環境デザイン科の活動

環境デザイン科日誌

栃木市役所屋上庭園管理作業【環境デザイン科】

 今回、グラウンドデザインコースの生徒と共に栃木市役所屋上庭園(通称 栃農庭園)の管理作業を行いました。今回は、植え替えを行わず除草をメインとした作業となりました。伸びすぎた笹や、落ち葉の除去雑草の抜き取りなど2時間程度の作業でしたが、作業前と比べてすっきりとした庭園になりました。作業中、通りすがりの方々が足を止めて庭園を見て頂いたことが印象的でした。生徒にとっては、庭園が自らの手で整備したことに達成感を感じている様子でした。肌寒い季節にはなりましたが、ぜひ栃木市役所にお立ち寄りの際は栃農庭園をご覧になってください。

  

測量(実習)【環境デザイン科】

2年「測量」の時間に平板測量の実習を行いました。今まで実習の中で取り扱ったレベルやセオドライトの器械よりも、すえつけ作業が難しく感じる測量です。生徒たちは、求心や整準に四苦八苦しながらも協力して取り組んでいました。
思ったよりも作業が楽しいと感じる生徒もいた様子です。寒い日が続きますが、次回の実習も頑張りましょう。

 

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 今回は、圃場に播種・定植した秋冬野菜および菜っ葉ガーデンの観察を行いました。
播種・定植したそれぞれの野菜の成長を知るとともに、野菜の葉や色の特徴をつかむことを目的としました。
生徒は、植物の種類によって葉の形や色、大きさなどの違いを気づき記録シートに描いていました。
菜っ葉ガーデンに関しては、レタスやはつか大根の生育の様子を嬉しそうに見ている生徒もいました。
8月に播種した秋冬野菜は、すくすくと成長しています。次回の実習では、どのくらい成長しているか楽しみですね。
  

第7回全国高等学校土木設計競技【環境デザイン・農業土木科】

日本大学が主催する全国高等学校土木設計競技に、1年生から3年生まで各学年1チームずつが1次審査を通過し、2次審査(オンラインプレゼンテーション)に臨みました。
各チームとも発表までにそれぞれ調査や研究、発表練習等を行ってまいりました。初めてのオンラインを通じたプレゼンテーションに、普段の発表とは異なる雰囲気ではありましたが、発表を終えることができました。質疑応答では、審査員や参加者から質問があり適切に答えていました。
結果は1年生、3年生のチームが優秀賞、2年生が審査員特別賞を頂きました。コロナ禍の中、このような競技に参加でき大変勉強になりました。審査員の方々をはじめ、多くの方々にお世話になりました。大変ありがとうございました。
※詳細はこちら

地域づくり体験会in栃農【環境デザイン科・農業土木科】

 道普請と地域環境保全をテーマに「関東ふれあいの道」をフィールドに地域づくり体験会を行いました。
地域の方々や中学生など多くの方々に参加していただきました。当日は、特殊土のうを使った林道整備や間伐材で作る木人形作り、杭打ち体験や間伐した竹で作る焼き芋など様々な体験を実施しました。

  

農業と環境【環境デザイン科】

 「農業と環境」の授業で圃場の管理作業や収穫作業を行いました。前回、制作した菜っ葉ガーデンの様子を見ながらインゲンやトウガラシ、レタスの収穫および除草を行いました。インゲンの収穫は1学期に行いましたが、レタスの収穫を全員の生徒が行うことは初めてです。葉が折れないように、きれいな見栄えの状態で収穫できるように注意しながら作業を行いました。
また、畝間には落ち葉などの有機物を敷き詰めて小さな昆虫の住処ができるようにしています。以前敷き詰めたわらには、小さなクモやカマキリが隠れています。生徒たちは、圃場の生物の多様性の変化に気づいている様子でした。生徒にとって、農業の大変さを実感した実習となりました。

  

環境系職業講演会【環境デザイン科】

  環境デザイン科1・2年生を対象に講師の方々をお迎えし「環境系職業講演会」を実施しました。
 土木について栃木市役所 比留間様、造園・エクステリアについて株式会社タカキュー 高久様
  林業について粟野森林組合 生澤様をお迎えいたしました。講演会では、それぞれの分野の仕事内容
  や働くことの大変さや楽しさについて教えて頂きました。聴講した生徒たちは、講師の方々の説明
 を聞き熱心にメモをとっていました。今回講師でお越し下さった比留間様、生澤様は本校農業土木科
 の卒業生です。卒業した先輩方が、後輩のために現在の仕事に関してだけでなく高校生活や学んで得たこと
 等多く学ぶことができました。今回の講演会を機会に、進路選択や進学・就職を考える場となりました。
 講師の皆様大変ありがとうございました。
   

地域デザイン演習(校外活動)【環境デザイン科】

 環境デザイン科2年生を対象に、渡良瀬遊水地やとちぎ花センタ-で「地域デザイン演習」を実施しました。
今回のフィールドワークでは、現地での体験・主体的な学習を通して今後の専門学習や研究活動に発展させることが
目的です。午前中は、渡良瀬遊水地の歴史や利水や治水などの機能及び絶滅危惧種等の植物の観察を行いました。
そして、午後はとちぎ花センターで様々な種類の植物を観察しました。渡良瀬遊水地では、初めてくる生徒あるいは
保全活動等で何度か足を運んだことのある生徒など知識は様々ですが、初めてじっくり観察する絶滅危惧種の植物に
関心を寄せていました。ウォッチングタワーから見下ろす広大な渡良瀬遊水地の自然。よく観察してみることで新たな
発見をする様子が見られました。とちぎ花センターでは、可憐に咲くバラの数々に心を惹かれる生徒。または、とちはな
ちゃんドームで展示されているコケ植物や熱帯植物、様々な特徴をもつ種を観察し、興味をもっていました。
 今回の演習を通して学んだ知識や経験を、今後の学科の専門学習や研究活動に生かしていきたいと思います。
この演習は、多くの方々の協力の下実施することができました。ありがとうございました。
   

地域デザイン演習(発表)【環境デザイン科】

 「地域デザイン」の授業では、これまで実施したヒアリング調査や文献調査の結果を踏まえて
それぞれの班ごとに発表を行いました。生徒たちは、各班が調査した内容についてメモを取りながら
発表を聞いていました。今回発表に使用したポスターは、土木・環境棟に展示しています。
  

農業と環境【環境デザイン科】

 今回の農業と環境では、各班に分かれて「サラダガーデン」をつくりました。
2~3個の大きさの異なる木のフレームを使い、サラダ苗や種、観葉植物を組み合わせて小さな庭を設計しました。
フレームの向きを工夫する班や、苗の配置を工夫する班、自然素材を使用した班など、それぞれの班の中で
アイディアを出し合って小さな庭をつくることができました。日数が経つと、定植した苗が成長し庭の様子が
一変することでしょう。今回のガーデンづくりを通して生徒たちが景色の見え方や配置、他の人が楽しめるような
デザインをイメージする等、デザインや設計について関心をもつきっかけになればうれしいです。