UK-Days/宇工デイズ

建築デザイン系1年生 「家の骨組って?」

 建築デザイン系1年生のみなさん、「柱」や「土台」や「梁(はり)」などの言葉を聞いたことはありますか?これらの言葉は、家の骨組に使われている部材の名前になり、それぞれに大切な役割があります。家の骨組は、人間に例えると「骨」に相当します。骨が無いと私たちは歩くこともできなくて・・・だから、とっても重要ですよね!
 下の木造住宅の骨組の模型写真を見てください。家の骨組のひとつに「筋かい」という斜めに使う部材があります。この筋かいの役割ってどんな役割があると思いますか?
 みなさん、「建築構造」の教科書を開いて、筋かいの役割を考えてみてください!
  

「今年度、着任した若手の先生」(機械科)

 今年度、新たに機械科の職員が加わりました。益子先生、滝澤先生です。
 新型コロナウイルス感染症対策に伴い、現在休校中ですが、学校再開に向けて、
ベテラン職員の指導の元、若手職員が技術向上に励んでいます。
 職員一同、一日でも早くコロナウイルスが終息し、学校が再開する日を望んでいます。

【1年生の実習内容:溶接】
 
     【 練習風景 】              【 製作課題 】

【2年生の実習内容 :フライス盤作業】
 
     【 練習風景 】             【 製作課題 】

IoT実習の教材研究

 本校は、令和元(2019)年度より3年間、文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」を受けています。そのなかのテーマの一つに『M2Mに関する知識及び技術の向上』があり、今年度から全ての学科でIoTに関する実習を展開します。
 『M5Stack』を利用した実習を検討するために、実際にセンサを接続し、スケッチ(プログラム)を打ち込んで動かしています。湿温度センサや気圧センサから取り込んだデータを表示させたり、そのデータをアナログのメータのように表示したりできます。さらに、それらのデータをWi-Fi経由でパソコンやスマートフォンで確認することができます。また、サーモグラフィカメラを接続すると温度を色で見ることができます。
 実習での導入を目指して教材研究をすすめ、研修会を開催して先生方のスキルアップを図っていきます。生徒のみなさんは、どのような実習になるか楽しみにしていてください。
 
 

今日は98回目の創立記念日

  今日は宇工98回目の創立記念日です。本来なら本日創立記念式典を行う予定でしたが、臨時休業中のため実施できませんでしたので、本校の歴史を振り返り、本校の誕生日を祝いたいと思います。

 本校は大正12年に創立し、土木科、建築科、木工科の3科で始まりました。三角形をモチーフとした校章の角は当時の3科を象徴していると伝えられています。その後幾多の学科改編が行われ、平成23年度には新しいタイプの工業高校「科学技術高校」として新たに開校し、同年9月から現在の雀宮校舎へ移転し、現在に至ります。

 創立記念日に際し、校庭に面して悠々と宇工生の活動を見守る初代校長 安 美賀(やす みよし)先生の胸像について紹介します。

 教訓「一人は一校を代表す」を残された安 美賀先生の胸像は、昭和18年の創立20周年に当時の京町校舎の正門に創建されました。その後、校舎の増改築等により、東門に移し京町校舎のシンボルとして愛されてきましたが、雀宮校舎への移転を機に同窓会の多大なるご支援により現在の位置に移設されました。

 これまで輩出した三万余名を超える卒業生は、安先生の教訓を胸に秘め県内外の産業界で活躍しております。これまでの多くの諸先輩が築かれた歴史と伝統に深く敬意と感謝の意を表したいと思います。
 
       開校当時              昭和初期当時

 
       京町校舎               雀宮校舎


    安 美賀先生の胸像

機械システム系1年生 実習紹介

 機械システム系1年生のみなさんは、『工業技術基礎』実習で、さまざまな専門の知識や技能を学びます。その中の一つに、計測実習があります。
 日常生活で距離や長さを表す時には、km(キロメートル)、m(メートル)、mm(ミリメートル)などを使います。しかし、ものづくりではさらに細かい0.01mmや0.001mm(千分の一ミリメートル)の精度が必要な場合があります。
 写真では様々な測定器がありますが、どのような名称で、どのように使うのか分かりますか。もしも興味があったら、教科書『工業技術基礎』を開いて、測定器の使い方を探してみてください。
 
クイズ:“1μm”(1マイクロメートルと読みます)は、何mmかな?

宇工自慢「癒やしの空間」

 今日はいい天気です。陽気に誘われ管理棟(一番校庭側の建物)3階に足を運んでみました。そこには吹き抜けの廊下があり、天井から太陽の日差しがたくさん降り注ぎ、カラフルの壁をさらに引き立てています。
 ところで、このカラフルの色のことを知っていますか?本校は4系7学科11コースに分かれて学習しています。この赤、黄、青、緑色は各系を象徴する色で、それぞれの実習棟の最初の出入口の色と同じです。皆さんの襟章にもそれぞれの系の色が使われています。
 この空間に立ち止まり、開放的なガラス張りのサンルーフを臨むと、本校で多くの知識や技術を身につけ、将来グローカルリーダーとして大空へ羽ばたいていこうとする生徒の皆さんの姿が思い浮かびます。
 晴れの日、ぜひ足を運び吹き抜けの廊下や空間で癒やされてみてください。
 
 

新型コロナウイルス感染防止対策ポスター完成

 現在本校では新型コロナウイルス感染防止対策のため、3密の環境にならないように十分配慮し、職員室等をこまめに換気し、ドアの取手等の消毒に心がけています。
 このたび保健指導部では、新型コロナウイルス感染防止対策として啓発ポスターを作成しました。ポスターのデザインは電子機械科の木村(志)先生が担当しました。教室や廊下等にこのポスターを掲示し、感染防止に努めていきたいと思います。
 

新型コロナウイルス感染防止対策「教職員によるマスクづくり」

 4月14日(火)、現職教育の一環で本校被服室にて「教職員によるマスクづくり」を体験しました。マスク不足が依然として続いており、教職員の健康を維持するため、家庭科の佐藤(裕)先生と山田先生を講師としてマスクづくりに挑戦しました。男性の先生方は普段ミシンやアイロンをかける機会が少なく、皆興味津々で取り組んでいました。金属や木材等の加工技術になれている工業科の先生方ですが、柔らかいガーゼ生地を相手に悪戦苦闘。早速完成したマスクを着用し、お互いに出来映えを比べていました。
 今回身につけたスキルが職場や家庭等に広がり、感染防止やマスク不足の一助になることを期待しています。家庭科の先生方大変お世話になりました。
 
 

いつもきれいに「ピッカピカの床」

 毎朝、公仕さんたちは広い昇降口等をきれいに清掃しています。いつも生徒のことを第一に考え学習環境の整備にあたられている公仕さんの献身的な姿には、通勤するたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。特に、生徒だけでは清掃が難しい床磨きは公仕の皆さんが計画的に機械で汚れを落としワックスをかけてくれています。今日は生徒がいないので保健室を重点的に清掃していました。作業の段取りがよく、あっという間にピッカピカの床に仕上がりました。
 学校が再開したら、朝日に輝く廊下に気づきことでしょう。生徒の皆さんが臨時休業中、頑張っている縁の下の力持ちの教職員がいることを忘れないでください。
     

校長先生からのメッセージ

 臨時休校が続いていますが、今この時を大切に過ごしてください。将来、あの時は勉強も部活動もできなかったな、ということで終わらせないようにしてください。
 自宅で過ごす時間を有効活用し、自ら成長する努力をしてください。また、SNS上には多くのアスリートがトレーニングの動画をアップしています。楽しみながら身体を動かしてみてください。学校が再開し皆さんが元気に登校する日を心待ちにしています。
 

宇工 花鳥風月(4月)

 学校が再開したかと思ったら、また臨時休業。生徒の皆さんもさぞかしがっかりしていることと思います。そんな皆さんに宇工の4月の自然をご紹介します。生徒がいない校内にひっそりと咲く花々が、どうか皆さんの心の癒やしになりますように。

フォト1:開校当時ここには大きなケヤキの木がありましたが、残念ながら根付かず枯れてしまいました。その後、生徒の課題研究の一環でチューリップが植えられ毎年この時期にきれいに咲き誇っています。

  


フォト2:正門のしだれざくら、北門のソメイヨシノはすでに葉桜になりつつある中で、環境建設システム系実習棟北側に遅咲きの八重桜が今見頃です。数十年後宇工桜として名所になるかも?
  

入学式

 4月7日(火)に、令和2年度 入学式が挙行されました。
 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
 新型コロナウイルス感染症対策を行い、時間を短縮した中で厳粛かつ素晴らしい入学式になりました。
 菅野校長から「『教訓 一人は一校を代表す』を胸に秘め、自覚と誇りを持って充実した学校生活を送るように」と式辞がありました。
 式場内を換気したため、少し肌寒い入学式となりましたが、生徒、保護者のみなさまのご理解、ご協力に感謝申し上げます。
 また、たくさんの御祝電、御祝詞を承りまして感謝申し上げます。
 

ジュニアマイスター顕彰認定者

全国工業高等学校長協会主催ジュニアマイスター顕彰制度
 取得した資格試験や検定、各種競技・コンクールなどでの優秀な成績を換算し、合計点数が45点以上を「ジュニアマイスターゴールド」30点以上45点未満を「ジュニアマイスターシルバー」20点以上30点未満を「ジュニアマイスターブロンズ」と認定されます。
 最近ではジュニアマイスター顕彰特別推薦枠を設けている大学もあり、この制度が浸透してきました。

今年度認定者数
 ゴールド  18名   (機械系 15名  電気情報系 3名 )
 シルバー  14名   (機械系  9名  電気情報系 5名 )
 ブロンズ   5名   (機械系  5名 )

 上記47名の生徒がジュニアマイスターに認定されました。おめでとうございます。

 主な資格試験
   危険物取扱者免状 乙種
   情報技術検定
   計算技術検定
   技能検定 
   電気工事士
   工事担任者(DD種)
   2級ボイラー技士免状 他

工業関係高等学校生徒研究発表大会最優秀賞

令和元年度第30回工業関係高等学校生徒研究発表大会

日 時:令和2年1月17日(金)
会 場:宇都宮工業高等学校大講義室
出場校:栃木県工業関係高等学校11校
本校出場生徒:電気科3年生6名
       青木万紘  大塚颯斗 大西拓夢
       五月女大輔 須藤海斗 中里虎太郎
研究テーマ:圧電素子を用いた発電 ~無線を利用した施錠確認装置~
       加えられた圧力を電気に変換する圧電素子で発電して、
      電気科実習棟の施錠確認装置を製作しました。
大会結果:最優秀賞(1校)
     北関東大会に出場(2月3日(月)、会場:足利大学)


一つのパネルに50個の圧電素子をはんだ付けして、4つのパネル(素子計200個)
を製作しました。一つの圧電素子では約3ミリボルト程度の発電量ですが、
たくさん接続することで施錠確認装置が動作する電力を発電できました。
試行錯誤しましたが、優勝できて良かったです。

技能検定実技試験成績優秀者表彰&とちぎものづくり選手権表彰式

 11月26日(火)に宇都宮市文化会館で開催された栃木県職業能力開発促進大会において、技能検定実技試験成績優秀者表彰式が行われました。
機械加工    旋盤作業     3級  機械科  3年B組 笹沼  旦さん
同       同        3級  機械科  3年B組 田中  怜さん
同       フライス盤作業  3級  機械科  3年B組 内山 健斗さん 
機械検査    機械検査作業   3級  電子機械科2年   内藤 龍真さん
電気機器組立て シーケンス制御作業3級  電子機械科3年   薩見 賢人さん
建築大工    大工工事作業   3級  建築デザイン科3年 神山 颯斗さん
配管      建築配管作業   3級  環境設備科3年   坂本 翔仁さん


以上の7名が実技試験成績優秀者として表彰されました。


 また、同促進大会において令和元年度とちぎものづくり選手権入賞者3名の表彰式も行われました。
 配管   高校生の部 金賞 建築デザイン科3年 野口 琉成さん
 建築大工 高校生の部 金賞 環境設備科  3年 駒場 風翔さん
 旋盤   高校生の部 金賞 機械科    2年 石川 滉平さん