農業土木科日誌

2018年12月の記事一覧

測量(実習)【農業土木科】

 1年「測量」の授業で、校内水準環測量を行いました。
 これまで学んだ知識を生かして、校内にある校舎や建物の周りを測量しました。
 寒い中での実習となりましたが、手際よく作業をすることができるようになりました。
 風邪をひかないように体調に気をつけて、これからも実習に取り組みましょう!
  

第4回ユース環境活動発表大会関東地方大会【農業土木科】

  12/16(日)に、TKP東京駅セントラルカンファレンスセンターで
 第4回ユース環境活動発表大会関東地方大会が行われました。
 この大会には農業土木科3年3名と1年2名が参加し、今まで取り組んだ研究活動
 の成果を発表して参りました。この大会は、事務局選考を通過した関東地方13校
 が参加しました。発表では、各学校が取り組んできた地域の課題を約10分間に
 まとめて 行われました。地域を巻き込んだイベントや発表、様々な実験や調査
 方法、工夫をこらしてプレゼンなど多種多様な特色のある発表を見ることができま
 した。各学校の発表を聞いて、学ぶべきこと、真似したいと思うことが数多く
 見つけられました。
  また、審査員の総評では、各学校の地域の課題を解決することがSDGsの目標を
 達成し、地域を良い方向に変えているのでは。また、専門性の高い取り組みが多い
 と仰っておりました。そして、次年度も地球の課題解決をするパートナーとして
 次年度もとのことでしたので、継続的に挑戦していく考えです。
  今回の発表では、本校チームは参加全校に送られる「優秀賞」ならびに
 5校に送られる特別賞のうちの1つ「協賛企業特別賞」を頂きました。
 今回の受賞を糧にして、高校生の視点から地域の課題解決に取り組んでまいり
 ます。ありがとうございました。
  
  

キャリア形成支援事業【農業土木科】

 12/12(水)に農業土木科2年生を対象にキャリア形成支援事業を実施致しました。
現在行われている道路改良工事施工現場の見学・体験及び南摩ダム見学を行いました。
 まず、道路改良工事の施工現場におきましては、坂本産業様をはじめ多くの方々に
協力して頂き、工事の概要や施工の流れ及び情報通信技術「ICT」を活用した情報化
施工についてお話を頂き、実際に体験をしました。測量機器の体験では、生徒たちが
普段実習で使用する機器と異なり、測量機器が生徒たちが簡単な操作をするだけで自動
で観測することに驚きを感じていました。応用編として、事前に読み込まれた図面データ
で測量を行い、地面に埋められたカプセルを探す「宝探し」を行いました。図面と連動
して正確に位置を知ることができる測量技術の素晴らしさに生徒たちは興味深々でした。
 建設機械試乗体験では、従来の機械と情報化施工を使った機械の2台を試乗し、
自動制御された機械の方が、正確に掘削が行えることに安全で精度の高い技術に
生徒たちは関心を持った様子でした。また、2年生はインターンシップで建設業の
各事業所で1週間体験したこともあり、建設現場や施工について学ぶとてもいい機会
となりました。
    
 
 南摩ダム見学につきましては、思川開発建設所の方からダムの役割や南摩ダムの
概要について説明していただきました。利水や治水の機能を備えたダムについて
私たちの暮らしを守るために欠かせないものであると再認識いたしました。
 実際に南摩ダムの工事現場を見学しましたが、ダム本体を造る前段階である
木々の伐採や付替道路関連工事などを行っていました。また、展望台から見える
景色をもとに約6年後に完成する予定の南摩ダムを想像して見学させていただきました。
係の方からダム工事は、ダムだけでなく道路や橋など土木の技術がたくさん詰まった
工事であるとお聞きし、農業土木を学ぶ私たちにとって学ぶことの多い場所であると
感じました。
  
  今回の見学に関しましては、坂本産業様、栃木県栃木土木事務所様、西尾レント
 オール株式会社様、思川開発建設所様をはじめ、多くの方々のご協力によって
 実施することができました。大変ありがとうございました。