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農業土木科日誌
課題研究発表会【農業土木科】
生徒たちは、農業土木科で学んだ内容を生かした研究を1年間取り組みました。鳥獣被害を受けた
法面や排水設備、池や棚田、林道などの整備・施工などの内容を発表していました。
プレゼンの内容や発表方法等、生徒それぞれの工夫が随所で見られました。緊張する様子を見せる
生徒もいましたが、1年間取り組んだ成果を発表することができました。
栃木市役所屋上庭園管理作業【農業土木科】
昨年度の冬から管理作業が滞っていたので、今回は雑草除去や樹木の入れ替えを中心に行いました。庭園の植え替えは、「巴波桜」から本校温室で管理してきた「ヤマモミジ」に模様替えをしました。
生徒たちは、自分たちの作品を地域の方々に見てもらえる場所なので、気合いを入れて取り組んでいました。自分たちの学びが地域に貢献できるという喜びを実感できたのではないでしょうか。
ぜひ、栃木市役所にお立ち寄りの際はご覧ください。
コンクリート実習【農業土木科】
班に分かれて強度がより高くなるコンクリートの配合を考えながら、コンクリートを練りました。各班で作られたコンクリートは、流動性の程度を調べるためにスランプ試験を行いました。
また、コンクリートの強度や耐久性を確認するために、供試体と呼ばれる円柱状に固めた試験体を型枠にいれて作りました。コンクリートにおける試験を繰り返し行うことで、生徒たちはより強度の高いコンクリートの調合を考えることができたと思います。
課題研究発表会[農業土木科]
3年生の研究の様子を学ぶために、2年生は聴衆となって参加しました。
林道やため池、校内について今まで学んできた専門知識を生かして研究を行いました。校外で行った研究活動や、年間通して継続的に研究した内容を元気よく発表している様子が見られました。質疑応答の中では、悩みながらも研究した内容に関して、生徒自身の言葉で答えられたように思います。今年度の研究を来年度の3年生にバトンタッチすることができたのではないでしょうか。
~栃農祭正門装飾~[農業土木科]
正門だけでなく、校内で農業土木科で整備した100周年広場を始め、3か所で装飾を行っています。
今年度の正門装飾の文字は令和だけに…。来校してからのお楽しみです!
季節に合わせた装飾をぜひご覧ください。お待ちしております。
平板測量(練習)【農業土木科】
上位入賞を目指して頑張りましょう!
コンクリート試験【農業土木科】
また、各班でコンクリートの強さや耐久性を調べ、どのような配合にすれば強いコンクリートがつくれるかを検討しました。実験と計算でそれぞれの試験結果を踏まえて、強い構造物をつくることの難しさを実感できたと思います。
土質試験【農業土木科】
今回は「突固めによる土の締固め試験」を行い、モールドとランマ―を使って土の密度と含水比の関係を調べました。各班に分かれて試験を行い、土の重量を調べました。乾燥機にかけて再度重量をはかり、密度や含水比を求めていきます。実験を通して専門科目の知識を身につけてもらいたいと思います。
圧縮強度試験【農業土木科】
実際に材料の強度を機械を使用して調べる試験です。今回の実習では、その試験を行うために、セメントや細骨材、粗骨材などを配合し
より強度のあるコンクリートの供試体を作成しました。
3年生になって今まで授業や実習を通して学んだこともあり、手際よく作業を行うことができました。次回、実際に作った供試体を使って
圧縮強度試験を実施したいと思います。
栃木市役所、栃木グランドホテル管理作業【農業土木科】
私たちが整備した庭園に、多くの皆さんが楽しんでもらえたらうれしいです。
栃木市のTwitterに紹介されました 栃木市Twitter
道普請ウォークin太平山
天候にも恵まれ気持ちの良い春風の中、準備体操後にウォーキングスタート!学校を出てすぐに環境省「関東ふれあいの道」に入ります。いくつかのポイントで、地域の自然環境や防災・減災に関するパネル解説を行いました。同時に、先輩方がここの林道整備を始めることになったきっかけなどを紹介していきます。
1つ目のワークショップは「新型土のうによる林道整備」。誰でもどこでもできる土木技術・新型土のう「D-BOX®」で湧水による軟弱地盤でも、歩きやすい林道に変えられることを知っていただきました。土のうに使われている材料(土砂)は、災害で発生した土砂廃棄物だけ。セメント系の固化材など使用することなく、堅固で環境影響の少ない道が参加者の手によって作られました。
続いてのワークショップは、種団子による緑化方法の紹介です。自生しているシャガという植物の株分け(植物片)を、ケト土や荒木田土の団子に入れて撒いていきます。林道内の地すべり跡地がセイタカアワダチソウ(外来種)に覆われてしまったのをきっかけに、災害後の植生回復に役立てないか研究しており、生態系保全のあり方について市民の皆さんにも考えていただきました。
山頂で休憩した後、下りながら最後のワークショップ「木の人形(木人:きびと)作り」を行いました。すでに何体かの人形を設置をしていたためイメージしやすかったのか、参加者の皆さんもすぐに工具を手に取って、間伐材と格闘。鼻をつけたり、親子にしてみたり…自分なりの思いを木人に託していきます。整備された林道に新たな命が吹き込まれていくようで、私たち主催者の思いが、皆さんに伝わったと感じることができました。
身近な自然環境やインフラこそ、行政に任せるだけではなく、地域住民や学生など市民の手によって修繕したり、新たな物語性を付加させることで、持続可能なものにできるのではないか。多くの人の居場所やコミュニティの場になるのではないか。今後もこのような協働活動を企画・実施しながら、小さな風を少しずつ大きくしていきたいと思っています。
5月4日(土)「道普請ウォークin太平山」参加者募集中!
本校農業土木科では、学習内容や実習などにおける成果を地元へと還元し、地域社会に貢献してまいりました。近年では、栃木市役所屋上庭園の施工や福祉施設への修繕ボランティア、佐野SAエリアの花壇整備などを行っています。校外におけるものづくりの中でも循環型施工や3Rなど、環境に配慮した土木について実践をし、またこれらの取り組みは、地域全体で取り組むべき内容を包含しており、生徒が住民や子ども達へと自然環境保全や災害対策などを発信するESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)活動にも注力しています。
主 催:栃木県立栃木農業高等学校農業土木科(協力:栃木市役所地域づくり推進課)
開催日時:2019年5月4日(土) 9時30分~12時頃まで ※荒天時は屋内プログラムを行います
会 場:栃木農業高校(集合9:20)~関東ふれあいの道(太平山へ向かう林道)~太平山神社
内 容:【観察・講義】太平山周辺の自然と林道整備について
【ワークショップ】間伐材を利用した簡単な木工体験
【道普請体験】土砂廃棄物を資源に、特殊な土のうによる「関東ふれあいの道」の整備体験及び間伐材で作った木人形の設置
(講師は農業土木科並びに環境デザイン科の生徒です)
申込方法:電話による事前申し込み(先着順。40名定員に達した場合は締切とさせていただきます。
2年総合実習【農業土木科】
前回までにサンプリング・調整した試料を、メッシュが異なるふるいのタワーに入れて、ふるい分け機にかけます。これがまたなんとも昭和な機械であり、「ガチャコンガチャコン」と音をたてて一生懸命にふるってくれます。
ふるいに残留した試料を計量し、礫(れき)・砂・シルト及び粘土という順番に、粒子の割合を計算していきます。一言で「土」といっても、様々な粒度分布によって構成されており、採取する場所によっても全然違うということがわかりました。
2年総合実習【農業土木科】
土木構造物の設計や施工、管理を安全で経済的に行うためには、地盤や材料として
用いる土の性質を学ぶことが大切です。
今回行った土質試験は、「土の調製」と「含水比試験」です。
農業土木専門科目を本格的に学ぶ2年生にとって、初めての土質試験です。
試料を取り出すため四分法を用いて土を採取し、含水比試験を行う準備まで行い
ました。様々な実験や実習を通して知識や技能を身につけてもらいたいと思います。
全国高校生環境学習成果発表会【農業土木科】
3/24(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた「全国高校生
環境学習成果発表会2019春」に参加して参りました。今回の発表会には農業土木科
1・2年生5名が参加し、環境学習を行った成果を全国から集まった7校でお互いに
情報発信や意見交換を行いました。発表では、本校農業土木科が数年間に渡り取り
組んできた土のう研究を中心に行い多くの方と意見交換することができました。
また、各学校や団体の発表を聞き、本校とは異なる環境の取り組み方や考え方を
たくさん吸収することができました。
この成果発表会で学んだことを、新年度の活動で生かせるよう継続的に研究活動を
行って参りたいと思います。
出前講座【農業土木】
しました。農業土木科で学んでいる専門分野に関連して実際に見ることができ
大変勉強になりました。ありがとうございました。
下都賀農業振興事務所Twitter
農業と環境(にわとり解体実習)【農業土木科】
毎年農業土木科では、命の大切さや尊さについて、考えてもらうことを目的に行っています。
今年の1年生も「動物福祉」などについて説明をし、その後、各班に分かれ行いました。自分たちでにわとりの屠殺を行い、その後各部位に
分けることを行いました。生徒達は命について真摯に向き合い、改めて命の大切さや食への感謝などを感じていました。
第6回アントレプレナー・コンテスト最終選考1次予選
最終選考1次予選」で発表いたしました。
”「とちぎアントレプレナ−・コンテスト」は、栃木県内の高校、高専、専門学校、
短大、大学に在籍する学生に、県内中小企業経営者の有志が本気で「未来の社長への
道」を開く“実践的起業家教育プログラム”です。”(HPより抜粋)
「㈱トチギインフラ2020」の企業名で選考会に臨みました。
高校で専門科目である「土木」の学びを通して、インフラ整備の現状に着目しました。
そこで、インフラツーリズム、教育、地域おこし、国際の4分野に事業を分けて企業の
概要を事例と根拠を示してプレゼンを行いました。
今回の選考の結果によっては最終選考会に進み、3/2(土)に下野新聞社で行われます。
興味のある方は是非ご観覧ください。
測量(実習)【農業土木科】
以前はセオドライトの据え付けが、うまく出来なかった生徒が多くいました。しかし、
今回の実習を含め、何度も練習をするうちに手早く行うことができるようになりました。
各班で作業を行いましたが、誤差が出ないようにいかに精度を高められるかが課題と
なりました。寒い日が続きますが、もうすぐ暖かい日が来るでしょう。
ぜひ、寒さに負けず今後も実習に取り組みましょう。
課題研究発表会【農業土木科】
3年生は、太平山にある林道の整備に関する研究や校内の整備、環境緑化や
生物調査など様々な分野のテーマを選択し、熱心に研究していきました。
それぞれの生徒がどのような目的で研究し結果がでたのか様々な視点から
考えている様子を見ることができました。
生徒自身が研究した内容を、後輩たちが引き継いでほしいという発表もあり
下級生は3年生の意志を引き継いでもらいたいと思います。
《のうくっく》は本校卒業生が制作