学校通信

合格体験発表会 表彰式 修業式

 3月24日(金) 今年度最終日となりました。

 まず、横浜国立大、千葉大、筑波大、東京学平大、大阪大に合格した卒業生5名を招いて合格体験発表会が行われました。それぞれの志望理由、学習法や精神面の管理等についてアドバイスがありました。

 表彰・賞状伝達式では、バレーボール部、テニス部、バドミントン部卓球部、書道部、吹奏楽部など多くの部や個人、また、JICAエッセイコンテストの入賞者に賞状が伝達されました。

 修業式の校長式辞では、初めに1学期の始業式に話した3点、「学力向上・進路実現・マナーの向上」について触れ、また北高生の街中での行動に対するお礼やお褒めの電話2件の紹介がありました。

 次に英国の歴史家エドワード・ギボンの「人は2つの教育を受ける。一つは他人から受けるもので、もう一つは自分自身から受けるものである」という言葉の紹介がありました。学校で授業や部活動で教わることはほんの一部でしかななく、それをもとに自分で考えたり、調べたり、それらを関連付けたりすることが必要で、これを怠っていては成長することができない。先ほど合格体験を発表してくれた卒業生は2つの教育を実践した方たちだと、話を聞いて思ったとお話しされました。これから皆さんが自分で自分をどう教育していくのか考えてほしい。これからコロナゆえの制約の緩和もあり、学校行事もいろいろできるようになるだろう。「北高の可能性は無限大」この言葉は新入生にも伝えたい、そして充実した春休みを送ってほしいとお話がありました。。

 その後、進路・学習・生徒部長から講話があり、LHRとなりました。

 生徒の皆さんは、明日から春休みです。健康面に注意しながら、新学期の準備を進めてください。

 

【STEAM教育】オーストラリアの高校との研究発表会

 3月22日(水)3・4時間目(総学・LHRの時間)に、オーストラリアの Beech Worth Secondary College とWeb会議システムを利用し、What is your action for the SDGs?というテーマで研究発表会を行いました。

 体育館にWeb会議システムを設置し、本校は1・2年生全員が参加しました。

 まず、アイスブレイクの時間を設け、次に両校紹介。そしてそれぞれの代表2グループがSDGsをテーマにした英語での研究発表・質疑を行いました。

北高の発表①「Attractiveness up! Utsunomiya」

BW高の発表①「Totally Renewable Yackand andah」

北高の発表②「Can we use design to reduce ocean plastics that threaten marine animals?」

BW高の発表②「No single use plastics 」

 本校の代表の研究は、宇大で研究発表をしたものを全て英語にして発表したものであり、課題の発見や問いの立て方にSTEAMの考え方が活かされたものとなっていました。

 BW高の発表では、まず、地元の町がいかにして100%再生可能エネルギー賄うことに成功しているのかの発表があり、次に、プラスチックを1度限りの使用で捨ててはいけない法により、プラスチックを減らすことができている仕組みが発表されました。

 発表生徒以外の生徒も、質疑の参加やアンケート、振り返りをSlidoというweb交流アプリを用いて参加する工夫を行いました。 

 質疑応答も行われ、両校にとって学びの多い有意義な時間となりました。

 

 

令和4年度短期留学 ご報告①

3月3日(金)羽田空港を出発したのち、シドニー空港を経由し、4日(土)ブリスベン空港へ到着しました。その後、バスにて現地校へ向かい、ホストファミリーと合流。休日はホストファミリーと過ごしました。

3月6日(月)から、現地校での学習や、生徒との交流が始まりました。

今回お世話になる現地校はBalmoral State High School(バルモラル高校)です。市街地から少し離れた住宅地に囲まれる、落ち着いた環境に立地する学校です。

現地では英語のみで会話の授業を行ったり、各生徒に1名ずつ付くバディの助けを借りながら共に現地校の授業を受けるなどして学習に取り組んでいます。

ほかにも、語学の授業で日本語クラスに参加し、日本語で現地の生徒と交流したり、現地校のクラブ活動の一つである日本語クラブの活動に参加し、日本とオーストラリアの食文化について話し合いながら交流をしたりなど充実した活動をしています。

3月9日(木)には現地大学生5名主導で5班に分かれ、ブリスベン市内を散策しました。シティホールのミュージアムを見学したり、大学でランチを食べたり、雨の中ではありましたが、屋根のある通りを歩きながら共に楽しみました。

3月11日・12日(土・日)の週末は、キャンプなどを企画してくれたホストファミリーなどもあったようですが、あいにくの豪雨だったようです。それでも、各々がホストファミリーとの時間を過ごしたようでした。

ホストファミリーの中には、「It's such a joy to host such amazing students, who are helpful, happy to try new foods and experiences, and they both bring such joy into our home. We very much enjoy having them here.」と本校生のことを語ってくれた方々もいました。

現在、派遣生徒は健康に活動しているとのことです。

 

 

令和4年度短期派遣留学 出発式

令和4年度短期派遣留学生として、1・2年生20名が、

3月3日(金)から3月18日(土)までの日程で、留学します。

オーストラリアのブリスベンとシドニーへ派遣され、ブリスベンでは現地校での学習やホームステイ先のファミリーとの生活を経験します。その後シドニーへ移動し、シドニー大学での研修を行います。

出発式では、生徒一人一人が、留学での抱負を語りました。保護者の方々や教職員に見送られながら、元気に出発しました。

本校での短期派遣留学は、平成30年度のアメリカ合衆国への留学以来、4年ぶりとなります。

無事、元気に到着した旨の連絡がありました。

留学先での活動の様子も随時ご報告いたします。

 

令和4年度卒業式

 令和5年3月1日(水)穏やかな春の日差しの中、本校東体育館にて第41回卒業式が行われました。
 

 校長の式辞では、コロナ禍による制約の多い3年間だったが、自分たちができることを精一杯活動し大きな成果をあげた、とお話がありました。さらに、中国・前漢時代の経書五経の一つである礼記の中の「玉琢かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず」という言葉を取り上げ、生きるということは学び続けることであり、身の回りの出来事や他者から、常に学び続けることを忘れずにこれからの人生を歩んでいってほしいとのお話がありました。最後に、河井寛次郎(陶芸家)の「過去が咲いている今、未来の蕾(つぼみ)で一杯な今」がはなむけの言葉として紹介され、「今」を精一杯生きてほしいと言葉が送られました。

  卒業生答辞は元生徒会長 手塚貴之君が述べました。北高の多くの友人たちとのたくさんの楽しかった思い出、全力で頑張ってきた事が伝えられ、コロナ禍での高校生活の辛さや悔しさも伝えられました。そして、多くの友人、家族、先生方後輩への感謝の気持ちも伝えられました。

 卒業生は一人一人の思い出を胸に未来へと新たな一歩を踏み出す日となりました。