真岡工業高校NEWS

生産機械科1年「旋盤作業実習」3週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日7/10(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」3週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」2週目では旋盤を回転させて手元のハンドルを回すことで切削作業を行っていましたが、3週目の今回は旋盤の「自動送り」機能について学びます。まずはいつものようにバイトの高さ合わせを行い、被削物をチャックに固定していきます。3週目になると先生の合図で一斉に準備に取り掛かる様子を見ることができ、生徒の成長を感じます。※準備作業までは旋盤の回転を伴わないため、熱中症予防の観点から、安全に十分留意した上で半袖で作業を行っています。


  一斉に準備に取り掛かる様子

 準備が終わると「自動送り」の説明を行います。自動送りを行うためには送り速度の設定を行わなければいけないため、操作盤にあるダイヤルを調整して任意の送り速度に設定していきます。


   送り速度設定の様子


 自動送りを設定するダイヤルとレバー

 送り速度が設定できたところで、実際に自動送りで削っていきます。これまで手元のハンドルを回して切削を行ってきましたが、手動よりも簡単で綺麗に仕上がる自動送りに生徒は興味津々の様子でした。3週目の成果物として自動送りを数回繰り返し、段付きの形状を作成することができました。


    段付き加工前


    段付き加工後

以上が1年生の工業技術基礎で行う旋盤作業実習(前半)の内容になります。

来週【7/17(金)】は他の実習内容についてを掲載する予定です。

次回は7/13(月)生産機械科3年生の実習をご紹介いたします。

ネットワークシステムの増設工事

     「ネットワークシステムの増設工事」

                ~ 課題研究 電子科3  
                    

   課題研究の一環として電子科3年生6名が、本校普通科職員室のネットワークシステム増設工
事に挑戦し、
設置しました。6名のメンバーがそれぞれの役割で工事を行い、とても生徒も生き
生きとした
表情で増設工事に取組んでいました。


              
  
             

              

飛沫防止パーテーションの寄贈 大内中

大内中学校に飛沫防止パーテーション寄贈!!

 7月8日、建設科2年田崎君(大内中卒業)が、大内中学校に訪問し、飛沫防止パーテーションを寄贈してきました。
 母校の先生方に感謝され、成長した姿を見せることができ、生徒自身良い経験になりました。

生産機械科2年「溶接実習」3週目

生産機械科実習紹介

本日7/7(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は「溶接実習」3週目の様子をご紹介します。

 本日は先週、仮止め・部品同士の溶接まで行った「ペン立て」の本溶接を行いました。

    先週の成果

 下図のように、隙間になっている部分を埋めていきます。この時に、溶接棒を入れすぎると見栄えが悪くなってしまい、溶接棒が少ないと穴が空いてしまいます。
 それぞれの生徒が工夫をして隙間を溶接しました。


    ガス調節の様子
 
 下図は完成したペン立てです。水を入れて漏れないか確認します。良好な溶接であれば、隙間がなく、水も漏れることはありません。溶接部の密度は製品の強度に大きく関わるため、重要な確認事項となります。


    完成したペン立て


 水を入れて漏れがないか確認する様子

 最後に番号順に提出し、担当の教員から評価を受けました。班員の製品それぞれに個性はありますが、すべて素敵なペン立てに仕上がりました。


    提出したペン立て
 
 今週までに3週間分の溶接実習をご紹介いたしました。2学期の終わり頃、後半の溶接実習は3週間で温度も高く、溶接強度の大きいアーク溶接」の様子をご紹介いたします。


次回は7/10(金)生産機械科1年生の工業技術基礎をご紹介いたします。

生産機械科3年「自動制御実習」2週目

生産機械科実習紹介

 本日7/6(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「自動制御実習」2週目の様子をご紹介します。

 先週は、PLCラダーサポートソフト「GX Works2」を使用しAND_OR回路、自己保持回路、タイマ回路、カウンタ回路と基本的な制御実習を行いました。
 今回は、少し応用したインターロック回路の制御実習から行いました。
 インターロック回路とは、「2つ以上の機器や装置で一方が動作している間は他方が動作しないようにする機構」のことです。
 早押しクイズで使われる「最初に押したボタンはピンポン!と反応しますが、その後に他のボタンは反応しなくなる」回路です。


 その後、サイクル動作(工程回路)という「決められた順序で動作を行うための回路」の実習に入りました。

 下の回路ではボタンを押すと実習装置のコンベアが左に動き始め、左のスイッチに触れることでコンベアが右に切り替わり、右にたどり着くと動作が終了します。
サイクル動作
  サイクル動作のラダープログラム

コンベア01
ボタンを押してコンベアが左に動き始めました

コンベア02
左のスイッチに触れ、コンベアの動作が右に切り替わります

コンベア03
  右にたどり着いたので動作終了です


「自動制御実習」3週目は7/20(月)にて掲載予定です。

次回は7/7(火)生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。