カテゴリ:生産機械科の活動

生産機械科2年 CAD実習 4週目

生産機械科2年実習紹介!!


 本日は生産機械科2年において実習が行われました。
 今回は「CAD実習」の4週目についてご紹介いたします。

 4週目では、3次元のCAD「Solid Works」を使用して更に学んでいきます。
 3週目の実習から時間が経っているため、今回は復習から行いました。

 今回は今週、来週と2週を使って「トグルクランプ」を作成します。
 「トグルクランプ」は材料を押さえる工具で、7種類の部品で構成されています。
 7種類の部品の作成から「アセンブリ」(組立て)まで行います。


トグルクランプ完成形
    トグルクランプ完成形


トグルクランプ部品
    7種類の
部品

 次回は2月22日(火)に生産機械科2年の実習についてご紹介いたします。

生産機械科1年 「制御マイコン実習」 4週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御マイコン実習」4週目の様子をご紹介します。

 「制御マイコン実習」後半となる4週目からは、生徒一人一人が「電気実習」で作製した【ミニマイコンカー】を使用して制御の学習を行っていきます。写真は電気実習で作製したミニマイコンカーです。このミニマイコンカーにケーブルを接続してパソコンでプログラムを書き込むことによって【ライントレース】という白線に沿って走行する動作をします。


     作製したミニマイコンカー

最終目標は以下のようなコースを白線に沿ってゴールまで走行できるようプログラミングを行うことです。後半第一回の今回はプログラミングの書き込み方法と、直進制御を学びました。


     最終的に走らせるコース


    スタート位置にセットする様子


 走行中のマイコンカー、脱線の様子(奥)

一人一人作製したマイコンカーはどれも微妙に動きが異なり、全て同じように制御することは難しいです。だからこそ自分のマシンに愛着が湧くのかもしれません。次週からはより難しい制御を行っていきます。

次回投稿は2/4に生産機械科1年生の実習の様子をご紹介いたします。

生産機械科1年 「溶接実習」 6週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「溶接実習」6週目の様子をご紹介します。

 1年生の「溶接実習」6週目となる今回は前回までに作ったペン立ての仕上げと塗装を行っていきます。今回は塗装の様子をご紹介します。塗装というと色つけを思い浮かべますが、塗装にはサビ止めの役割もあります。長く使われる製品にサビが発生しにくいように塗装されることもあります。


     内側を塗装する様子
まずはペン立ての内側から塗装していきます。塗装にはハケとペンキを使用しました。


     吊して外側を塗る様子
次に針金などに吊して、外側を塗っていきます。ムラが出ないように気をつけながら重ね塗りを行っていきます。




最終的に吊した状態で完全に乾燥させます。できあがりがとても楽しみです。

次回投稿は1/25に生産機械科2年生の実習の様子をご紹介いたします。

令和3年度 生産機械科 課題研究発表会

生産機械科3年課題研究発表会を実施!!

 1月19日(水)4~6時間目において「令和3年度 生産機械科 課題研究発表会」を実施しました。
 3年生が1年間をかけて行った課題研究の成果を2年生に向けて発表しました。題目は以下の通りです。

1学習用ロボットアームの制御
2芸術的なフラワースタンドの製作
3フラワースタンドの製作
4動力を必要としないロボットの製作
5マイコンカーラリーへの挑戦
ぶつからないシニアカーの検討
6マイコン制御ロボット








 3年生は3年間の集大成となる発表に真剣に取り組みました。また、次年度は2年生が課題研究に取り組むこともあり、聴衆の2年生は一生懸命に発表を聞いていました。

生産機械科2年 溶接実習 7週目

生産機械科2年 実習紹介!

 本日は生産機械科2年で実習が行われました。今回は「溶接実習」7週目についてご紹介いたします。

 今週は、ガス・アーク溶接において接合した板材を試験機で引っ張り、溶接部の耐久性(引張強さ)を調べる実習を行いました。

溶接した板材
 溶接した板材

 引張強さを調べる試験機(引張試験機)に板材を取り付けるときには、万力によって大きな力で挟みます。

引張試験機の様子
 引張試験機に板材を取り付ける様子
 
 引張試験機によって縦方向に引っ張り、破断させます。

破断した様子
 板材が破断した様子
 
 引張試験機に引っ張られた板材が、破断するまでに耐えようとする力を引張強さといい、下図のようなメーターで最大の引張強さを求めます。
 上手に溶接されている板材は溶接部以外の部分が破断するため、材料本来の引張強さが計測されます。
 それぞれが溶接した板材の引張強さを求めて、結果を考察し、まとめました。

 今年の実習は以上で終わりになります。
 次回は1月21日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。