取り組んできたセルフビルドによる
環境を配慮した棚田づくりを環境デザイン科の2年生で取り組みました。土を入れ替え、石を取り除き…
機械を使用しないで人力での作業は大変ですが、試験的に水を流してみると棚田っぽく見えてきました。
桜が満開の中、作業を分担して取り組むことができました。
  

ガーデニング【環境デザイン科】

 2年「ガーデニング」の授業で球根植物の寄せ植えと花壇を作りました。
彩りを考えて鉢に植えた球根が成長し、花が咲き始めました。生徒たちは、枕木を活用した花壇を手作りしました。
本校2校舎、3校舎の入口に、生徒たちが手作りした花壇を設置しています。ぜひご覧ください。
  

栃木市役所屋上庭園管理作業【環境デザイン科】

2年生の「総合実習」で、栃木市役所の庭園管理作業を行いました。今回は、除草と植え替えを行いました。11月の整備を最後に、管理作業ができていなかったので、笹の手入れや葉が落ちた樹木の入れ替えをしました。秋~冬に活躍したモミジを、春~夏に向けてサクラやアジサイに入れ替えました。2時間程度の実習でしたが、生徒は集中して作業に取り組み、次年度に向けて自分たちのアイデアを膨らませていました。
これから暖かくなり、サクラなども開花すると思うので、市役所を訪れた際にはぜひご覧ください。

測量Ⅰ【環境デザイン科】

1年生の「測量Ⅰ」の時間に角度を測る実習をしました。角測量は、家の建設や地図作成、面積を求める時に行う重要な技術です。今回の実習では三角形をそれぞれの角から内角を測り、内角の和180°からどれくらい差が出るのかを求めました。
1年生の測量では、距離・高さ・角度を求める測量を学んできました。1年間を通して基本的な器械の操作や技術を学んでいます。今回の実習は、今年度最後の実習ということもあり、担任の先生が実習に参加してくれました。生徒思いで本当に良い先生です。生徒と一緒に楽しく角度を測っていました。
1年生の測量実習は最後になりましたが、2年生でも測量の授業はあるので引き続き頑張っていきましょう。

桜が開花しました【環境デザイン科】

 本校の圃場で栽培してきた巴波桜が、今年も開花しました。
昨年度は栃木市内の中学校に配布しましたが、今年は「タラヨウ」の引き渡し式で巴波桜の花束を贈呈しました。現在、桜の開花に合わせて温室で管理しています。
本校では、正面玄関や1校舎1階の通路に桜を飾っています。
桜の開花を見ると、春の訪れを感じますね。とちテレのTwitterでも紹介されました。
     
 

下都賀農業振興事務所出張講座【環境デザイン科】

 今回環境デザイン科1・2年生を対象に、栃木県下都賀農業振興事務所から2名の方々をお迎えして出張講座を実施しました。行政が実施している農業農村整備や環境保全等についてお話を伺い、農業土木系に関する仕事や公務員に関して理解する機会を頂きました。学科に関する専門科目を学ぶ生徒たちにとっては、一般土木と農業土木の違いや土地改良について知ることができたようです。講座を受けた生徒にとっては、生活している地域の農業を支える仕事であると同時に農業土木に関する理解と関心を高められたようです。貴重な機会を頂き大変ありがとうございました。
  ・出前講座(下都賀農業振興事務所より)
       

地域デザイン演習【環境デザイン科】

 2年「地域デザイン」で、これまで調査・研究したテーマについて班別に発表を行いました。
生徒たちは、以前行った発表の反省を踏まえて高校生が実施する地域づくりに関する活動について提案しました。野菜の販売やお土産、清掃活動やバザーなどアンケート結果や調査の結果に基づいて、生徒自身の経験も交えながら発表することができました。前回行った発表での様子と比べて、話し方や質疑応答の様子から生徒たちの成長ぶりを見て取ることができました。今回の発表を通じて、地域づくりへの関心を高められました。今後は、この提案が実際の地域づくりに生かすことができるといいですね。

  

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 今回は、前回収穫した白菜を利用して食品加工実習を行いました。ただし、密集を避けるため圃場での管理作業を合わせて生徒を分散して実施しました。圃場の管理作業では、堆肥を散布し来年度に野菜などを栽培できるように土づくりを行いました。
食品加工では、事前に塩漬けした白菜を使ってキムチを作りました。ニラやダイコン、ニンジンなどの野菜を千切りにしたり、農業と環境の実習で収穫したトウガラシを使ってキムチの素となるヤンニョムを作りました。普段、家庭で料理をしない生徒もいましたが、皮むきや千切り、ミキサーで混ぜるなど作業を協力して行うことができました。最後は、みんなで作った白菜をポリ袋に入れた後、それぞれの好みに合わせてヤンニョムを入れました。生徒からは、協力して楽しくできたとの意見が多くでました。今回の実習では、作業をすすめつつ消毒や換気など感染症対策を徹底しながら加工を進めることができました。
 

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 朝、圃場の土に霜が降りる時期が続く時期となりました。「農業と環境」の実習で、圃場の片付けと寒起こし、収穫・調製作業を行いました。
栽培していた白菜やホウレン草、チンゲン菜、キャベツなどを収穫・片付けを行いました。今年度最後の収穫となるため、生徒たちは一生懸命作業を進めていました。また、圃場の土を荒く耕す寒起こしを行いました。来年度に向け、圃場の土が柔らかくなるようにスコップを使って作業を行いました。生徒たちは寒い中、作業を分担して取り組むことができたようです。1学期と比べて、生徒自身で考えながら自発的に行動できていました。次回の実習も頑張りましょう。

  

総合実習【環境デザイン科】

 2年「総合実習」の時間にドローンの操作を練習しました。ドローンを操作するにあたって、法律やルール、ドローンの部位の名称などを学びました。学んだ後は、実際に校内でドローンを操作しました。数分間ではありますが、上昇や旋回などドローンやカメラを見ながら生徒たちは
操作を行っていました。初めて扱うドローンですが、生徒たちは操作をしていくうちに上手に動かす様子がみられました。

 

測量(実習)【環境デザイン科】

 2年「測量」の時間に縦断測量を実施しました。河川測量などにおいて地形の縦方向の高さを測定し、求めたものを図面化する測量です。2年生は、高低差のある地点を協力しながら作業を進めていました。
 寒い中での実習になりましたが、時間内に終えることができました。

  

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

「農業と環境」は3学期初めての実習となりました。気温が0℃以下を下回る日が続く中で、昨年に班別に作った菜っ葉ガーデンの片付けやヨシチップの散布等の作業を行いました。
圃場は、少しずつ来年度に向けて片付けと準備を進めています。
圃場で育つ桜は、花芽が少しずつ大きくなっています。3学期も頑張りましょう。

 

地域デザイン演習(出前授業)【環境デザイン科】

 2年「地域デザイン」の授業では、生徒たちの住んでいる地域について学習を進めていきました。
そこで今回はパーラートチギ 大波様、地域おこし協力隊 遠藤様、合同会社walkworks 遠藤様の3名の講師の方を迎え、地域活動の事例や生徒たちが研究してまとめた事例の発表を行いました。
 まずはじめに、3名の講師の方から地域の中で活動している事例や計画についてお伺いすることができました。地域の素材を再利用して建物の材料に使用したり、未利用の素材を使って食品加工や過疎地域を活性化するため、様々なイベントや活動を行っているといった事例を教えて頂きました。
 生徒たちは、事前に調査研究を行ってきた地域の課題と解決方法について各班ごとに発表を行いました。講師の方々から、発表内容や提案についてアドバイスをしていただくことができました。生徒たちにとって、地域の活動や課題を学ぶ大変貴重な機会となりました。大変ありがとうございました。

  

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 農業と環境の実習で、ダイコンとハクサイの収穫を行いました。
また、インゲンやトマトは時期が終わったために、ブロッコリーは頂花蕾を収穫後に出てきた側芽を収穫してから片付けを行いました。
ダイコンがまっすぐ獲れたとき、きれいなハクサイが獲れたとき生徒たちは嬉しそうな様子が見て取れました。8月に播種した野菜の成長する過程及び収穫方法を学ぶことができたかと思います。今年の実習は来週まで。ぜひ体調に気を付けて頑張りましょう。

 

平板測量(実習)【環境デザイン科】

 
   2年「測量」で平板測量の実習を行いました。前回の実習では、平板をすえつけする標定作業を行いました。
今回はこの標定作業で学んだことを実践するため、三角形の測点に平板をすえつけして測定しました。
生徒たちは求心・整準・定位の3つの作業を完了させ、視準しながら平面図を作成しました。
班ごとに協力しながら作業を行い、時間内に作業を終えることができました。
来週から定期試験です。頑張りましょう。
  

測量Ⅰ【環境デザイン科】

環境デザイン科1年生の「測量」の時間に水準測量の実習を行いました。
今回の実習では、平坦に見える校庭の地面の高さを測量しました。4人1グループで行い、20mごとに測点を立てて測量しました。実習を重ねるごとに、速度や精度が上がり、技術の上達が見えます。
1年生の測量では「距離」「高さ」について学習してきました。今後は「角度」について学習していく予定です。今後も頑張って行きましょう。

栃木市役所屋上庭園管理作業【環境デザイン科】

 今回、グラウンドデザインコースの生徒と共に栃木市役所屋上庭園(通称 栃農庭園)の管理作業を行いました。今回は、植え替えを行わず除草をメインとした作業となりました。伸びすぎた笹や、落ち葉の除去雑草の抜き取りなど2時間程度の作業でしたが、作業前と比べてすっきりとした庭園になりました。作業中、通りすがりの方々が足を止めて庭園を見て頂いたことが印象的でした。生徒にとっては、庭園が自らの手で整備したことに達成感を感じている様子でした。肌寒い季節にはなりましたが、ぜひ栃木市役所にお立ち寄りの際は栃農庭園をご覧になってください。

  

測量(実習)【環境デザイン科】

2年「測量」の時間に平板測量の実習を行いました。今まで実習の中で取り扱ったレベルやセオドライトの器械よりも、すえつけ作業が難しく感じる測量です。生徒たちは、求心や整準に四苦八苦しながらも協力して取り組んでいました。
思ったよりも作業が楽しいと感じる生徒もいた様子です。寒い日が続きますが、次回の実習も頑張りましょう。

 

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 今回は、圃場に播種・定植した秋冬野菜および菜っ葉ガーデンの観察を行いました。
播種・定植したそれぞれの野菜の成長を知るとともに、野菜の葉や色の特徴をつかむことを目的としました。
生徒は、植物の種類によって葉の形や色、大きさなどの違いを気づき記録シートに描いていました。
菜っ葉ガーデンに関しては、レタスやはつか大根の生育の様子を嬉しそうに見ている生徒もいました。
8月に播種した秋冬野菜は、すくすくと成長しています。次回の実習では、どのくらい成長しているか楽しみですね。
  

第7回全国高等学校土木設計競技【環境デザイン・農業土木科】

日本大学が主催する全国高等学校土木設計競技に、1年生から3年生まで各学年1チームずつが1次審査を通過し、2次審査(オンラインプレゼンテーション)に臨みました。
各チームとも発表までにそれぞれ調査や研究、発表練習等を行ってまいりました。初めてのオンラインを通じたプレゼンテーションに、普段の発表とは異なる雰囲気ではありましたが、発表を終えることができました。質疑応答では、審査員や参加者から質問があり適切に答えていました。
結果は1年生、3年生のチームが優秀賞、2年生が審査員特別賞を頂きました。コロナ禍の中、このような競技に参加でき大変勉強になりました。審査員の方々をはじめ、多くの方々にお世話になりました。大変ありがとうございました。
※詳細はこちら

地域づくり体験会in栃農【環境デザイン科・農業土木科】

 道普請と地域環境保全をテーマに「関東ふれあいの道」をフィールドに地域づくり体験会を行いました。
地域の方々や中学生など多くの方々に参加していただきました。当日は、特殊土のうを使った林道整備や間伐材で作る木人形作り、杭打ち体験や間伐した竹で作る焼き芋など様々な体験を実施しました。

  

農業と環境【環境デザイン科】

 「農業と環境」の授業で圃場の管理作業や収穫作業を行いました。前回、制作した菜っ葉ガーデンの様子を見ながらインゲンやトウガラシ、レタスの収穫および除草を行いました。インゲンの収穫は1学期に行いましたが、レタスの収穫を全員の生徒が行うことは初めてです。葉が折れないように、きれいな見栄えの状態で収穫できるように注意しながら作業を行いました。
また、畝間には落ち葉などの有機物を敷き詰めて小さな昆虫の住処ができるようにしています。以前敷き詰めたわらには、小さなクモやカマキリが隠れています。生徒たちは、圃場の生物の多様性の変化に気づいている様子でした。生徒にとって、農業の大変さを実感した実習となりました。

  

環境系職業講演会【環境デザイン科】

  環境デザイン科1・2年生を対象に講師の方々をお迎えし「環境系職業講演会」を実施しました。
 土木について栃木市役所 比留間様、造園・エクステリアについて株式会社タカキュー 高久様
  林業について粟野森林組合 生澤様をお迎えいたしました。講演会では、それぞれの分野の仕事内容
  や働くことの大変さや楽しさについて教えて頂きました。聴講した生徒たちは、講師の方々の説明
 を聞き熱心にメモをとっていました。今回講師でお越し下さった比留間様、生澤様は本校農業土木科
 の卒業生です。卒業した先輩方が、後輩のために現在の仕事に関してだけでなく高校生活や学んで得たこと
 等多く学ぶことができました。今回の講演会を機会に、進路選択や進学・就職を考える場となりました。
 講師の皆様大変ありがとうございました。
   

地域デザイン演習(校外活動)【環境デザイン科】

 環境デザイン科2年生を対象に、渡良瀬遊水地やとちぎ花センタ-で「地域デザイン演習」を実施しました。
今回のフィールドワークでは、現地での体験・主体的な学習を通して今後の専門学習や研究活動に発展させることが
目的です。午前中は、渡良瀬遊水地の歴史や利水や治水などの機能及び絶滅危惧種等の植物の観察を行いました。
そして、午後はとちぎ花センターで様々な種類の植物を観察しました。渡良瀬遊水地では、初めてくる生徒あるいは
保全活動等で何度か足を運んだことのある生徒など知識は様々ですが、初めてじっくり観察する絶滅危惧種の植物に
関心を寄せていました。ウォッチングタワーから見下ろす広大な渡良瀬遊水地の自然。よく観察してみることで新たな
発見をする様子が見られました。とちぎ花センターでは、可憐に咲くバラの数々に心を惹かれる生徒。または、とちはな
ちゃんドームで展示されているコケ植物や熱帯植物、様々な特徴をもつ種を観察し、興味をもっていました。
 今回の演習を通して学んだ知識や経験を、今後の学科の専門学習や研究活動に生かしていきたいと思います。
この演習は、多くの方々の協力の下実施することができました。ありがとうございました。
   

地域デザイン演習(発表)【環境デザイン科】

 「地域デザイン」の授業では、これまで実施したヒアリング調査や文献調査の結果を踏まえて
それぞれの班ごとに発表を行いました。生徒たちは、各班が調査した内容についてメモを取りながら
発表を聞いていました。今回発表に使用したポスターは、土木・環境棟に展示しています。
  

農業と環境【環境デザイン科】

 今回の農業と環境では、各班に分かれて「サラダガーデン」をつくりました。
2~3個の大きさの異なる木のフレームを使い、サラダ苗や種、観葉植物を組み合わせて小さな庭を設計しました。
フレームの向きを工夫する班や、苗の配置を工夫する班、自然素材を使用した班など、それぞれの班の中で
アイディアを出し合って小さな庭をつくることができました。日数が経つと、定植した苗が成長し庭の様子が
一変することでしょう。今回のガーデンづくりを通して生徒たちが景色の見え方や配置、他の人が楽しめるような
デザインをイメージする等、デザインや設計について関心をもつきっかけになればうれしいです。
       

地域デザイン演習②【環境デザイン科】

 「地域デザイン」では、前回に引き続きヒアリング調査を実施しました。
今回は栃木県廃棄物対策課に協力をお願いし、レジ袋の削減や不法投棄に関連して
質問を行いました。生徒たちは、緊張しながらもそれぞれ質問を行うことができました。
栃木県のマイバックキャンペーンや不法投棄の現状等を伺いました。
このヒアリング調査の結果を基に、ポスター形式で発表いたします。
今回、調査にご協力いただき大変ありがとうございました。
  

地域デザイン演習【環境デザイン科】

 2年「地域デザイン」の授業に関連して、定期試験の放課後にZOOMを使ったリモートによる
ヒアリング調査を実施しました。今回は、栃木県自然環境課の方々に6人の生徒がヒアリングを行いました。
鳥獣害、クビアカツヤカミキリ、絶滅危惧種についてそれぞれ自然環境課かたお聞きしました。
生徒たちは、緊張しながらも事前に準備したそれぞれ質問を行い回答を頂きました。
今回のヒアリング調査での結果を、今後予定しているポスター発表で活用されます。
調査に協力して頂いた栃木県自然環境課の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。
   

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 今日は、前回の実習に引き続きハクサイやブロッコリーの定植とダイコンの種まきを行いました。
 定植では、古くなった測量のポールを使って穴をあけてからセルトレイの苗を生徒たちで協力して
 作業を行いました。また、種まきではペットボトルのキャップを使って必要な深さまで穴をあけてから
 播種をしました。作業を終えてからは、草かきやトウガラシ、ナスの収穫など定期試験前に圃場の
 管理作業を行うことができました。生徒たちは大変な作業だと感じていたようですが、丁寧に作業
 をすることができたと思います。定期試験が終わった後、今回播種・定植した野菜はどのように
 成長するのでしょうか。楽しみですね。
    

測量(実習)【環境デザイン科】

 2年「測量」で角測量、水準測量をそれぞれ行いました。
 より精度を高めた測量を行うことを目的に行いました。前回よりも、スムーズに手際よく
 時間内に誤差の範囲内で作業が行えるよう、それぞれの班で協力して実習することができたと思います。
   

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 「農業と環境」の授業で野菜苗の定植を行いました。今回、定植した野菜はレタス、ミニハクサイ、ブロッコリーです。
 たくさんの苗を、間隔をとりながら紐に沿って丁寧に定植することができました。根を崩さないようにしながら作業を
 行うことや、株間をしっかりあけて植えることに難しさを感じる生徒がいました。しかし、目標としていた作業を
 全て終えることができました。皆さんが定植した野菜が、今後大きく成長するか楽しみですね。
    

測量Ⅰ(実習)【環境デザイン科】

 1年生の「測量Ⅰ」の授業で、実習を行いました。
今回は本校の敷地内の坂を使って、土地の高低差を測りました。高低差を求める計算や、
レベルや標尺などの器械の使い方を理解することが今回の目的です。
実際に高さを測るのは初めてだったため、戸惑いながらも生徒同士で話し合いながら実習を進めることができました。
今後も助け合いながら、学習に取り組んでほしいと思います。

    

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

  2学期に入り、最初の「農業と環境」の実習となりました。
 大雨が降ったり、気温が高くなったり体調管理が難しい天候が続いていますが、今回、みんなで実習に取り組みました。
 今回は、最初の実習であることから「畝たて」を行いました。クワを使ったことがない生徒がほとんどの状況で、
 四苦八苦しながら目安となる紐に沿って作業を進めることができました。1学期に引き続き、2学期もたくさん野菜を
 収穫できるように頑張りましょう。
   

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

夏季休業中に「農業と環境」の実習を実施しました。今回は、2学期の農業と環境で栽培する野菜の種まきです。
14名の生徒が参加し、レタスやブロッコリーなどの種をピンセットを使って丁寧に播くことができました。暑い中での実習ではありましたが、熱中症に注意しながら作業を終えることができました。

また、1学期から栽培していたナスや小玉スイカの収穫を行いました。2学期も栽培や収穫に一生懸命取り組んでいきましょう。
    

測量(実習)【環境デザイン科】

2年「測量」の授業で、測量の実習を行いました。今回は、五角形の角度をつくり内角の角度をそれぞれ測りました。
セオドライトを使って角度をそれぞれ正確に測ることができるかの理解を深めることがねらいです。

班ごとに角度を測りましたが、正確に角度を測ることができる班、人的なものによる誤差から様々でした。
班で協力して取り組んでいる様子がみられ、お互いに教えあっている場面が多くみられました。 
    

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

「農業と環境」は今回が1学期最後の授業となりました。1学期はトウモロコシやエダマメ、インゲン、オクラなど多くの種類の野菜を栽培しました。


前回の実習ではトウモロコシを片付けたため、今回はインゲンやオクラ、ナス、キュウリなど最後まで収穫していた野菜を片づけました。小雨が降ったりやんだりを繰り返す不安定な天気の中で、実習を行うこととなりました連日の雨で少しぬかるんでいる圃場の中で、生徒たちは一生懸命取り組んでいる様子が見られました。

今学期は約1か月間、朝の収穫・調製作業を班ごとに行い、定期的に栽培している野菜を販売することができました。
今学期の栽培は今回が最後になりましたが、2学期に向けて夏季休業中に準備していく予定です。頑張りましょう。
     

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

1年「農業と環境」の授業で「ジャガイモ」と「インゲン」の収穫を行いました。

ジャガイモは、天候を見ながら収穫のタイミングを考えていましたが天候が不安定なこともあり、今回収穫することにしました。インゲンは、授業が再開して収穫の方法や袋詰め、デザインなど少しずつ学ぶ教材となった野菜です。先週、実習が雨天で中止になったこともありたくさん収穫することができました。

1学期も終盤に差し掛かり、生徒の作業の様子は6月と比べて余裕を持って取り組んでいるように見えました。約2か月の間で生徒は多くのことを学んだように思います。
次回の授業も一生懸命に取り組んでいきましょう。
  

環境調査【環境デザイン科】

2年「総合実習」の時間に前回行ったプールでの環境調査を本格的に実施しました。

プールには30cmを超えるウシガエルや巨大なオタマジャクシ、水生昆虫など数多くの生物を発見することができました。ただ、プールにいた生物はほとんどカエル。
毎日のように大きな鳴き声を出す生物の正体を知ることができました。

落ち葉がたまった泥水の中で生物を探しました。堆積物が多く蓄積している人工のプールの中で生物が予想以上に生息していることに、生徒たちはとても驚いていました。
今回の調査によって、小さなプールの中に外来種が多く生息していることを知ることができました。
この調査での学びを次回の実習に活かしていきます。
   

エダマメの収穫【環境デザイン科】

「農業と環境」の授業に関連して、定期試験最終日の放課後に「エダマメ」の収穫を行いました。

この「エダマメ」は臨時休業中に職員で播種したものですが、生徒が登校してからは実習の時間に土寄せや追肥など、生徒が少しずつ管理をしていました。「エダマメ」の適期は5日程度しかないことから、授業実施日には間に合わないため、本日の放課後に行いました。エダマメは枝ごと収穫した後に、さやだけを取って選別を行いました。

収穫と袋詰めを何度も行っている経験から、生徒たちは食害の有無を確認しながら袋に詰めることができました。
初めての定期試験を終えたばかりにもかかわらず、最後まで作業を行うことができました。次回の実習も頑張りましょう。
  

環境調査(予備調査)【環境デザイン科】

環境デザイン科2年生の「総合実習」の時間に、環境調査(予備調査)を行いました。

調査場所は本校にあるプール。長年使用されていない場所には、カエルの鳴き声やカモが泳いでいる姿が見られています。
今回、このプールで本格的な調査を行う前に長年使用されていないことからツタやコケ、落ち葉などが多くなっており、調査を実施する前に邪魔になる植物やごみを取り除く作業を行いました。絨毯のように成長したツタはロール状にして切り分け作業を行ったり、ペットボトルなどのごみを取り除いたり大掛かりな作業となりました。
プールの水位をポンプで事前に抜いてあったこともあり、簡易的に生き物を採取しました。この結果、ウシガエルのオタマジャクシを多く捕獲しました。

今回の調査を振り返り、次回本格的な調査を実施する予定です。