真岡工業高校NEWS

生産機械科1年 高大連携


生産機械科1年 高大連携実施 

本日は生産機械科1年で高大連携が行われました。

講師として日本工業大学 先進工学部 ロボティクス学科 中里 裕一 教授にお越しいただき「次世代ロボット」をテーマに3時間の講義を行っていただきました。

前半ではロボットの定義や活用事例などについて身の回りのロボットを例に講義していただきました。講義の中では実際に教育用などで活躍しているロボットの実演も行っていただき、生徒は興味深々の様子でした。


  ロボットについての講義の様子


  教育用ロボットの実演の様子①


  教育用ロボットの実演の様子②

後半ではセグウェイの実演と試乗会が行われ、初めて乗る生徒も乗りこなしていました。感染症対策のため試乗前には手指の消毒を行い、ヘルメットは帽子の上から被るなどの対策をしての試乗会となりました。


   セグウェイ試乗会の様子

今回の講義を受け、生徒たちの中で将来の夢や、今後の授業・実習に対する姿勢に変化があることを期待します。

生産機械科2年 制御実習 6週目

生産機械科2年 実習紹介!!

 本日は生産機械科2年が実習を行いました。今回は「制御実習」の6週目の様子についてご紹介いたします。

 今回は「動作ランプ点灯」「スタート条件」について学習しました。

 動作ランプ点灯
 周囲に動作の状況を伝えるためにランプを点灯させます。
 今回はボタンを押してから停止するまでランプを点灯させ、
 コンベアが動作中はランプを点滅させました。
 また、点滅させる回路をフリッカ回路といいます。
 
 スタート条件とは所定の位置にパレット(荷物)がないと動作しない回路です。
 「コンベアの右端にパレットがあるときにのみ、動作をさせる」ことによって間違った位置からのスタートを防ぎます。

 
コンベア動作
 動作ランプ、スタート条件を組み込んだ動作 
 
 
さて、次回は9月24日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎をご紹介いたします。

hyper-QUに関する研修会

hyper-QUに関する研修会

 
 9月14日(火)、本校視聴覚室にて職員対象にhyper-QUに関する研修会を実施いたしました。今年度は、総合教育センターより教育相談部指導主事の先生を講師として迎え、リモート形式での開催となりました。

講話では、1学期に生徒たちに行ったアンケート結果から分かることや各々のクラスの傾向、よりよいクラスとしていくためのアドバイス等、貴重な話を伺い大変有意義な時間となりました。生徒たちと共に、よりよいクラス、よりよい学校にしていく糧とできたらと思います。

生産機械科1年 「制御・マイコン実習」 3週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御・マイコン実習」3週目の様子をご紹介します。

 「制御・マイコン実習」では物作りに必要不可欠な機械の制御について学んでいきます。3週目となる今回は前回学んだ電磁リレーを複数使用して自己保持回路などを学びました。

まず初めに電磁リレーを1つ使用した簡単な自己保持回路を作っていきます。自己保持回路とは「ボタンを押すとランプが点灯しっぱなしになる」ような電磁リレーが自らの回路を保持しようとする回路のことを指します。


   電磁リレーを1つ使用した回路

電磁リレー1つは比較的簡単でしたが、続いて2つ使用して回路を組んでいきます。ここまでくると配線の本数も倍以上になりより複雑化していきます。生徒も一生懸命に思考している様子を見ることが出来ました。


   電磁リレーを2つ使用した回路

 今回使用したシーケンス実習装置はタイマー回路も組めるようになっており様々な回路を自分の手で組むことが出来ます。生徒は今後より難しい制御実習へとステップアップしていきます。

次回投稿は9/21(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

生産機械科2年 制御実習 5週目

生産機械科2年生 実習紹介!!

 本日は生産機械科2年生が実習を行いました。今回は「制御実習」の5週目についてご紹介いたします。

 今回の内容は先週行った「工程回路」のさらに詳しい解説と「保安回路(非常停止回路)」について学習しました。
 
 まずは先週の最後に行った
 「ボタンを押すとコンベアが左行し、左端に達すると右行し、右端で止まる。」
 回路を復習しました。
 
 その後、
 コンベアの動作中に表示灯を点灯させる回路を考えました。
 
 更に今回は以下の4工程の回路を組みました。
 ①ボタン(PB1)を押すとコンベアが左行する。
 ②パレット(鉄の荷物)が左端に達すると1度停止。
 ③2秒後にコンベアが右行する。
 ④パレットが右端に達すると自動停止。

 
 継続して順番に動作している最中に万が一、人や機械に危険が及ぶ状況になった場合に、即時に動作を停止させる「保安回路(非常停止回路)」と呼ばれる回路があります。後半はこの「保安回路」について学習し、
上記の4工程に非常停止回路を追加しました。
 
 今回は赤いボタン(PB5)を押すと「非常停止回路」が働き動作を止めます。
 右の白いボタン(PB4)を押すまでは、動作ボタン(PB1)を押しても動作できません。
 「非常停止回路」が動作中はランプ(PL2)が点灯します。
 
動作中
 非常停止回路を組み込んだ動作

 さて、次回は9月17日(金産機械科1年生の工業技術基礎
についてご紹介いたします。