農業土木科日誌

2016年12月の記事一覧

「測量」実習風景



農業土木科1年生は、1年を通して「測量」を学習しています。
今回の授業では、デジタルセオドライトを使った「角測量」実習を行いました。
今までの授業で学んだ観測方法、据え付けの方法を駆使して、それぞれの場所に設置された三角形の角度を観測しました。そして、その観測した結果を野帳に記録した後、観測値を基に計算を行って平均角を導きました。
今回据え付け作業に時間がかなりかかってしまう生徒や、観測した角度が大きく間違えていたりと課題が多い実習になりました。3学期も継続して「測量」実習を行うので、据え付け作業や観測を正しく効率よくできるようになってほしいと思います。

 

「農業と環境」実習風景

 1年生では「農業と環境」という授業を受けます。この科目は、各科の専門分野にとらわれずに、幅広く農業について学習するものです。今回の授業では、学科の圃場で栽培した野菜を使って調理実習を行いました。今年度は、サツマイモや、ブロッコリー、大根、白菜、かぶ、レタスなど多くの種類の野菜を栽培し収穫しました。
 調理実習では栽培した野菜の中で、白菜と大根、サツマイモを使って「キムチ」と「大学芋」を作りました。
 キムチは、前日に白菜と大根の塩漬けを作っておき、当日に食べやすい大きさに切り分けました。そして、唐辛子や魚粉、ニラやニンニク、塩辛など様々な調味料を用意し、各生徒の好みでヤンニョムを作りました。このヤンニョムを、白菜漬けに和えてキムチの完成です。
 大学芋は、食べやすい大きさに切った後に油で揚げました。そして、大学芋のタレと絡めて出来上がりです。
 今回の実習で、農業の楽しさや収穫の喜びを学ぶことができたのではないかと思います。