真岡工業高校NEWS

生産機械科1年 「制御・マイコン実習」 3週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御・マイコン実習」3週目の様子をご紹介します。

 「制御・マイコン実習」では物作りに必要不可欠な機械の制御について学んでいきます。3週目となる今回は前回学んだ電磁リレーを複数使用して自己保持回路などを学びました。

まず初めに電磁リレーを1つ使用した簡単な自己保持回路を作っていきます。自己保持回路とは「ボタンを押すとランプが点灯しっぱなしになる」ような電磁リレーが自らの回路を保持しようとする回路のことを指します。


   電磁リレーを1つ使用した回路

電磁リレー1つは比較的簡単でしたが、続いて2つ使用して回路を組んでいきます。ここまでくると配線の本数も倍以上になりより複雑化していきます。生徒も一生懸命に思考している様子を見ることが出来ました。


   電磁リレーを2つ使用した回路

 今回使用したシーケンス実習装置はタイマー回路も組めるようになっており様々な回路を自分の手で組むことが出来ます。生徒は今後より難しい制御実習へとステップアップしていきます。

次回投稿は9/21(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

生産機械科2年 制御実習 5週目

生産機械科2年生 実習紹介!!

 本日は生産機械科2年生が実習を行いました。今回は「制御実習」の5週目についてご紹介いたします。

 今回の内容は先週行った「工程回路」のさらに詳しい解説と「保安回路(非常停止回路)」について学習しました。
 
 まずは先週の最後に行った
 「ボタンを押すとコンベアが左行し、左端に達すると右行し、右端で止まる。」
 回路を復習しました。
 
 その後、
 コンベアの動作中に表示灯を点灯させる回路を考えました。
 
 更に今回は以下の4工程の回路を組みました。
 ①ボタン(PB1)を押すとコンベアが左行する。
 ②パレット(鉄の荷物)が左端に達すると1度停止。
 ③2秒後にコンベアが右行する。
 ④パレットが右端に達すると自動停止。

 
 継続して順番に動作している最中に万が一、人や機械に危険が及ぶ状況になった場合に、即時に動作を停止させる「保安回路(非常停止回路)」と呼ばれる回路があります。後半はこの「保安回路」について学習し、
上記の4工程に非常停止回路を追加しました。
 
 今回は赤いボタン(PB5)を押すと「非常停止回路」が働き動作を止めます。
 右の白いボタン(PB4)を押すまでは、動作ボタン(PB1)を押しても動作できません。
 「非常停止回路」が動作中はランプ(PL2)が点灯します。
 
動作中
 非常停止回路を組み込んだ動作

 さて、次回は9月17日(金産機械科1年生の工業技術基礎
についてご紹介いたします。

生産機械科1年 「制御・マイコン実習」 2週目



生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御・マイコン実習」2週目の様子をご紹介します。

 「制御・マイコン実習」では物作りに必要不可欠な機械の制御について学んでいきます。2週目となる今回もシーケンス実習装置を使用して回路を作っていきますが、今回は電磁リレーという新しい部品の仕組みとリレー回路について学んでいきます。電磁リレーとは電磁石の原理を利用したリレーのことで、電流を流すと複数の回路を同時に操作することが可能となります。


   電磁リレーを説明する様子


  生徒が自分で回路を考える様子

1週目とは異なり、実習装置に取り付けられた電磁リレーを用いるため、回路がより難しくなります。自分の作った回路が上手く動作したときは生徒も喜んでいました。


   作った回路を確認する様子

次回投稿は9/14(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

機械系 面接指導

機械系3年生 就職面接指導
 機械系3年生の就職希望者を対象に、宇都宮ワークエントリーの方を講師に招き、面接指導を実施しました(9/8生産機械科、9/9機械科)。

全体指導

個人面接

就職試験開始を1週間後に控え、本番モード突入です。

生産機械科2年 「制御実習」 4週目

生産機械科実習紹介!!

 本日は生産機械科2年生において実習が行われました。
 今回は「制御実習」の4週目についてご紹介いたします。


 
制御実習の3週目までにPLCや制御実習装置の概要と、プログラミングコンソールの操作方法について学習しました。
 今回からは、ランプの点灯に加え、コンベアの往復(工程回路)について学習します。
 コンベアの動作もランプと同じ「出力機器」になりますので、作業は前回と同じです。

 
 まずは復習として「ボタンを押すとランプが点灯する」という動作から始めました。

 次に、ランプをコンベア動作に置き換えて以下のようなプログラムを作成し、コンベアの動作を確認します。
①ボタンを押すとコンベアが左行する。
②ボタンを押すとコンベアが左行し続け、左端で止まる。
③ボタンを押すとコンベアが左行し、左端に達すると右行し、右端で止まる。


コンベア動作
 コンベア動作③の確認


 ②のプログラムを作成する過程において、一度の入力信号で動作を継続して行う「自己保持回路」について学びました。
また、③は動作を順番に行う回路で「工程回路」と呼ばれており、次回はこの工程回路を応用してさらに複雑な制御を行います。


 次回は9月10日(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎についてご紹介いたします。

高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会

文芸部書道部門の活動について、ご報告いたします。

37回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会に出品しました。

 
左側:「ひらきたる 薄紅梅の 空に觸れ」(深見けん二の句)
右側:「久旱逢甘雨」(中国の言葉で、長い間待ち望んだことがかなえられて喜ぶたとえ
)

左側が大会奨励賞、右側が特選をいただきました。

今後も頑張りましょう!

第2学期始業式・表彰式が行われました

9月1日(水)第2学期始業式・表彰式がリモート形式で実施されました。
表彰式では、新体力テストの優秀者や、夏休みに活躍したものづくりコンテストやロボットコンテストの表彰がされました。
2学期は、現在緊急事態宣言下ということで「時差登校・短縮授業」で行われ、部活動も制限されています。感染症対策を十分に取りつつ、充実した学校生活を送りましょう。



生産機械科1年 「制御・マイコン実習」 1週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御・マイコン実習」1週目の様子をご紹介します。

 「制御・マイコン実習」では物作りに必要不可欠な機械の制御について学んでいきます。現在身の回りのあらゆるものはコンピュータなどにより高度に自動化されています。前半ではシーケンス実習装置を使用して簡単な回路の作成から応用したものまでを学習します。


      実習の様子


  シーケンス実習装置(写真中央)

1週目となる今回はシーケンス実習装置の基本的な取扱と、制御の種類について学びました。回路が複雑になるにつれて生徒は自ら考えながら配線していく様子を見ることが出来ました。ここからミニマイコンカーのプログラミングや3年生ではロボットアームの制御に発展していきます。


    回路を作成する様子

次回投稿は9/7(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

ロボットコンテスト(アイディアロボット部門)大会結果

令和3年度 栃木県工業関係高等学校ロボットコンテスト
(アイディアロボット部門) 生産機械研究部「緑十字」優勝
 電子研究部「不倒 不屈」準優勝
 
 令和3年8月29日に本校体育館で開催された、栃木県工業関係高等学校ロボットコンテスト(アイディアロボット部門)に生産機械科と電子科から2チームが参加しました。
 コロナ禍において、感染症対策の観点より、例年の実施形態と異なる形での大会となりましたが、生産機械科 チーム「緑十字」が190点の得点を獲得し、2位以下に大差を付けて優勝を果たすことができました。また、電子科 チーム「不倒 不屈」は80点の得点を獲得し準優勝を果たしました。
 
生産機械科 チーム「緑十字」は10月30日(土)に埼玉県で開催される第29回全国高等学校ロボット競技大会埼玉大会に出場することになりました。


優勝 生産機械科 「緑十字」チーム

準優勝 電子科 「不倒 不屈」チーム

アイテムを獲得する「緑十字」チーム

真岡工業高等学校「一日体験学習」を開催

一日体験学習を開催しました

   令和3年8月6日(金)、「一日体験学習」を開催しました。
感染症対策を徹底しながら、参加は中学生のみとして実施しました。真岡市内の中学校の希望者が午前、真岡市外の中学校の希望者が午後の二部日程で、全体説明、各学科での実習内容の見学を行いました。約350名の参加をいただきました。

  
▲ 機械科・生産機械科 溶接 原動機 3DCAD・制御
  
▲ 建設科  測量 製図ほか 建築木組みほか 
  
▲ 電子科  電気工作 CADほか ロボットプログラミング