農業土木科日誌

農業土木科日誌

2年総合実習【農業土木科】

 先週に引き続き、2年生は総合実習で土質実験を行いました。今回は粒度試験(りゅうどしけん)という、JIS(日本工業規格)にもそのやり方が定められている厳正なる土質実験です。
 前回までにサンプリング・調整した試料を、メッシュが異なるふるいのタワーに入れて、ふるい分け機にかけます。これがまたなんとも昭和な機械であり、「ガチャコンガチャコン」と音をたてて一生懸命にふるってくれます。
 ふるいに残留した試料を計量し、礫(れき)・砂・シルト及び粘土という順番に、粒子の割合を計算していきます。一言で「土」といっても、様々な粒度分布によって構成されており、採取する場所によっても全然違うということがわかりました。