農業土木科日誌

2017年6月の記事一覧

農業と環境(実習)



 今回の実習は、圃場での実習ではいつも行っている管理作業を実施しました。
ほとんどの生徒は、圃場での草かきがスムーズにできるようになりました。また、今回は巴波桜の追肥を行いました。
 生徒たちにとっては週に1度の実習になりますが、栽培している野菜が日々成長していることが実感できたようです。先輩たちが植えた巴波桜は大きくなり、触発されたかのようにトマトやキュウリ、鷹の爪などの野菜が大きく成長しています。
 来週は期末試験になるため、圃場での実習はお休みです。期末試験後は、おそらくトウモロコシが収穫できる時期になってくるでしょう。期末試験が終わるまで、楽しみにしておいてくださいね。
        

総合実習【農業土木科(2年)】


 2年生の総合実習の授業では、測量と土質試験の実習を行っています。
 1年次から学んでいる「測量」を基礎に、測量の実習を実施しています。
最近の測量実習は、水準測量を学校内で行っており、生徒たちはレベルアップを目指して測量実習に取り組んでいます。
 土質試験では学校周辺にある場所の土を採取し、土の粒度試験及び土の含水比試験を行いました。はじめて行う土質試験に戸惑いながらも、
生徒たちは計算に四苦八苦しながら取り組んでいました。今後も農業土木の基礎を学ぶために測量、土質試験を継続的に行っていく予定です。

   

農業と環境(実習)


 今回の実習は、先月も行った「トウモロコシの生育調査」でした。
これまでの授業で学んだトウモロコシの形態や性質を、実際に観察して知識を深めようということが今回の授業の目的です。

 生徒たちは「雄穂」「雌穂」「絹糸」は、教科書の図を見て学びましたが、育てたトウモロコシの調査によって、
図や写真では見えない細かい部分まで知ることができたと思います。

 農業土木科という学科の特性を活かし、今回の生育調査では草丈を測量で使う標尺で測りました。生徒たちの身長ぐらいまで成長したトウモロコシがあるのは、全員で管理作業を定期的に行った結果です。
そして私たちは、先月の生育調査の結果と比べてトウモロコシはどの程度成長したのか比較することができました。
 皆さん、トウモロコシ収穫までもう少しです!害虫や病気に負けないトウモロコシが収穫できるといいですね!
  

農業と環境(実習)【農業土木科】


 昨日から関東甲信越は梅雨入りし、農業土木科で育てている作物は前回の実習と比べてさらに大きく成長しました。そんな圃場の様子を見ながら私たちは今回、管理作業を行いました。
 今回は、前回の実習に引き続き、草かきや支柱立て、デナポン散布、芽かき等を行うとともに、梅雨期の大雨の影響を考えてトウモロコシの土寄せを行いました。1年生は、実習を重ねるうちに、入学当初のぎこちない様子から比べて動きがスムーズになっていきました。
 今後、関東甲信越は降雨が続いてくる時期に入ってきます。そしてこの時期は、農作物にキズがつきやすく、病気が発生しやすい条件になります。これからの実習では、作物の変化をよく観察し、病気等を早めに予防できるように対策を行っていく予定です。
 降雨で圃場での実習が実施できなくなるかもしれませんが、天気と相談しながら取り組んでいきましょう!
    
    

農業と環境(実習)



 6月に入り、暑さが日ごとに増してくる季節となりました。私たちが、これまで圃場で播種したトウモロコシや、
植えつけたジャガイモ、定植したトマト、ナスなどの野菜が大きく成長する時期になりました。
そんな圃場の様子から今回の実習で、間引き・デナポン粒剤の散布・追肥・ナス、トマトの支柱設置、草かきを、みんなで分担して実施しました。

 以前の実習で、全体の半分近くのトウモロコシを間引きしました。そのため、前の実習の復習を兼ねて行いました。
トウモロコシは、雄穂が出てきたのでデナポン粒剤を散布し、害虫から被害を受けないように対策しました。

 ナスやトマトは、苗の定植後から比べるとずいぶんと大きく成長し、支柱を立てたことによってさらに大きく成長できる補助ができたと思います。

 今回の実習では、作業途中で雨が降り出してしまい、予定していた作業をすべて実施することはできませんでした。
しかし、分担して実習を考えながら行うことができており、入学当初にぎこちなかった動きはすっかり忘れてしまった様子でした。
生徒たちは、自分たちの力で育てた野菜たちが実習を重ねるたびに大きくなる様子が楽しいそうです。今後、みんなで収穫できる時まで待ち遠しいですね!