カテゴリ:生産機械科の活動

生産機械科2年 制御実習 6週目

生産機械科2年 実習紹介!!

 本日は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「制御実習」の6週目の様子についてご紹介いたします。

 今回はPLCによる機器の制御を行うなかで欠かすことができない、「スタート条件」と「動作ランプ点灯」について学習しました。
 
 スタート条件とは所定の位置にコンベアがないと動作しない回路です。今回はコンベアの両端にある「リミットスイッチ」を用いてスタート条件を設定し、動作させました。「コンベアの右端にパレットがあるときにのみ、動作をさせる」ことによって間違った位置からのスタートを防ぎます。


  スタート条件の説明

 次に、コンベアなどの機器が動作しているときに、周囲に動作の状況を伝えるためのランプ点灯を学習しました。
 工場等でも、音やランプで周囲に動作状況を伝え、作業する人の安全を守っていますが、こちらもPLCで制御が可能です。
 プログラム上で、コンベアの出力にランプを繋げることでコンベア動作中のランプ点灯をすることができます。


  動作ランプの説明



  プログラム書き込みの様子

 今回まで計6週間でPLCのプログラムや機器の操作方法について学習しました。来年度、3年生ではPCを使用したプログラム書き込みと、もう少し複雑な回路の検討を行います。
 
 さて、次回は11月27日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎をご紹介いたします。

生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈

益子町立田野中学校へマウスシールドを寄贈しました
 本日11月20日(金)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を益子町立田野中学校へ寄贈してまいりました。


 田野中学校大塚校長先生への寄贈の様子

 訪問させていただき恩師に、近況報告もできました。お忙しいところご対応頂きありがとうございます。
 是非、HR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。

生産機械科1年「旋盤作業実習」5週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日11/20(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」5週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」4週目では引張試験に使用する試験片を製作するため、丸棒の端面削りと外丸削りを行いました。5週目となる今回は、バリやピン角を除去するための面取りと、階段(段差)をつけるための荒削りを行っていきます。


  上:試験片 ,下:材料(丸棒)

まず初めに、旋盤の準備と実習内容を確認します。切削加工において金属を削った際に残るバリやピン角は使用者の指や手を傷つける危険なものです。バリやピン角を除去するために面取りは重要な工程となります。


    面取り説明の様子


     荒削り説明の様子

次に階段(段差)をつける部分に印をつけ、目標の寸法になるまで段階的に削っていきます。旋盤で外丸削りを行う際、外径を1mm削りたければ半分の0.5mmが切り込み量となるため、生徒は1回1回考えながら慎重に作業を進めていきます。

    印をつけて削る様子


  階段(段差)が出来上がる様子

材料に階段(段差)をつけたところで5週目の実習は終わりとなります。

      5週目の成果
次回は荒削りした階段(段差)を滑らかに仕上げる作業を行っていきます。

次回投稿は11/24(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈

真岡市立真岡中学校へマウスシールドを寄贈しました
 本日11月19日(木)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立真岡中学校へ寄贈してまいりました。

 真岡中学校金澤校長先生への寄贈の様子

 母校へ訪問させていただき、本校生も近況報告ができました。お忙しいところご対応頂きありがとうございます。
 是非、HR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。

生産機械科2年 制御実習 5週目

生産機械科2年生 実習紹介!!

 本日は生産機械科2年生が実習を行いました。今回は「制御実習」の5週目についてご紹介いたします。
 
 今回の内容は先週行った「工程回路」のさらに詳しい解説と「保安回路(非常停止回路)」について学習しました。

 まずは、PLCと入力機器・出力機器の配線を行います。回数を重ねるごとに作業のスピードが上がり、手際よく配線ができました。


 配線を行う様子

 この実習装置の中には、内部補助リレーと呼ばれる信号を保持する(自己保持)ための機器が組み込まれており、この内部補助リレーを用いて、複数の動作を継続して順番に行わせることができます。(工程回路)
 
 継続して順番に動作している最中に万が一、人や機械に危険が及ぶ状況になった場合に、即時に動作を停止させる「保安回路(非常停止回路)」と呼ばれる回路があります。後半はこの「保安回路」について学習しました。


 保安回路の説明 

 生産機械科では、この他にも「タイマ回路」「カウンタ回路」「フリッカ回路」などの回路について学習します。翌週は制御実習の最終週をご紹介いたします。

 さて、次回は11月20日(金)生産機械科1年生の工業技術基礎についてご紹介いたします。