日誌

カテゴリ:報告事項

果樹報告part7[農業科]

ナシの袋かけ

夏休みに入りはじめての出校日が26日(金)に実施されました。今回の実習ではナシの袋かけを行いました。袋かけは果実を病害虫から保護し、外観を美しくするために行います。今回は青梨の「かおり」と栽培期間の長い「にっこり」で行いました。
ナシも直径が10センチくらいに成長してきました。収穫が待ち遠しいです。


袋がけしたにっこり。


青梨のかおり。熟すとりんごのような香りがします。

とちぎヤングアグリサミットへの参加【農業科】

3月17日(日)に、真岡市井頭公園にて、もおか“いちご”フェスタ2019関連イベント「とちぎヤングアグリサミット」が開催されました。

県内7校の農業関係高校が、井頭温泉チャットパレスに集合し、日頃の「農」に関する取り組みについて発表しました(8チーム参加)。

本校は、平成24年から研究している「宮ねぎ」について、7年間の活動を発表しました。

※発表風景


※質疑応答(宮ねぎの特徴とは?販路開拓についてどう考えているか?など)


※表彰式後の集合(最優秀ではありませんでしたが同点2位の成績でした)


今後も生産者や小学校、関連団体と協力しながら、地域の活性化に繋げていきたいです。

若者とまちづくりシンポジウム2019×宇都宮大学

3月2日(土)に、農業科2年グリーンライフ選択生(代表生徒6名)が「若者とまちづくりシンポジウム2019」に参加しました。

宇都宮大学地域デザイン科学部の講義棟1階を会場に、昨年度から取り組んでいる「樽づくり・味噌づくり」について発表しました。

樽や味噌の職人の方々から伝統的な技をご指導いただき、このことが地域の活性化や人と人との結びつきを強くすることなどを報告しました。





聴講者(参加者)には、宇都宮中央女子高校、宇都宮南高校、真岡女子高校などの生徒さんがおり、発表後、会場後方で「各自が住む地域の課題」について、グループワークを行いました。

普通科の生徒さんと話すことで「この物事に、このような角度から話をしていくんだ」と勉強になりました。

純米吟醸酒 完成発表会【農業科】

栃農高産山田錦を100%使用した純米吟醸酒の完成発表会」
が本校で行われました。

飯沼銘醸株式会社代表取締役社長 飯沼徹典様をお招きし、
栃木農業高校と飯沼銘醸株式会社の産学連携事業として、
本校で栽培した山田錦のみでつくった純米吟醸酒がお披露目され、
多くのメディアの方が取材にきました。

本校生徒の未来や地域の未来、さらには
この日本酒を飲んだすべての人の未来が輝くように、
という願いをこめ、オリジナルラベルも作成しました。

地元産の酒米で地元産の日本酒をつくる、という活動に関わることができ、
今後の生徒の研究活動の励みになりました。
今年もより品質のよい酒米を栽培し、酒米に関する研究を行いたいと考えております。


下都賀農業実績発表会に出席【農業科】

栃木県下都賀庁舎にて、下都賀地区農業青年実績発表会が実施されました。農業科2年生2名が出席し、意見発表をさせていただきました。

彼は、1年次から取り組んでいる早朝のイチゴの収穫や2年次のインターンシップで1億円プレーヤーであるトマト農家で研修したことなど、日頃の学校生活をとおして考えていることと卒業後の進路について発表しました。


彼女は、そば打ち全国大会や段位認定大会で経験を積み、自信が成長したことや今後の活動について発表しました。

満天☆青空レストランで放送されました!【農業科】

本校では、平成24年度から「宮ねぎ」の優良系統の増殖・栽培普及・販売促進などに取り組んでいます。

宮ねぎ部会を中心に、全農とちぎ・JAしもつけ・宇都宮大学・栃木市・栃木県下都賀農業振興事務所のご協力のもと活動してきました。

さて、今年度で活動7年目になりますが、宮ねぎが『満天☆青空レストラン』(日本テレビ)で取り上げられました!



「江戸時代から代々引き継がれてきた」「他のねぎと比較にならない香りと味を持つ」「旨さと形に驚愕!」などをキーワードに放送されました。



番組内容の一部に、本校の活動が放送されましたので、ご紹介します!



生産者の方々は悩んでいました・・・。


「生産者数の増加(回復)・確保」や「宮ねぎの遺伝的形質の保存」などを目的に、協力させていただいたのが私たち栃農生です!










皆さんと一緒に私たちの手で宮ねぎを残していきます!!


この他、宮ねぎの美味しさを多くの方々に知っていただこうと、昨年度(平成29年度)から、地元の小学生に啓発活動(栽培管理・収穫・試食会)を行っています。

これからも、文化や伝統の継承、地域活性化などに栃農生は取り組みます!
宮川大輔さん。励ましの言葉、ありがとうございました。

ろまんちっく村で販売実習【農業科】

6月2日(土)に、ろまんちっく村で「安全運転サポート車体験フェア」(主催:栃木県警察本部)が開催され、本校は農産物販売を行いました。



農業科2年の4名が参加して、トマトやキャベツ、食品化学科のパンなどを販売しました。お隣は宇都宮白楊高校です。



お客様とのふれあいでは、自然と笑みがこぼれます絵文字:笑顔



販売する生徒は、やる気MAX!
商品のトマト(品種:麗旬)のポスターは、生活科学科の生徒が作ってくれました。



これまでに、生徒達は放課後や学校祭などで校内販売を行ってきました。この日は初めての校外販売で、多くのお客様と接することができました。

今後も、校内外を問わず様々な行事に参加して、学校や地域を活性化させる取り組みをしていってほしいです絵文字:良くできました OK

ネギ苗の定植【農業科】

先週20日(金)と昨日(23日・月)の実習の時間を使って、学校祭で販売するためのネギ苗の定植作業を行いました。

管理機(うね立て)の安全な使い方や定植の方法について、理解してから活動しました。

今日は雨が降る予報で、しっかりと水分を吸い畑にしっかりと根を張ってほしいですね。

イチゴの収穫【農業科】

今週から本格的にとちおとめの収穫が始まりました。

日中(授業中)の収穫では、放課後の販売に間に合わないため、月・水・金曜日の朝7:30から収穫を行っています。

収穫を手伝ってくれる生徒は、有志の生徒で、彼らが中心となって活動することで農業科の生産が支えられています。

始業前の収穫作業[農業科]

農業科では、野菜の販売に合わせて始業(8:35)前に収穫作業を行うことがあります。

今日は、1年生の男子生徒3名が7:30頃からブロッコリーの収穫・調製作業を行いました。



また、野菜部門以外でも朝早くから活動している部門があり、毎日、朝早くから温室の管理や潅水作業を行っている3年生もいます。

宮ねぎ種の固定について[農業科]

宮ねぎの容姿は、軟白部が太くて短く、葉が野球のグラブのように広がり、全体がずんぐりむっくりしているのが特徴です。

しかし、露地で栽培すると他の品種のネギと交配して雑種となることで、これらの特徴が失われていきます。

江戸時代から伝わる、この伝統野菜の品質を守るべく、今日は「種の固定」作業を行いました。

まずは、宮ねぎの特徴をもった個体を剣スコップを使用して抜き取ります。


その後、虫が入らないようにした網室に宮ねぎを定植します。11月下旬に、異なる特徴を持っている宮ねぎを抜き取る作業があります。


また、昨年度に定植し「種の固定」を目的とした宮ねぎから採取した種子を播種しました。




このほか、11月に小学生との宮ねぎを使用した料理も予定しています。現在、調整中です。

トマトパーク見学

県内の農業高校で野菜を担当している教員が集まり、株式会社誠和のトマトパークを見学しました(本校から農業教員3名が参加)。

施設の特徴やCO2施用などオランダの栽培技術について知識を深めることができました。

見学で得たことを、本校の施設栽培の改善や導入を行い、よりよい農産物の生産に努めていきます。


2枚目の写真は、トマトの収穫等で使用するリフトです。4~5mの高さにもなります。

小学生との交流活動[農業科]

栃木市宮町には「宮ねぎ」という特産品があります。

この宮ねぎを、より多くの人に知っていただこうと、今年度は宮町にある千塚小学校を訪ねました。

小学校の花壇の一部をお借りして、小学生と一緒に宮ねぎ苗の定植作業(5月19日)を行いました。

これから、2か月に1回の頻度で、合同で実習(栽培管理)を行っていく予定です。


枝肉勉強会が行われました

東京都中央卸売食肉市場にて、第10回枝肉勉強会が行われました。

栃木県内の農業系高校、農業大学校から15頭の牛が出品され、栃農高からは2頭が出荷となりました。

栃農高の出荷した牛の成績は、B.M.S.6のA4、B.M.S.4のA3という結果となり、
入賞はできませんでいたが、中央卸売市場で枝肉の見学やセリ後の指導好評など、今後の学習活動に大変参考となる1日でした。


※牛枝肉取引規格について下記外部サイトをご覧ください
  外部サイト:公益社団法人日本食肉格付協会>食肉格付>牛枝肉取引規格

農業科1年生 先進農家見学


4月25日(木)、農業科1年生40名が、先進農家見学に行ってきました。
見学地は「とちぎ太陽の会」と「アグリテックの郷」です。


「とちぎ太陽の会 代表 信末 清氏」の農地では、野菜の有機栽培や完熟堆肥製造を行っており、
生徒たちは実物を目にしながら、信末氏の説明を興味深く聞いていました。


                        
2か所目の「農事組合法人 アグリテック栃木」では、観光農園・直売所「アグリの郷」を経営しています。
本校農業科の卒業生でもある代表理事の篠原康夫氏にお話をいただいた後に、いちご狩りをさせていただきました。
    


実際に目で見て、肌で感じることができ、生徒たちは充実した一日を過ごしたようでした。

農業科1年 トウモロコシ・スイカ情報

トウモロコシもスイカも大きく育ち、トンネルからはみ出るようになりました。
スイカは小玉で落としやすいので、大事に収穫しました。
雨にも負けず、風にも負けず、台風にも負けず…大きく育ったスイカやトウモロコシ。
生徒たちもどんなことにも負けず、このトウモロコシやスイカのように成長していってくれると思います。
家に持ち帰って、家族と一緒に収穫の喜びを感じてもらえると嬉しいです。
秋野菜もこれから栽培します♪
これまでと同様に愛情込めて栽培してくれることを願っています!

<管理作業をしている様子>




収穫をしている様子(トウモロコシ)


収穫をしている様子(スイカ)