環境デザイン科の活動

環境デザイン科日誌

第3回地域デザイン演習(渡良瀬遊水地での環境学習)

7月15日(木)に第3回地域デザイン演習として環境デザイン科2年生が渡良瀬遊水地で校外学習を実施しました。
はじめに、渡良瀬遊水地の歴史や役割・機能、流域の治水や利水などについてご講義頂きました。2年生になりコースに分かれて専門的な学習を深めてきましたが、その学習が実社会にどのように繋がっているか学ぶことができました。

  

その後、フィールドに出て2班に分かれて、渡良瀬遊水地史跡ゾーンで動植物の特徴や渡良瀬遊水地の史跡などについて丁寧にご説明頂きました。

   

短い時間でしたが、実際に現場に出て学ぶことの大切さを感じる時間になりました。もうすぐ夏休みですが、2学期以降にこの学びの経験を活かしましょう!
一般財団法人 渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団 専務理事 牛膓様をはじめご指導頂きました皆様、貴重なお時間を頂戴し誠にありがとうございました。

第2回地域デザイン演習

 環境デザイン科の1ヶ月ぶりの更新・・・すっかり遅くなってしまいました。
7月12日(月)に第2回の地域デザイン演習として、森林・林業への理解及び就業促進に関する説明会を実施しました。公益社団法人 とちぎ環境・みどり推進機構 大輪様、栃木県県南環境森林事務所 村田様にご来校頂いて、林業の魅力や栃木県の林業・製材業、森林・環境などの現状などについてご講演頂きました。



 自分たちが専門的に学ぶ環境に関わる職業や地域の自然環境について学びました。面白く、そして分かりやすく興味が湧くような内容でお話頂いたので、今後の進路選択や専門的な学習を深めていく良い機会となりました。
 ありがとうございました。

ビオトープ・棚田づくり

 課題研究で3年生が取り組んでいるビオトープ・棚田づくりの近況報告です。
4月から課題研究がスタートして早2ヶ月が経ちました。2年生の時から作業を体験していましたが、本格的にスタートして現在はさらに2枚の水田を掘り、最後のビオトープ池までの水路づくりに取り組んでいます。
   
途中では、ビオトープや棚田について調べ学習をして、意義を把握し、さらに地域デザイン演習で課題について意見を出し合い、目標を共有しながら、取り組んできました。
この日はビオトープ池の漏水の原因を解決するために新たに防水シートを張る作業をしました。試しに水を溜めたところ、うまくいった様子。いろいろな生き物たちが棲みつくのが楽しみです。
  

第1回地域デザイン演習(最新の建設現場・測量技術)【環境デザイン科】

本年度第1回目の地域デザイン演習として、潮田建設(株)様と(株)TP測量設計様による特別授業を2年生対象に実施しました。事前に学校内でドローンやレーザースキャナを使っての測量を行っていただき、そのデータを基に切土量の計算や点群データによって3次元化した図面をご説明頂くなど、最先端技術を実際の現場で使用している様子を学ぶことができました。

   

また、データに基づいて動く建設機械の様子を実際に操縦する視点の映像として現場とリモートでつないで体験したり、スマートグラスの体験もしました。

   

災害復旧から河川工事についてのお話もあり、地域のインフラ整備をする上での最新の技術を学ぶ貴重な経験となりました。今後の専門的な学習や進路に活かしていきます。潮田建設(株)様、(株)TP測量設計様ありがとうございました。

栃木市役所屋上庭園管理作業【環境デザイン科】

3年生の「課題研究」で、栃木市役所屋上庭園の管理作業を行いました。今回は除草と竹の撤去を行いました。
前回から2ヶ月ほど空いていたので雑草の量が多く大変でしたが、きれいにすることが出来ました。竹は分枝が多くなったので梅雨前に撤去しました。



今年はデザインのリニューアルを予定しています。生徒達が栃木市の魅力について考え、市役所にあったデザインを制作中です。今は竹やモミジを撤去したので寂しい庭になっていますが、リニューアルを楽しみにして頂けると嬉しいです。

測量Ⅱ【実習】

2年生の「測量Ⅱ」の授業で角測量を行いました。
今回はより現場で使われている方法で実習を行いました。環境デザイン科では実習の先生の指導のもと、「実践力」を身につけるために現場で使える技術を学ぶことができます。



実習はチームワークです。初めての方法に戸惑いながらも、メンバー同士で話し合い、測量することができました。今後もチーム環境デザイン科で頑張っていきましょう!

測量Ⅱ【実習】

2年生の「測量Ⅱ」の授業で実習を行いました。
今回は角度を測る器械を使って、実技試験を行いました。角度は建物を建てるときや、道路を作る時に重要な要素になります。2年生はインターンシップを控えているため、精度を高める実習をしています。



自分たちの生活に欠かせないインフラを支える技術であるため、今後も頑張っていきましょう!

測量Ⅰ【実習】

皆さんこんにちは。今年度も環境デザイン科が始動しました。
今回は1年生の「測量Ⅰ」の授業で実習を行いました。測量は距離・角度・高さを測り、物の位置関係を明らかにする技術です。環境デザイン科では測量の授業を通して、庭のデザインや構造物の設計に必要な情報を測る技術を学んでいきます。

今回は『歩測』という方法で距離を測りました。この方法は、初めて日本地図を作った伊能忠敬が地図を作る際に用いた方法です。歩幅と歩数でおおよその距離を求めることができます。




実習ではチームワークが大切になります。1年生は高校生活が始まって2週間ですが、これから絆を深めて、チーム環境デザイン科として頑張っていきましょう!

パスタブリッジコンテスト【環境デザイン科】

 2年設計の時間に、1年間施工や設計を学んだ振り返る位置づけとしてパスタブリッジコンテストを実施しました。これまで学んだ構造力学の知識を生かして、パスタを部材として一番荷重に耐えられ、デザイン性が高い橋を各班で競い合いました。トラス橋や桁橋などの構造が多く、最も強い橋を作った班は5kg以上の荷重に耐えることができました。また、デザイン性も審査を行い優秀な橋を参加生徒で決定しました。今回のパスタブリッジコンテストを通じて、生徒たちは学習を振り返るとともに楽しく構造について学ぶことができました。
  

農業と環境(実習)【環境デザイン科】

 1年「農業と環境」は、今年度最後の実習となりました。今まで学んできたトウモロコシや白菜などの栽培や収穫について、各生徒でプリントにポスターにしてまとめました。また来年度に圃場が使えるように、圃場全体の除草などの管理作業を行いました。1年生は、1年間の中で数多くの野菜を栽培・収穫・販売を行ってまいりました。生徒たちには、農業と環境で学んだ知識や技術を次年度の授業や校外活動に生かしてほしいと思います。また、実習の最後には圃場内で栽培されている巴波桜を背景に集合写真を撮りました。