環境デザイン科の活動

環境デザイン科日誌

インターンシップ報告会【環境デザイン科】

暖かい日が続いていますね。もう少しで3学期も終わるころですが、3月17日(金)に環境デザイン科のインターンシップ報告会を行いました。

2学期にインターンシップを実施した2年生6名が建設業、エクステリア、造園、測量、公務員といった専門的な学習にあった職種を体験した内容を1年生に対して発表しました。会議・研修

2年生は振り返りながらまとめることでもうすぐやってくる自身の進路への考えをまとめる機会に、1年生はこれからコースごとの学習が始まりとインターンシップや進路について考える機会とすることができたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて、インターンシップでお世話になった各事業所の皆様ありがとうございました。1ツ星

環境デザイン科これからもがんばります!

養老孟司先生✨ 特別授業❢❢(思索の森)【環境デザイン科】

2月21日(火)に2学期に引き続きNPO自然史データバンクアニマnetによる出前授業を実施ました。

今回は同NPO法人の名誉理事養老孟司先生に「環境とは何か」についてご講演を頂きました。

環境のことを考えること=自分を考えること。

環境デザイン科の名の通り、渡辺さんも養老先生もこれから「環境をデザインする」ことがこれから重要な分野だとおっしゃっていました。日ごろ私たちが専門的に学習している内容は、環境を良くすることにどうつながるのか、自分たちの生活にどう関わってくるのか。改めて考える機会となったと同時に学ぶ意義を感じることができ、これからの学習活動に背中を押して頂きました。

 

 

 

 

 

 

大変ご多忙の中、貴重なお時間を頂き養老先生ありがとうございました。また、素敵なご縁を頂いた自然史データバンクアニマnet 渡辺様 ありがとうございました。

1年先進産業現場見学研修【環境デザイン科】

2月20日(月)に環境デザイン科1年生が先進産業現場見学研修として埼玉県にある石坂産業(株)に行ってきました。

産業廃棄物処理だけでなく、里山再生や環境教育などにも取り組んでいる企業です。整理整頓されたきれいな工場内の見学や自然をたくさん感じることのできる里山、有機農業の取り組みなどをご紹介いただきました。3ツ星

              

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

午後は見学を通して気づいたことをグループごとにまとめ、ポスターにして発表をするワークショップを行っていただきました。日ごろ何気なく生活していて気づかないことに気づく、自分の意見をアウトプットする、他人の意見を聞きながらまとめていく。どれも社会に出て必要なことですが、改めてやってみると難しく、頭を悩ませながらも活発に意見交換しながらまとめていました。

  

 

 

 

 

 自然環境を守ることやSDGsはワードでは言ったことも聞いたこともありますが、それを実際にやっていることを見学できたのはとても良い経験になったようです。2年生に進級してからの学習にぜひつなげていきましょう。

 

 

 

 

 

 

朝早くからの研修でしたが保護者の皆様、石坂産業(株)の皆様ありがとうございました。 

庭園整備【環境デザイン科】

2月27日(月)体育館前の庭園を農業環境部(環境デザイン科1、2年生)で整備しました。ここは昨年にもともとあった池体を再利用して新学科1期生の卒業に合わせてデザインした庭園です。

あと少しに迫った卒業式に合わせて、手入れしました。

卒業生の皆さんにとって素敵な卒業式になると良いですね花丸

 

 

 

 

 

 

そして庭園といえば、3棟昇降口前の100周年広場を今年の三年生がリニューアルしました。課題研究の時間に1年間を通して、瓦礫が多く置かれた場所を瓦礫や玉石を再利用してレンガ舗装を施した庭園を設計・製作しました。学校祭までに完成し、すでに多くの人の目に留まっています3ツ星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の2期生もまた新しい形を残してくれました!

 

 

1年 測量実習【環境デザイン科】

すっかり更新が遅くなってしまいましたが、2023年最初の日誌となります。

今回は1年生の「測量」での実習です。

2学期は水準測量でしたが、3学期は角測量を学んでいます。実際にセオドライトを用いて角度を観測する実習を行いました。学ぶ姿勢もすっかり高校生らしく意欲的な姿になってきました。中には、測量士補試験に挑戦する人もいます。専門的な学びをレベルアップさせようと努力している光景は素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒い中の実習でしたが、お疲れさまでした。高い精度で測量できるように頑張っていきましょう。

コンクール結果報告【環境デザイン科】

12月になり、2学期も残すところ数週間となりました。今年の3年生も進路が続々と決定し、高校卒業に向けて頑張っているところです。環境デザイン科の進路活動では、学年を問わず小さな積み重ねを大切にしています。その一環として、9月18日(日)に行われた第9回日本大学全国高等学校土木設計競技において、2年生3名が優秀賞を受賞しました。

  

今回のテーマは『防災』ということで、自分達の学びと本校所在地である栃木市の特性を踏まえて、ポスター制作とプレゼンテーションを行いました。自分達の学びを、顔の知らない人に説明する経験は今後の生活でも大切になります。生徒も緊張した姿でしたが、堂々と発表し結果を残すことができました。

 

また、夏に応募した国土交通省、建設産業人材確保・育成推進協議会主催の高校生作文コンクールにおいて、800件を超える作品の中から、2年生2名の作品が優秀賞となりました。作文のテーマは『私たちの暮らしと建設産業』『私が描く建設産業の未来』でした。2名とも自分の経験や進路を踏まえて、建設産業への思いを書きました。11月15日(火)に、埼玉県で表彰式が行われました。

 

引き続き、個々の進路実現に向けて取り組んでいきたいと思います。

環境デザイン科1年 コース選択現場見学研修

10/25(火)に環境デザイン科1年生が校外研修に行ってきました。内容は2年生からコースごとに分かれる専門的な学びに向けた現場見学です。行き先は日比谷公園と首都圏外郭放水路(地下神殿)でした。

学校出発後午前中は日比谷公園で「日比谷ガーデニングショー2022」に出品されているステキな作品キラキラを見学し、その作品の良さや意図を学びました。どれも素晴らしい作品で中には同じ高校生の作品もあり、これからの学習にとても刺激を受けている様子でした。 
 

 

 

 

 

 

たくさんのアイディア・デザインに触れ、「こんな方法もあるのか」と「きっとこういうことを表現したいのだと思う」など想像を膨らませながら、自分たちにもできることがないか考える機会になりました。花丸

午後には埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路「防災地下神殿」で見学をしました。地下に降りる前は、芝生が広場広がる下に巨大な構造物があるなんて想像できませんでしたが、調圧水槽内にご案内いただいて、そのスケール感!に圧倒されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土木構造物の意義や治水・利水といった水循環に関することなどを学ぶことができ、土木技術を学ぶ意欲を高めることができたのではないでしょうか。

 お忙しい中ご案内いただいた日比谷ガーデニングショー2022事務局、首都圏外郭放水路見学会事務局の皆様、普段より朝早い出発の研修でしたがご協力いただいた保護者の皆様のお陰で有意義な研修とすることができました。ありがとうございました。

思索の森 ビオトープ実習【環境デザイン科】

先日、環境デザイン科1年生、2年生を対象に思索の森ビオトープ実習を実施しました。

講師にはNPO法人 自然史データバンクアニマnetの皆さんにご来校いただき、学校内にある思索の森の中で学習しました。内容は身近にある生態系サービスに探す、気づく、感じるワークショップ型の授業です。本校の旧農業土木科OBである渡邊秀昭様が代表理事の同法人は、里山を守るための活動や地域の生物調査、環境教育の啓発などに取り組まれています。そのノウハウを本校環境デザイン科の生徒に体験を通して教えていただきました。

 

 

 

 

 

  このような貴重な学習経験を活かして、今後は私たちも地域に自然環境の豊かさ、守る意義を伝える活動に取り組んでいきたいと思います。

とちぎグリーンフェスタ2022 ガーデニングコンテスト銅賞!!【環境デザイン科】

現在、壬生町のわんぱく公園でとちぎグリーンフェスタ2022 ガーデニングコンテストの作品が展示されています。

環境デザイン科から3年生~1年生までの2チーム「栃農の匠」(作品名:輪廻転生)と「arcana(アルカナ)」(作品名:古城)が出品しました。

  

 

 

 

 

 

9月30日に審査があり、「栃農の匠」チームが銅賞を頂くことができました花丸

10月16日(日)まで作品が展示されていますので、お時間ある方は是非足を運んで探してみてください!

  

インターンシップに向けて【環境デザイン科】

9/29(木)にインターンシップに向けた安全講習会を実施しました。

建設業労働災害防止協会栃木県支部 五月女様を講師にお迎えし、建設現場に潜む危険やインターンシップに臨むにあたっての心構えなどを分かりやすくお話しいただきました。

テストが終わるとすぐにインターンシップに行きますが、間近に迫ってきたことを実感し、気持ちを新たにしているところです。

 

 

 

 

 

 

また、測量器械の取り扱い方も実習の中で復習をしてインターンシップで少しでも有意義な学びにできるよう準備をしています。

 

 

 

 

 

 

各事業所の皆様宜しくお願い致します。

平板測量競技会 ~全国大会にむけて~【環境デザイン科】

8月9日(火)に行われた学校農業クラブ平板測量競技会県予選で、本校の3年生4人が出場し最優秀賞となりました。

10月25~27日に行われる第73回日本学校農業クラブ全国大会 北陸大会 に出場します。

    

 

全国大会に向けて夏休みから練習を始め、放課後や休日も練習をしています。栃木県の代表として全力で臨みたいと思います。

残り1ヶ月、気合いを入れて練習に励みましょう!

   

             

栃農祭に向けて ~グリーンデザインコースの授業風景~【環境デザイン科】

2学期が始まり、グリーンデザインコース2年生・3年生が栃農祭で販売する苔玉を協力して製作しています。

実習の様子です。何種類か苗木を変えながら苔玉を製作しています。どんな種類の苗木かは当日のお楽しみです。キラキラ

これから温室で養生して良い状態で販売当日を迎えられるよう管理していきます。乞うご期待!!

 

   

 

 

 

 

 

 

ブロッコリーの定植【環境デザイン科】

1年4組「農業と環境」の実習の様子です。

今回の実習はブロッコリーを定植しました。

まず、マルチの穴空け作業から始めていきました。一学期はすべてのマルチに穴が空いていたので、今学期は自分たちで株間を測り、穴を空けるという流れです。

     

今学期に育てる野菜はすべて株間が違うことを学習し、

育てる野菜によって株間や条間が変わることを理解した上で、集中して行ってくれました。

 

その後は、夏休み中に播種し葉が3.4枚まで育ったブロッコリーを1人5苗定植しました。

  

 

最後に殺虫剤を株元に散布し終了!

   

大きく立派なブロッコリーが育つよう管理していきましょう! 

環境デザイン科 2学期始動!!

1学期、夏休み中に結果が出た資格試験について報告します。

測量士補2名、建築CAD検定3級2名・4級12名、計算技術検定3級35名の合格でした花丸

 

新学期がスタートしましたが、2学期には2級土木施工管理技術検定(3年)、2級エクステリアプランナー試験(3年)、基礎製図検定(2年)、計算技術検定(1年)、全商ビジネス文書実務検定(1年)、日本農業技術検定(1年)と多くの目標があります1ツ星

環デ科では、クラスメイトと一緒に頑張れる学習環境があります。目標に向かって計画的に努力する能力を身につけ、希望を叶える仲間がいます。皆さん頑張りましょう!!

 

学校行事も盛りだくさんの2学期、これからも楽しい話題をアップしていきたいと思います。

環境デザイン科3年 先進産業現場見学研修

 7月7日(木)に環境デザイン科3年生が埼玉県にある石坂産業(株)様に見学に行ってきました。同社は全天候型の産業廃棄物処理工場を持つ企業で、日頃学習する土木に関連した建設現場から発生する産業廃棄物の処理について学習しました。廃棄物処理そのものだけでなく電気を使った重機や雨水を利用して地域を汚さない工夫、壁面緑化による防音など様々な取り組みを拝見しました。従業員の方々にはお仕事中にもかかわらず非常に丁寧なご対応頂き、生徒も感動していました。

   

 

 

 

 

 

さらに持続可能な社会に向けた取り組みを多く実施している企業で、工場周辺で管理している里山も見学・散策しました。その後はくぬぎの森環境塾にて、五感の「体験」共有や学生と社会人の価値観の違い、ホスピタリティマインドといった内容でワークショップを行いました。

  

 

 

 

 

 

日頃の専門的な学習の理解を深めることはもちろんのこと、企業の方々から近い距離感でお話ししたことで進路に向けて自分の足りない部分やこれまでの学校生活を通して得た手応えを整理することができたのではないでしょうか。

お忙しい中ご対応頂いた石坂産業(株)の皆様ありがとうございました。

 

林業セミナー開講【環境デザイン科】

 

7月6日(水)に、環境デザイン科2年生を対象に森林・林業に関する講話を頂きました。毎年開講しており、とちぎ環境・みどり推進機構の大輪様をはじめ、栃木県県南環境森林事務所の田村様、小平建設の皆様にお越し頂きました。

本校の卒業生も、毎年林業分野に就職する生徒がいるので、進路選択の1つとして貴重な機会になりました。

 

林業は栃木県を支える産業の1つです。今回の講話の中でも紹介がありましたが、【植える→育てる→伐採する】の循環は、今後の持続可能な社会でも大切なものだと感じました。

今後も、専門的な学習を行い、自分の将来について考えていきたいと思います。

林業セミナーにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
 

環デ科の学びの一コマ ~測量実習~【環境デザイン科】

 今年度が始まって早2ヶ月。1年生も入学して慣れてきた頃でしょうか。
環境デザイン科1年生の授業の様子をお知らせします。
1年次には専門的な学習の1つに「測量」があります。中間テストまでは測量の基本となる心構えや概要、距離測量について学びました。

6月に入り水準測量に取り組み始めました。初めて触る測量器械も丁寧に学び、先日は昇降式による測量を実施しました。 

初めてのことに戸惑う生徒もいますが、今年の1年生もチームワークよくお互いに教え合いながら積極的に学んでいます。今後が楽しみですね。

栃木市役所庭園管理実習【環境デザイン科】

5月23日(月)に3年生9名で栃木市役所庭園の管理実習を行いました。
春になり、植物の成長が活発になったので、除草作業と植栽の手入れを中心に行いました。また、雨風の影響で竹を使った枠組みが外れることが多かったため、工具を持ち込み改修作業も行いました。

 

 

前回の管理実習では、「ユキヤナギ」や「ジンチョウゲ」などを定植しましたが、今回はあらたに「カルミア」と「アジサイ」を定植しました。5・6月も鮮やかに彩ってくれると思います。

 

 

次回は、夏休み明けに管理作業を検討しています。四季に合わせてこれからも栃木市役所を鮮やかに彩りたいと思います。

 

ナス苗の定植

 

14組「農業と環境」の実習の様子です。

 

今回の実習は「ナス苗のプランター定植」を行いました。

 

1人1人がプランターでナスを育てていきます。

 

 

 

まずは苗選び!

 

葉の緑が濃く、葉脈は鮮やかな紫色で病害虫がない

 

幹が太く・根がしっかり張っているもの

 

と、いい苗の選び方を学びました。

 

皆、真剣にナス苗選びをしてくれました。

 

 

 

次にプランターに土を入れ、根鉢を崩さないように注意しながらポットから取り出し、いざ、定植!!



今回は、病害虫対策として植え穴に農薬を散布し、

 

「コンパニオンプランツ」としてネギを一緒に植え付けました。

 

これから仕立て方や管理方法を学んでいきます。

 

日々の水やりや観察もしっかり行っていきましょう。

 

環境学習~植樹苗づくり~【環境デザイン科】】

青葉の美しい季節となりました。

今年の3月に、当時の1年生が「農業と環境」で、ドングリの苗づくりを行いました。校内で秋に落ちたドングリと落ち葉を集め、牛乳パックに詰めました。


ドングリは「ブナ科」の実の総称で、コナラやクヌギの木の下に落ちています。秋に実が落ち始め、寒い冬を越えて春に芽が出てきます。
以下の写真は、3月に植えたドングリの5月現在の様子です。



本葉が開き、順調に成長しています。下の写真の様に大きく成長したら、環境保全活動に活用したいと考えています。コナラやクヌギ等の広葉樹は針葉樹に比べて成長が遅いため、時間をかけて大切に育てたいと思います。