動物科学科の活動

動物科学科日誌

トウモロコシの生育調査【動物科学科】

1年2組「農業と環境」の実習の様子です。 

今回の実習は「トウモロコシの生育調査」を行いました。

 

今回の調査では「草丈」「葉齢」「茎数」をそれぞれ調査することになり事前に測り方を学習してから圃場に向かいました。

「草丈」・・・葉身を上に伸ばしたときの最も高い葉の先までを計測 

 

「葉齢」・・・葉の枚数を数え、最後に一番若い葉の長さと一つ前の葉の長さを比べて計測

 

「茎数」・・・分げつも含めて茎の数を計測する。

 

初めての生育調査にしては少し大きくやりづらさもある中、一人一人が真剣に計測を行ってくれました。

今後も定期的に調査を行っていきましょう。

☆専門学校連携授業②【動物科学科】

先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より相吉澤先生、多田先生がご来校されました。
今回の授業内容は、「健康チェックと保定法」についてでした。

体重測定を行い、ボディコンディションスコア(BCS)を確認しました。
体温測定のやり方や心拍数の測定など、基本的な健康チェックを教わりました。

 

全身の状態やダニやノミなどの虫についても説明していただきました。

  


生徒たちは「難しかったけど、保定の重要性がわかりました」や、「初めて知ることがたくさんあって勉強になりました」
など、看護について興味をもつ生徒が多くいました。

今後も本校の実習犬で健康チェックをする際に参考にさせて頂きます。

相吉澤先生、多田先生、お忙しいところご指導頂きましてありがとうございました!

トウモロコシの管理作業【動物科学科】

1年2組「農業と環境」の実習の様子です。


今回の実習は「トウモロコシの管理」を行いました。

管理内容として間引き・追肥・土寄せをしました。

 

間引きは1穴に2本あるものを1本にし、分げつを切らないように注意しました。


追肥は株元に化成肥料をまき、その後株元を埋めるように小高く土寄せしました。

それぞれの作業を丁寧に行ってくれました。

今後もあっという間に成長していきます。生育調査を行うとともに

甘くて、大きいトウモロコシが収穫出来るよう管理していきましょう!!

☆専門学校連携授業①【動物科学科】



先日、今年度初めての専門学校連携授業を行いました。
TBC学院国際ペット総合専門学校より、久我先生と島野先生にご来校頂きました。

この日はバリカンの種類と使い方について、3年生を対象に本校の実習犬シーズーの「シュガー」を使い授業をして頂きました。



犬の保定の仕方から体にバリカンを入れるところまで、本校生徒に体験させながら教えて頂きました。

  

生徒たちも緊張しながら取り組んでおり、久我先生と島野先生にコツを教わりながら行っていました。

 

シュガーの毛がどんどん短くなっていきます・・・


バリカンとはさみで短くさっぱりしたシュガーちゃんです。
とてもすっきりしました!


久我先生、島野先生、生徒たちに丁寧な技術の指導やアドバイスをして頂き、本当にありがとうございました。
本校の授業の中でも練習を行って、次お越し頂くときには生徒たちのレベルアップした姿をお見せできるよう頑張ります。

お忙しいところご来校頂きましてありがとうございました。

仲間の紹介!【動物科学科】



私たちの仲間が増えました!(^^)
今年度から一緒に勉強する仲間たちを紹介致します!!

ヨツユビハリネズミの「ウニ」ちゃんです!!
後ろ足の指が4本なのです。

続いてモルモットの紹介を致します!
イングリッシュモルモットの女の子たちです。
上から順番に「パンダ」「ロン」「ポポ」という名前を3年生が決めてくれました。

こちらのモルモットたちは、2年生が名前をつけてくれました。
上から順番に、「モカ」「キング」「マル」です!!

みんな女の子です☆
これからもっとにぎやかになっていく動物科学科をよろしくお願いします!!!!

☆専門学校連携授業⑦【動物科学科】



昨日、TBC学院国際ペット総合専門学校の先生方にご来校頂きました。

大人気犬種であるプードルについて、資料とともにお話をいただきました。
可愛らしい見た目ですが元々は水猟犬で、水の中で狩りをするお仕事をしていたと伺い、生徒たちは驚いていました。

プードルの「しらすくん」を連れて来て頂き、プードルのトリミング方法を見せて頂きました。
はじめにシャンプーを行い、その後バリカン(クリッパー)をかけ、カットをするという行程でした。

    

プードルのカット方法はいくつかあって、切り方によって印象が変わります。
いろいろなカットの方法をこれからも勉強していきたいと思います。

   

カットが終わったしらすくんを抱っこさせて頂きました。
生徒たちは「とてもかわいい!」「すごく勉強になりました!」「もっと見たい!」など、学習意欲の高まりを感じていました。

丁寧な説明と共に、プロの技術を見せていただき、ありがとうございました。たいへん勉強になりました。

TBC学院の先生方お忙しいところご来校頂きまして、本当にありがとうございました!!!!

和牛甲子園のお肉販売情報【動物科学科】

先日開催されました「第5回和牛甲子園」の出品牛の販売先が決定しました。

2月20日(日)とりせん 栃木店

        とりせん 蔵の街店

2店舗で取り扱われることになりました。

私たちが愛情を込めて育てた黒毛和牛を是非お買い求め下さい。

店舗には、ポスターの掲示とお肉へのシール添付をお願いしている所です。
併せて、実習や出荷の様子を動画にしました。
QRコードを読み取るとご覧いただけます。(QRコードを読み取れない場合はこちら

 
「ポスター」                      「PRシール」

※シールには、数に限りがあります。 


専門学校連携授業⑥【動物科学科】



先日、今年初めての連携授業をさせて頂きました。
「つくば国際ペット専門学校」より山内先生、蛯名先生、そしてアンチョビちゃんにご来校頂きました。

今回は本校2年生を対象にドッグトレーニングの基本について講義をして頂き、
その後山内先生とアンチョビちゃんによるお手本を見せて頂きました。

 

その後はドッグランに行き、教わったことを本校の実習犬で練習してみました。
生徒たちは意識をしながらコマンドを出したり、おやつをあげるタイミングに気をつけたりしていました。

 

犬は人によって反応を変えることを改めて意識し、誰が行っても指示を聞いてくれるように
今後もトレーニングを積み重ねて指示や誘導がうまくできるように練習していきます!!

最後に、3年生たちが山内先生、蛯名先生に今まで取り組んだことをお披露目しました。


よくできているとほめて頂きました!!



3年生はまもなく自由登校でありますので、最後に記念写真を撮らせて頂きました。
大変有意義な時間をありがとうございました!!!

山内先生、蛯名先生、お忙しいところ長時間のご指導ありがとうございました。

わらあげ【動物科学科】

晴天で乾燥が続くこの時期になると岩舟農場では、
水田内にある稲わらの回収が始まります。

この日動物科学科1年生によるわら上げが行われました。

 

機械を使って梱包された稲わらを回収。
 

運搬車やトレーラーにのせて倉庫へ。
 

水田から出た稲わら→家畜の飼料・敷料
家畜の排泄物→堆肥として水田に活用。

農場で出た副産物の活用法や循環について学習しています。

第5回和牛甲子園入賞!!

1月21日、第5回和牛甲子園がオンラインで開催されました。
本校からは、2頭の和牛を出品し、そのうちの1頭が「優良賞」(50頭中4~6位相当)を受賞しました。


先日開催されました「第5回和牛甲子園」の出品牛の販売先が決定しました。
・日時:2月20日(日)
・店舗:とりせん 栃木店・蔵の街店 の2店舗

私たちが愛情を込めて育てた黒毛和牛を是非お買い求め下さい。





 
「菊久号」
 格付   A5(BMS12)    最高ランク
 枝肉重量 690kg(全体で1位) 驚異の大きさ
 ロース88㎠、バラ9.5cm、皮下脂肪2.7cm
 価格も190万円超えで取引されました。

 
結果が発表された瞬間、生徒たちは歓喜の声を上げ、大興奮。その後のセリも、動物科生徒全員で見守り、大変盛り上がりました。
普段の学習の成果が存分に発揮できました。来年も入賞するぞ~。
お肉の販売情報が分かりましたら、追ってHPで連絡します。お楽しみに。

ドッグラン製作③【動物科学科】



ドッグランについての報告を致します。
やっと皆さんに報告ができます。
4月から始まりもう12月・・・

ドッグラン、ついに完成しました!!

 

二重扉もしっかりと付け終えることができました!
生徒たちは、経験したことのない作業でしたが最後まで頑張ってくれました。


時は12月、寒さも厳しくなって参りましたが、犬たちはとても元気です。

 

今後はドッグランの中で使用する遊具等を制作したり、活用方法を検討したりと、
研究を積み重ねていきたいと思います。

ドッグラン製作に携わって頂いたすべての方々に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

ハクサイの収穫 [農業と環境]


1年2組「農業と環境」の実習の様子です。

今回の実習は、ハクサイの収穫を行いました。

 

1ヶ月前の実習でミニハクサイの収穫を経験していますが、今回は大きいもので6kgを超えるハクサイも育ち、やはり大きさから苦戦する生徒も見受けられましたが、2人がかりで協力しながら収穫作業を行ってくれました。

 

販売用は丁寧に販売準備を行い、持ち帰る用は新聞にくるんだり、大きな袋を持参し各々が思い思い(重い重い)持ち帰りました。

 

みんなが栽培したハクサイの味はどうでしたか?
まだ収穫は続きます。多くの方にハクサイを購入していただけるよう引き続き実習を行っていきましょう。

命をいただくこと【動物科学科】

収穫祭にて全校生徒で試食する「太郎」を出荷しました。
多くの生徒が様々な想いでその出荷に立ち会いました。ミルクやりから世話してきた生徒にとって、複雑な気持ちだったようです。
普段お店で買うお肉について、生き物からいただいているという感覚を持つことはなかなか難しいものです。牛=肉というのは、頭で分かっていても現実には結び付かないことが多く、出荷からスーパーに並ぶ途中のプロセスをほとんどの方が知らないからです。
今回、自分たちが育てた牛を食べることで、そのことを理解し、本当の意味での「食に感謝する」気持ちが醸成できればよいなと思っています。
 

家族が増えました【動物科学科】

新しい命の誕生です。
本校で飼育しているヤギの雌「モアちゃん」が、子どもを産みました。初産に関わらず、2頭も産みました。愛くるしい姿に生徒たちは、大騒ぎです。体重は680gでした。性別は2頭ともに雄です。お父さん「コンちゃん」のような気性の荒い大人にならないで欲しいものです。
 

見えないものを見る(パート2)【動物科学科】

普段、目に見えないものを見るシリーズです。今回は、母牛のお腹の中にいる胎子をエコーで見る特別授業を獣医師の方にお願いして実施しました。



超音波装置を使うと、人工授精後25日で妊娠したかどうかを判断することができます。授精1ヶ月後では、胎子が3cmくらいになっており、画像で心臓が動いている様子が確認できました。生徒たちは小さな命にとても感動していました。

 
獣医師が直腸より手を入れ、子宮にプローブを当てている様子です。
生徒たちは、ipadでその画像を確認しています。


授精後、33日の胎子の様子です。皆さん見えますか?
こんなにも小さい胎子が分娩を迎える頃には、大きくなっていることに驚きですね。

ハクサイ植え付け後の作業 [農業と環境]


1年2組「農業と環境」の実習の様子です

 

今回の実習は、立ち鎌(ホー)を使いハクサイの中耕・除草・土寄せを一連の作業として行いました。

中耕・除草は、空気や水の通りをよくし雑草の発生を抑えるために株と株の間や畝間を軽く耕す作業です。

土寄せは株をより安定させるために行う作業です。

 

ハクサイも大きくなり始めたのでキズつけないように注意しながら作業を行ってくれました。中にはハクサイをキズつけないよう手で作業をする生徒も見られました。

 また、ハクサイは「マルチでの栽培」、「マルチなしでの栽培」と比較栽培を行うということで、植え付けから1ヶ月半経ったハクサイの様子です。

   
マルチでの栽培      マルチなしでの栽培 
 
特に、大きな差は見られていません。
今後も比較を行いながら収穫まで管理していきましょう。

 

見えないものを見る【動物科学科】

和牛は、出荷して枝肉にならないと中身の良さが分かりません。見た目だけでは、5等級なのか4等級なのかは、…?です。
牛っぷり(牛の姿)や血統からある程度は予測できますが、期待通りの時もあったり、大外れしたりすることがあります。
そこで、1月に開催される和牛甲子園に向けて、どの牛が良い肉になるかを予測するために、超音波(エコー)を使って、肉質を診断することにしました。
診断には、高価な機械と熟練した技術が必要であるため、「栃木県畜産酪農研究センター」の方々に依頼し実施しました。
今回の診断結果を用いて、和牛甲子園にどの牛をエントリーするか決めたいと思っています。

 

☆専門学校との連携授業⑤【動物科学科】


先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より碓井先生にご来校頂きました。
バリカン(クリッパー)についての知識を教えて頂き、種類の多さを知りました。

本校の実習犬を使って、日常ケアとして行う、足裏とおなかの毛の刈りかたについて
教えて頂きました。

 

犬種に合ったカットやクリッピングについても教えて頂きました。
生徒たちは緊張しながらも、楽しく行うことができました!
「楽しかった!もっとやりたい!」という声も聞こえてきて、生徒たちにとって
大切な時間となりました。

 

碓井先生、丁寧なご説明とプロの技術を見せて頂き、本当にありがとうございました!!

和牛の健康調査(血液分析)【動物科学科】

 

 JA東日本くみあい飼料 北関東支店 木田様を講師に、「血液分析を活用した高品質肥育牛の生産」と題して講話いただきました。今年度、本校で3回の血液分析を実施して、その結果を和牛の飼育方法にどのように活かすかについて教えていただきました。本校牛のVA、T-cho、γ-GTP、β-カロテンの分析値と推奨値を比較したところ、まずまず理想に近い形で推移していました。夏場の暑さの影響で6~8月は、コレステロール値が少し低下していることが気になりました。
 和牛甲子園に向けて、今後も継続してモニタリングして、高品質の和牛生産を目指していきます。
 来週は、超音波装置(アイミート)で肉質の調査を実施します。

稲刈りを行いました。【動物科学科】

先日、岩舟農場では動物科学科1年生による稲刈り実習を行いました。

動物科学科では、イネを収穫するだけではなく、イネから出た排わらやもみがらを家畜へ与える「循環」を学習するため、毎年1年生の実習で行われています。

今年は天気にも恵まれ、自分達で田植えを行った区画を収穫することができました!!!

のこぎり鎌を使い刈り取り。刈り取ったイネはコンバインで脱穀しました。
 

一部は結束して天日干しを行いました。
 
「お米いつ食べれますか?はやく食べたい。」「初めてで疲れた。昔の人は大変だったんだね。」という生徒の声もありました。

 
多くの生徒が初めての経験ともあり、田植えから稲刈りまで貴重な体験となりました。

この後、収穫後の流れを学習すると共に、稲わらの収集や、もみがらの運搬などの実習を行います。