日誌

カテゴリ:報告事項

宮ねぎ種の固定について[農業科]

宮ねぎの容姿は、軟白部が太くて短く、葉が野球のグラブのように広がり、全体がずんぐりむっくりしているのが特徴です。

しかし、露地で栽培すると他の品種のネギと交配して雑種となることで、これらの特徴が失われていきます。

江戸時代から伝わる、この伝統野菜の品質を守るべく、今日は「種の固定」作業を行いました。

まずは、宮ねぎの特徴をもった個体を剣スコップを使用して抜き取ります。


その後、虫が入らないようにした網室に宮ねぎを定植します。11月下旬に、異なる特徴を持っている宮ねぎを抜き取る作業があります。


また、昨年度に定植し「種の固定」を目的とした宮ねぎから採取した種子を播種しました。




このほか、11月に小学生との宮ねぎを使用した料理も予定しています。現在、調整中です。

トマトパーク見学

県内の農業高校で野菜を担当している教員が集まり、株式会社誠和のトマトパークを見学しました(本校から農業教員3名が参加)。

施設の特徴やCO2施用などオランダの栽培技術について知識を深めることができました。

見学で得たことを、本校の施設栽培の改善や導入を行い、よりよい農産物の生産に努めていきます。


2枚目の写真は、トマトの収穫等で使用するリフトです。4~5mの高さにもなります。

小学生との交流活動[農業科]

栃木市宮町には「宮ねぎ」という特産品があります。

この宮ねぎを、より多くの人に知っていただこうと、今年度は宮町にある千塚小学校を訪ねました。

小学校の花壇の一部をお借りして、小学生と一緒に宮ねぎ苗の定植作業(5月19日)を行いました。

これから、2か月に1回の頻度で、合同で実習(栽培管理)を行っていく予定です。


枝肉勉強会が行われました

東京都中央卸売食肉市場にて、第10回枝肉勉強会が行われました。

栃木県内の農業系高校、農業大学校から15頭の牛が出品され、栃農高からは2頭が出荷となりました。

栃農高の出荷した牛の成績は、B.M.S.6のA4、B.M.S.4のA3という結果となり、
入賞はできませんでいたが、中央卸売市場で枝肉の見学やセリ後の指導好評など、今後の学習活動に大変参考となる1日でした。


※牛枝肉取引規格について下記外部サイトをご覧ください
  外部サイト:公益社団法人日本食肉格付協会>食肉格付>牛枝肉取引規格

農業科1年生 先進農家見学


4月25日(木)、農業科1年生40名が、先進農家見学に行ってきました。
見学地は「とちぎ太陽の会」と「アグリテックの郷」です。


「とちぎ太陽の会 代表 信末 清氏」の農地では、野菜の有機栽培や完熟堆肥製造を行っており、
生徒たちは実物を目にしながら、信末氏の説明を興味深く聞いていました。


                        
2か所目の「農事組合法人 アグリテック栃木」では、観光農園・直売所「アグリの郷」を経営しています。
本校農業科の卒業生でもある代表理事の篠原康夫氏にお話をいただいた後に、いちご狩りをさせていただきました。
    


実際に目で見て、肌で感じることができ、生徒たちは充実した一日を過ごしたようでした。

農業科1年 トウモロコシ・スイカ情報

トウモロコシもスイカも大きく育ち、トンネルからはみ出るようになりました。
スイカは小玉で落としやすいので、大事に収穫しました。
雨にも負けず、風にも負けず、台風にも負けず…大きく育ったスイカやトウモロコシ。
生徒たちもどんなことにも負けず、このトウモロコシやスイカのように成長していってくれると思います。
家に持ち帰って、家族と一緒に収穫の喜びを感じてもらえると嬉しいです。
秋野菜もこれから栽培します♪
これまでと同様に愛情込めて栽培してくれることを願っています!

<管理作業をしている様子>




収穫をしている様子(トウモロコシ)


収穫をしている様子(スイカ)