学校通信

令和6年度 卒業式

 朝から降っていた雨が雪に変わる天候の中、本校東体育館において令和6年度宇都宮北高等学校第43回卒業式が挙行されました。

 吹奏楽部の演奏で入場した後、本校で三年間の学業を修めた308名の卒業生に卒業証書が授与されました。

 校長先生からの式辞では、他者と協働できる力を身につけてほしい。今後より変化が激しくなる状況の先には、多様な価値観の社会がある。その社会に適応していくためには、人とのつながりをもって個人の最適解ではなく、私たち(みんな)の最適解を求められる人になってほしい。と熱いメッセージをいただきました。同窓会長、PTA会長からも心温まる祝辞をいただきました。

 卒業生答辞も、三年間の学校生活を振り返り、保護者、先生、後輩、仲間への思いと感謝を込めた素晴らしいものでした。

 卒業生のみなさんのさらなる飛躍と活躍を期待しています。

【R6 短期留学】アメリカに到着しました

本校は、令和7年2月28日(金)~3月15日(土)の16日間、アメリカ・オクラホマ州タルサ市への短期留学プログラムを実施し、生徒20名が参加しています。

現地時間28日20:30に、タルサに到着しました。

空港出口でホストファミリーと合流し、各家庭へ向かいました。

3月1日(土)・2日(日)はホストファミリーと休日を過ごしたのち、3日(月)~7日(金)は姉妹校Booker T. Washington High Schoolの授業等に参加します。

IEA課題研究最終発表会

2月26日(水)、IEA課題研究校最終発表会を実施しました。

本校では、1年生から2年生の2年間を通して、SDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールのうち、生徒自身が興味・関心のあるものを選択し、課題を設定して研究する活動に取り組んでいます。今回の発表会では、2年生の代表4グループが東体育館にて、以下のプロセスを経て得られた研究成果を発表しました。
(①テーマ設定 → ②先行研究調査 → ③探究 → ④フィールドワーク → ⑤収集した情報の分析 → ⑥具体的な解決策の策定 → ⑦探究のまとめ)

各班の研究テーマは以下の通りです。
  6班 「飢餓をゼロに」
32班 「おもちゃのジェンダーレスについて」
42班 「交通事故を減らす道路とは」
46班 「食品ロスと生活の関わり」

各班の発表からは、社会の課題点を見出し、フィールドワークなどを通して解決策を探る力が着実に身についていることが伝わってきました。
当日は宇都宮市職員の方々にもご参加いただき、発表内容について丁寧なご講評と、今後の探究活動につながる貴重なご指導を賜りました。1、2年生にとって、大変実り多い発表会となりました。

 

 

3学期始業式が行われました。

 今日は3学期始業式と表彰伝達が行われました。始業式の式辞では、校長先生から「インキュベート」という言葉について話がありました。

 原義は「培養・孵化する」。これを北高生達には「自分の中にある未分化のもやもやしたものから、あるまとまりを見つけ形にして表出する」と考えてほしい。学習・部活動等で自分の限界に挑戦し、その限界を突破することで人間的にも成長してほしい。さらには、今年は「巳年」である。「巳」の脱皮して新しい体になる様は「変化と再生」の象徴である。北高生は、自分の持てるポテンシャルを引き出す努力を重ね、変化を恐れず成長してほしい。

 各自、夢や目標をしっかり立ててその実現に向けて頑張ってください。

2学期終業式が行われました。

 今日は2学期の最終日です。終業式に先立ち、表彰・賞状伝達が行われました。今学期も運動部から文化部まで、多くの部活動が入賞・表彰されました。

 終業式では、校長先生からの式辞があり、「本当のやさしさ」と「自分は何のために頑張るのか」の話がありました。
 「本当のやさしさ」では、他者意識を持つことの大切さの事例として、地域の方々を助けた事やボランティア活動の実践など本校生の活躍の話がありました。
 「自分は何のために頑張るのか」では、これから本格的に入試に向かう3年生を念頭に全校生徒に向けて、「自分の能力を最大限に発揮するための原動力は、北高生が他者のために自分自身は何ができるのか(何をしたいのか)ではないか。その能力を存分に発揮し、進路実現を果たすために全職員が応援します。」と話がありました。

 3年生はもちろんですが、進路実現に向けて1,2年生もこの冬休みに自身の進路についてご家庭でよく話し合っていただきたいと思います。