真岡工業高校NEWS

生産機械科3年 自動制御実習 4週目

生産機械科実習紹介

 本日は生産機械科3年「自動制御実習」の4週目についてご紹介します。この実習では、「PLCを用いたシーケンス制御」と「ロボットアームの制御」について1つの班が2手に分かれて実習を行いました。
 今回はロボットアームの制御についてご紹介いたします。本校の生産機械科では、EPSON製のロボットアームを用いて実習を行います。
 下図のようにポイントをいくつか設定し、順番にポイントからポイントへ移動する「PTP制御」(Point to Point 制御)という制御方法を用います。


 PTP制御について
 
 ロボットアームを駆動させる6つの軸の動きを考えながら、ポイントを設定していきます。今回は下図のように、ロボットアームを用いて、ワーク(材料)を台の上からコンベアへと移動させるためのポイントを考え、プログラムしました。


 今回指示するポイントについて

 ロボットアームやコンベアなどの生産機械を自ら制御することによって、生産システムの自動化について理解を深めた様子でした。


 ロボットアームの軸について検討する様子

飛沫防止パーテーション贈呈式(益子中)

飛沫防止パーテーションの贈呈式に参加してきました!
 9月15日、益子中学校で飛沫防止パーテーション贈呈式が行われ、益子中学校卒業の建設科3年 青木君、小崎さん、片岡さん、林さんが参加し、製作したパーテーション7個を贈呈してきました。
 益子中学校の校長先生や恩師からはとても感謝され、生徒達は製作した手順や近況を報告してきました。
また、真岡新聞社からの取材もあり、生徒それぞれがパーテーション製作についての思いを語っていました。
  
   益子中の先生方との集合写真           生徒代表あいさつの様子 
   
   益子中学校長からのお礼の様子
           真岡新聞社の取材の様子

飛沫防止パーテーション寄贈(益子特別支援学校、物部中)

飛沫防止パーテーションを寄贈してきました!
 9月8日に益子特別支援学校に建設研究部の 建設科3年 平賀君と峰岸君 が飛沫防止パーテーション21個寄贈してきました。生徒の活動で対面する機会が多くあるので、とても役立つと感謝されていました。
 また、9月10日には、物部中学校卒業の 建設科3年 藤田君と横田君 が飛沫防止パーテーション8個を寄贈してきました。校長室でも来校者と対面するときに実際に活用されており、安心感があり、とても役立つと感謝され、生徒達も寄贈できて満足していました。
 
   寄贈の様子(益子特別支援学校)            説明の様子
 
      寄贈の様子(物部中)        寄贈するときに校長室で使用している様子

生産機械科2年 MC実習 2週目

生産機械科実習紹介!!

 本日は生産機械科2年「MC実習」の2週目についてご紹介いたします。
 先週はマシニングセンタについての説明と、板の中央に穴を開けるプログラムについて学習しました。
 今回は下図の説明のように円弧の形に切削するための指令を用いてプログラムを作成しました。


 円弧補間の説明

 指令の書式の説明を受けたあと、下図のように削りたい形状から座標を取っていきます。自由な形を切削する場合には、方眼紙などを用いて作図し、座標を取ることもありますが、今回は練習として、与えられた課題について座標を取りました。


 座標を取っていく様子

 下図のように指令・座標・円弧の半径などの条件をプログラムします。


 プログラムの様子

 下図は、シュミレーションソフトによる、プログラムのシュミレーションです。正しいプログラムであれば、課題の形と同じように切削のシュミレーションをすることができます。


 シュミレーションの様子 

 次週は今回の内容を応用して「真円」(しんえん)のプログラムについて学習していきます。
 
 次回は9/18(金)に 生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。

生産機械科3年 機械仕上実習 1週目


生産機械科3年 実習紹介

 本日9/14(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「機械制御実習」1週目の様子をご紹介します。

 2年生までの機械仕上実習では「旋盤」のみを用いた実習でしたが、3年生では「フライス盤」「ホブ盤」などの工作機械も用いた歯車加工の実習です。
  
 歯車では始めに「モジュール」と言われる歯の大きさや歯の数を決め、そこから「基準円」と言われるピッチ円直径や、歯の山である歯先円直径、歯の谷である歯底円直径を計算します。

 計算で求めた数字を基に、材料を旋盤で削り出していきます。ここまでは2年生で習った「外径切削」の復習です。
 
 外径切削の次はセンターにΦ20mmのをあけるため、下穴のセンタードリルから徐々にドリルの径を大きくしていきます。
 ドリル径を大きくすると切削抵抗が増えるため、回転速度を遅くしていきます。


 
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     旋盤加工の様子


 次回は9/15(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。