農業土木科日誌

2018年4月の記事一覧

測量(実習)【農業土木科】

 皆さん、この写真を見てどんな実習をしていると思いますか?
  

 ただ歩いているのではありません。答えは「歩測測量」です。 

 今日は、雨天のため外で実施できませんでしたが、教室や廊下を使って「歩測測量」を行いました。
この「歩測測量」は、日本地図を初めて作った伊能忠敬の測量で行われていたそうです。
 まず初めに生徒たちは、巻尺を使って自分の1歩がどのくらいの距離なのかを計測しました。
そして、その一歩の距離を参考に学校の廊下の距離を歩いた結果から求めました。
この歩測によって導いた結果はどうだったのでしょうか。
正解に近かった生徒もいました。この実習を通して測量の難しさや楽しさを学ぶことができたと思います。

農業と環境(実習)【農業土木科】

 農業土木科1年生の「農業と環境」の授業において、トウモロコシの播種とジャガイモの植え付けを行いました。
初めての実習だったため、戸惑いながらも一生懸命生徒たちは取り組んでくれました。
また、農業土木科で行っている挿し木やグランドカバーなどの説明も行い、今後の興味関心につなげてくれればと考えています。
   

校外活動(実習)【農業土木科】

 農業土木科2・3年生15名は、今回「栃木市役所屋上庭園」並びに「栃木グランドホテル浴室庭園」の管理作業を実施しました。
この作業は、今まで本学科卒業生を中心に施工を行った場所の見栄えを良い状態に維持するために行いました。
 栃木市役所屋上庭園では、竹の周囲に設置した杭が腐食した状態になっていたため交換しました。
また、雑草が目立つため丹念に除草を行い、季節に合うようにアジサイを植栽しました。これから以前の庭園とは少し雰囲気が変わった新しい屋上庭園を見ていただければと思います。
 栃木グランドホテル浴室庭園では、大きく伸びた笹の高さを一定にし、枯葉を除いていきました。
また、ヒノキのウッドチップをモウソウチクの周囲に敷いて、蔵の街にあった浴室庭園になるようにしました。
 この地域での校外活動を通して、生徒たちは地域のために活動した達成感を味わうことができたと思います。
今後も庭園を定期的に管理作業を行うとともに、これから地域のために新たな活動ができればと思います。