カテゴリ:生産機械科の活動

生産機械科1年 「制御・マイコン実習」 2週目



生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御・マイコン実習」2週目の様子をご紹介します。

 「制御・マイコン実習」では物作りに必要不可欠な機械の制御について学んでいきます。2週目となる今回もシーケンス実習装置を使用して回路を作っていきますが、今回は電磁リレーという新しい部品の仕組みとリレー回路について学んでいきます。電磁リレーとは電磁石の原理を利用したリレーのことで、電流を流すと複数の回路を同時に操作することが可能となります。


   電磁リレーを説明する様子


  生徒が自分で回路を考える様子

1週目とは異なり、実習装置に取り付けられた電磁リレーを用いるため、回路がより難しくなります。自分の作った回路が上手く動作したときは生徒も喜んでいました。


   作った回路を確認する様子

次回投稿は9/14(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

生産機械科2年 「制御実習」 4週目

生産機械科実習紹介!!

 本日は生産機械科2年生において実習が行われました。
 今回は「制御実習」の4週目についてご紹介いたします。


 
制御実習の3週目までにPLCや制御実習装置の概要と、プログラミングコンソールの操作方法について学習しました。
 今回からは、ランプの点灯に加え、コンベアの往復(工程回路)について学習します。
 コンベアの動作もランプと同じ「出力機器」になりますので、作業は前回と同じです。

 
 まずは復習として「ボタンを押すとランプが点灯する」という動作から始めました。

 次に、ランプをコンベア動作に置き換えて以下のようなプログラムを作成し、コンベアの動作を確認します。
①ボタンを押すとコンベアが左行する。
②ボタンを押すとコンベアが左行し続け、左端で止まる。
③ボタンを押すとコンベアが左行し、左端に達すると右行し、右端で止まる。


コンベア動作
 コンベア動作③の確認


 ②のプログラムを作成する過程において、一度の入力信号で動作を継続して行う「自己保持回路」について学びました。
また、③は動作を順番に行う回路で「工程回路」と呼ばれており、次回はこの工程回路を応用してさらに複雑な制御を行います。


 次回は9月10日(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎についてご紹介いたします。

生産機械科1年 「制御・マイコン実習」 1週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御・マイコン実習」1週目の様子をご紹介します。

 「制御・マイコン実習」では物作りに必要不可欠な機械の制御について学んでいきます。現在身の回りのあらゆるものはコンピュータなどにより高度に自動化されています。前半ではシーケンス実習装置を使用して簡単な回路の作成から応用したものまでを学習します。


      実習の様子


  シーケンス実習装置(写真中央)

1週目となる今回はシーケンス実習装置の基本的な取扱と、制御の種類について学びました。回路が複雑になるにつれて生徒は自ら考えながら配線していく様子を見ることが出来ました。ここからミニマイコンカーのプログラミングや3年生ではロボットアームの制御に発展していきます。


    回路を作成する様子

次回投稿は9/7(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

生産機械科2年 CAD実習 3週目

生産機械科2年実習紹介!!


 本日は生産機械科2年において実習が行われました。
 今回は「CAD実習」の3週目についてご紹介いたします。

 3週目では、3次元のCAD「Solid Works」を使用して更に学んでいきます。

 今回は少し複雑な形状を作成し、図面に変換しています。
 また、部品数を増やした「アセンブリ」にも挑戦していきます。

基本形状E
   基本形状E

図面化
   図面にしている様子

アセンブリ
   アセンブリしている様子

基本形状F
   基本形状F


 次回は7月16日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎についてご紹介いたします。

生産機械科2年 CAD実習 2週目

生産機械科2年実習紹介!!


 本日は生産機械科2年において実習が行われました。
 今回は「CAD実習」の2週目についてご紹介いたします。

 1週目では、JW CADを使用して2次元の図面の作成をご紹介しましたが、
 2週目では、Solid Worksを使用して3次元のCADについて学んでいきます。

 Solid Worksでは、まず平面に角や円を描き、その図形を高さ分を押し出すことによって立体になります。
 今回は平面に円を描き、円を押し出して円柱を作り、角を丸めたり中をくり抜いたりして「缶」を作成しました。
 併せて、缶の「ふた」も作成しました。
 
 今回作成した2つのものを「アセンブリ」という機能で合体させました。
 2つの部品の寸法が間違っていなければ、うまく合体させることができます。


缶とふた
アセンブリにて合体させた「缶」と「ふた」

 
Solid Worksを使用しての図面作成では、前回までの2次元の製図との違いを感じながら、
 それぞれの利点と欠点について学ぶことができます。


 次回は7月9日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎についてご紹介いたします。