農業土木科日誌

カテゴリ:報告事項

第22回 ボランティア・アワード表彰式【農業土木科】

 11/4(日)に朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで「第22回 ボランティア・スピリット・アワード北関東・信越 ブロック賞・コミュニティ賞」の表彰式が行われました。本学科からは表彰式に2年生2名が出席しました。
 このような賞を頂き、ありがとうございました。今後も研究活動を継続して行って
参りたいと思います。

受賞者一覧:http://www.vspirit.jp/honorees/past-award-22-kitakanto.html

  

「第15回全国高校生環境論文TUESカップ」表彰式・論文発表会

 公立鳥取環境大学が主催する「第15回全国高校生環境論文TUESカップ」において
農業土木科3年新村君が「鳥取県知事賞」を受賞しました。
 今回、この審査結果のお知らせと共に鳥取ワシントンホテルプラザで表彰式・論文
発表会が行われました。SDGsという世界共通の目標を、高校生の身近な話題に置き
換えて発表しました。受賞した新村君は「地道に研究を重ねた結果、このような賞を
受賞出来てうれしいです。」と喜びを爆発させていました。
 受賞した後も、ぜひ研究を重ねて農業土木科の後輩たちへつなげてもらいたいと
思います。

 審査結果:https://www.kankyo-u.ac.jp/about/environment/tuescup/awards/15th/

  

インターンシップ建設現場実習【農業土木科】

 農業土木科2年生が、10/15(月)~19(金)までの5日間、地元建設会社の
ご厚意のおかげで各事業所の建設現場でインターンシップを実施することができました。
学校での学習が、実際の現場でどのように生かされるのかを5日間のインターンシップを
通して体感することができました。測量やくい打ち、建設機械の見学等、各事業所によって
様々な場所を見学・体験させていただくことができ、ありがとうございました。
今回のインターンシップで得た貴重な経験から、土木建設業への就職へ関心を持つ生徒が
いました。これからの学習活動を通じて、今回のインターンシップの経験を生かせるよう
来年度の進路選択につなげていきたいと思います。
各事業所の皆様、生徒の受け入れ・ご指導大変ありがとうございました。
   
   

第5回日本大学全国高等学校土木設計競技【農業土木科】

  9/16(日)に、日本大学理工学部駿河台校舎で「第5回日本大学全国高等学校土木設計競技」が行われました。
この設計競技は、本校の農業土木科の生徒が毎年応募しており昨年度は優秀賞を頂いた競技です。
今回のテーマは、「日本列島リニア計画」です。2030年の現在,2060年までに日本列島をリニアで結ぶ計画が浮上したといった
設定で日本列島の交通網を考えました。この競技には、1年生、2年生の各グループで応募し、2グループとも1次審査を
突破し、日本大学理工学部駿河台校舎で行われる今回の設計競技の2次審査に参加することができました。
今回の発表のため、生徒たちは文献調査や関係機関への聞き取り調査、プレゼンの構成や原稿等、放課後の時間を使って準備を
行いました。
 設計競技の公開プレゼンテーションでは、1次審査を突破した全国の高校生が集まりました。
発表順番は、1年生のグループ「栃農旋風」が1番目、2年生のグループ「栃農交通局」が最後となりました。
生徒たちは、慣れない雰囲気の中でのプレゼンテーションを行いましたが、緊張しながらも発表することができていましたし、
質疑応答にも戸惑いながらも対応することができました。
 今回の2次審査の結果、2年生「栃農交通局」は審査員特別賞シビルエンジニア賞を、1年生「栃農旋風」は入賞となりました。
この土木設計競技に参加して、生徒たちは発表の難しさや他校の生徒の発表や質疑応答の方法等学ぶことができたようです。
この経験を生かせるように、今後も継続的に学習し農業土木に関して理解を深めていってもらいたいと思います。
  
  
  

第2回産業現場研修が実施されました

 先週3月14日、農業土木科の一学年で産業現場研修に行ってきました。今回訪ねたのは、五洋建設那須技術研究所と、もみじ谷大吊り橋・塩原ダムです。
 
 五洋建設は道路や施設といった陸上での建設だけでなく、防波堤や海底トンネルといった海上土木建設も行っている会社です。
生徒たちは、実際にいくつかの研究施設を見学させてもらいました。液状化やコンクリート精製についての実験、津波のシミュレーションなどを見ることができました。建設の現場を支える確かな技術に触れることができたのは、生徒にとって非常に得がたい経験となったと思います。

 研究所につづいて、塩原ダムの見学にも行きました。職員の方に、普段見ることのできない発電設備やダムの内部にも案内していただきました。迫力の景色や放水を目の当たりにし、急な階段を上り下りし・・・ダムという巨大な構造物を肌で感じることができたようです。巷ではダムの魅力に取り憑かれる人が増えていると聞いていましたが、そのわけがわかったような気がします・・・!お土産には「ダムカード」もばっちりいただいてきました。
  

 技術研究所、塩原ダムの皆様、研修にご協力いただきましてありがとうございました。

「農業と環境」実習風景

 1年生では「農業と環境」という授業を受けます。この科目は、各科の専門分野にとらわれずに、幅広く農業について学習するものです。今回の授業では、学科の圃場で栽培した野菜を使って調理実習を行いました。今年度は、サツマイモや、ブロッコリー、大根、白菜、かぶ、レタスなど多くの種類の野菜を栽培し収穫しました。
 調理実習では栽培した野菜の中で、白菜と大根、サツマイモを使って「キムチ」と「大学芋」を作りました。
 キムチは、前日に白菜と大根の塩漬けを作っておき、当日に食べやすい大きさに切り分けました。そして、唐辛子や魚粉、ニラやニンニク、塩辛など様々な調味料を用意し、各生徒の好みでヤンニョムを作りました。このヤンニョムを、白菜漬けに和えてキムチの完成です。
 大学芋は、食べやすい大きさに切った後に油で揚げました。そして、大学芋のタレと絡めて出来上がりです。
 今回の実習で、農業の楽しさや収穫の喜びを学ぶことができたのではないかと思います。

 
 

産業現場研修

 10月17日(月)に、農業土木科1年生が鹿沼市にある栃木県21世紀林業創造の森で産業現場研修(林業)を実施しました。
 午前は、担当者の方から栃木県の林業の現状について講義をしていただきました。栃木県は、関東甲信越の中で最も品質がよい木材を生産し、豊かな森林資源があると聞きました。
また、実際にチェーンソーを使って玉切り体験を行いました。初めて触れるチェーンソーに、生徒は興味津々でした。力を入れすぎてしまうと上手に切れないため、玉切り作業に四苦八苦している生徒もいました。
 午後には実際に林業の現場にへ行き、高性能林業機械を使った伐倒や機械操作の体験が行われました。目の前で行われるハーベスタによる伐倒、枝払い、玉切り、集積の一連の作業に、ダイナミックな動きに生徒は驚きを隠せませんでした。機械操作の体験では、実際に生徒がフォワーダ等に乗り丸太の集積作業を体験しました。
 当日、雨天での実施になりましたが、様々な林業体験をさせていただきました。実際の現場での体験は、1年生にとって貴重な体験です。今回の産業現場研修をきっかけに、栃木県の林業に少しでも興味をもってもらえたらと思います。