動物科学科の活動

動物科学科日誌

ドッグラン製作③【動物科学科】



ドッグランについての報告を致します。
やっと皆さんに報告ができます。
4月から始まりもう12月・・・

ドッグラン、ついに完成しました!!

 

二重扉もしっかりと付け終えることができました!
生徒たちは、経験したことのない作業でしたが最後まで頑張ってくれました。


時は12月、寒さも厳しくなって参りましたが、犬たちはとても元気です。

 

今後はドッグランの中で使用する遊具等を制作したり、活用方法を検討したりと、
研究を積み重ねていきたいと思います。

ドッグラン製作に携わって頂いたすべての方々に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

ハクサイの収穫 [農業と環境]


1年2組「農業と環境」の実習の様子です。

今回の実習は、ハクサイの収穫を行いました。

 

1ヶ月前の実習でミニハクサイの収穫を経験していますが、今回は大きいもので6kgを超えるハクサイも育ち、やはり大きさから苦戦する生徒も見受けられましたが、2人がかりで協力しながら収穫作業を行ってくれました。

 

販売用は丁寧に販売準備を行い、持ち帰る用は新聞にくるんだり、大きな袋を持参し各々が思い思い(重い重い)持ち帰りました。

 

みんなが栽培したハクサイの味はどうでしたか?
まだ収穫は続きます。多くの方にハクサイを購入していただけるよう引き続き実習を行っていきましょう。

命をいただくこと【動物科学科】

収穫祭にて全校生徒で試食する「太郎」を出荷しました。
多くの生徒が様々な想いでその出荷に立ち会いました。ミルクやりから世話してきた生徒にとって、複雑な気持ちだったようです。
普段お店で買うお肉について、生き物からいただいているという感覚を持つことはなかなか難しいものです。牛=肉というのは、頭で分かっていても現実には結び付かないことが多く、出荷からスーパーに並ぶ途中のプロセスをほとんどの方が知らないからです。
今回、自分たちが育てた牛を食べることで、そのことを理解し、本当の意味での「食に感謝する」気持ちが醸成できればよいなと思っています。
 

家族が増えました【動物科学科】

新しい命の誕生です。
本校で飼育しているヤギの雌「モアちゃん」が、子どもを産みました。初産に関わらず、2頭も産みました。愛くるしい姿に生徒たちは、大騒ぎです。体重は680gでした。性別は2頭ともに雄です。お父さん「コンちゃん」のような気性の荒い大人にならないで欲しいものです。
 

見えないものを見る(パート2)【動物科学科】

普段、目に見えないものを見るシリーズです。今回は、母牛のお腹の中にいる胎子をエコーで見る特別授業を獣医師の方にお願いして実施しました。



超音波装置を使うと、人工授精後25日で妊娠したかどうかを判断することができます。授精1ヶ月後では、胎子が3cmくらいになっており、画像で心臓が動いている様子が確認できました。生徒たちは小さな命にとても感動していました。

 
獣医師が直腸より手を入れ、子宮にプローブを当てている様子です。
生徒たちは、ipadでその画像を確認しています。


授精後、33日の胎子の様子です。皆さん見えますか?
こんなにも小さい胎子が分娩を迎える頃には、大きくなっていることに驚きですね。

ハクサイ植え付け後の作業 [農業と環境]


1年2組「農業と環境」の実習の様子です

 

今回の実習は、立ち鎌(ホー)を使いハクサイの中耕・除草・土寄せを一連の作業として行いました。

中耕・除草は、空気や水の通りをよくし雑草の発生を抑えるために株と株の間や畝間を軽く耕す作業です。

土寄せは株をより安定させるために行う作業です。

 

ハクサイも大きくなり始めたのでキズつけないように注意しながら作業を行ってくれました。中にはハクサイをキズつけないよう手で作業をする生徒も見られました。

 また、ハクサイは「マルチでの栽培」、「マルチなしでの栽培」と比較栽培を行うということで、植え付けから1ヶ月半経ったハクサイの様子です。

   
マルチでの栽培      マルチなしでの栽培 
 
特に、大きな差は見られていません。
今後も比較を行いながら収穫まで管理していきましょう。

 

見えないものを見る【動物科学科】

和牛は、出荷して枝肉にならないと中身の良さが分かりません。見た目だけでは、5等級なのか4等級なのかは、…?です。
牛っぷり(牛の姿)や血統からある程度は予測できますが、期待通りの時もあったり、大外れしたりすることがあります。
そこで、1月に開催される和牛甲子園に向けて、どの牛が良い肉になるかを予測するために、超音波(エコー)を使って、肉質を診断することにしました。
診断には、高価な機械と熟練した技術が必要であるため、「栃木県畜産酪農研究センター」の方々に依頼し実施しました。
今回の診断結果を用いて、和牛甲子園にどの牛をエントリーするか決めたいと思っています。

 

☆専門学校との連携授業⑤【動物科学科】


先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より碓井先生にご来校頂きました。
バリカン(クリッパー)についての知識を教えて頂き、種類の多さを知りました。

本校の実習犬を使って、日常ケアとして行う、足裏とおなかの毛の刈りかたについて
教えて頂きました。

 

犬種に合ったカットやクリッピングについても教えて頂きました。
生徒たちは緊張しながらも、楽しく行うことができました!
「楽しかった!もっとやりたい!」という声も聞こえてきて、生徒たちにとって
大切な時間となりました。

 

碓井先生、丁寧なご説明とプロの技術を見せて頂き、本当にありがとうございました!!

和牛の健康調査(血液分析)【動物科学科】

 

 JA東日本くみあい飼料 北関東支店 木田様を講師に、「血液分析を活用した高品質肥育牛の生産」と題して講話いただきました。今年度、本校で3回の血液分析を実施して、その結果を和牛の飼育方法にどのように活かすかについて教えていただきました。本校牛のVA、T-cho、γ-GTP、β-カロテンの分析値と推奨値を比較したところ、まずまず理想に近い形で推移していました。夏場の暑さの影響で6~8月は、コレステロール値が少し低下していることが気になりました。
 和牛甲子園に向けて、今後も継続してモニタリングして、高品質の和牛生産を目指していきます。
 来週は、超音波装置(アイミート)で肉質の調査を実施します。

稲刈りを行いました。【動物科学科】

先日、岩舟農場では動物科学科1年生による稲刈り実習を行いました。

動物科学科では、イネを収穫するだけではなく、イネから出た排わらやもみがらを家畜へ与える「循環」を学習するため、毎年1年生の実習で行われています。

今年は天気にも恵まれ、自分達で田植えを行った区画を収穫することができました!!!

のこぎり鎌を使い刈り取り。刈り取ったイネはコンバインで脱穀しました。
 

一部は結束して天日干しを行いました。
 
「お米いつ食べれますか?はやく食べたい。」「初めてで疲れた。昔の人は大変だったんだね。」という生徒の声もありました。

 
多くの生徒が初めての経験ともあり、田植えから稲刈りまで貴重な体験となりました。

この後、収穫後の流れを学習すると共に、稲わらの収集や、もみがらの運搬などの実習を行います。