カテゴリ:生産機械科の活動

生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈

芳賀町立芳賀中学校へマウスシールドを寄贈しました
 本日11月17日(火)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を芳賀町立芳賀中学校へ寄贈してまいりました。


 芳賀中学校大根田校長先生への寄贈の様子

 是非、近隣の中学校でHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。

生産機械科3年 実習紹介

生産機械科3年 実習紹介

 本日11/16(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
 今回は「材料計測実習」3週目の様子をご紹介します。

 3週目は金属材料の硬さ試験実習です。
 金属の硬さは試験片に規定の物体を一定の圧力で押し込んだり、一定の高さから落としたときの力で測定されます。
 一般に、硬い金属は強さや耐摩耗性(すり減りにくさ)が大きいと、伸びや絞りが小さくなるという関係があります。
 硬さを測ることでその金属の機械的性質を推定することができます。

 世の中には硬さ試験機が沢山ある中で、今回はいくつかの試験機を使い測定していく実習です。

 まず測定を行う前に試験片の表面を平らにするため、前回の実習と同じく耐水ペーパーを使い表面を研磨します。
 研磨が終わるといよいよ硬さ試験実習です。


 ・ショア硬さ試験
  ハンマーを一定の高さから落とし、その跳ね上がった高さで硬さを測定します。
  下写真にある右手のダイアルを回すことで試験機の中のハンマーが上がり一定の高さで落ちます。
  跳ね上がった高さに応じて目盛りが動きます。

ショア
   ショア硬さ試験機による測定


 ・ブリネル硬さ試験
  鋼球に荷重をかけて試験面に押しつけ、そのときに生じたくぼみの表面積と荷重の重さで硬さを測定します。
  くぼみの直径は万能投影機を使用して測定します。

ブリネル01
  ブリネル硬さ試験機による測定

ブリネル02
 ブリネル硬さ試験機の上部(荷重部分)

万能投影機
 万能投影機を使いくぼみの直径を測定中


 ・ロックウェル硬さ試験
  始めに荷重を加えてある程度くぼませて、次に試験荷重を与えて更にくぼませ、くぼんだ深さで硬さを測定します。

ロックウェル
 ロックウェル硬さ試験機による測定


 自分で測定した値と他の人が測定した値を比べることで、
 正しく測定されているか、また金属素材の違いによっての数値なのかを確認することができました。
 
 次回は11/17(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈

真岡市立久下田中学校へマウスシールドを寄贈しました
 本日11月16日(月)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立久下田中学校へ寄贈してまいりました。


  久下田中学校齊藤校長先生と本校生徒

 本校生徒も母校へ訪問でき近況を報告することができました。
 また、英語や合唱の指導等に活用してもらえるとうかがい、生徒もやりがいを感じていました。
 是非、出身中学校のHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。

生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈

真岡市立物部中学校へマウスシールドを寄贈しました
 本日11月13日(金)は木曜日に引き続き、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立物部中学校へ寄贈してまいりました。



  物部中学校市村校長先生と本校生徒

 本校生徒も母校へ訪問でき近況を報告することができました。
 出身中学校のHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。

生産機械科1年「旋盤作業実習」4週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日11/13(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」4週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」1~3週目では旋盤の基本的な準備と操作方法、メンテナンス方法を学びました。後半となる4週目からは旋盤を用いて、引張試験に使用する試験片を製作していきます。(写真上側が作成する試験片、下側が材料となる丸棒)


  上:試験片 ,下:材料(丸棒)

 まず初めに1~3週目の復習としてバイトの高さ合わせから行います。準備が出来たら材料の端面を削り、ハイトゲージで測定しながら長さを合わせていきます。


    バイトの高さ合わせ


     端面切削の様子


    長さを測定する様子

デジタル式のハイトゲージは100分の1mmまで測定することができるので、目標の値になるまで慎重に削っていきます。

  ハイトゲージのメモリの様子


 目的の長さになったところで、丸棒の外径を削っていきます。このときハンドルを回す手動送りでは送り速度が安定しないため、自動送り機能を使用して一定の速度で削っていきます。自動送りは一定の速度で自動的にバイトを送るため、作業者の負担が減るほか、切削後の表面が一定の仕上がりになります。

    自動送りの様子

以上が旋盤実習4週目の内容になります。

次回投稿は11/16(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。