動物科学科の活動

動物科学科日誌

特別番組のTV放送情報【動物科学科】

動物科の和牛甲子園に向けた取り組みについて、昨年の秋からとちぎケーブルTVの密着取材を受けておりました。そしてこの度、番組が完成し、TV放送が決定いたしました。視聴できる環境にある方は是非ご覧ください!!

特別番組「和牛でつながる高校牛児~栃農生が歩む道~」

和牛甲子園で日本一を目指す、栃木農業高校生たちの様子を追うドキュメント番組。肥育活動や牛への想い・向き合い方など、インタビューを通して和牛に肥育に青春をかける高校生の様子をお伝えします。(ケーブルテレビHP原文掲載)

放送日時 3月13(月)~19日(日) 6:00~/14:30~/19:00~ 

放送チャンネル 栃木チャンネル111ch

 

和牛甲子園に出品したお肉販売・TV出演【動物科学科】

第6回和牛甲子園に出品したお肉の販売が決定いたしました。

2月19日(日)~

とりせん 栃木店、蔵の街店、大平店、佐野西店、助戸店、宝木店、細谷店の7店舗です。

この機会にぜひ栃農産「とちぎ和牛」をお買い求め下さい。

併せて、2月19日10時~とりせん栃木店にてPR活動を計画しております。

 

和牛甲子園入賞の様子がTVで放送される予定です。

2月14日(火)NHKとちぎ630 の中の「CATVわがまちだより」のコーナー(18:50前後を予定)

そちらもチェック下さい!!

☆専門学校連携授業⑧【動物科学科】

 

先日、つくば国際ペット総合専門学校より岡野先生、藤先生にご来校頂きました。

本校動物科学科2年生を対象にトレーニング実習のご指導をして頂きました。

 

 

今回のテーマは、犬との接し方(信頼関係の築き方)について教えていただき、基本的なポイントについて学習しました。

犬との接し方で特に重要なことは犬を「ほめる」ことであり、人が気にしないようなささいな行動にもほめてあげることが必要です。

 

基本的なポイントを押さえ実践です。

リーダーウォーク(犬が人に合わせて歩く)を実演していただき、私たちも練習しました。

 

 

多くのアドバイスを頂きありがとうございました。

今後に生かしていきたいと思います。

 

岡野先生、藤先生、寒い中ご丁寧にご指導いただきありがとうございました!!

今後の授業でも練習を続けて、成長した姿をまた見に来てください!

 

 

☆専門学校連携授業⑦【動物科学科】

 

先日、つくば国際ペット総合専門学校より北川先生、藤先生にご来校頂きました。

今回は本校動物科学科3年生を対象に「アニマルセラピー」についてご講義を頂きました。

アニマルセラピーとは、人の健康のために動物を介在させるといった意味を持ち、

肉体的にも精神的にも、そして社会的にもすべてが満たされた状態にあることを言います。

動物が人に与える効果や影響について説明して頂きました。

 

 

講義を頂いた後は、外に出て車いすに乗り、リスクマネジメントを考えながら

実習を行いました。

動物の適性評価で、しつけ技能テストや活動適性テスト等を実施し、

活動現場で起こりうる状況を考えながら体験しました。

 

本校動物科学科でもアニマルセラピーを実践できるよう様々な課題を

解決しながら実践していきたいです。

 

北川先生、藤先生、お忙しい中ご来校ありがとうございました!!

 

 

第6回和牛甲子園結果報告!!【動物科学科】

第6回和牛甲子園が1月19日、20日に品川で開催されました。全国から過去最多の40校が出場しました。

和牛甲子園は、「取組評価部門」と「枝肉評価部門」の2つの部門があり、総合評価1位を決める大会です。

〇取組評価…日頃の和牛飼育の取り組みを7分のプレゼンで発表し審査。(研究発表的なもの)

〇枝肉評価…出荷した牛の肉質を審査。

今年度は、栃木県勢初となる「取組評価部門」で優良賞(5位相当)を獲ることができました。

本校が発表した内容は、国産飼料を活用した研究と畜産物に対する消費者の理解醸成活動の2点についてです。審査員からは、県内6校の農業高校で共同研究している点、牛乳以外栃農産の給食(栃農給食DAY)の取り組みを評価いただきました。

肉質の方は、入賞に至らなかったものの、出荷した2頭ともに最高ランクのA5に入り、ほっとしています。地元の方にご購入いただきましたので、販売情報をホームページを通じて後日お知らせしたいたします。その際は、ぜひご賞味下さい。

  

 

 

☆専門学校連携授業⑥【動物科学科】

 

先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より、多田先生にご来校頂きました。

動物科学科3年生を対象に犬の歯磨きについて教えて頂きました。

 

 

犬の鼻と歯のつくり、歯の並び、それぞれの歯の名前などをプリントでわかりやすく説明してくださいました。

 

きれいな歯でも、食事そのものによる摩擦や歯磨きでのクリーニングがないと、歯の表面が細菌繁殖してしまい、その細菌の塊が歯垢や歯石となってしまいます。

2~3歳齢ほどの犬は、およそ80%の確率で歯周病の兆候が認められるといわれています。

そのため、こまめな歯磨きが重要だそうです!

 

本校の実習犬で歯磨きをやってみました。

 

 

実習犬たちは比較的おとなしく歯磨きをさせてくれました。

きれいになってよかったね!

 

毎日の体調管理の重要性を改めて知るとともに、今後も動物たちに携わっていく者として

責任感を持って接していきます。

3年生にとってはTBC学院との連携授業はこれで終わりとなります。

来年度進学する生徒もいますのでその際はよろしくお願い致します。

 

多田先生ありがとうございました!!

 

 

☆専門学校連携授業⑤【動物科学科】

 

 

更新が遅れてしまいましたが、11月、12月と2回つくば国際ペット専門学校より

北川先生、蛯名先生、山内先生にご来校頂きました。

 

11月には犬の繁殖やパピートレーニングについての講義で、

メンデルの法則について説明をしていただき、繁殖をするには正しい知識が必要であること、

無計画な繁殖は絶対にしてはいけないことを教えていただきました。

 

 

 

その後は、本校の校庭でおもちゃあそびや追いかけっこなどをして

子犬とコミュニケーションをとり、社会化についての流れを

実際に体験し学習しました。

 

 

 

また、12月には山内先生の愛犬アンチョビちゃんと一緒に脚側行進の

トレーニングの練習を行いました。

人の横について歩き、人が止まれば犬も止まるという練習です。

 

  

 

前回来ていただいた時のトレーニングの復習を行い、

アドバイスを頂きました!!

 

3年生にとっては数少ない授業になってきたので、最後まで一つ一つ

大切に取り組んでいきます。

 

つくば国際ペット専門学校の先生方、

いつも多くのことを教えていただき、ありがとうございます。

今後も動物と一緒に成長していきます。

 

 

スマート農業の取り組み【動物科学科】

栃農には、本校から14km離れた場所に岩舟農場があり、そこで牛や豚を飼育しています。離れているため、生徒は家畜に毎日会うことができず、様子を把握することは困難です。

今回、その課題を解消するべく、牛の行動センサーを導入しました。牛の分娩監視装置に続き、2つ目のスマート農業機器となります。(県内農業高校では初!!)

牛の首に付けたセンサーにより、牛が活動・休息・反すうをしているかスマートフォンで確認できます。本校では、特に発情を見つけるために活用しています。発情を見つけ種をつける(妊娠させる)ことは、牛の経営において最も重要な管理となってきます。センサーで牛を24時間監視することで、発情の見逃しをなくし、利益向上につながります。

学校農場では、どうしても土日の観察が手薄になってくるので、大変助かります。また、日頃より生徒が遠隔地の牛の様子を知ることができます。高校生のうちから機器を使いこなして、将来の仕事に活かして欲しいです。

  

 

 

和牛甲子園にむけて①【動物科学科】

第6回和牛甲子園が来年1月に開催が予定されています。

現在出品に向けて牛を管理していますが、そろそろどの牛を大会にエントリーするか決める時期となっています。

候補牛を選ぶ際のポイントは、①牛の姿がよい。(エサをたくさん食べて、プリっとしている)②血統がよい。(親が優秀で、きっと子もよいだろう)の2点です。

しかし、実際の肉質は、出荷して「と畜」しないと分かりません。よいと期待していても、悪い肉質の時があり、逆に期待していない牛が、よい肉質だったりもします。

そこで、牛にエコー(超音波)をかけ、見た目からは分からない肉の中の脂肪(サシ)を判断することにしました。これをすることで、良い結果が出るであろう牛を選ぶことができます。診断には特別な装置が必要で、栃木県畜産酪農研究センターの研究員の方に依頼し、実施いただきました。生徒たちも診断画像を注意深く見ていました。

アイミート1 アイミート2

今回の結果を参考に甲子園の出品牛を決定します。