環境デザイン科の活動

環境デザイン科日誌

環デ科の学びの一コマ ~測量実習~【環境デザイン科】

 今年度が始まって早2ヶ月。1年生も入学して慣れてきた頃でしょうか。
環境デザイン科1年生の授業の様子をお知らせします。
1年次には専門的な学習の1つに「測量」があります。中間テストまでは測量の基本となる心構えや概要、距離測量について学びました。

6月に入り水準測量に取り組み始めました。初めて触る測量器械も丁寧に学び、先日は昇降式による測量を実施しました。 

初めてのことに戸惑う生徒もいますが、今年の1年生もチームワークよくお互いに教え合いながら積極的に学んでいます。今後が楽しみですね。

栃木市役所庭園管理実習【環境デザイン科】

5月23日(月)に3年生9名で栃木市役所庭園の管理実習を行いました。
春になり、植物の成長が活発になったので、除草作業と植栽の手入れを中心に行いました。また、雨風の影響で竹を使った枠組みが外れることが多かったため、工具を持ち込み改修作業も行いました。

 

 

前回の管理実習では、「ユキヤナギ」や「ジンチョウゲ」などを定植しましたが、今回はあらたに「カルミア」と「アジサイ」を定植しました。5・6月も鮮やかに彩ってくれると思います。

 

 

次回は、夏休み明けに管理作業を検討しています。四季に合わせてこれからも栃木市役所を鮮やかに彩りたいと思います。

 

ナス苗の定植

 

14組「農業と環境」の実習の様子です。

 

今回の実習は「ナス苗のプランター定植」を行いました。

 

1人1人がプランターでナスを育てていきます。

 

 

 

まずは苗選び!

 

葉の緑が濃く、葉脈は鮮やかな紫色で病害虫がない

 

幹が太く・根がしっかり張っているもの

 

と、いい苗の選び方を学びました。

 

皆、真剣にナス苗選びをしてくれました。

 

 

 

次にプランターに土を入れ、根鉢を崩さないように注意しながらポットから取り出し、いざ、定植!!



今回は、病害虫対策として植え穴に農薬を散布し、

 

「コンパニオンプランツ」としてネギを一緒に植え付けました。

 

これから仕立て方や管理方法を学んでいきます。

 

日々の水やりや観察もしっかり行っていきましょう。

 

環境学習~植樹苗づくり~【環境デザイン科】】

青葉の美しい季節となりました。

今年の3月に、当時の1年生が「農業と環境」で、ドングリの苗づくりを行いました。校内で秋に落ちたドングリと落ち葉を集め、牛乳パックに詰めました。


ドングリは「ブナ科」の実の総称で、コナラやクヌギの木の下に落ちています。秋に実が落ち始め、寒い冬を越えて春に芽が出てきます。
以下の写真は、3月に植えたドングリの5月現在の様子です。



本葉が開き、順調に成長しています。下の写真の様に大きく成長したら、環境保全活動に活用したいと考えています。コナラやクヌギ等の広葉樹は針葉樹に比べて成長が遅いため、時間をかけて大切に育てたいと思います。

栃木市立文学館植栽スペースの施工実習【環境デザイン科】

 令和4年度最初の記事になります。
4月27日(水)に栃木市立文学館がオープンします。それに合わせて文学館脇の石碑周辺の植栽スペースのデザインをご依頼を頂いて、昨年度から取り組んできました。
特に今年度は4月5日(火)、4月16日(土)、4月25日(月)の三回に分けて現場で施工しました。
    
    

かつての栃木町役場の建物である栃木市立文学館の雰囲気と調和した枕木とレンガ、花壇の植栽スペース、すぐ横を流れる県庁堀や巴波川へ注ぎ込むようにイメージした敷き砂利ゾーン、自然豊かな太平山と情緒ある蔵の街の融合させたゾーンなどイメージして製作しました。ぜひお時間のある方はご覧ください。
    
  

栃木市役所庭園&文学館管理実習【環境デザイン科】

穏やかな日ざしに、春の訪れを感じる季節のなりました。

卒業した3年生が、1年間取り組んできた栃木市役所庭園のリニューアル作業ですが、今回は、春に向けて植物を定植しました。秋に定植した植物も厳しい冬の寒さを乗り越え、これから花を咲かせる予定です。
3年生が卒業したので、2年生のグリーンデザインコースの生徒6名で作業を行いました。2年生にとって初めての市役所庭園管理実習でしたが、無事に終えることが出来ました。


また、4月にオープン予定の栃木市立文学館の石碑周辺の植栽依頼を受け現地調査を行ってきました。文学館は、旧栃木町役場庁舎を改修し、資料館として活用する場所です。職員の方々から要望等をヒアリングし、調査結果と合わせてデザインを考える予定です。


体育館前をリガーデン

 3/1に環境デザイン科1期生が卒業しました。とてもステキな卒業式で、1期生として素晴らしい姿を見ることができました。
 そんな晴れの卒業式に合わせて、環境デザイン科の有志生徒と職員で体育館前にある滝組と池をリメイクして、新学科1期生の卒業にふさわしい意味を込めました。
        
        
  写真の右半分は滝から流れ出る栃農のこれまでの歴史を表現するように和の雰囲気と雑木を植栽しました。その流れを受け継いだ新学科とこれからの栃農を表現するように左半分に洋風の雰囲気を創り出しました。
 4本の六方石は各学科が勢いよく飛躍する様子を、4本のオタフクナンテン(お多福南天)は卒業生も含め、これから遭遇する困難なことも幸福に転じるようにと願いを込めました。卒業生の皆さんのご活躍をお祈り申し上げます。
           
          

環境デザイン科ポスター発表会

 1/21(金)に環境デザイン科3年生が課題研究についてポスター発表会を実施しました。1年間を通して取り組んできたテーマについて班ごとにポスターを作成して発表しました。
今年の3年生のテーマは『棚田・ビオトープ製作』『太平山の自然歩道整備』『市役所庭園のリニューアル』『校内植物を使った苔玉・リース製作』の4班です。
聴衆は環境デザイン科の1年生が参加して、先輩の取り組みに耳を傾け、これから本格化していく専門的な学習のイメージを湧かせる機会となりました。2年後にはきっとより良い発表をしてくれることでしょう!
 3年生の皆さんまとめるのに、試行錯誤していましたが良い発表会となりました。お疲れ様でした。

環境デザイン科から季節のお便り

12月に入り、2021年も残りあとわずかとなりました。2学期は緊急事態宣言からスタートし、日誌の更新が遅れがちでしたが、自然はそれに関係なく様々な姿を見せてくれました。環境デザイン科の周りで見せてくれた自然環境の変化をまとめてお伝えします。
  
 9月にはため池周辺にきれいなヒガンバナが咲いていました。自生しているアケビも結実し始めていました。どちらも鮮やかな色合いですね。

        
 10月上旬は気持ちよい秋晴れと少しずつ色づき始めた木々の様子がありました。10月中下旬につれて、紅葉も段々と進んできた様子がわかります。朝には鳥の声もよく聴こえました。

    
11月に入る一気に紅葉が進み、栃農祭の頃には鮮やかな紅葉を見ることができました。校内のイチョウもきれいな黄色に染まっていました。
    
そして12月山の木々の葉も落葉してすっかり冷え込むようになりました。課題研究で製作してきたビオトープ池にも氷が張っています。
四季の変化で楽しませてくれる自然を守る大切さとそれを学ぶことの重要性を改めて認識しますね。

栃木市役所庭園リニューアル【環境デザイン科】

11月27日・28日の2日間にわたって、栃木市役所4階にある屋上庭園のリニューアルを行いました。
この庭園は、農業土木科の頃から関わっている庭園で、環境デザイン科の1期生である3年生がこの4月からデザインを考えてきました。市役所に合ったデザインにするべく、栃木市の魅力が伝わる庭園づくりを試行錯誤しながら完成させることができました。



これから寒くなる季節のため、植物は本校の温室で育てています。来年の春に庭園の見頃を迎える予定ですので、栃木市役所に訪れた際は、ぜひご覧ください。